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Reagenz [Limited Edition] (Spiral Records:WQAW-1007)
Reagenz
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昨日に引き続き今日も「Electric Soul Classics」の第二弾の紹介です。ところでこの再発シリーズは実に素晴らしい事なんですが、僕は殆どの作品のオリジナルリリースを所持しています。でもこのReagenzに関しては所持していない所か、名前さえも知りませんでした。色々調べてみるとReagenzとはSpacetime Continuum名義で活躍していたJonah Sharpと、David Moufangと言うアーティストのコラボレートとの事。Spacetime Continuumに関してはデトロイトテクノとも並べて語られる音楽性を持っていて、一方David MoufangはPete Namlook等とも共作した事があるアンビエント系のアーティストだそうです。と言う事はその二人の音楽性が融合したReagenzは、当然素晴らしい音楽性を持っていたのです(再発される位だから当たり前か…)。その内容はと言うと掻い摘んで言うならば、初期The Black Dogなどに代表されるWARPのArtificial Intelligence系のピュアなテクノでしょうか。この作品がリリースされたのは1994年と言う事なので、正にAIシリーズ直後だった頃でありまして、時代の空気を身に纏った最先端のテクノだったのですね。そう言ってしまえばただの流行の音楽だったと思われる恐れもありますが、本作は今聴いてもなおテクノの奥深さと未来への期待を秘める素晴らしいアンビエントテクノだと断言出来ます。ブレイクビーツ系の多彩で繊細なリズムと、アナログ機材の滑らかで透き通るウワモノ、そして儚くもあり感傷的なメロディー、これらがある一種のインナートリップを誘発し、想像を喚起させ思考を張り巡らせます。しかし決してそれは心の中に閉じこもる作用として働くのではなく、心を解放しイメージを膨らませる事に成功するのでした。本作が再発されるなんて本当に素晴らしく思うし、感謝の気持ちで一杯になりました。

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| TECHNO4 | 22:30 | comments(4) | trackbacks(0) | |
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コメント
全く知らない人だったので、素性が知りたいと思っていました!マチュさんのレビューを読む限りでは、その音楽性は私好みかも。今回はIan O'Brienだけにしとこうかと思いましたが、どうもコレも買いのようです。
Aril Brikha待ち遠しいですね〜。タンテの無い私はようやくMyspace通いから開放されそうですw
| subnaru | 2007/04/07 12:22 AM |
>subnaruさん
僕もこれは未聴でしたが、想像以上に良かったです。
やっぱり90年代前半のテクノは良作が多いですね。

アリルブリッカはアルバム何年ぶりでしょ?
みんな待ったましたよね
| マチュ | 2007/04/07 11:10 PM |
reagenz出ましたね。

このsourceというレーベルは良作が多くて、今作は中でも僕のお気に入りだったので再発は嬉しい限りです。
(実はミクシーであまり盛り上がらないコミュニティも作ってますが・・・)

蛇足ですが新しい?OnsaのレーベルからJan Jelinekの別名義Grammのアルバムも再発されたのでそっちも良いですよ。

ぜんぜん知ってたらごめんなさい。
| taken | 2007/04/10 9:53 PM |
>takenさん
オリジナル持っているんですね、凄いです。

Gramm名義は聴いた事なくて試聴してみましたが、初期Jan Jelinekの雰囲気に近いのでなかなか気に入りました。
機会があれば購入してみようと思います。
| マチュ | 2007/04/11 9:00 PM |
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