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D.K. - Rising EP (Antinote:atn 052)
D.K. - Rising EP
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ニュー・エイジ/アンビエント方面で注目を集めていたパリジャンのDang-Khoa ChauことD.K(45 ACP名義やSlack DJs名ではインダストリアルに接近した作風もあるが)、温かくドリーミーな世界観に包まれる牧歌的なリスニング系の作風が特徴であったものの、2019年には古巣Antinoteからダンス3部作EPのシリーズを立ち上げ、『Mystic Warrior EP』(過去レビュー)や『Riding For A Fall EP』(過去レビュー)をリリースしてきた。お得意のニュー・エイジをハウスに取り込み、更にはエスノ×トランスな拡張を見せたりと進化を遂げていたが、一端はそんな果敢な挑戦もこのシリーズ最終作となる本作で完結を迎える。前の2枚のEPでおおよそ音楽性は出来上がっていたので本作でも特に大きな変化は無いのだが、更にマッチョで肉体的なグルーヴを感じさせるEBM(エレクトロニック・ボディ・ミュージック)な雰囲気を纏っており、前述の45 ACPとの境界が埋まっていくような感さえもある。"Storm Of Steel"が特に激しく破壊的な響きをしており、金属的な打撃音と毒々しいベースラインによるインダストリアルな世界観が凶悪で、そこに鉄琴らしきミステリアスな響きと尺八風なエキゾチックな笛の音色、そしてぐしゃっとしたスネアやパーカッションも入ってきて、ニューエイジにハウスやインダストリアルと様々な要素が融合したダンス・ミュージックがユニークだ。最近の流行りでもあるレイヴも意識したようなブレイク・ビーツ調の"Code Breaker"でも、やはりシンセの謎めいたコード展開と怪しい笛のメロディー、そして生々しく土着感溢れるパーカッション使いがエキゾ性を打ち出していて、これは前作までのニューエイジ・ハウスといった趣きだ。タイトル曲である"Rising"もつんのめったリズムがダンス曲に仕上げているものの、チャカポコとした弾ける土着パーカッションや瞑想の笛の音色とアジア圏のエスノな感覚に合わせ、荘厳で神聖なコーラスが覆い尽くす事で宗教的な雰囲気を漂わせ、メランコリーな霊的ニューエイジと化している。どれも真夜中のダンスフロアに適応したダンストラックである事は前提なのだが、この土着性やエスノの感覚も交えた独特の世界観はD.K.の確立された個性と言えよう。



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| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | - | |
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