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DJ 3000 - Blood And Honey (Underground Gallery Productions:UGCD-MT002)
DJ 3000-Blood And Honey
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去年の1stアルバムから一年、Underground Resistanceの一員であるFrank JuncajことDJ 3000の新作が早くも登場です。近年のデトロイトアーティスト勢の動きと言うのは90年代に比べると驚く程活発で、URらベテランの地道な活動がようやく実ってきたのかなと感じます。DJ 3000もそう言った開拓者に影響を受けて音楽活動をしてるのでしょうが、彼自身のオリジナリティーもしっかり出て来ていてURの後ろ盾が無くても安心出来るアーティストの一人です。URと言えばエレクトロもしくはフュージョンハウスが一般的な認知だと思いますが、この人はエレクトロもやりつつパーカッションの効いたエキゾチック、つまりは異国情緒の漂う音が特徴です。それはDJ 3000がアルバニア系の移民である事も当然関係しているはずで、デトロイトを語る際に使われる希望とか夢とか以上に望郷の念が強く感じられます。僕は東京生まれで東京育ちなので故郷なんて場所はないけれど、彼の音楽を聴いているとなんとなくだけれども懐かしさを共感出来るんじゃないかな。特にストリングスの効いた"Gjeoshaj 1862"、"Subotica Night"、"Lost Generation"なんかはロマンティック溢れる旋律が聞こえ、みんながURに期待している音がここにあります。かと思えば他の曲ではトライバル一直線にどこまでも土臭いパーカッションが鳴らされ、こちらの方はRed Planetの作風なんかも頭に浮かんできました。ただ驚く程音が乾燥していて、湿度を全く感じずむさ苦しくないのも特徴です。全体的に前作に比べるとかなりアルバムとしてまとまりが感じられて、充分な成長を窺えます。こうやってデトロイト新世代が育っていくのは、本当に嬉しい気持ちになれますね。

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