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Blak Punk Soundsystem - Red Cloud (Future Vision World:FVW005)
Blak Punk Soundsystem - Red Cloud
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レーベルとしてFuture Visionを主宰しつつ MusicandPowerやElectric Blueなるシリーズも立ち上げて、毎月のように新作をリリースする脅威の量産体制に入っているシカゴ・ハウスの大ベテランであるRon Trent。そのリリースのペースに追い付けず、また量産体制が故に曲毎の目立った特徴もやや失われた感もある状況で、悔しいながらも購入せずにスルー事も少なくない、しかし本作はそんな中でも試聴して耳に留まった作品で、前述のレーベルから更に派生したFuture Vision WorldからのリリースはBlak Punk Soundsystemなるアーティスト名は聞き慣れないものの、実はRonの変名プロジェクトだそうだ。だからと言って各レーベル、各名義毎に一体音楽的な差異がどうあるのかというのは聞く側からは判断は及ばず、実際に"Red Cloud"に関して言えばこれは完全にRonの音である事は明白だ。水飛沫が弾けるような疾走する4つ打ち、そこにコンガらしき細かいパーカッションの土着的な乱れ打ち、控えめに用いられた煌めきのある延びるピアノ、そして空へと消えていくディレイの効いた呟き、9分にも及ぶ大作ながらも大きな展開はなく常に爽快感を帯びて駆け抜けていく。優美で華麗なRonらしい響きがありいつもの作風から大きく外れてはいないが、しかし感情の起伏が抑制されて淡々とグルーヴを刻む事に徹した風合いが本作の特徴か。しかしお勧めなのは"BPS Dub"の方で、ダウンテンポで柔らかなダブ・グルーヴに薄く淡く夢心地なパッドが被さっていき、甘い吐息にも似た呟きや霧の中でこだまするようなギターディレイなどが、未知なる世界が広がる神秘の場所へと連れていくディープ・アンビエント・ハウス。幾重にも反射するパーカッションの響きや微睡みを誘うぼんやりとしたパッドが広い広い空間演出に繋がり、当てもなく幻想の中を彷徨う雰囲気は踊り狂ったパーティー最後の朝方に訪れる癒やしの時間帯。近年はジャジーやアフロにフュージョンを持ち味にアッパーなハウス中心ではあったが、このメディテーション的な作風もRonの個性の一つであり、かの名曲"Morning Factory"を思い起こさせる。



Check "Ron Trent"
| HOUSE12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
麺でる 戸越公園店
麺でる 戸越公園店1

ラーメン二郎という本流から枝分かれし各所に広がるインスパイア系、その中でも着々と店舗を増やしているのが麺でるだ。以前に田園調布本店に伺ったものの本家にも負けないボリュームとコスパを誇っており、今回は戸越公園駅にもあると言う情報を嗅ぎ付け早速訪問してきた。丁度昼頃行ったせいか10席弱あるカウンターは殆ど埋まっており、どうやらなかなかの人気店にも伺える。田園調布本店では同料金で麺の量は選べたのだが、こちらは基本は250グラムのようだ。今回は子豚(750円)で、無料トッピングはヤサイマシマシニンニクアブラ魚粉で注文。

やる夫1

そんな風に考えていた時期が俺にもありました
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| FOOD,TRAVEL,HOT SPRING,ETC3 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2017/11/11 DJ Kabuto Presents LAIR 10th anniversary @ Grassroots
先週は高円寺Grassrootsの20周年記念パーティーが続いたが、今週末はKabutoがその場所で続けているレギュラーパーティーであるLairの10周年記念パーティーだ。当方が初めてLairに遊びに行ったのは2013年、そこでKabutoの無骨ながらもエモーショナルなハウス・グルーヴに魅了され、それからLairやそれ以外にも彼が出演するパーティーには度々訪れている。元Future Terrorのメンバーであり一時期はCabaretのレジデントにも加わるなどの変遷を経て、現在はLair以外にも新たにDaze Of Phazeを立ち上げて古き時代に埋もれてしまったテクノやハウスにエレクトロへの再発見をするような活動を行っており、生粋のDJとして在り続けている。そしてLairのアニバーサリーはやはり特別で、Kabutoだけがオープン〜ラストでプレイするその場こそKabutoの魅力を100%体験出来る夜なのだ。
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| EVENT REPORT6 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Stump Valley - 森林 (Dopeness Galore:DG 15 001)
Stump Valley - 森林
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イタリアの若手アーティストであるStump Valley、2014年にデビューを果たしNo 'Label'やOff Minor RecordingsにUzuriといったレーベルからジャズやアンビエントの要素を取り込んだディープ・ハウスを手掛けており、特にロウで生っぽい質感が艶めかしい作風に繋がっている。音楽的な注目は集めつつも、しかし二人組のユニットであるという事以外は余り情報がなく、そのミステリアスな存在感が故に余計に興味を抱かせる。新作はオランダのDopeness Galoreからで同レーベルにはAndrax Foxも並んでおり、牧歌的な雰囲気での共通点は良い方向に働くだろう。タイトルは漢字で『森林』と名付けられているが何でも「禅」の精神をコンセプトにしているそうで、それが本作の享楽とは真逆の侘び寂び的な作風に繋がっているのだろう。レトロな響きのあるシンセが可愛くも切ないメロディーを奏でてのんびり闊歩するようなディスコ調なハウスの"Monkey Flutes"は、そのスローなビートもあってゆっくりと肌に染みるような哀愁に胸が締め付けられる。笛の音が牧歌的に用いられニューエイジらしい"Interlude"を挟み、ロウで乾いたキックやパーカッションによって質素な雰囲気を作りつつ朗らかで透明感あるシンセサウンドに微睡む"Tales Of Heike"は前述のAndrax Foxにも通じるものがある。力強いスラップベースとコズミックなシンセによるシンセ・ファック調の"Pagoda Forest"は古き良き時代のディスコの懐かしさを感じさせ、静謐さのある美しいシンセが官能的な"Black Sun (Above Japan)"は比較的ディープ・ハウス寄りの作風だがレトロな味わいもあり、そして最後はインダストリアルとダブの荒廃した音響による"Tokio Robot Rise (Mtrpls Shibuya Mix)"でガラッと不吉な空気へと変容する。基本的にはリラックスした感覚が続いて、真夜中のダンスフロアではなく都会の喧騒から離れた長閑な田園が広がる牧歌的な世界観、それはバレアリック的でもありアンビエント的でもあり心に安らぎをもたらす一枚だ。



Check "Stump Valley"
| HOUSE12 | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Dices - Internal Ambience EP (Pandora:PAN 003)
Dices - Internal Ambience EP
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ドイツからロシアや日本のディープ・ハウスをも掬い上げるRough House Rosieは、アブストラクトな音像や瞑想を誘発するアンビエント性を伴った特色を持った個性的なレーベルだが、そこから派生した姉妹レーベルであるPandoraは更にアンビエントへと向かい揺らめく深い音響を持つ事に特化している。2014年に立ち上がったレーベルはまだ作品数は少なく本作で3枚目ではあるが、Rough House Rosie路線を追っている人であれば勿論Pandoraの音楽にも魅了される事を保証する十分な質の高さを既に発揮している。Dicesについては余り情報が無いのだがサンクトペテルブルクで活動するロシア系のアーティストらしく、過去にはUdachaからのリリースやVakuraにもフィーチャーされるなど、何となくではあるがアンビエントな要素を持っている事が想像される。ここでも踊らせるのでもなく非現実の中を夢遊するアンビエントが展開されており、"Part 1"では環境音らしき微小なノイズの中に遠くで鳴っているような耽美なピアノが浮かび上がり、ゆったり揺らめくディレイの効いたダビーなリズムや様々な効果音を取り入れて、幻想に包み込むように惑わせる。"Part 7 (with Nick Ossia)"は11分にも及ぶ大作で最も不鮮明で抽象度を高めており、微細なノイズや朽ち果てた金属音に泡の弾けるような音などがバックで鳴りつつ、淀んだ霧の中でゆっくりとしたキックがビートを刻む。ぼやけた音像の中には叙情的な旋律が隠れており決して無味乾燥とはせず、寧ろ生温かくオーガニックな響きさ伝わってくる。B面はややリズムが強くなったトラックが収録されており、宙をうねる電子音と金属的な鳴りのするハイハットにより硬質さが打ち出てサイケデリックな酩酊感を及ぼすダブ・ハウスの"Part 5 (with Nick Ossia)"、そして潰れたような粗いドラムが激しく鳴る本EPでは最もダンス色の強い色褪せたミニマル・ダブ×テクノな"Part 3"と、意外にも真夜中のダンス・フロアでも高揚感を誘うであろう曲もある。しかしどの曲にしても掴みどころのないミステリアスな響きが - それは秘匿性の強いアーティストの存在感そのものでもあるが -、 微睡ろんで夢の中を揺蕩うような感覚に陥らせるのだ。



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| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |