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矢口渡 草津湯
草津湯

遠くの草津より近くの草津…大田区にも草津はあったんだ!と東急多摩川線の矢口渡駅から北へ徒歩4分の場所にある草津湯は、日本が誇る温泉街の草津温泉と同様に立派な温泉銭湯である。いや、正確に言うと温泉法に則るのであれば温泉ではない。温泉の定義は温泉源から採取されるときの温度が摂氏25度以上か、または特定の成分がある濃度以上含まれる事なのだが、草津湯は鉱泉であり成分も規定を満たさない為に温泉と名乗る事は出来ない。がそんなこまけぇこたぁいいんだよ!! 行けば分かるのだが、一応薄っすらと黒い温泉が湧いているので、是非とも紹介したい。
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| FOOD,TRAVEL,HOT SPRING,ETC4 | 12:00 | comments(0) | - | |
D.K. - Rising EP (Antinote:atn 052)
D.K. - Rising EP
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ニュー・エイジ/アンビエント方面で注目を集めていたパリジャンのDang-Khoa ChauことD.K(45 ACP名義やSlack DJs名ではインダストリアルに接近した作風もあるが)、温かくドリーミーな世界観に包まれる牧歌的なリスニング系の作風が特徴であったものの、2019年には古巣Antinoteからダンス3部作EPのシリーズを立ち上げ、『Mystic Warrior EP』(過去レビュー)や『Riding For A Fall EP』(過去レビュー)をリリースしてきた。お得意のニュー・エイジをハウスに取り込み、更にはエスノ×トランスな拡張を見せたりと進化を遂げていたが、一端はそんな果敢な挑戦もこのシリーズ最終作となる本作で完結を迎える。前の2枚のEPでおおよそ音楽性は出来上がっていたので本作でも特に大きな変化は無いのだが、更にマッチョで肉体的なグルーヴを感じさせるEBM(エレクトロニック・ボディ・ミュージック)な雰囲気を纏っており、前述の45 ACPとの境界が埋まっていくような感さえもある。"Storm Of Steel"が特に激しく破壊的な響きをしており、金属的な打撃音と毒々しいベースラインによるインダストリアルな世界観が凶悪で、そこに鉄琴らしきミステリアスな響きと尺八風なエキゾチックな笛の音色、そしてぐしゃっとしたスネアやパーカッションも入ってきて、ニューエイジにハウスやインダストリアルと様々な要素が融合したダンス・ミュージックがユニークだ。最近の流行りでもあるレイヴも意識したようなブレイク・ビーツ調の"Code Breaker"でも、やはりシンセの謎めいたコード展開と怪しい笛のメロディー、そして生々しく土着感溢れるパーカッション使いがエキゾ性を打ち出していて、これは前作までのニューエイジ・ハウスといった趣きだ。タイトル曲である"Rising"もつんのめったリズムがダンス曲に仕上げているものの、チャカポコとした弾ける土着パーカッションや瞑想の笛の音色とアジア圏のエスノな感覚に合わせ、荘厳で神聖なコーラスが覆い尽くす事で宗教的な雰囲気を漂わせ、メランコリーな霊的ニューエイジと化している。どれも真夜中のダンスフロアに適応したダンストラックである事は前提なのだが、この土着性やエスノの感覚も交えた独特の世界観はD.K.の確立された個性と言えよう。



Check D.K.
| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | - | |
ラーメン鷹の目 蒲田店
ラーメン鷹の目 蒲田店1

今は亡きラーメン二郎蒲田店に始まり、らーめん大や宮郎と二郎系が集まる蒲田。都内屈指の飲み屋街に対抗するようにがっつりジャンクなラーメンが集まっているが、その中で気になったのがラーメン鷹の目 蒲田店。埼玉県草加市に本店があるラーメン二郎インスパイア店で、なんでも東北沢の人気店である千里眼の姉妹店だとかで、千里眼の方はやたらと並ぶので一度行ったきりで再訪してないものの、こちらならそこまでの並びではないだろうと予想して訪問。今回は小ラーメン(820円)にトッピングはヤサイニンニクアブラ辛揚げで注文。

やる夫1

そんな風に考えていた時期が俺にもありました
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| FOOD,TRAVEL,HOT SPRING,ETC4 | 15:00 | comments(0) | - | |
FSQ Feat. Dolette McDonald - I Zimbra (Midnight Riot Recordings:MIDRIOTD 178)
FSQ & Dolette McDonald - I Zimbra
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David Byrne率いるTalking Headsの1979年作、"I Zimbra"が2019年にカバーとして復活。オリジナルは早過ぎたオルタナティブな感覚もあるニューウェーブ・ディスコで、肉体が痺れるような生々しいライブ感溢れアフロやファンクの要素も含むディスコだったものの、本作のカバーではUSのファンク/ディスコ集団であるFSQ(Funk Style Quality)が現代に適したモダンな作風へと生まれ変わらせている。その際にTalking Headsでバッキング・ボーカルを務め、他にもStingやChicらの多くのアーティストの作品にシンガーとして参加してきたDolette McDonaldもフィーチャーしているが、そのせいもあってか原曲よりも華やかなディスコ性が強調されている。トラック自体も原曲は粗雑さが荒々しさに繋がっていたが、ここでは端正なディスコのリズムを刻みギターやベースを用いながらも無駄無く隙間が目立つ程の洗練された構成だが、ややカリビアンの楽天的な雰囲気もあり、陽気で爽快なモダン・ディスコといった印象だ。カバー自体は曲の良さとは別に3分弱と短く時間的には物足りなさが残るものの、そこは現在形のDJがクラブフレンドリーなリミックスを提供する事で、このEPを補完している。"Soul Clap Remix"はディスコからハウスへと傾倒したリミックスで、軽やかなパーカッションのグルーヴがトライバルな雰囲気を作り出し疾走感を獲得、そしてやはり音を最小限に絞る事で動きのあるベースラインも目立ち、エレクトロニック性の強いモダンなハウスへと新たに上塗りされている。"Alan Dixon Remix"はカバー曲の雰囲気を踏襲して生音の強いディスコだが、ややテンポを上げて更にベースサウンドを更に強くする事でクラブトラックらしさを打ち出し、また切ないピアノやワウワウ鳴るファンキーなギターを加えてやや華やかな装飾を加えて豊かな展開を作っている。カバーよりは後者の2つのリミックスの方がよりクラブで映えるであろう内容で、ここはやはりDJのセンス勝ちといったところか。



Check FSQ
| HOUSE14 | 11:30 | comments(0) | - | |
Kuniyuki Takahashi - Early Tape Works (1986 - 1993) Vol.2 (Music From Memory:MFM032)
Kuniyuki Takahashi - Early Tape Works (1986 - 1993) Vol.2
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隠れた名作から埋もれしまった未発表曲まで、時代に取り残されてしまった曲群を抜群の嗅覚を以て掘り起こすMusic From Memoryが次に目を付けたのは、テクノやハウスにジャズやアンビエントといった多用な音楽を、エレクトロニクスと生演奏を駆使してライブ性溢れる有機的な作風に仕立て上げるKuniyuki Takahashi(高橋邦之)だ。作品をリリースし出したのは1995年頃ではあるがそれまでにも音楽制作は行っていたようで、1986〜1993年に制作された音源をプライベートでカセットテープという形に残していたようだが、一体何処から嗅ぎ付けたのかMFMがそんな音源を2枚のアナログに渡って編纂している。本作はこの前にリリースされた『Vol.1』(過去レビュー)に続く第二弾で、路線としては全く変わらずに旧式のシンセやリズムマシン、そしてテープレーコーダーやサンプラー等レトロな機材を用いて、古くもどこか懐かしい響きを持ったアンビエント志向な音楽を手掛けている。"Island"は現在のムーブメントであるニューエイジそのもので、微睡んで叙情的なパッドに深い森の中で聞こえるような鳥の鳴き声らしきサンプリングを被せ、生命が宿る神秘のジャングルから大地の香りが沸き立つような桃源郷エスノ。ダウンテンポなしっとりダビーなリズムも入り、Kuniyukiらしい有機的な温かみを発するメロウなシンセに引っ張られる"Your Home"は、ドラマのロマンティックなシーンで流れるBGM的で物憂げな情景を浮かび上がらせる。後の作品に繋がるようにしみじみとしたギターの音色、生っぽいドラムやパーカッションを用いた"Echoes of The Past"は、Mule Musiqからのアルバムで見られるオーガニックなジャズ×ディープ・ハウスに開眼した作風のプロトタイプと言えるだろうか、非常に熱の籠もった感情性の強い響きはKuniyukiの特徴が顕著に現れている。重厚な湿っぽいストリングスと祈りのようなコーラスによる瞑想アンビエントの"Ai Iro"は霊的な存在感を放ち、静謐なピアノと琴らしき弦による悲哀の旋律と内向的な笛の音色を組み合わせ瞑想へと誘う"Sakura No Mizu"はそのタイトル通りに和の儚い侘び寂びの美しさが表現され、こういった音楽性には後のKuniyukiらしさが散見される。Mule Musiqからリリースする以降の熟練者としての卓越した技術による綺麗な響きや練られた構成の音楽に対し、本作はまだまだ辿々しく未完成な雰囲気も残る作風ながらも、それは素朴さへと繋がりKuniyukiの心の中からほっと温まる音楽性と自然な調和を成している。現在のアンビエント/ニューエイジの視点から見ても素晴らしいのは当然として、Kuniyukiの音楽性の初期胎動を感じられる作品として意義深い。



Check Kuniyuki Takahashi
| TECHNO14 | 12:00 | comments(0) | - | |