CALENDAR
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   
<< February 2018 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
2018/2/9 HANG @ Grassroots
1月にGrassrootsで聞いたYO.ANのアシッディーなプレイが良かった事、そして今回DJ業は勿論としてアーティストとしてもDessousからアナログをリリースするなど躍進を果たしているIori WakasaがGrassroots初出演と言う事もあり、このYO.ANが主宰するHANGへ期待も込めて参加する事にした。前述の二人に加えて今回はスケーターとしても大活躍しHANGには度々参加しているHaruka Katagataも出演し、三人それぞれがどんなプレイをするのか興味は尽きない。
続きを読む >>
| EVENT REPORT6 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pharaohs - In Oeland (International Feel Recordings:IFEEL067)
Pharaohs - In Oeland
Amazonで詳しく見る(アナログ盤)
 Amazonで詳しく見る(MP3)
ここ数年はバレアリック・ミュージックの中心的存在でもあるInternational Feelは、フロアを賑わすダンス・トラックを手掛ける事は当然として、その一方で落ち着きを持ち音楽的な豊かさのあるライブラリーミュージック的なミニ・アルバムのシリーズにも力を入れており、今までにも人気アーティストがシリーズに参加している。その新作はロスアンゼルスのユニットであるPharaohsによるものだが、過去の作品を聞いてみるとアシッドやディスコにエキゾチックやバレアリックなど、焦点を絞らせない多方面な音楽性がユニークだ。元メンバーにはバレアリック方面で注目を集めるSuzanne Kraftが居たものの、現在はDJ/エンジニアのAle Cohen、サーファーのSamuel Cooper、サックス奏者のStellar Rahimの3人のユニットなっており、メンバーの個々の趣向が各曲に反映されているのだろう。本作はサーファー・ジャーナリストが南太平洋を旅行した時の話を記した本にインスパイアを受けて制作されたそうで、その為か随分と陽気でトロピカルな響きが強い。1曲目の"Muddy Middle Of Nowhere"にはキーボードでKraftがゲスト参加しており、ニュー・エイジ風で酔ったようなシンセと郷愁を帯びたサックスが絡み合い、そしてジャングルの中の祭事らしきトライバルなパーカッションが炸裂する秘境のダンス・ミュージックだ。"Oelan Gunda"もやたらと手数が多く忙しないパーカッションが乱れ打ち、マリンバ風の可愛らしいメロディーや戯れるような無邪気な子供の声も聞こえるトロピカル色強い曲で、ここまでは躍動感も溢れている。そして"Invisible Mile"では一転して泣きのギターや淋しげなシンセに黄昏時の海が頭に浮かぶフォーク風味で、しんみりと落ち着いたムードで瞑想的。裏面へと変わると風に乗って大海原を疾走するような爽やかで軽快なバレアリックを演出する"Air Kiribati"、忙しく転がり回る打楽器と耽美なシンセ・リフに体もウキウキと振動するトロピカル・ダンスな"Coral Heads"、そして生っぽいリズムとオーガニックで素朴な上モノによって青々しい新緑が茂るような清々しさが広がる土着ハウスの"Energy"と、表向きは異なるジャンルが入り混じっているもののどれも素朴さと牧歌的な多幸感に満たされている。レーベルの中でも一際特異な音楽性を持ったユニットではあるが、これもInternational Feelが提唱するバレアリックに包括されるのは、それがジャンルではなくスタイルであるからどんな音楽もバレアリックに成りうる可能性があるからだろう。



Check Pharaohs
| HOUSE13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Dopplereffekt - Cellular Automata (Leisure System:LSR020)
Dopplereffekt - Cellular Automata
Amazonで詳しく見る(アナログ盤)

アンダーグラウンド、またはミステリーという表現がこれ程適切なユニットは他にそうはいない、メンバーであるJames Stinsonの死によってユニットは消滅し伝説化したデトロイト・エレクトロのDrexciya。コンセプトであるDrexciya人の深海の冷えた世界を表現したエレクトロはダンス・ミュージックの著名人からも高く評価を受けるものの、ユニットが消滅した事でそのストーリー仕立ての音楽もおおよそ途絶えてしまい、その音楽の継承者は今も尚そう多くはない。しかしDrexciyaは一人ではない事が幸いだったのだろう、もう一人のメンバーであるGerald Donaldは多数の名義を用いて活動しており、Drexciyaを継ぐ者としての存在感を放っている。その中でも特に知名度の高いものがこのDopplereffektだろうが、アルバムとしては実に10年ぶり、3作目となる本作は蓋を開けてみれば全てノンビート作品と驚くべき内容だ。ビートレスな事でアンビエントな性質も強くはなっているが、しかしオープニングの"Cellular Automata"を聞いてみれば重厚なベースラインや電子音のシーケンスからは間違いなくエレクトロの響きが発せられており、暗く何処か謎めいたSF的世界観は正にDrexciyaのものだろう。続く"Von Neumann Probe"も鈍く蠢くベースには毒々しさが宿っているが、その一方で祈りのような女性の声やデトロイト的な神秘的なシンセからは逆境の中に希望を見出すポジティブな感覚もあり、ただ陰鬱なだけの作品ではない。エレクトロと言えばKraftwerkに強く影響を受けたジャンルであり、それが如実に感じられる"Gestalt Intelligence"ではピコピコした電子音のシーケンスが用いられているが、アンダーグラウンドを地で行くDonaldにかかれば凍てついた世界観へと変貌する。モジュラーシンセらしき音が振動するように鳴りながらデトロイト直系の情緒的なパッドが降臨する"Isotropy"は、アルバム中最も美しいアンビエントで荒廃する世界の中の救いだ。Drexciyaと言えばどうしたって不気味で暗くハードな音楽性と言うイメージがあるが、それも逆境から生まれた未来へのポジティブな思いと考えれば、こうやって音自体に安らぎが現れるのも自然な流れなのだろう。尚、幾何学模様のデザインであるジャケットからも分かる通り、本作は音自体もそれに準じたイメージが強く、エレクトロでありながら独特の内在するリズム感が面白い。そしてビートレスな事で浮かび上がったエレクトロのシンセの美しさにも気付かされたり、Drexciyaの伝説はまだ続いている。



Check Dopplereffekt
| TECHNO13 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Future Beat Alliance - Collected Works 1996-2017 (FBA Recordings:FBA21)
Future Beat Alliance - Collected Works 1996-2017
Amazonで詳しく見る(アナログ盤)
 Amazonで詳しく見る(MP3)
1996年から活動を始めたUKのMatthew PuffettことFuture Beat Allianceは、活動の初期にはDelsinやFeloxにArchive等のレーベルから作品をリリースしていた事からも分かる通り、デトロイト・テクノに強く影響を受けた叙情性に加えビートにも拘りを持ったテクノを展開し、正にアーティスト名が示す「未来ビート連合」たる存在感を持っていた。その後もVersatileやTresorにRush Hour等のレーベルにも見初められ未来派志向のテクノをリリースし、単なるデトロイト・フォロワー以上の存在感を放つまでになる。尚、後で知った事だが近年はUNKLEのメンバーとしてアルバム制作に於いてプログラミング/エンジニアリングを行っていたようで、その作業も一段落した所で20年にも及ぶ活動の編集を行ったのが本作だ。20年の中からバランス良くどの時代の作品も収録している為、時代に合わせて多少の変化も見受けられるのだが、やはり面白いのは初期活動の頃の作品だ。"Intruder"は1997年の作品で、複雑に入り組んだ切れのあるブレイク・ビーツと透明感のあるデトロイト的なパッドが薄っすら持続するテクノで、SFの近未来的な映像が頭の中に浮かび上がる世界観が特徴だ。2001年作の"Almost Human"もブレイク・ビーツ風な繊細で変則リズムを刻み、柔らかみのあるシンセの幻想的なメロディーやコズミックなSEを織り交ぜたエモーショナル性の強いテクノは、UKからデトロイトに対する回答か。2000年の"Eon Link 500"、2002年の"Head Ways"等もやはりリズムは4つ打ちから外れた変化球的なもので、そしてしなやかで慎ましく浮遊感もあるようなシンセの鳴りを基調にした曲で、FBAに対するイメージはそこら辺までの時代におおよそ完成している。2009年の"Dark Passenger"は正確な4つ打ちとひんやりとしたテクノの雰囲気を纏い、シンセの使い方も派手になりながらもスペーシーな壮大さを増しつつある等、多少の変化も見受けられる。それが決して悪い事ではなく2010年にTresorから発表された"Cross Dissolve"は、もはやレトロなデトロイト・テクノの叙情性はほぼ失われているが、しかしタフなグルーヴ感と神々しくヒプノティックなデジタルシンセの音が反復するDJツール性にも寄り添った音楽性を新たに獲得。他にもVersatileからリリースされた"Fake Love"と"Lumiere"はハウシーなグルーヴ感と優美なシンセの煌きや捻れて癖のある電子音を導入したりと、Versatileというレーベルのユニークな音楽性と共鳴している点も興味深い。インテリジェントなリスニング系からフロア揺らすダンス・トラックまで時代と共に変化をしているものの、FBAの豊かで美しいコードを鳴らすシンセサウンドと言う点に於いては変わらず、タイムレスなベスト盤と言えよう。



Check Future Beat Alliance

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Needs - Walkin' Thru Circles (2017) (Needs Music:NE-GE01)
Needs - Walkin Thru Circles

Yannick ElverfeldとLars & Marek Bartkuhn兄弟の3人によるディープ・ハウスのプロジェクト、それが1999年にデビューを果たすやいなやシーンの注目の的となったNeedsだ。やりたい事ではなくやらなくてはいけない音楽、それはリズムやグルーヴという機能性よりもムードや響きによる感情に訴えかける要素を重視し、豊かなコードやハーモニーによって鮮やかな色彩とソウルフルな音を鳴らすディープ・ハウスであり、その素晴らしい楽曲性に多くのDJが惚れ込んだ。00年代半ばには残念ながら空中分解してしまったものの、それ以降はLars一人でフュージョン寄りのバンドスタイルでの活動なども続いてはいたが、やはりファンとしてクラブ・ミュージックとしてのNeedsを期待していたのが本音だろう。そして近年になりかつてのNeedsを思い起こさせるディープ・ハウスへと回帰していたLarsだが、それが完全な形として成したのが本作だ。これは2001年にリリースされたNeeds名義では5作目のシングルのリイシューとなるのだが、リマスターだけではなく今の時代に合わせた新たなバージョンも収録され、Needsの復活の狼煙を上げる作品と捉える事が出来るだろう。"Walkin' Thru Circles (Thump Mix)"はオリジナルに収録されたバージョンの一つで、もはやこれ自体がクラシックと呼ばれるべき優美なディープ・ハウスで今も尚色褪せず、がっつりと芯の太い4つ打ちに合わせて優雅に登り詰めるようなシンセの重層的なコードやエモーショナルなソロが展開され、濃密な程に繊細な音が編み込まれた事でゴージャス感がありながらもモダンに洗練された名曲だ。そんな原曲を今のLarsの感性で解釈し直したので"Walkin' Thru Circles (Full Expansion)"で、プログラミンは用いながらもギターやベースにドラム、パーカッションやサクソ等の生演奏もふんだんに取り入れて、登り詰める多幸感と言う点では全く変わらないものの全体的に柔らかい音質が打ち出された事で穏やかな情感や温かい感情性が増し、爽やかなパーカッション弾けるコズミックなフュージョン・ハウスへと生まれ変わっている。Larsのジャズ/フュージョンへの造詣がディープ・ハウスへと自然と取り込まれ、ライブバンドが目の前で演奏しているかのようなライブ感さえ纏っているが、かつてのNeedsが時を経て円熟味を増した結果だろう。クラシックは時を超えても色褪せないからクラシック、その意味ではこれは正にそんな曲なのだ。



Check Lars Bartkuhn
| HOUSE13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |