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I:Cube - Live At The Planetarium (Versatile:VERCD016)
I:Cube-Live At The Planetarium
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昨年12月から日本科学未来館で公開されているプラネタリウムでは、Rei Harakamiが提供した音楽が流されているそうです。テクノとプラネタリウムの相性は良いのか、フランスでも2005年6月にプラネタリム鑑賞会においてテクノのライブ演奏が行われていました。フランスにおけるハウスシーンの重鎮Chateau Flightの片割れであるI:Cubeは、そのプラネタリウムの為に完全新曲となる55分のコズミックジャーニーを創り上げたのでした。Chateau Flightと言えばフレンチハウスの雄ながらもデトロイトテクノから強く影響を受け、フランスのモダンな優雅さとロマンチックなデトロイトの空気を見事に調和させたユニットでもあります。ただ今までは少々遊び心に溢れていたりユーモアを先行させる面もありましたが、このサウンドトラックではコズミックでデトロイトの未来への希望を匂わせる面を前面に出しています。今までのカッティングエッジに富んだ音楽から、一気に懐古的な音楽にまで後戻りしてしまった彼の思いがいかなるものかは想像出来ませんが、デトロイトテクノ好きな僕にはそれはもはやどうでも良い事です。この作品は元々全体の流れを通して聴く物である為曲毎にタイトルはつけられておらず、よりイマジネーションが働く作品となっております。耳を傾けている内に徐々に暗闇が広がっていき、無限の宇宙には星や惑星が浮かび上がり、長い長い永遠の旅に引きずり込まれていきます。心地は良いけれど快楽的なアンビエントではないし、チルアウトでもない。この感覚はどろどろと強烈な思考が渦巻く、70年代のジャーマンプログレッシブロックのコズミック感覚に近いものがあります。部屋を真っ暗にし想像力をかき立て、内なるインナーシティーにダイブして欲しいと思います。

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