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Haedong Seoungguk - Daegeum Dosa with D.K. Remixes (Tonal Unity:TU10)
Haedong Seoungguk - Daegeum Dosa with D.K. Remixes
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欧州やアメリカの話題が多かったクラブミュージックに於いても、ここ数年は中国や韓国のクラブの話題やアーティストもメディアで紹介される機会も増え、そんな国の台頭も肌で感じる事も少なくはない。店舗ではアジア勢のレコードも目に付く機会は確実に増えているが、本作は韓国からのEP。韓国はソウルの新興レーベルであるTonal Unityはアジア圏のオーガニックな音楽がコンセプトのようで、韓国のパーカッショニストであるHaedongを中心としたプロジェクトであるHaedong Seounggukによるものだ。EPの前には人間の初期の音楽がどんなものだったのかという探求から始まり、トッケビ(朝鮮半島に伝わる精霊)がお香を吸いながらドラムや弦楽器を演奏しているというストーリーに合わせた『Dokkaebi Play』というアルバムをリリースしていたのだが、そこから2曲がシングルカットされたのが本作。"CMU118 (Daegeum Dosa)"はその曲名通りに朝鮮の管楽器であるテグムをフィーチャーしており、Haedongによるジャンベやベルを始めとした大量の民族的なパーカッションはミニマルリズムとメロディーを刻んで、そこに即興のジャズのようにテグムが訝しいメロディーを重ねて、弛緩して気の抜けた流れながらもアフリカや東南アジアといった音楽性を越境しながらオーガニックなニューエイジを鳴らしている。"BMU442 (Keyboard Dosa)"の特徴はコントラバスの響きだろうか、血の通った温かさのある生き生きとしたベースに支えられ、快活なパーカッションによるリズムといかにもニューエイジな艶のあるシンセのメロディーが引っ張っていくその様は、エキゾチック・フュージョンと呼びたくなる。オリジナルの2曲は完全にリスニング向けの曲になっているが、このニューエイジ調な世界観にダンスフロアから召喚されたのはフランスで活動するDang-Khoa ChauことD.K.だ。バレアリック/ニューエイジ方面から注目され最近はロウ・ハウスにも接近してダンス化を強める彼が、ここでは当然ニューエイジとダンスの自然な邂逅のリミックスを披露している。"Daegeum Dosa (D.K. Senza Mix)"は原曲の世界観を守りつつ4つ打ちのリズムを加えているが、カラッとした爽快なパーカッションもあって軽い疾走感があり、最近のD.K.のダンス×ニューエイジ性がよく現れている。印象的なのは"Daegeum Dosa (D.K. Huru Mix)"で、弾けたようなダビーな音響のパーカッションを加える事により、原曲以上に野蛮なトライバル性を増して脈打つグルーヴを奏でて、何かに取り憑かれたように祭事の魔術的な雰囲気に染め上げている。何かの宗教か信仰か、我を忘れて踊り狂うような魅惑的な土着グルーヴは、ダンスフロアでも違和感の無い出来栄えだ。尚、何故かAmazonではリミックスのみの販売で、原曲が販売されていないのはあしからず。



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| HOUSE14 | 19:00 | comments(0) | - | |
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