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Gigi Masin - KITE (ASTROLLAGE:ASGE-13)
Gigi Masin - KITE
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ここ数年のニューエイジ/アンビエント隆盛の中で一躍時の人となったイタリア人アーティストのGigi Masin。一時は音楽活動自体から遠ざかっていたのも嘘かのように、過去の埋もれた名作のリイシューによる再評価を機に、今では積極的に新しい音源も制作するようになる等、齢60を越えながらも単に過去の掘り返しどころか今も尚前進を続ける現在形のアーティストだ。そんな彼が2018年2月にBandcampでリリースした作品が本作で、本人の説明では近年制作された「夢や愛について語るために書いた曲」を集めたプライベートな作品だそうだ。発表から半年を得て今回日本では幸いな事にCD化もされており、Masinの現在の音楽性を知る良い手掛かりとなるのは間違いない。さて、ここではバレアリック性の高い電子音を打ち出した曲もあれば、内向的で悲哀の感じられる如何にもMasin的なクラシック寄りの有機的な曲もあり、そう言えば昨年の初来日では「balearic state」と「piano concert」とコンセプトを変えて2回ライブを行った内容がここにも反映されている。"Kite"はその前者で披露された曲で、静謐で物悲しいピアノの旋律に加えて正にバレアリックな雰囲気全開のディレイの効いた輝くような電子音が地平の広がりを感じさせ、殆どループの単純な構成の面から考えるともしリズムが入っていればテクノになっていてもおかしくないような曲だ。続く"Aphrodite's Eyes"は1分半の短い曲だが、喜びに心沸き踊るピアノの旋律だけで構成されたMasinのピアニストとしての感性が表現されている。そして同様にピアノを用いながらも音の隙間を活かして静寂の美を際立たせる"Closer"は、ECMの世界観とも共通している。また9分越えの大作である"Irish Dove"はバレアリック性とオーガニック性が共存する曲で、さざ波のような電子音のリフレインの中から伸びやかなシンセストリングスが現れ、そして点描のようにポツポツと絵を描いていくようなピアノの旋律も加わり、この世とは思えないおとぎの国の中を彷徨う夢のひとときへと誘われる。電子音系とオーガニック系の曲が混在している事からアルバムを目的として制作されたと言うよりは、気ままに作った曲を一つのアルバムに纏めたように思われるが、それでも静けさや間が強調された静謐な美しさやメランコリーはMasinの音以外の何物でもなく、心に沁みるエモーショナル性に泣けてしまう。尚、CD盤にはコンサートでMasinの前座を務めたharuka nakamuraによる"Irish Dove_haruka nakamura Remix"も収録されており、こちらも要注目だ。



Check Gigi Masin
| ETC4 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tom Flynn - AW18 Collection (Planet E:PLE65393-6)
Tom Flynn - AW18 Collection
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もはやデトロイト・テクノ/ハウスという言葉だけでは括れない程に初期の頃から変化はしているものの、しかし今も尚積極的な活動を続けるデトロイトの古参レーベルであるPlanet E。特に主宰者がDJ業に勤しんでいる為か彼のオリジナル新作は滅多にリリースされないものの、デトロイトやまたはその外の世界からも優秀なるアーティストの作品をリリースする事でレーベルに多様性をもたらしながら、停滞する事なく活動を続けられているのだろう。レーベルの新作はまたしてもデトロイト外、UKはバーミンガムからのTom Flynnによるもので、2010年頃からStrictly RhythmやHypercolourを含む様々なレーベルから作品を量産するようにリリースしており、それはテクノ〜ディープ・ハウス〜エレクトロと多岐へと渡っていて音楽性の広さもあるようだ。そしてPlanet Eからの本作、ここでは官能的で大人びたディープ・ハウスを披露しており、いわゆるデトロイト的ではないものの美しく花弁が開くような叙情性はエモーショナルという点で共通項はあるだろう。"Packard"では淡々と4つ打ちのハウスのリズムを刻む中で、闇夜の中で黒光りするような繊細ながらも艷やかなピアノが妖艶に鳴っており、そこに時折ミステリアスなボーカル・サンプルのループが繰り返されたりするも、基本的に大きな展開は無くジャズ影響下のピアノが官能的な世界を作り上げている。同様のスタイルを踏襲する"Anna"も色っぽくムーディーなピアノが闇の奥で鳴っているようで、そこに女性の呟きを被せながらしっとりメランコリーな空気で満たしているが、若干パーカッシヴで鋭いリズムによって切れがあるハウス・トラックになっている。残りの"Marx"は前述の曲らと似たような官能性はあるのだが、曲調自体はよりヒプノティックな電子音が色々と現れて酩酊感を誘うヨーロッパのモダンな、例えばIsolee辺りの奇妙なエレクトロニックな鳴りのするハウスに接近している。一体どれがFlynnの主となる音楽性なのかまだ掴む事は出来ないが、ここではそのしとやかな官能性が十分に発揮されており、真夜中にもばっちりとはまるだろう。



Check Tom Flynn
| HOUSE13 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
ピコピコポン
ピコピコポン1

最近はラーメン二郎/インスパイアの新規開拓が停滞しているのも、新しく出店する場所がもはや交通の便の良い所が減ってきているのも原因の一つで、逆にそれだけインスパイア店も都内に飽和というか充実しているとも言える。そんな中で一際注目を集める新規インスパイアが、西早稲田のピコピコポン。ふざけたような名前のその店は、しかしインスパイア系最高峰の評価を得ている豚星。で働いていた人が開店させたそうで、それならば注目を集めるのも必然だろう。地下鉄ならば西早稲田駅が最寄りだが、JR高田馬場駅からでも徒歩10分もかからないので立地はそう悪くもない。今回はラーメン(780円)で、無料トッピングはニンニクヤサイアブラで注文。

やる夫1

そんな風に考えていた時期が俺にもありました
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| FOOD,TRAVEL,HOT SPRING,ETC3 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Paolo Di Nicolantonio - Close To Me EP (Craigie Knowes:CKNOWEP9)
Paolo Di Nicolantonio - Close To Me EP
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リリース元のレーベルもアーティストについても全く知らなかったものの、色々と試聴している内に一聴して魅了されて購入した本作。グラスゴーの新しいレーベルであるCraigie Knowesからイタリア人のPaolo Di Nicolantonioによるもので、YoutubeではSynthManiaなるチャンネルを主宰しており、特にシンセサイザーやキーボードのマニアとして様々な電子楽器を紹介している。また元々90年代から音楽家としも活動はしていたようだが、本作がEPとしては初のリリースになるようだ。"Pyramid"はいきなりシンセのシンセらしい音色を発揮したバレアリックな曲で、ビート無しながらも光沢感を伴うゴージャスなシンセをメロディアスに展開して甘ったるいドリーミーな世界に即座に引き込み、イタロ・ディスコからリズムを抜いたらこんな曲になるのだろう。そしてお待ちかねビートも入ったダンス曲の"Close To Me"では、綺麗めの伸びやかなシンセストリングスで優雅なメロディーを配し、少々エグみもあるシンセベースがイタロな雰囲気を醸し、そこに安定感あるリズムマシンの4つ打ちと抜けの良いパーカッションを被せてずんずんと意気揚々と闊歩するようなバレアリック/イタロ・ディスコを聞かせる。シンセの音色の魅力を伝えるべく常に電子音が鳴っていているものの決してしつこくなり過ぎてはなく、青空を喚起させるような爽快なシンセの音色は野外パーティーにもはまる外向的なバレアリックで、8分という長さも全く長尺に感じさせない程の白昼夢だ。それをリミックスしたのはデトロイト・テクノ寄りでメロディアスな作風を得意とするJohn Shimaで、繊細で生っぽい響きのつまらせたリズムで変化を持たせ、シンセの音色はどちらかというと内向的で落ち着きを持たせて何だか90年代のAIテクノや初期のデトロイト・テクノへと接近した作風になった"Close To Me (John Shima Remix)"。元の太陽の光に照らされたような陽気な雰囲気に比べると、レトロ・フューチャーな懐かしく未来的なSFの世界をイメージさせる点で想像力を掻き立てる作風だ。原曲もリミックスも各々のアーティストの個性がしっかりと反映されているが、どちらもやはりメロディーに重きを置いている点が共通している。是非ともDJ向けのEPではなく、アルバムもと期待したくなる作品だ。



Check Paolo Di Nicolantonio
| HOUSE13 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2018/10/13 Chez Damier Japan Tour @ Contact
シカゴ・ハウスのディープ方面の伝説的レーベルであるPrescription、それを運営していたのが一人は今もなお積極的に制作/DJを行うRon Trent、そしてもう一人がChez Damierだ。前者に比べると一時期はシーンから遠ざかっていた時期もありDJとしてもそれ程活動的ではないためやや忘れ去られていた時期もあったが、近年のヨーロッパのミニマル隆盛に合わせたように再浮上し、シカゴ・ハウス発ながらもミニマルの機能性も持ち合わせたそのハウス・ミュージックは現在形で発展している。来日は非常に少なく今回は5年ぶりと貴重な機会になるが、そこに合わせて日本からはシカゴ・ハウスならば何はともあれRemi、そして様々なスタイルを持ちながらもハウス・ミュージック愛も強いCMTなど、強力な布陣を構えてのパーティーは間違い無しだ。
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| EVENT REPORT6 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |