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No Milk - Up All Night (Music Conception:MUCOCD-012)
No Milk-Up All Night
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どす黒いハウスはやっぱりデトロイトなりニューヨークなりが本場なんだろうけれど、日本からもそれに負けない位のどす黒いハウスがひっそりと出てたりします。そんな音楽を届けてくれた人は、Calm主宰のMusic ConceptionからアルバムをリリースしたNo Milk。アルバムリリースは2005年ですが、2000年以前からも海外からEPをリリースしてたようで実は活動暦は長いみたいですね。また本場デトロイトハウスが聴ける"Detroit Beatdown Remixes"(過去レビュー)にも参加していたりして、まだまだ世の中には隠れた原石は転がっているなと感じます。本作においてはハウスを基調としながらも、汗臭いファンクやディスコを感じさせる生っぽい音がびっしり入っていて、こゆ〜い黒さがドロドロに漂っております。その雰囲気を生み出しているのはやはり生音の要素が大きいのでしょうか、渋く枯れた味わいを聴かせるギターやローズピアノの音が生々しく迫ってきて、その粗くアナログな感触が身に染みます。まるでセッションバンドの様な音楽構成で、ライブ感が意外と強くその表現力はさすが活動暦が長いだけありますね。MoodymannやTheo Parrishが好きなら、No Milkの音楽も合うんじゃないでしょうか。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Maurice Fulton Presents Stress - Why Put Me Through It (Transfusion:TFCD01)
Maurice Fulton Presents Stress-Why Put Me Through It
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先週はYellowにMaurice Fultonが来日しておりました、すっかり忘れてましたが。近年は奥さんであるカナモリムツミのユニット・MUのプロデュースで名前が知れていますが、元々はガラージやハウス方面で活躍していたと思われます。僕はBoof名義の"A Soft Kiss By A Rose"(過去レビュー)で初めて彼の音に触れたのですが、エロティックな雰囲気とどす黒いグルーヴが滲み出ていてその妖艶な音にやられてしまいました。ではそれよりも以前の本作はと言うと、エロティックな音は控えめで奇天烈なハウスと表現するのが妥当でしょうか。臨場感とエッジのある生音と不思議な電子音が組み合わさり、トライバルで肉体を揺さぶるハウスもあればメランコリーで胸にぐっと来るディスコ調もスウィングするジャズ調もあり、なんだか掴み所の無いMauriceの脳内です。まとまりは無いですが枠にはまる事なく好き放題やっている様にも感じられ、面白い作品とも言えるでしょう。個々の曲は総じてカッコいいので、普通のハウスに飽きている人には本作をお勧めしたいと思います。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
common ground recordings presents FLORIA (Common Ground Recordings:XQEB-1001)
common ground recordings presents FLORIA
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久しぶりにハウスミュージックのコンピレーションを購入。common ground recordingsと言う日本のレーベルの再始動に合わせて、JoiやJoe Claussell、Nature Soul、Agora Rhythmらの曲を一挙に収録した記念碑的作品。ここでの目玉は既に7インチで話題になっているH.Garden and Joiの"Gentle Rain"をJoe Claussellがリミックスした作品。7インチの方ではビートレスでアンビエント風のリミックスでしたが、CD盤では爽やかに突き抜けるパーカッションが心地良いフロア仕様のリミックスになっております。Spiritual LifeからSacred Rhythmに移行して以来Joeさんの作風はフロアを離れていた気もしますが、やっぱりフロア仕様の踊れるトラックも作れるんじゃないですか。またJoiの神々しいまでのファルセットボイスは余りにも美しく、郷愁に溢れた楽曲と相まって涙を誘ってしまいます。Agora Rhythmは本コンピの中では異色でかなりテッキー、音としては最近のIbadan直系ってな感じでしょうか。幻惑的なシンセフレーズが恍惚感を誘いますよ。そしてIbadanからかつてEPをリリースしたDJ Katsuya率いるNature Soulも、テッキーな曲とソウルフルなハウス曲を収録。寡黙なアーティストですが良い塩梅でテクノとハウスを掛け合わせていて、早くアルバムをリリースして欲しいアーティストの一人です。また他のアーティストもブラジリアンやらソウルフルなハウスやら有機的なハウスが多く、そのどれもがキャッチーで聴き易いハウスコンピだと思います。敷居を低く設定してあるのでハウス入門としても良さそうですが内容が薄い訳ではなく、ハウスにどっぷりはまっている人も納得出来るような安心印のアルバムですね。

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| HOUSE3 | 23:20 | comments(0) | trackbacks(1) | |
DJ Alex From Tokyo - Mi Mix (Octave Lab:OTLCD1110)
DJ Alex From Tokyo-Mi Mix
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NYに行ってしまったDJ Alex From Tokyoの新作MIXCDが登場。インディー的なリリースも含めると既に6〜7枚はMIXCDを出している位MIXCDに対して意欲がありそうですが、実際この人のMIXCDは毎回納得の出来なんですよね。特に今作は現場、イベントでのプレイをコンセプトに打ち出したリアルな内容。近年アレックスがよくプレイする曲を選んで現場の雰囲気を伝える様にしているそうですが、今までの彼のMIXCDの中で一番良いかもしれないですね。基本ハウスがベースとなっているんだけど、テクノ、ミニマル、ディスコ、ラテン、エレクトロハウスと今作はとにかく幅が広いです。序盤はディスコが流れてきたのであれ?って感じで心配したんだけど、中盤から恍惚感を誘うテクノ、エレクトロハウス系の音に変化してきて、Pryda、Joris Voorn、Carl Craigらの曲が目白押し。クラブでの盛り上がり方を想像させますね。終盤はエレクトロニックなハウス系で、気持ちの良い4つ打ちを保ったまま終わりを迎えます。今までの彼の作品と言えばソウルフルとかブラックネスを感じていたのですが、本作は一言クールって感じです。やっぱりテクノ系の音の比重が増えているせいなんでしょうかね?本当にクラブっぽい雰囲気が感じられて、お見事って内容です。

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| HOUSE3 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - The Promise (NRK Sound Division:NRK126)
Kerri Chandler-The Promise
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今週末はNYディープハウスの大御所・Kerri ChandlerがYELLOWに来襲。知っての通りYELLOWは6月に閉店してしまうので、ファイナルまで出来るだけ行きたいと思います。さて、本作は新旧機材を駆使しデジタルソウルを生み出すKerriの真髄がいかんなく発揮された名作です。元々は自身のMIXCD"COAST2COAST"(過去レビュー)の為に新たに書き下ろされた曲ですが、ヴァイナルとしても当然シングルカットされております。内容はいつもと変わらずKerriの太いキックが生み出すタフなグルーヴがあり、メランコリーなメロディーを流麗なストリングスが奏で、しんみりと郷愁を誘うピアノが入ってきます。Kerri自身が歌うボーカルも優しく肌を撫でる様に、愛撫する様にソウルを奏でます。アーバンかつムーディーな完璧としか言い様のないKerri節ハウス、ここに極まる。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Tony Allen - Ole (Honest Jon's Records:HJP36)
Tony Allen-Ole
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アフリカンなドラムを打ち鳴らすアーティスト・Tony AllenのEPにおいて、なんとBasic ChannelのMoritz Von Oswaldがリミックスを担当。原曲は民族的なリズムと明るいノリの歌が入るホットな曲なんですが、リミックスは完全にベーチャン、もしくはRhythm & Soundスタイル。奥深い音響のダブハウスで、もわ〜んとしっとり湿度の高いムードは適度に気持ち良い。アフロなパーカッションはそのまま利用しているものの、こうもダウナーに雰囲気を変えてしまうお仕事はやっぱりベーチャンの凄さですね。ドラムキックのずしりと来るダブ加減が、ただそれだけで良いのです。またうっすらとアンビエンスを感じさせる音が張られていて、昔のベーチャンっぽさも垣間見えていますね。まるで秘境で鳴っている音楽みたい。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Chymera - Wish (NRK Sound Division:NRK134)
Chymera-Wish
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アイルランドの新進気鋭のアーティスト・Chymera。テクノ/ハウスどちらでも通用するエレクトロニックな作風で、DelsinやOvumからもリリースを重ね着実にファンを増やしつつある期待の人です。本作は安心印を押せるNRKからのリリースですが、間違いなく聴いておいて損の無い一枚です。A面の"Wish"が秀逸で、程良い4つ打ちグルーヴの上を幻想的なシンセフレーズが反復するまっとうなテックハウス。哀愁漂いすぎでコテコテ感も否めないけれど、フロア/ホーム両対応で使い勝手は良さそうですね。B面の"Eucalyptic"は幾分か恍惚感を控えめにした落ち着いたトラックで、繋ぎに使うのに適した曲ですね。今までリリースしたEPが総じて高品質なので、将来性を感じるアーティストの一人です。要注目!

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Manoo And Francois A - Magnetic (Buzzin' Fly Records:028BUZZ)
Manoo And Francois A-Magnetic
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先日久しぶりに渋谷のDisk Unionに行ってきてレコード漁りをしたんだけど、やっぱりごそごそとせわしなくレコードを漁るのは楽しいっすね。でも数年前はレアだったEPとかも今じゃ普通に売られていて、今までヴァイナル派だった人も徐々に放出してるのかなと想像するだけで悲しくなりました。WEBでボタン一つ押してデータ買うのは確かに便利だけどねー、自分にはやはり合わないな。

ちなみに今ではアマゾンでもヴァイナルが売っているので、時々アマゾンでまとめてヴァイナルを注文して活用しております。本EPはBen Watt主宰のBuzzin' FlyのMIXCD"Buzzin' Fly Volume 4"(過去レビュー)に収録されていて、一聴くしただけで耳を惹き付けられたのでアマゾンで注文して結構待ってから忘れた頃に届きました。待たされたけど内容はピカイチ、A面の"Magnetic"が段違いでヤバイ。フロアを狂気乱舞に落とし込むハマリ系のテックハウスで、これは威力ありすぎでしょーと思う。ギラギラしてるけど脂っこいのとも違って、切れ味鋭いあっさりギラギラ。B面は緩めのメロウなディープハウスでこちらもまあまあ。是非ともアルバムにも期待したい若手です。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Analog Soul - Still Music Compilation (Underground Gallery Productions:UGCD-SM001)
Analog Soul-Still Music Compilation
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以前リリースしていたコンピの副題が"Soul Of Detroit"なのでデトロイトのレーベルだと思っていたら、実はシカゴのレーベルだったStill Music。しかもレーベル主のJerome Derradjiはフランス出身なので、余計に意外性が強い。2004年設立の新興レーベルながらもカタログ数はもはや30近くとかなり勢いのあるレーベルで、シカゴだけに限らずデトロイト、日本、ヨーロッパ全体からまだそれ程有名ではなくとも才能のあるアーティストの作品をリリースしている。本コンピでもデトロイトからLos HermanosのGerald Mitchell、The GodsonことRick Wilhite、Delano Smith、Paul Randolph、日本からは先日クローズしたFrogman Recordsからデビューを飾っていたHirofumi GotoことRondenion、ヨーロッパからPatchworksやFrancois Aなど、地域を限定せずとにかく良い作品を選定している。何と言ってもタイトルの"Analog Soul"って響きが素晴らしい。参加しているアーティストの多くがアナログ機材を使用しているからそう命題したらしいのだが、やっぱりアナログの音って耳に優しいから人間にしっくり来る。スムースで柔軟な肌触りのディープハウス満載で、このレーベルの質の高さが伺える。今後はこのレーベルは要チェックだ。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Sasse Presents Moodmusic (P-Vine Records:PCD-5493i)
DJ Sasse Presents Moodmusic
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名はKlas Lindbladと申します。フィンランド出身、DJ SasseやFreestyle Man名義で北欧の情緒を感じさせるハウスをリリースし、また今をときめくSpirit CatcherやHenrik Schwarzの作品もリリースするMoodmusicを運営もしております。それ以上の細かい事は分からないので、取り敢えず後は音楽その物を分析。ハウスと言うクラブ(ダンス)ミュージックを基にしつつも、踊る為だけの音楽ではなくより深く聴き込んで楽しめるリスニング的な内容も兼ねています。薄く張った湖の氷の上を滑るような繊細さと北欧の雪に閉ざされた白い世界を感じさせるムードがあり、ただ快楽だけを目指した音楽性とは全く逆を目指した音。例えるならそう、シカゴの哀愁男・Larry Heardが進むメロウで内向的なハウスとシンクロしている。Larryよりは幾分かテクノ的な要素がありエレクトロニックな質感も感じさせますが、無駄を排した簡素な構成は胃にもたれる事もなくすっと体に馴染みます。突出した輝きを見せる訳でもないけれど、地味に良い曲揃いでした。

Check "DJ Sasse"
| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |