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Akufen - EP (Karat Records:karat 57)
Akufen - EP

途中でHorror Inc.名義でも作品を出しているのでご無沙汰という訳でもないが、Akufen名義としては実に5年ぶりとなる新作をリリースしたMarc Leclair。00年代初頭のクリック・ハウス全盛時の牽引役としてマイクロ・サンプリングなる手法でぶつ切りサンプリングを用いたファンキーなハウスを開発したアーティストだが、精神面での悪化により一時期は全く音楽活動を行っていない時期もあった。しかし近年のHorror Inc.も含めて再度シーンへと返り咲くように良質な作風は戻ってきており、そしてこの最新作にてアーティストとして全盛時にも劣らない程のマイクロ・サンプリングを披露して完全な復活した事を示しているようだ。ここに収録された曲はネットでのライブ映像を見る限りでは2015年頃にはプレイされていたのだが、ようやくリリースされただけあってどれも実にAkufenの本領発揮と言わんばかりの作品だ。"U"かしてあちらこちらに飛散するような可愛らしいメロディーとボーカル・サンプルを用いてファンキーなグルーヴを生んでいるが、そこに荘厳なストリングスが入ってくると途端にぐっとエモーショナル性を強めたり、同じ曲の中での雰囲気の変化も面白い弾けるダンス・ミュージックだ。最もAkufenの典型的なぶつ切りサンプリングの妙技を楽しめるのは"Death Of A Mascot"だろうか、序盤からぐるぐるとロールするような奇怪な旋律が躍動し、そして跳ねたシャッフル系のリズム感と細かく刻まれた有機的なサンプルが現れると一気にファンキーさとコミカルさを纏って躍り出す。対して"Make Bagels Not War"も様々なサンプリングが登場するも、音調としてはマイナーで妖艶なベルの音が真夜中のムードに染めるようだ。そしておどろおどろしい上モノが不気味な"Seizure Salad"はやや前のめり気味な勢いがあり、コロコロとした転げ落ちるようなぶつ切りサンプリングと合わせて大胆な躍動感を感じさせ、フロアにおいて力強く揺さぶるのに適しているだろう。どれもこれもAkufenらしい大量かつ繊細なサンプリングの導入と、跳ねて弾けたリズム感が炸裂したとびっきりにファンキーなハウスで、文句無しにこれぞAkufenだと言えるだろう。



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| HOUSE12 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Yagya - Stars And Dust (Delsin Records:118dsr-cd)
Yagya - Stars And Dust
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今や昔懐かしクリック・ハウスなるジャンルの先導的立場であったForce Inc.というレーベルが、そのバブルが弾けレーベルも休止をするその少々前に華々しくデビューさせたのがアイスランドのAoalsteinn GuomundssonことYagyaで、GasやBasic ChannelにBrian Eno等のダブテクノからアンビエントに強く影響を受けた音楽性が一部の人に注目され、レーベルが停止した影響の希少さからもカルト的な扱いを受けていた。近年はマイペースに活動を続けておりどういう訳か2014年にはデトロイト・テクノ系の音には強いオランダはDelsinからもアルバムをリリースしているが、そこでの評価も良かったのだろうか次作の2016年作となる本作も同様にDelsinからリリースされている。作品毎に極寒に覆われたようにチリノイズが浮遊するダブテクノから、女性ボーカルも導入したポップでアンビエント性の高いテクノ、またはビートに重きを置いたグルーヴ重視のダブテクノなど、多少の変革を用いながらアーティストとしての進化/深化を遂げているが、本作でもまた今までの作風から変化を見せている。浮遊感と抽象的で淡い響きのある上モノが広がっていく"Train Station's Dustlight"からして、4つ打ちのビートは入るもののパーティーでの強烈なグルーヴとは異なる水面に波紋が広がるような穏やかなリズムで、アンビエント性を高める事に寄与しているようだ。"Crepuscular Rays Over The Horizon"は雪の中でほんのりと火が灯るような温かいピアノの旋律をしんみりと聞かせて、そこに荘厳なパッドや宗教的な女性の声を楽器的に伸ばしながら、実に幻想的で儚いダブテクノを聞かしている。日本人女性のNatsuko Yanagimotoを起用した"Motes In The Moonlight"は、ダウンテンポ気味の詰まったようなリズムと程良いリバーヴを用いてダブの音響面が強調されているが、やはり幻のような声が用いられる事で世界観としてはドリーミーなアンビエントに満たされている。確かにどれもダブの音響やアンビエントな浮遊感はあるが、例えば傑作と呼ばれるデビュー作の『Rhythm Of Snow』(過去レビュー)のような極寒の中の吹雪が吹き荒れるような荒々しいアブストラクトなダブテクノではなく、同じ雪景色でも静寂の白の世界にしんみりと雪が降り積もるような感覚であり、音調は一定して穏やかだ。聞きやすい分だけYagyaとしての個性は弱まったように思う所もあるが、しかし官能的でさえある美しいメロディーや音響は特筆すべきで、この手の音楽の模範とされるべきにも思われる。



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| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Heavenly Music Corporation - Lunar Phase (Astral Industries:AI-06)
Heavenly Music Corporation - Lunar Phase
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UKはロンドンにて昔の埋もれた奇妙な電子音楽を掘り起こすカルト的な活動をするAstral Industries。基本的にはヴァイナルに拘った制作も前提で、そんな事もありちょっとした注目を集めているであろうレーベルが次に掘り起こしたのは、1995年にKim CasconeことHeavenly Music Corporationが手掛けた『Lunar Phase』。何でもこちらは日本衛星デジタル音楽放送のSt. Giga用に制作されたアルバムだそうで、24時間環境音を流し続けるという正にアンビエントを体現していた放送局だったようだ。そんな局の為に制作された音楽なのだから当然内容は全編アンビエントやニューエイジと呼ばれるもので、特に『Lunar Phase』というタイトルからも分かる通り宇宙空間や無重力感を連想させる曲が中心で、トリップする為の音楽としては最適だろう。アナログ化に際し曲順には手が加えられており、A面には10分越えとなる"Energy Portal"と"St. Giga"が収録されているが、川のせせらぎや鳥のさえずり等の環境音に人の声も用いながら天の川の中を遊泳するような電子音が漂うドリーミーなアンビエントの前者、星が瞬くような電子音を散りばめて広大な夜空を表現したような無重力アンビエントの後者、どちらも地球の重力から解き放たれ宇宙遊泳に没頭するようなトリップ感が溢れている。一方でB面には6分前後の曲が4曲収録されており、遠くまで広がっていくような電子音のリフレインが心地良い"Lunar Phase"、光の粒子のような音がアルペジオをなぞり上昇気流にのって宇宙空間を飛翔するような"Cloudless Light"、最後には空間が捻れるような電子音の奥でアシッドが蠢く不気味なジャーマン・プログレ風の"Orgone"と、A面に比べると何だか躍動感も多少は感じられる。地球から浮上し自らが月となって地球や宇宙を見渡す如くの何処までも広がりのある揺蕩うアンビエント、決して今聞いても古臭さは感じさせずに十分にインナートリップを誘発するには十分過ぎる程の内容だ。本作のリイシューはAstral Industriesというレーベルの評価を高める事にも寄与するに違いない。



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| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Prism - Fallen Angel (Special Remastered Edition) (Sublime Records:MMCD20013/14)
Prism - Fallen Angel (Special Remastered Edition)
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テクノ/ハウスという枠組みを、そしてダンス・ミュージックの枠も、更には日本を越えて世界的にも高い評価を得ていたSusumu Yokota。2015年にお亡くなりになった以降、彼の今では入手困難な初期作品が続々とリイシューされており、本作はその一環となる1997年作の再発だ。同じ名義による1995年作の『Metronome Melody』(過去レビュー)では甘美なハウスに大胆なブレイク・ビーツも持ち込んで傑作と呼ばれる程の内容であったが、更に本作はその路線を引き継ぎつつより金属的な響きや変則的なリズムを進化させ、よりバリエーションの豊かさを拡張している。始まりの"4°C"からして既に硬く金属的なパーカッションがキモとなるリズムを作っており、そこに透明感のある電子音がぼんやりと、そして揺蕩うように繊細に配置され、今思うとエレクトロニカとディープ・ハウスの掛け渡しを早くも行っていたようにも思われるアンニュイな曲だ。"Diamond Head"ではよりリズムが尖って鋭角的なグルーヴとなり、荒々しくもありつつ穏やかに感じられるのは繊細な電子音の使い方が故だろう。ディープ・ハウスが忘れ去られた訳でもなく"Flicker"では正にそれを実践しているが、その無駄な音が削ぎ落とされた先に辿り着く侘び寂びや寂静の世界はYokotaの十八番と呼びたくなる。後のリズムへの探求にも繋がるであろう試みはここではドラムン・ベースとして現れており、"81/2"や"Black Or Color"では変則的でしなやかなドラムン・ベースと甘美なディープ・ハウスの融和として成功させ、完全に自分の音として完成させている。音楽活動の後半に入ったYokotaはどんどん音楽性を拡張させていった事実があるが、その予兆はこの頃から既にあった事を再認識させるアルバムだ。そして再発にあたりEPからの曲や未発表曲を纏めたボーナスディスクも付いてくるが、アンビエント・ドラムン化した"4°C (Spacetime Continuum Remix)"や透明感や甘さを保ちつつ骨太なハウス化した"Key (Aubrey's Solid Groove Remix)"のリミックスの魅力、また『Fallen Angel』の自由度が更に拡張されユーモアも含んだ未発表曲など、これらもYokotaの豊かな創造力の結実であり掛け値なしに素晴らしい。『Metronome Melody』に負けず劣らずの傑作である。



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| TECHNO13 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2017/5/3 Marcel Dettmann @ Contact
Berghainを代表するDJ、特に日本に於けるそのクラブの知名度を高めた貢献者と言っても嘘偽りはないMarcel Dettmannが遂にContactに初登場。クラブやフェスでと頻繁に来日はしているものの、やはりContactというクラブに初出演する事に期待していたが、今回は日本から迎え撃つはFuture TerrorのHarukaと言う事もありその期待は十二分。
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| EVENT REPORT6 | 12:00 | comments(1) | trackbacks(0) | |