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ACID CITY 3
ACID CITY 3 (JUGEMレビュー »)
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Mr. YT - Brand New Day (Apollo Records:AMB1703)
Mr. YT - Brand New Day
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近年はRon Trentが主宰するFuture Vision RecordsからのMissing Soulのリイシューによって再び注目を集めているYuji Takenouchi。TECHNOuchi名義ではゲームミュージックの作曲家としても知名度は高いが、Mr. YTやMissing Projectに前述のMissing Soulでは豊かな感情性を持ったジャジー・ハウスな音楽性でApollo Records等から作品をリリースしており、90年台後半の隠れた存在だ。昨今のジャパニーズ・ハウスの再評価の一貫でTakenouchiの音楽の掘り起こしに繋がったのだろうか、この度Apollo Recordsが「Brand New Day」と「Parfum E.P.」と「Southern Paradise」の3枚のEPをコンパイルし、新たにリマスター済みのアルバムとして目出度くリイシューを行っている。音楽的には2000年前後に流行っていたジャジー・ハウスそのもので、現在ではこの手の音楽はやや廃れてしまい決して流行の真ん中にあるものでもないが、しかしこのMr. YTの軽快なハウスグルーヴや美しい鍵盤のラインを活かした楽曲性はエヴァーグリーンと呼べるもので、時が経とうと色褪せるものではない。幕開けは朝の幻想的な霧が満ちたようなアンビエンスが漂う"Morning"、ビートレスな作風がこれから始まるダンスへの期待を高めていくような流れ。続く"Reve"では透明感と光を含んだピュアなシンセと図太いキックの4つ打ちによって早速心地良いハウスで踊らされるが、瑞々しさもある綺麗な電子音の使い方が懐かしくもあり、しかし清流に洗われるような清々しさだ。再び"Souvenir"ではビートが消えつつ引いては寄せる波のように感傷的なパッドが現れメロウなバレアリック感を演出し、そこから一転して"Afternoon"は昼下がりの木漏れ日の明るさに満ちたような嬉々としたジャジー・ハウスで、透明感のある薄いパッドやリフレインするシンセは涼風を巻き起こし、跳ねるようなリズムが心も軽くする。アルバムの中で最も力強い4つ打ちを刻みポジティブな活力に溢れたハウストラックの"Evening"、そしてそこから夜へと時は移ろい落ち着いた優雅な時間帯を演出するアンビエント・テイストな"Nite"と、各時間帯をコンセプトにした曲調もしっかりと表現されている。終盤の正に天国の海を遊泳するかのふわふわとした多幸感が続くジャジー・ヴァイブス溢れる"Ocean In Heaven"も、朝方の光が溢れてくるフロアで聞きたくなる爽やかな曲だ。全体的にリマスタリングのおかげかボトムも厚めになりしっかりとフロア対応になりつつも、やはり上モノの透明感やピュアな響きが特徴で非常に耳に心地良いメロディーが通底しており、捨て曲は嘘偽り無く一切無し。当時は注目を集める事が出来なかったジャパニーズ・ハウスの名作が、今ここに蘇った。

| HOUSE12 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2017/6/23 Akirahawks Asia Tour 2017 @ WWW
今でこそようやく海外のビッグクラブやフェスティバルでもプレイする日本のDJが出てきているが、勿論日本に於いては目立っていないながらも早くから海外を拠点に活動を行っていた邦人DJ/アーティストがおり、それこそ今回アジアツアーを行うAkirahawksもその一人だ。ドイツはベルリンにてHouse Mannequinなる変異体ディスコ/ハウスのレーベルを主宰し、その音楽性に共感したMr. TiesによるHomopatikとも繋がったりと、日本にいる環境からは感じ取れない程に海外では高い評価を受けているようだ。この度久しぶりに日本への凱旋ツアーを行うが、今回は同じく海外でも高い評価を獲得したGonnoも出演と、本場を知るDJによる経験に裏打ちされたプレイに期待が高まる。
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| EVENT REPORT6 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
The Incredible Adventures Of Captain P - Escapism (Soul People Music:SPMBLP003)
Fred P - The Incredible Adventures Of Captain P (Escapism)
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USテクノ/ハウスの中でも快進撃を続けるFred PeterkinことFred P.は別人格のように多数の名義を用いてEP/アルバム共に量産体制を行いつつも、夢の中にいるようなアンビエント感溢れるテック・ハウスからジャジー・ヴァイブス溢れるリスニング志向の作品までそのどれもが高い品質を保っており、アーティストとして全幅の信頼を寄せる。本作の「The Incredible Adventures Of Captain P」名義は彼がかつて2010年にFred P.名義でリリースしたアルバム名であったものが、ここではプロジェクト名へと変化している。最早その名義毎に音楽的な差異は無いのではあるが、本人によれば「最も個人的、かつスタイル的に多様なレコードのうちの1つ」だそうで、フロアで用いられるべきダンス・トラックを中心にインタールードも挟んだアルバムとしての豊かさを表現した作品だ。機械的な持続音によってSF映画の始まりのような不安と興奮を掻き立てるような"Entry Point"で始まると、続く"These Times"では早くもキックやパーカッションが端正なリズムを刻んでその中を緩やかに上げ下げするパッドが浮遊しながらFred P.らしい幻惑的なテック・ハウスを聞かせる。"NYC"では一転してぐっとテンポを落としたヒップ・ホップへと変化するが、これにしてもデトロイトらしいスモーキーかつ叙情性があり、勢いのあるアルバムの中でしっとりとした感情を誘う事でアクセントになっている。アルバムの中盤は正にFred P.らしい疾走感溢れるテック・ハウスが並んでおり、硬めのリズムが刺激的で美しいラインを描くパッドに魅了される"All I Want To Say"や、太く重いベースやキックで低重心からぐいぐいと攻め上げる機能的な"Get Ready"など、霧のようなぼやけたシンセが大気に満ちながら幻想的な世界の中を爽快に駆け抜ける。そこから再度2曲のインタールードを挟んで、終盤には波のように揺らぐパッドと端正な4つキックによる爽快さと官能が入り組んだディープーなテック・ハウスの"Escapism"で一気にドラマティックのピークへと達し、最後には全てが終わった後の静けさのみが続く"To Be Continued"によってサントラを思わせる静謐な終わり方を見せる。多くの曲は真夜中のダンス・フロアで機能するのだが、単純なダンス・トラックだけの羅列にはならないストーリー性がアルバムとしての役目を成しており、そして勿論彼らしいアンビエンスやスピリチュアルな要素がふんだんに詰まっている。まだまだFred P.の躍進は一向に止まる事はないだろう。



Check "Fred P."
| HOUSE12 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Outro Tempo : Electronic And Contemporary Music From Brazil 1978-1992 (Music From Memory:MFM016)
Outro Tempo Electronic And Contemporary Music From Brazil 1978-1992
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『1978〜1992年のブラジル産電子音楽と現代音楽』という分かり易い直球タイトルのコンピレーションを手掛けたのは、アムステルダムを拠点とし現代バレアリックや失われた遺産の発掘に勤しむMusic From Memoryだ。特定のジャンルで言及される活動ではなく、実験的精神とバレアリックな雰囲気の融和の方向に向かい歴史の狭間に埋もれてしまった良質な音楽の再発見を続ける重要かつ人気レーベルであり、まだ活動期間が長い訳ではないものの間違いない審美眼は信頼の置けるものだ。勿論本作もブラジルをコンセプトにしているからと言って素直なサンバやボサノヴァが収録されている筈もなく、タイトル通りに一般的なブラジルのイメージからは想像も付かない現代電子音楽がこれでもかと紹介されており、ブラジル音楽に対するイメージを一新させる事は間違いない。筆者には当然ながら収録されたアーティストについて全く知識を持ち合わせていないが、しかしだからこそイメージに左右される事なく素直に音そのものを聞き入れる事が出来て、ブラジル音楽の新たな魅力に触れる事が出来た。Piry Reisによる"O Sol Na Janela"は煌めく電子音と爽やかなアコギに色っぽさもある歌が絡むフォーキーな曲で、確かにブラジルの涼風が吹き抜けつつもラウンジ・ミュージック的だ。Nando Carneiroの"G.R.E.S. Luxo Artesanal"は軽快なリズム感や哀愁のアコギからはブラジリアンな要素が発見されるが、そこに入ってくる遊び心もあるような電子音が印象的だ。と思えばFernando Falcaoの"Amanhecer Tabajara (A Alceu Valenca)"は不思議な音色と打楽器を中心とした現代音楽×ミニマルのような作風でジャングルに迷い込んだようなスピリチュアルな雰囲気もあり、Anno Luzによる"Por Que"では無重力なシンセを用いたアンビエントな幕開けから悲哀のピアノやアコギによってぐっと切なさに染まっていく情緒的な響きもあり、電子音楽のユニークさとブラジルの空気が見事に一つとなっている。その他にもバンジョーを用いてエキゾチック感を含ませつつカリンバやハープ等の多くの生楽器を用いて瞑想へと誘うニューエイジ風の"Gestos De Equilibrio"、そして世界各地の民族楽器の人力演奏によって15分にも及ぶ大地との交信を図ったかのようなサイケデリックかつサウダージなワールド・ミュージックの"Corpo Do Vento"と、陽気な雰囲気の中にも霊的な世界観さえも持っているのはアマゾンという原始の森があるブラジルだからこそからか。面白いが決して難解ではなく、様々な民族・文化が溶け合ったようなブラジルの混合性があり、そして何よりも馴染みやすいロマンティックな響きがあり、またしてもMusic From Memoryのレーベルカラーを見せ付けた選曲が素晴らしい。



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| ETC4 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Local Talk 5 1/2 Years Later (EUREKA!:ERKCD-003)
Local Talk 5 1/2 Years Later
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Blazeの大名盤『25 Years Later』からタイトルとジャケットを見事にサンプリングした本作は、スウェーデンのハウス・レーベルでは代表格であるMad Matsらが主宰するLocal Talkの正しく活動5年半を記念したコンピレーションで、実は『25 Years Later』とは特に音楽的な繋がりはない。しかしMatsによればそんな大名盤には色々なハウス・ミュージックが入っているそうで、そんな音楽性をこのコンピレーションで表現したかったそうだ。確かに様々なアーティストの曲が収録されている本作、大胆なジャケットのインパクトに魅了された方は是非この機会に、Local Talkの音源に触れてもきっと損はしないだろう。有名どころではハウスとヒップ・ホップをクロスオーヴァーさせるDJ Spinnaも参加しており、跳ねるリズムと耳に残るしなやかなシンセのメロディーがエレガントに舞う"Tie It Up"を提供しているが、中盤以降の美しいシンセソロの優美さはLocal Talkらしい。フランスの新鋭、Local Talkを始め様々なレーベルから引っ張りだこのS3Aはお得意のサンプリングをフル活用した"Bob Morton Track"を手掛け、荒々しく黒いファンキーさ爆発のモータウン・ハウスは本場USにも全く引けを取らない。その一方でUKはブリストルのSean McCabeが手掛けた"It's My Life (Sean's 6am Dub)"は、かつての西ロンのブロークン・ビーツ隆盛を思い起こさせるような曲で、ざっくりとしかし小気味良いリズムと多層になるエモーショナルなシンセに情熱的な歌を合わせて特に洗練された美しさを放つ。更に異彩を放つのがYoruba RecordsやInnervisionsからヒットを飛ばすToto Chiavettaで、テッキーながらも何処か妖艶で呪術的かつアフロな魅力を秘めた"Approval"はサイケデリック性が抜群だ。その他にもArt Of TonesやMarcel LuneといったLocal Talk組、フランスのディープ・ハウサーであるHugo LX、そして日本からはKyoto Jazz Massiveが強烈なベースが炸裂するブギー・ハウスを提供しており、一口にハウスと言っても実に音楽性豊かに様々な要素がこのアルバムには存在している。ファンクやソウルにジャズ、激しさからメロウまで、Local Talkのハウスはただ単にフロアで踊らせるだけの音楽ではなく、リスニングに耐えうる素質があるのだ。




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| HOUSE12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |