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Jeff Mills - One Man Spaceship (Axis:AXCD-003)
Jeff Mills-One Man Spaceship
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前作「Contact Special」(過去レビュー)から一年、Jeff Millsの新たなる冒険「One Man Spaceship」が発進。当然この時期恒例のWOMBでのウィークリィーレジデンシィーも開催され、「Time Sensitive」「Contact Special」から続く長い長い旅が継続している事を思い出させる。とまあテクノと言う音楽の割りにはJeffは妙に知性的で、必ずと言ってよい程発表する音楽に意味合いを込める。今作のコンセプトは「壁を打ち破る方法論」、「未知の分野への挑戦の際の孤独感」。つまりはいつまでたってもJeffは進化を続け、冒険を繰り返しているのだ(詳細についてはCISCOの特別ページをどうぞ)。

僕は正直、近年のJeffには少なからず動揺なり困惑の念を感じていた。つまりは元々はハードでファンキーな踊れるテクノを創っていた彼が、じっくりと聴かせるディープ目のテクノばかりを創るようになってしまったからだ。過激で狂わんばかりまでのエネルギーでシーンを打破してきたJeffからすると、近年のJeffの作品は余りにもおとなしすぎたのだ。しかし今作の様な作品を何度もリリースし今になって思った事は、考えさせる音楽に依ってまたシーンに変化をもたらそうとしているのだなと。表だったエネルギーは確かに大きくはないかもしれないが、音から感じるイマジネーションは徐々に大きくなりつつある。周りがJeffを模倣する事により、Jeffは別の視点から進化すると言う方法を変えただけの事で、目的は変わっていないのだろう。今作は孤独感の中にも非常に美しい前向きな気持ちが込められていて、深く広大な宇宙の世界を突破していくパワーに溢れている。ディープテクノ路線に関してしっくりこなかった僕にも、今作にしてようやく馴染めてきたと感じられる。WOMBでの最終週の6ターンテーブルセットによって、Jeff Millsの果てしない宇宙が全貌を表すのが待ち遠しい。

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