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The Field - From Here We Go Sublime (Kompakt:KOMPAKTCD57)
The Field-From Here We Go Sublime
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ここ数年ドイツが圧倒的にテクノを引率している気がするのは、やはりKompaktがあるからなのでしょうか。基本的にテクノと言うとEP中心のシーンでありながら、Kompaktはアルバムでも充実したリリースを重ね、世界中で最も才能のあるアーティストが集まっていると言っても過言では無い気がします。僕とKompaktの出会いは確かKaitoの1st EPからだったと思いますが、そのリリースも2001年だったから既にそこから6年も経っている訳ですね。6年あればテクノレーベルなんて簡単に潰れる様な流れの速いシーンですが、Kompaktは6年でメキメキと拡大し発達した極めて稀に見る重要なレーベルです。何でだろうね、こんなにKompaktの人気が出たのは。ミニマル、ポップ、アンビエント、テクノ、そう言った音が一まとめになった印象があるけれど、Kompaktの音は聴いてすぐにそれだと分かるオリジナリティーがしっかりあるんですよね。比較的流行には流されにくいし、確固としたレーベルのイメージを崩さずに進化して来たのかな。何にせよ当分Kompaktの牙城は崩れる事は無いと、僕は確信しています。

さてそんなKompaktからまたもや才能ある新人が発掘されました。Axel WillnerことThe Filedなるアーティストで、これまでのリリースはほぼ皆無。なのにもうアルバムが出るんだから、勿論悪い訳が無いでしょ。内容はと言うとKompaktの音を全て詰め込んだ感じでしょうかね。Gasの様な霞がかったアンビエント、Kaitoの様な幻想的なテックハウス、または牧歌的でほんわかしたメロディーとミニマルなリズムを携えて、Kompaktとしか表現出来ない音なんですよ。む〜何か説明しようとしても、既に他のブログでも同じ様な表現がされているしこれ以上の説明も難しいです、ハイ。しかし新人らしからぬリラックス具合、肩の力が抜けて気負ってない所が既に才能を感じさせますね。ベテランも新人もKompaktは層が厚いなー。



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| TECHNO4 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(4) | |
The Essential Blank - Dirty Grind (Blank:blcd-1001)
Essential Blank-Dirty Grind
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HMVの特売で100円で販売されていたので見かけた時に即購入。内容はと言うとWOMBでのテクノパーティー"CYCLONE"を主宰するDJ Mikuが、新たに立ち上げた"Blank"の初のコンピレーションアルバム。でもBlank RecordsってそんなにEP出してたっけ?と少々不可解な点もありますが、きっとDJ Mikuが交流のあるアーティストに楽曲提供を依頼したのでは。日本からはテックハウスでは最上級のHiroshi WatanabeやMexico、そしてDJ Miku自身も、海外からはディープでミニマルなJay HazeやAndy Vaz、Jake Fairley、クリッキーなテクノが得意のPan/Toneなどちょっと渋めのアーティストが集められていて、特筆すべきは全て未発表曲=新曲だと言う事。まだ出来て間もないレーベルの為に全員が新曲を提供するなんて、なかなか考えられない事ですよね。幾つか気になった曲を挙げますと、やはりHiroshi Watanabeの幽玄で透明感のあるシンセサウンドが特徴なテックハウスは、涙を誘う哀愁感で満ちていて極上です。初期のほのぼのハウスを脱却し、格段に切れ味を増したパキパキなシンセが格好良いMexicoのテックハウスも良いね。バブルが弾ける様な不思議なクリックハウスはAndy Vaz、淡々としながらも重心が低くフロアで地味に効きそうです。テッキーで綺麗目な音とクリッキーなリズムを合わせたJin Hiyamaは、初耳ながらも充分に興味をひく物でした。DJ Shirakuraって誰かは知らないけれど、アシッドブリブリで一番強烈な音を出しています。ディスコティックを現代風にリメイクした様でもあり、陽気なテンションで盛り上がりそう。とまあそんな感じでバラエティーに富んだコンピレーションで、統一性は無いけれどなかなか聴き応えはありました。しかしコンピレーション出したは良いけれど、今はBlank Recordsって全然新作出して無くない?

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| TECHNO4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Bjork - The Best Mixes From The Album - Debut For All the People Who Dont Buy White Labels (One Little Indian:152TP7CD)
Bjork-The Best Mixes From The Album - Debut For All the People Who Dont Buy White Labels
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アイスランドの歌姫・Bjorkは世界中で大人気ですが、個人的にはそんなに好みじゃありません。曲自体はそんなに嫌いって訳でもないんですが、単純にボーカルが邪魔。トラックは比較的ダンスミュージック寄りなのもあるので、インストで聴く機会があればもしかしたら印象も変わるかもしれないですね。そんな僕に丁度ぴったりなのは、彼女の1stアルバムの曲をテクノアーティストがリミックスした物を集めた本作。リミキサーには全盛期のUnderworld、AI系テクノのThe Black Dog、UKの伝道師・Andrew WeatherallことThe Sabres Of Paradiseとかなりウマーな人達が集まっております。Bjorkの素晴らしい所はこの様に時代を掴む嗅覚に長けている事で、プロデューサーなりリミキサーの選択センスが非常に優れています。本作に参加したアーティストはリリース当時(94年)にかなり注目は浴びていたはずで、Bjorkの嗅覚に引っかかったのでしょう。とにかくUnderworldのリミックスは全盛期だけあって、かなりバレアリックスタイルでバウンドするリズムトラックが最高に踊れます。ふわふわと漂う様な浮遊感と空気感の中強烈なキックが鳴らされて、12分にも及ぶロングトリップを味わえます。この頃はロッキンじゃなくてハウス、そう完璧にプログレッシブハウスだったんだよね、懐かしや〜。Andrew Weatherallのお仕事も非常に素晴らしく、超が付く程のUKディープハウスリミックスです。今にも闇に消えゆきそうな光が静かに輝き続ける様な美しさがあり、静かな間を強調した音ですね。The Black Dogはインテリジェンスな音を聴かせると予想していたら、実はパーカシブだけれど何故かエスニックな妖艶さを醸し出していました。これにはちょっと驚きましたが、Bjorkの不思議な感覚とマッチしているかも。三者三様のお仕事ぶりで曲毎に違いを楽しめるし、テクノ好きには受ける事間違い無しの内容ですね。

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| TECHNO4 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Aril Brikha - Ex Machina (Peacefrog Records:PFG097CD)
Aril Brikha-Ex Machina
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本当に久しぶりのフルアルバムが登場、デトロイトソウルを継ぐ者・Aril Brikhaの7年ぶりのアルバム。Derrick Mayに才能を見出されTransmatとその傘下のFragile Recordsから作品をリリースし、特に大ヒットとなった"Groove La Chord"はテクノ、ハウスの垣根を越えて数多のDJがスピンし今でもクラブでしょっちゅう耳にする劇的なトラックで、デトロイトフォロワーの中でも最も注目を浴びていたアーティストです。しかし1stアルバムリリース後は全くと言って良い程活動を停止し、その間にデトロイトからは数多くの新人が現れ欧州からもフォロワーが追随し、もうAril Brikhaの出番はないのかなとさえ思っていました。また今年になってからPoker FlatやKompaktからEPをリリースする等突如として活動を再開するものの、新曲がかつての彼の音とは全く別物となっていたので多少の危惧を感じていたのも事実でした。しかし、しかしである、このPeacefrogからリリースされたアルバムは、かつてTransmatからリリースされた1stアルバムを継承する新作だと断言して間違いないでしょう。エモーショナルなシンセサウンドやエッジが効きミニマルなリズムトラック、奥深い浮遊感のある幻想的な空間演出は、我らファンが長年待ちわびていた音であると思います。余りにもコテコテでデトロイトの影響を全面に打ち出して新しい何かと言うのは期待も出来ないのですが、洗練されて研ぎ澄まされたソウルが確実にここに存在しています。ただやはりフォロワーらしくストリングス等の音は一杯あっても、黒いファンキーさというのは殆ど感じられないですね。昔と違って今Aril Brikhaの音を聴くと、かなりヨーロッパ寄りのプログレッシヴな音も感じられました。ソウルフルと言うよりはドラッギー、そして覚醒的なテクノ。でも長年待ちわびただけありまして、アルバムとして想像以上に充実した作品となっているので満足です。

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| TECHNO4 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(3) | |
Nav Katze - Never Mind The Distortions (Victor Entertainment Japan:VICP-62424~25)
Nav Katze-Never Mind The Distortions
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多幸!歓喜!至福!感動!
この際Nav Katzeが誰だとかどんな音楽をやってるかなんて、知らなくたって問題ありません。とにかくNav Katzeのリミックスアルバムがテクノ好きには涙の出る様な内容でありまして、Ultramarine、Aphex Twin、Black Dog Productions、Reload=Global Communication、Sun Electric、Seefeel、μ-Ziq、Autechreなど通常では有り得ない素晴らしく感動的なまでの人をリミキサーに呼んでいます。これをNav Katzeと言う日本人ユニットが企画してるんだから本当に凄いと思うんだけど、果たしてNav Katzeファンはこれをどう思ったのだろう。こんな事して喜ぶのはテクノマニアだけだと思う(笑)

一応曲毎に紹介でもしておこうか。Ultramarineの仕事は可愛くポップさを強調したバブルが弾ける様なドリームポップ。これを聴く限りだとNav Katzeって、控えめにポップなメロディーを活かしたユニットだったのかしら?Aphex Twinも一見ポップなメロディーは残しつつも、硬質なインダストリアルサウンドを前面に出した廃退的な出来が素晴らしいです。Black Dogも良く特徴が前面に出ていて、細かいブレイクビーツなリズムを使って軽やかに跳ね回ります。GCもアレだな、いつも通りの幻想的にシンセサイザーが被るビートレスアンビエントで期待通りの仕事をしてくれてます。シューゲイザーを意識したSeefeelも、こだまする残響音が儚く美しいです。Autechreは無味乾燥化したAphex Twinって感じで、人間味をどこまでも廃し冷たいマシンビートを奏でています。各アーティストとも手抜き感は無くしっかり自分の味を出していて、コンピレーションにありがちな質のばらつきが無くて良いじゃないですか。こんなコンピは滅多に聴けないですよ〜。

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| TECHNO4 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Andrew Weatherall - From the Bunker : A Rotters Golf Club Mix (Beat Records:BRC- 66)
Andrew Weatherall-From the Bunker : A Rotters Golf Club Mix
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かつて行われていたElectraglideと言う大型テクノイベントは、時折マニアックなアーティストを呼んでいたので大型イベントの割には意外と好感を持っていました。中でもAndrew Weatherallは初年度(Two Lone Swordsmen名義)と2002年とで2回も参加していて、これには企画者のセンスにほとほと頭を下げたくなります。本作はそのイベントへの来日記念盤としてリリースされまして、Weatherall主宰のレーベル・Rotters Golf Clubの音源をWeatherallがミックスした内容となっています。かつてはWeatherallと言うとダウンテンポからディープハウス、テクノなどを中心にUKの音楽シーンを上手くまとめた感もありましたが、Rotters Golf Club設立後は完全にエレクトロスタイルで固めていますね。昔からエレクトロにも精通はしていたのでしょうが、近年はより攻撃的でダークなパンクエレクトロをこれでもかとリリースしていて、当分はこの路線で行くのでしょう。このMIXCDを聴いても刺々しく肉体に鞭を振るわれる様にビシバシと刺激が伝わってきて、自然と肉体に力が隠り手を振り上げて踊りたくなります。どう聴いても体育会系の音と言うか汗を振り散らし、狂った様にフロアで肉体の鬩ぎ合いを試みるパンキッシュな刺激がたっぷり。Weatherallって意外にも肉体派なんですね…。でもエレクトロがそんなに好きじゃない僕でも、これはカッコ良いと思いました。肉体を鍛えてマッチョになろうぜ!ちなみに収録曲の大半は実はWeatherallと、その相方のKeith Tenniswoodの曲だと思われます。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
The Orb - Pomme Fritz (Island Records:ORBCD1)
The Orb-Pomme Fritz
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普段全く運動しないせいか体は硬く贅肉も付いてきて歳を感じるこの頃ですが、リラックスの為去年からヨガに通っています。ゆったりとした動きで全身をくまなく動かすのですが、意外にもこれがじわっと効いて汗びっしょり。全然思った通りの動きが出来なくて、自分の体が硬い事を再度実感しております。体に良いのかどうかはまだ分かりませんが、精神的にもほっと出来てスピリチュアルで良いんじゃないでしょうか。

今日はそんなスローライフに合わせた音楽と言う事で、やはりThe Orb。アンビエントテクノでは必ず外せないThe Orbですが、本作は彼らの作品の中で評価が真っ二つに割れている作品です。と言うか一般的に不評なみたいで、僕も昔聴いた時は理解出来なくて一度売り払ってしまった経緯がありました。その後また興味本位で買った時には、半端ない衝撃を受けてThe Orbの隠れ名盤じゃないかと自分では思っております。一般的に不評な訳は心地良いアンビエント的な浮遊感は少なくて、音響工学に奔った様な音色の聴かせ方をしているからでしょうか。確かにサンプリングやコラージュを多用した音響は狂おしい程美しいのですが、肉体的に感じる心地良さは少なめだと思います。Alex Patersonの倒錯と偏屈、悪意と狂気を以てして、現実とは異なるパラレルワールドを展開し、聴く者を困惑させそして思考を麻痺させる。この音楽の前では考える事自体が無意味で、ただ音に身を委ねるしかする事はないのです。The Orbの中では異色度No.1の作品ですが、Thomas Fehlmann、Sun Electricも参加しているだけあってハマリ度もNo.1なのは確かです。

以下は収録曲のPVです。催眠的な動画でしたよ。



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※2008/05/26 追記
デラックスエディションの2枚組がリリースされました。2枚目には未発表リミックスなどが収録されております。
| TECHNO4 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kevin Saunderson - Ekspozicija 07 The Detroit Connection (Explicit Musick:EXPLICITCD007)
Kevin Saunderson-Ekspozicija 07 The Detroit Connection
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初めに言っておきますがサブタイトルの"The Detroit Connection"なんて言葉は、まず鵜呑みにしない方が良い。何度かKevin SaundersonのDJプレイは聴いているけれど、デトロイトの範疇を越えて完全にハードテクノな域に入ってます。"Good Life"は確かにデトロイトハウスだけど、しょっちゅうKSが回す"Good Life(Re-Edits)"は完全にハードテクノの域だ。Juan Atkinsはエレクトロ(かな?)、Derrick Mayはシカゴハウスを基にしているとしたら、KSのDJプレイは多分ヨーロッパのハードかつスタイリッシュなテクノを基にしているはず。彼のプレイを聴いている人は分かると思うんだけど、勢いのある4つ打ちテクノをこれでもかと繋げてフィルターで音を切ったりしてブレイクを作るプレイはデトロイトとは異なる物だと思う。だからと言ってKSのプレイは駄目じゃんなんて事は無く、むしろ上記3人の中ではKSのプレイが一番好き。プレイ的にはKen IshiiとかBen Simsなんかに近いと思うけど、ハードな中にもここ一番で盛り上げるヒット曲を随所に挟み込むプレイは基本的に盛り上がらない訳が無いんですよ。ハードテクノからトライバルテクノ、太鼓の効いたパーッカシブなテクノなどをガツガツと、勢いよく繋げて豪快な流れを生み出すんですな。でそれを踏まえて本作ですが、やっぱ変わってねーなーと言うのが感想w。いや、良い意味で変わってない。序盤にBorder Communityの曲を持ってきたのは意外だったけれど、その後は終始ズンドコ節で時折上げたり下げたりの繰り返し。永遠にワンパターンな男だけれども、緩急の付け方とかフィルタの掛け具合はセンスが良いとしか言いようが無い。彼がデトロイト3人衆の中で一番ヒットした訳は、やっぱり派手な作風があったからだと言うのがここでも証明された。でも何だかんだ3人衆の中で一番大好きなのがKS。

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| TECHNO4 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Apollo (Apollo:AMB926CD)
Apollo
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古き良き時代のテクノを再考してみる。多分テクノの黄金時代は90年前半、デトロイトテクノリヴァイヴァルとそしてヨーロッパでR & S Records、Warp Records、Rising Highが活気づいていた頃だと思っています。自分はリアルタイムで体験してないのであくまで想像ではあるのですが、この頃は目まぐるしく新しいテクノが生まれてとにかく凄かったのだと思っています。とは言いつつも今でも残っているのはWarp Redordsだけと言うのは、やはりクラブシーンは流行廃りのサイクルも早いのですね。その中で最もデトロイトとコネクションを作っていたのは、R & S Recordsだったんですよね。そしてそれ以外でも素晴らしいアーティストを多く抱えていて、昔はR & Sならとにかく買えみたいな流れが自分の中にありました。ストレートなテクノから変化を求めた革新的なテクノ、そして後期はドラムンベースまで幅広く取り扱っていて、節操は無くとも勢いはあったと思います。

前置きは長くなりましたがそのR & Sのサブレーベル・Apolloのコンピレーションは、久しぶりに聴いてみると古臭くはありますがアンビエントテクノの名作がづらりと並んで居る事に気付きました。リリースは93年だからそういやアンビエントハウス熱がまだ冷め切ってない頃で、今と比べるとアンビエントが無駄に乱立していた頃でもあります。しかしだ、一曲目のKinetic (David Morley Remix)がヤバスギ。Golden Girlsって言うアーティストが作った曲なんだけど、コレ実はOrbitalの片割れ・Paul Hartnollのユニットですよ。ちょっとエスニックでトランシーなメロディーが繰り返される幻想的な曲で、Orbitalの作品以上に快楽度が高いんですよ。これを聴くだけでもこのアルバムは買う価値があると断言します。ちなみにリミキサーのDavid Morleyのオリジナル楽曲も2曲も収録されていて、こちらもモロにアナログな艶のあるシンセ音が心地良し。他にもModel 500、Aphex Twin、The Orbらも収録されていて全編微睡みの世界ですな。ほんとにApolloも良い作品が多かったんだけど、時代の流れには逆らえず2001年頃にクローズしたと思われます、合掌。

ちなみにジャケットはデトロイトテクノでは引っ張りだこのAbdul Haqqが手掛けています。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
COM.A - Coming Of Age (ROMZ:rmz-027)
COM.A-Coming Of Age
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コーマ星からやってきたヨシダエイジは、地球上にスペルマを撒き散らしエイジの時代到来となる…のかどうかは分かりませんが、エイジの射精とエイジの時代をかけたそうです。ってかけたのはどうせスペルマなんだろう。ほんとくだらない事に関してはどこまでも底抜けになれるコーマさんは、彼がテクノなんか知らなかった頃にAphex Twinに打ちのめされて電子音楽にはまった新世代のアーティストなのだ。確かコーマさんとの最初の出会いはエレクトロニカが大流行した2001年頃だったかな、日本からAphex Twin系のアーティストが出て来たみたいな紹介がされてるので興味を持ったんですね。そしてそれもあながち間違いではない様なトリッキーで精神分裂気味なハードブレイクコア、狂人エレクトロニカみたいなぶっとんだ音を日本から届けてくれたのでした。余りにも面白かったので今は無き渋谷のISMと言うクラブにわざわざコーマのライブも見に行く程で、その時の彼はPCを操りつつ腕を振り上げてノリノリで楽しんでた顔が今でも記憶に残っています。とにかく元気が有り余っているのか決してダウナーになる事もなく、笑えて幸せになれて元気を与えてくれるのがコーマさんなのです。それでやっと4年ぶりの新作が届いたのですが、狂気の面は抑えめによりポップにより楽天的に落ち込んだ日本人を励ます様にぶっとんだ音が満載です。エレクトロニカブームの終焉を余所に独自の壊れ気味なビートとハイエナジーな奇天烈サウンドを武器に、コーマの地球侵略は止まる事を知らないのでした。

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Check "COM.A"
| TECHNO4 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |