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Conforce - Autonomous (Delsin:124DSR)
Conforce - Autonomous
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2017年10月頃のリリースから既に2年経過してしまったものの、Boris BunnikことConforceの5枚目となるアルバムは電子音響テクノを好むリスナーにとっては注目すべき内容なので、今更ながら紹介したい。Conforceのデビューアルバムこそデトロイト・テクノの多大なる影響が現れたエモーショナルかつインテリジェンスなテクノだったが、それ以降BunnikはSevernayaやSilent HarbourにVersalifeを含む多くの名義を用いてアンビエントやディープ・テクノにエレクトロやダブの要素まで多岐に渡る音楽性を披露し、溢れんばかりの才能を開花させていた。このConforce名義も作品を重ねる毎に徐々に直接的なデトロイト・テクノの影響を薄めながら、ダブのディープな音響やIDMのインテリジェンス性を強めて、フロアに即しながらもエクスペリメンタルな感覚のあるテクノへと傾倒してきている。そして本作、その路線は大きく変わらないが深海の様な深遠なる暗さと複雑奇怪なリズムを獲得しているが、言うなればDrexciyanやAutechreの音楽性も咀嚼したモダン・テクノと呼んでも差し支えないだろう。冒頭の"Tidal Gateway"からして霞んでダビーなノイズ風の音響に変則リズムが絡み、金属的なパーカッションや電子音が飛び交う荒廃したダークなテクノは、闇が支配するディープな深海を潜っているようだ。つんのめったタムのリズムで始まる"Fauna Of Estuaries"は、隙間のある空間内に反射するベルのような音と微細ながらもインダストリアルな音響を張り巡らせ、グルーヴは走りながらも終始凍てついた世界観が続く。そしてパルス風の連続しながら膨張するような電子音がループし、切れ味のある鋭いハイハットの連打や薄く張り巡らされたドローンに覆われる"Inland Current"は、緊張感の中で今にも大きく躍動しそうな感覚もあり、アンビエント的でありながらも闇が支配する激昂するフロアで浴びたくなる。勿論"Harnessed Life In Programmed Form"や"Meuse-Plain"に見られる4つ打ちのかちっとしたリズムを軸に、深いダブの音響やトリッピーな電子音を用いて重厚感を打ち出したダンストラックも無いわけではないが、"Autonomously Surpassed"の90年代のインテリジェンス・テクノに触発された繊細で変則的なリズムとSFの未来的な響きを聞かせるテクノこそ、Conforceの多彩なアーティスト性がより反映されているように思う。直球4つ打ちのテクノは少なく一見フロア向けではないエクスペリメンタルな印象もあるが、しかし真っ暗闇のフロアで肉体を震撼させるであろう痺れるディープな音響テクノは、Bunnikの多様な音楽性が一つになり今完成形を見せている。



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| TECHNO14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Hnny - 2014.12.31 (Omena:OM027)
Hnny - 2014.12.31
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2014年設立の新世代で頭角を現すスウェーデンはストックホルムのOmenaは、ディープ・ハウスからダウンテンポにニュー・ディスコやトライバルと多様な要素をクロスオーヴァーし、これからを期待させる多種多様なアーティストを擁している。同郷のJohan CederbergことHnnyはそのレーベルの主力アーティストの一人であり、レーベルの特にダンスの枠を越えた方面の音楽性を担っている。Hnny自身は過去にLocal TalkやLet's Play HouseにStudio Barnhus等からモダンなエレクトロニック・ハウスやディスコ・サンプリングなハウスといったダンスフロアを意識した曲をリリースしているが、その一方でOmenaからはリスニングへと傾倒したダウンテンポやアンビエントな作風で多彩なアーティスト性を発揮しており、本作はOmenaからということもありその後者の音楽性を披露している。タイトルは自らのキャリアのターニングポイントとなった日だそうで、また各曲名は世界各地の地名を現しており、これらは彼にとっての旅の表現なのだろうか。飛行場内の雑踏のフィールド・レコーディング風で空港を表現したような23秒のインタールード的な"Arlanda"で始まり、オルゴール風の可愛らしいメロディーと生っぽいジャジー・リズムによりエレクトロニカ風の"Dolores Park"、落ち着いたハウス・ビートと共に素朴な鍵盤音に優しく癒やされる"Frankfurt"と、しっとりと繊細なメランコリーが通底している。"Dublin"ではビートレスな構成に愛くるしいメロディーの鍵盤ワークでアンビエント性を披露し、"Rue De Bagnolet"でヒスノイズ混じりのアンビエント×エレクトロニカを、そして最後の"Hemma"ではドリーミーなダウンテンポによって旅の終着点となる家(Hemmaはスウェーデン語でHome)へと帰着したのだろうか。各曲は短く全体で15分と随分コンパクトな作品だが、逆にそのおかげで全体を通して一つの流れとなるような正に感覚があり、Hnnyらしい繊細でメランコリーなサウンド・スケープを体験出来るだろう。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ3 | 11:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Idjut Boys - By The Way.. You Idjut (OCTAVE-LAB:OTLCD5550)
Idjut Boys - By The Way.. You Idjut
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ディスコ・ダブの先駆者であり今も尚開拓を続けるDan Tyler & Conrad McDonnellによるIdjut Boysは、ディスコ・ミュージック等への深い愛情と造詣を元に、そこにハウスやサイケ・ロックにダブといった音楽の要素を持ち込み、更にダブ処理を加えた音楽によって新しいダンス・ミュージックを生み出したのが90年代前半の話。当然オリジナル作品のみならずディスコのリエディット作品やDJに対する評価も高いのは言うまでもないが、そんな彼等だからこそこのSalsoul Records音源縛りのMIXCDを制作したのも自然の流れと言うべきだろうか。1974年に設立されたニューヨークのSalsoulは文字通りサルサとソウルをかけ合わせたようなファンクやディスコを手掛け数々の名作を生み出し、その後はかのLarry LevanらのDJが積極的にプレイした事により、現在でもハウス系のパーティーではよくプレイされる定番レーベルの一つとなる程に強い影響力を持つ。そんなレーベルの音源の幾つかをIdjut Boysがエディットし、そして膨大な名作が存在するレーベルから音源を選び、更にリアルタイムでいじりながらミックスをするのだから興味が湧かないわけもないだろう。ライナーノーツに依れば「数多くのお気に入りの曲を敢えて入れなかった」と述べているが、"Let No Man Put Asunder"や"Ten Percent"に"My Love Is Free"といった人気曲は確かに用いられていない。であれば地味な作品なのかという疑問もあるが、やはりそこはIdjut Boysのセンスのなせる業で、幕開けから"You're Just The Right Size"と"Ooh I Love It (Love Break)"をマッシュアップしダブ処理を加えて、紫煙が揺らめくサイケデリックな演出を行いつつ、そこに奇妙な電子音が鳴りつつゴージャスなオーケストラやベースがファンキーにうねる熱量高いディスコの"Into The Milky Way"を繋ぎ、序盤からディスコのソウルフルな感情性や煌めくサウンドが発揮されている。"High"にしても強烈なダブ処理による快楽性にずっしりとした重い低音が力強いグルーヴを生み、また"(You've Got) That Something"ではエモーショナルなコーラスワークと凛としたピアノの響きに魅了されるソウルフルなディスコを聞かせ、"Be Mine Tonight"では光を放つようなシンセを前面に出したシンセ・ファンクで都会的な綺羅びやかさを体験させるなど、一言でディスコと言っても様々な表現があるのだ。ディスコの魅力を損なう事なくIdjut Boysが手を加える事でオリジナル以上の強いグルーヴを得て、そしてゴージャスな派手派手しい響きや美しいオーケストラ、汗が吹き出る熱いギターやベースのファンキーな鳴り、乱れ打つパーカッションやけたたましいドラミングといった要素を含むディスコが、感情性豊かに陽気でハッピーな世界観を作り出している。知名度のある名曲を集めただけのMIXCDとは一線を画しながらも、しかし例えばディスコに知識の無い人にとっても心躍らせるであろうディスコとディスコ・ダブの魅力がふんだんに詰まったDJプレイで、ディスコ好きな人にとっては勿論そうでない入門者にとってもお薦めな一枚だ。

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| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2019/9/13 Slo Mo Before Midnight @ Debris
大型のクラブは減る一方で、都内各所に点在するように小さなクラブ/バーが生まれ、過去とは異なる形態で発展する都内のクラブシーン。2018年8月に代官山にオープンしたDebrisもそのように小型なバー兼イベントスペースというスタイルで、真夜中から朝までではなく夕方から終電までの時間帯で営業をしている。今回初訪問で訪れたパーティーはDJ Yogurtによる『Slo Mo Before Midnight』で、BPM110以下であれば何でもプレイするのはOKというパーティーで、ゲストにはBlack ForestのDJ Kuriを迎えて一体普段とは異なるどんな音楽性を披露するのかという興味もあり、初めての場所という事も合わせて期待に胸が高鳴る。
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| EVENT REPORT7 | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fouk - Truffles EP (Heist:HEIST037)
Fouk - Truffles EP
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Detroit Swindleが主宰するHeistはブラック・フィーリング溢れるディスコ〜ビートダウン系を得意とするディープ・ハウスのレーベルでは頭一つ抜けており、事実これからを担う強力な新世代を多く抱えて素晴らしいハウス作品を多くリリースしている。Foukもそんなレーベルにおいて台頭する期待のアーティストだが、個別にも活動するDaniel LesemanとHans Peeman a.k.a. Junktionがタッグを組んだこのユニットは、HeistだけではなくRazor N Tape ReserveやHouse Of Disco等からもディスコやファンクを咀嚼したライブ感溢れるハウスを手掛けて注目すべき存在だ。タイトル曲の"Truffles"からしてパワフルさとエレガンスが共存しており、序盤こそからっとしたパーカッションが爽やかに響き太い低音が効いたビート重視のハウスかと思いきや、中盤からはレイヴ風なピアノコードが派手に展開し煌めくシンセソロが鮮やかに彩りながら、ファンキーさ爆発の黒いハウスとなる。"I'll Be Down"はややテンションを落としてざっくりラフなビート感に、耽美な鍵盤のコードやエモーショナルなシンセのメロディーを合わせ、ソウルフルな歌も入ってくるとぐっと感情性を増して艶めく。ジャジー・グルーヴな"Need My Space"では色っぽく官能的なエレピやシンセがムードを作り、艶めかしいベースラインの動きもあってしっとりとアダルトな夜の帳が下りてきて、生っぽく温かみのあるディープ・ハウスはFoukの真骨頂だろう。またヒップ・ホップから始まりディスコやハウスにまで長けたHugo LXがリミックスを行った"I'll Be Down (Hugo LX Meteor Mix)"も秀逸で、ややビート感を滑らかに均してフラットな心地好さを作りつつ、原曲よりも更にしっとり情緒的なエレピや咽び泣くようなトランペット風のメロディーも追加して、色っぽく仕上げたリミックスは上品な官能性に溢れたディープ・ハウスだ。パーティーに於けるピークタイムにも合う曲もあれば、早い時間帯の落ち着いた雰囲気の中でも、または朝方の微睡みにはまる曲まで、それぞれにシチュエーションに適合しながらモダンなハウスとして流石の内容だ。



Check Fouk
| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |