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Edward - Underwater Jams (DFA:DFA2618)
Edward - Underwater Jams
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古くはWhiteの主力アーティストとして、その後はGieglingでもレーベルを代表する繊細な音響美を追求するディープ・ハウスの音楽性で注目を集め続けるEdwardが、2019年には意外にもニューヨークのパンキッシュなダンスレーベルであるDFAからEPをリリースしている。正直言ってしまうとDFAの音楽性との関連性は殆ど感じられず、実際にこのEPにおいても繊細な音響を大切にしたEdward節というか、2017年のEP『Giigoog』(過去レビュー)の路線を踏襲してポリリズム感のある土着ミニマル・ハウスで緻密な構成を組み上げ、ダンストラックとしての機能性を得ながらも非常にアーティスティックな作風を披露している。どちらもパーカッショニストのGeronimo Dehlerをフィーチャーする事でいつもより即興的なライブ感が活きているが、"The Lagoon"は揺蕩うような緩いグルーヴが流れる上にカラッと乾いたパーカッションが大地の芳香を漂わせており、そこにモジュラーシンセや奇妙な電子音を配しながら自由気ままに旅するかのように展開する。定形の無い電子音の使い方はジャーマン・プログレかニューエイジかのようにエクスペリメンタルな要素を含んで、勢いではなく雰囲気によってトリップ感を生み出していて、得も言われぬ酩酊感が11分にも渡って持続する。15分にも及ぶ"Mental Dive"は勢いのあるダンストラックになっており、同様にアフリカンで土着的なパーカッションがライブ感溢れるグルーヴを刻みつつ不気味なうめき声がより怪しさを増長し、中盤には怒涛のアフロ・トライバルなパーカッション乱れ打ちな時間帯もあって、終始生々しく胎動するリズムに引っ張られるこの曲は深い密林奥地の儀式のようだ。どちらも不規則なパーカッションが非常に印象的な響きとなって曲と特徴付けており、Edwardの曲の中では異色作ではあるものの、個性が尖りながらもフロアに直結した作風でDJ仕様として抜群であろう。



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| HOUSE14 | 18:30 | comments(0) | - | |
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