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Cosmic Garden - Rhythm Of Life (Hot Haus Recs:HOTSHIT044)
Cosmic Garden - Rhythm Of Life
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何だかポジティブな多幸感が伝わってくるCosmic Gardenというアーティスト名、新作はバレアリック・ハウスなムードもあり試聴して直ぐに魅了され購入。手掛けているのはイタリア人アーティストであるNicola Loporchioで、10年程前にはMinimorph名義でディープかつミニマルなテクノも手掛けていたようだが、ここ数年はCosmic Rhythmを主宰し(そのレーベルからリリースされているB.U.M.、Loss Of Gravity、Rydm Sectorsも彼のプロジェクトである)、このCosmic Gardenではシカゴ・ハウス風な安っぽいオールド・スクールなビートと多幸感のあるピアノを用いた古典的なイタロ・ハウスに取り組んでいる。本作は過去の作風よりも一層その煌めきが増しているのは、南国はバリで制作された影響もあるのかもしれないが、そのバレアリックな雰囲気はタイトル曲の"Rhythm Of Life"で顕著に示されている。透明感と爽快感のある大らかなシンセの伸びの導入から、軽やかでフラットな4つ打ちを刻み初め、そこにチャイムのような電子音のループや輝かしく優美なピアノのコード展開が入れ替わりで楽天的なムードに染める。そして高らかに希望を歌い上げるようなトランペットの響きも加われば、それは完全に夢のようなリゾート地帯が広がるバレアリックな世界観で、イタロのドリームハウスだ。"High Life"はズンズンと力強いキックが大地を打ち太さも見せるが、そこに清純でハッピーなパッドのコード展開とトリッピーなシンセが色彩豊かに装飾し、体の内側から喜々としたエレネルーが溢れ出すハウス。一方土着的なパーカッションが軽やかに弾けブレイク・ビーツにリズミカルに揺さぶられる"Infinity"や、ラフな音質のドラムマシーンのリズムにぼんやり物憂げなパッドと切ないピアノがメロウさを醸す"Mood Changes"と、ここら辺の安っぽく乾いた音質のビートはシカゴ・ハウスからの影響も匂わせる。しかしこのEPのムードはやはりバレアリックが先ず第一にあり、"Experience"にしてもゆったりと弛緩したブレイク・ビーツと綺麗に輝くようなシンセによって、何処までも果ての見えないビーチの長閑な開放感が生まれ、無駄の無いシンプルな作風から豊潤な響きが発せられている。どれも先進とは逆にオールド・スクールな響き、複雑ではなくシンプルに磨きを掛け、しかし夢のような楽園的な快適性にうっとり陶酔してしまう。



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| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | - | |
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