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Various - Techno Sessions (Sessions:SESHDCD224)
Various-Techno Sessions
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うわー買っちゃったよ…。良く考えると別に買う必要も無かったのだけど、まあ何となくトラックリストに釣られて購入。新旧テクノの名曲を押さえたコンピレーションで、これからテクノを聴こうと思ってる人には超お薦め!参加アーティストに関してはもう口を出す必要が無い位で、Jeff Mills、E-DnacerとInner City(Kevin Saunderson)、Rhythim Is Rhythim(Derrick May)のデトロイト系から、Funk D'void、Laurent Garnier、Technasiaのデトロイトフォロアー系、Slam、Tomaz Vs Filterheadz、Bryan Zentz等のハードテクノ系、他にも新進気鋭なAgoriaまで収録。まあこうやって全部一緒に聴くと、テクノにも色々ジャンルがあるんだねと頷いてしまう。最初はデトロイトから始まったテクノも徐々に細分化して、このコンピレーションに含まれている様な色々なテクノに枝分かれ。遂にはデトロイトテクノの面影も残さない様な姿にまで変化を遂げた。個人的にはデトロイト関連の曲がやっぱりお気に入りで、Jeff Millsの曲は特に良い。この曲の頃のJeffは今とは異なり、ファンキートライバル系で最高に格好良かった時。その後、他のアーティストが真似しまくったせいでJeffはその路線を進まなくなったと発言していた。Jeffには又ファンキートライバル系の曲を作って欲しいと、切に願うばかりだ。後は日本とは異なりUKで大人気のSlamの初期大ヒット曲「Positive Education」なんかも、今聴くと懐かしさを感じる。リアルタイムで聴いていた訳ではないけれど、93年頃からこんなグルーヴィーで太いボトムの曲を作っていたなんて、ある意味奇跡だ。現在のテクノが求心力を失いつつある様な気がするけれど、確かに今のテクノでもこんなに素晴らしいトラックはそうはないと思う。そんな中、フランスの新人Agoriaには、これからのテクノを引っ張っていって欲しいと期待している。特に目新しさがある訳ではないが、センチメンタルでフューチャリスティックなトラックを披露。Agoriaは期待しちゃっていいと思う。さて他にも良い曲が一杯ありすぎてコメント出来ない位なので、後は自分で聴いて確かめてみて欲しい。ノスタルジックに浸るのも、参考書にするのもそれは君の自由だ。

試聴

各アーティストのお薦めのアルバムも以下に紹介しておきます。
Derrick May-Innovater
Funk D'void-Volume Freak
Jeff Mills-Exhibitionist
Agoria-Blossom
Technasia-Future Mix

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| TECHNO1 | 22:20 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Rei Harakami - trace of red curb dedicated from rei harakami (Sublime Records:IDCS-1007)
Rei Harakami-trace of red curb dedicated from rei harakami
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傑作をアレンジするとどうなるか?それは時として失望をもたらす場合もあり、またより輝きを放つ奇跡を起こす場合もある。元々傑作な物に手を加えるなんておこがましいけれど、このアルバムに関しては予想を大いに裏切ったより素晴らしい音楽として帰ってきた。そう「Red Curb」はリミックスアルバム「trace of red curb dedicated from rei harakami」として、より美しい響きとより強いビートを持ち合わせ生まれ変わったのだ。

リミックス参加メンバーはWechsel Garland、Atom Heart、大野松雄、Okihide、Indopepsychics、そしてre-arrange!にはなんとRei Harakami自身が参加すると言う反則技。リミックスメンバーで注目すべきは、久しぶりに音楽界にカムバックしたTanzmuzikのOkihide。あんま知らない人もいるだろうけど、ユニットでもソロでもかっちょいい曲を作ってる人。今回はワンループのミニマルで引っ張り、徐々に肉付けしてドラマッチックに盛り上げる職人技を披露。久しぶりの音楽制作だろうに、全く腕は鈍っていないようだ。鉄腕アトムの効果音などを制作した大野松雄のリミックスも、なかなか面白い。電子音響世界の中に小宇宙を見る様なトリップミュージックだ。

しかし何と言ってもやはりRei Harakami自身のre-arrangeが一番凄い。特にthe backstroke(rh re-arrange)はアコースティックな柔らかい音色をそのまま生かし、リズムを前面に出し突っかかる様なリズムでも体を揺らせる秀逸な出来。リズムも独特でインパクトがあるが、やはり音そのものが素晴らしい。この人にしか出せない音を持っている。また新曲のLobeもとんでもなく心地よい。波の上をゆらゆらたゆたう様で、青い景色が一面に広がってゆく。緻密に編み上げられた一音一音が、広大なサウンドスケープを演出する。いっそのことハラカミが全てre-arrangeしたら、とんでもないアルバムになっていたのかと思う。一体ハラカミの音楽の終着点はどこにあるのだろうか?決して先が見えない、無限の可能性を持ったアーティストだ。みんなハラカミの帰還を待っている。早く帰ってきて、次なる世界を見せて欲しい。

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| TECHNO1 | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rei Harakami - Red Curb (Sublime Records:IDCS-1004)
Rei Harakami-Red Curb
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今となってはかなり有名になっていると思われるので、今更ながらレビューを書くのもどうかと思っているハラカミレイだけど、素晴らしい内容かつ僕の大好きなアーティストなので紹介させて頂こう。

このアルバムは巷ではエレクトロニカ扱いされている事が多い様な気もするけれど、別にエレクトロニカだとは個人的にはあまり感じてはないかな。じゃあJAZZANOVAなどのプレイチャートにも入ったりするから、クラブジャズ系なのかと言うとそうでもない。僕は今までこんな音楽は聴いた事がなかったし、彼の音楽に似た様な音楽も周りでは耳にした事がない。だから彼は自分の音を持っている、数少ないアーティストの一人なんだと思っている。元々は一つの機材しか使わずに作曲していたらしく、このアルバムを聴く限りでもあんまり機材の変化はないのかなと思っている。それなのに、味気ない地味な作品になる事はなく、逆に創造性に富み何度聴いても飽きない様な作品になっている事が凄い。前半は比較的アップテンポでリズムを強調したトラックが多い。彼の特徴でもあるエコーを多様した作りと、複雑に絡み合いながらも流れを損なう事のないリズム、そして変化する柔らかいシンセの音が牧歌的な雰囲気を作り出す。彼の音楽はテクノであるとは言えども、何故か妙に人間味があり優しい音楽で、だから人気があるのかもしれない。後半に行くに連れて徐々に沈み込んでいき、深いアンビエントの世界に入ってしまう。前半の世界とは大違いで最初は戸惑いもあったけど、シンプルなのに壮大な電子音響の世界には目を見張る物がある。前半は愉快に楽しんだら、後半はゆったりくつろぐ流れになっているのだろうか。前半と後半を対比しながら聴くのも、また一興かもしれない。ある意味このアルバムで極めてしまった感もあり、結局4年近く新譜が出ないままである近況。映画のサントラ作りをする前に、早く自分のアルバムを作って下さいと祈るばかりだ。

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| TECHNO1 | 18:00 | comments(8) | trackbacks(2) | |
Saint Etienne - Casino Classics (Heavenly:HVNLP 16-CD)
Saint Etienne-Casino Classics
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TVであの人は今?!みたいな事を時々やっているけれど、このユニットに関しても同じ言葉を投げかけたくなる。今時Saint Etienneなんか耳にしなくなったけど、1995年頃までは結構人気あったと思うし、実際にポップでダンスフルな良い曲出してたと思うよ。このユニットが凄いのは時代を嗅ぎ分ける嗅覚力に優れていた点だと思う。リミキサーにその時代に旬になりつつあるアーティストを起用して、テクノ方面にも受けるような曲を残していたんだよね。有名所ではThe Chemical BrothersUnderworldAphex Twin、またマニア向けにAndrew Weatherall、Secret Knowledge、David Holmes、Broadcastなどにリミックスを頼んでいるよ。そんなリミックス作品をこのアルバムでドンッ!と一まとめにしちゃったのです。やはり僕はAphex Twinのリミックスが好きかな。不安げで暴力的なメタリック音で加工されて、原曲は一体どこに見えるの?って感じの相変わらずのリミックス。インダストリアルっぽい雰囲気で大好きだよ。後は、David Holmesのリミックスも良いね。これはアシッドバリバリな激渋ミックスで、彼のハードボイルドな一面が表に出ていると思うよ。しかしこれも原曲を見事に台無しにしたリミックスで、Saint Etienneファンの80%位はぶち切れそうだよね。僕はこうゆう原曲を解体して、新たな世界を作り出すリミックスと言うのも大好きだよ。Chemical Brothersも同じ曲をリミックスしてるんだけど、比べてみるとこっちはただのブレイクビーツでちょっと威力があまり感じられない。でも一番格好良かった頃のChemical Brothersらしいリミックスだとは思うよ。他にも色々リミックスが入ってるし、全体的にCOOL!に作られているからテクノ好きな人には聴いてみて欲しいな。

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| TECHNO1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Pop Ambient 2005 (Kompakt:KOMPAKT CD37)
Pop Ambient 2005
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Kompaktの代表的コンピーレーションがこのPop Ambientだ。音に関して言うと一般的なPopじゃないだろーと、突っ込みをいれたくなるが、内容は素晴らしい。参加アーティストは、The Orb、Gas(Mike Ink)、Thomas Fehlmannと有名所から、以前紹介したTriola(Jorg Burger)も含めてその他色々。その他色々って言うか、他は全く知らない…。アンビエント大特集なこのコンピは、嘘偽り無く本当にアンビエントだ。道に迷ってしまったかの様に奥へと奥へと誘われ、現世に戻ってくるのは不可能かの様な迷路な世界。大半の曲はノンビートであまり区別が無くて、ずっと聴いてると今自分が何を聴いてるのかさえも分からなくなる感じだよ。時折肌寒い早朝の暗い頃、日の出を迎える様な美しい瞬間もあったりするけれど、それでも視界は不明瞭なまま。うーん、一体ここはどうなんだろう?自分の居場所さえも忘れてしまいそうだ。快楽的なアンビエントと言うよりは、結構生真面目でシリアスだと思うよ。それでもこれだけの良質な曲を揃えるなんて、Kompaktレーベルの順調ぶりが良く分かるね。

試聴

シリーズ化してるから
「Pop Ambient 2004」
「Pop Ambient 2003」
「Pop Ambient 2002」
「Pop Ambient 2001」
もどうぞ。

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| TECHNO1 | 22:30 | comments(3) | trackbacks(0) | |
David Alvarado - Transfiguration (NRK Sound Division:NRKCD015)
David Alvarado-Transfiguration
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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ キター!!!!!
アマゾンで注文してて首を長くして待ってたこのアルバム。去年Transfiguration EPとしてダブルパックで発売されたのだけど、すぐに売り切れちゃって購入出来なかったのです。しかし評判が良かったらしく、新曲を加えてめでたくCDアルバムとして発売されたのです。さてDavid Alvaradoとは何者何でしょうか?僕も詳しい事は分からず、House Of Liquidで一度だけDJを体験した事がある位です。ダビーなボトムと浮遊感あふれる上物がナイスなテックハウスをプレイしていて、その時からこのアーティストの事を好きになっていました。アルバムも2枚程Peacefrogから出していて、やはりDJの時と似た様な雰囲気を持っています。

今回のこのアルバムも当然今までの路線を引き継ぐテックハウス路線なんだけど、これが予想以上に素晴らしいです。特にEPに収録されていた「Luna」、「Aire」、「Sol」のこの3曲は近年のテックハウスの中でもベストに近い作品でしょう。Basic Chennelの様に繰り返される深いエコーとダビー処理、そして揺らめく空間を演出する薄いシンセのベールが、聴いている者を徐々に覚醒させてゆきます。又、ひたらすディープな作りで反復ミニマルな4つ打ちなので、クラブ使用時にも存分に利用する事が出来るトラックだと思います。このアルバムの為に追加された新曲はと言うと、ダウンテンポ路線でシングル曲との間に挟まれて箸休め的な存在になっていると思います。やはり壮大な空間処理で、広がりと言う物を感じさせられます。こいつの作る空間は素晴らしい、ただその一言ですね。輸入量が少ないせいか量販店では見かけませんが、今ならアマゾンで即発送です。買い逃し厳禁、猛烈にプッシュするNOWなアルバムです。

試聴

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| TECHNO1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Derrick May - Mix-Up Vol.5 (Sony Music Entertainment:SRCS8250)
Derrick May-MIX-UP Vol.5
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テクノ方面で語られている人の中にも、シカゴハウスの影響がモロに出まくりな人なんかもいて、このDerrick Mayなんか一番分かりやすい例なんじゃないかと思う。彼の初期音源「Nude Photo」なんて実際アシッドハウスみたいなもんだし、その後のファンキーなリズムが躍動的な曲群だって、シカゴハウスの影響が大きいと思う。Juan Atkinsの音と比べればJuanがあくまでデトロイトテクノ、Derrickがシカゴハウスとさえ分けられてもおかしくない位だろう。未だDerrickのDJを生で聴いた事が無いのだが、このMIXCDでやはりDerrickはシカゴハウスの影響を大きく受けているんだなとまざまざと感じました。このMIXCDでのDerrickのプレイはパンピンでファンキー、そして官能的とこれで踊れない奴は不能なんじゃねーかと言う位のかっこいいものです。ハードグルーヴの勢いで攻めるのとは異なり、腰に来るグルーヴでねちっこく踊らされてしまいます。音数少なめでありながらアフリカンリズムを強調した流れは、やはり黒人特有な感じがしますね。そう彼の曲もそうなんだけど、弾ける様な激渋でファンキーなパーカッションが彼を特徴付けてるのではないだろうか。このセンスはJuan AtkinsやKevin Saundersonには無い物だよね?MIXCDでこれだけかっこよければ、生のプレイはもっと凄いのだろうか?機会があれば彼のプレイで踊りたいですね。そうそうDJばっかりじゃなくてたまには新曲も出してくれよとは思っているけれど、きっともう出ないでしょう…

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| TECHNO1 | 22:27 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Suburban Knight - My Sol Dark Direction (Peacefrog:PFG025CD)
Suburban Knight-My Sol Dark Direction
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遂に明日Galaxy 2 Galaxyの来日ライブがある訳だが、そこにUnderground Resistanceの裏番長、James PenningtonことSuburban Knightも一緒に来日します。Suburban Knightは既に15年以上の長いキャリアがあるにも関わらず、とても寡黙なアーティストで作品は数える程しかない。URやTransmatなどからEPを出しているが、一般的にダークテクノの先駆けと言われている「The Art Of Stalking」は、正に暗黒パワーと負のエネルギーに満ちている。きっとデトロイトのネガティブな面を表しているのではないかと、僕は勝手に思いこんでいるのだが。そんな曲も収録したキャリア初のアルバムが、2003年に何故かPeacefrogから発売されました。個人的に一番クラブ映えする曲は「Midnight Sunshine」で、やはりダークながらも青い炎が揺らめきながら徐々に熱を帯びていく様な、ダークかつ躍動的なハードテクノである。しかしながらアルバム全体のトーンとしては、やはり暗い。何故そこまでにSuburban Knightは暗いのか?かつてのDrexciyaばりのエレクトロとハードテクノを足した様な感さえもある。決して彼の作品を聴いてハッピーな気持ちになれる事はないだろう。これは決して良い環境とは言えなかったデトロイトで育ったSuburban Knightの心情を、表現したアルバムなのかもしれない。さあ、明日のDJはどうなんだい?今まで2度程聴いた事はあるけれど、DJの時はデトロイトクラシックも多用してダークな一面以外にもポジティブな面も見せてくれた。明日もきっと僕らを楽しませてくれるのだろうか…

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| TECHNO1 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
UR Presents Galaxy 2 Galaxy-A Hi Tech Jazz Compilation (Submerge Recordings:SUBJPCD-004)
UR Presents Galaxy 2 Galaxy-A Hi Tech Jazz Compilation
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Now is the Time!

かつて孤高のミニマリスト・Jeff Millsと、デトロイトの熱き男・"Mad" Mike Banksが立ち上げた伝説的なプロジェクトかつレーベル、Underground Resistance。時には怒りによって、時には理想や夢を掲げて活動の幅を広げ、数々の名曲を世に送り出し、数多くのアーティストやファンから限りない賞賛と尊敬の眼差しを受ける。彼らの徹底的なまでのアンダーグラウンドな活動は、メジャーの様にお金をばらまいた宣伝方式では無く、ファンからファンへの熱い思いによって成し遂げられた。ただそのアンダーグラウンドな活動の為に、基本的に音源はレコードのみの流通になり一般的に手を出し辛いと言う事もあったのかもしれない。

そして…もしミラクルと言う言葉を使う機会があるとしたら、正にこの今がそうなのだろう。活動を初めて早14年、遂にアルバムが発表された。アルバムとは言えコンピレーションであり、新曲2曲以外は既発の曲である。新曲以外は全て持っている僕には特に目新しさもないのだが、こうしてアルバムとして聴けるのは喜ばしい事だ。そしてこのアルバムは、何よりもレコードを買わない層への新しい攻勢を成し遂げた物であり、彼らがより世に認知される事も間違いないだろう。

さて「A Hi Tech Jazz Compilation」と言う名の通り、このコンピレーションは彼らの中でも特に、ジャズやフューチャー指向の強いロマンティックな曲揃いである。全ての曲を紹介する訳にはいかないが、「A Moment In Time」は「New Electronica」シリーズのコンピレーションに収められていた1曲。URファンでも大抵の人は持っていないと思われるかなりのレアモノで、サックスソロが美しいノンビートの曲だ。そして新曲2曲、「Moma's Basement」はURの中でも特にバンド形態を強めたジャズ、ファンク色の強い曲。「Afro's Arp's And Minimoogs」はURにしては妙に明るくハッピーソング的なフィナーレを飾るに相応しい曲。もちろん、他にもテクノやハウス、ソウル、ジャズなどを昇華したデトロイトテクノのクラシックとも言えるべき曲ばかりである。Mad Mikeの熱き理想と夢と愛が今ここに集められ、今後のデトロイトテクノの指標ともなるべき存在になった。

Nation 2 Nation 民族から民族へ
World 2 World 国から国へ
Galaxy 2 Galaxy 銀河を越えて

今まさに最後のデトロイトテクノの秘宝が、世界へ飛びだった。さあ、後はGalaxy 2 Galaxyのライブによって、伝説が現実になる瞬間を待ちわびようではないか。

試聴

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| TECHNO1 | 16:30 | comments(11) | trackbacks(7) | |
Bryan Zentz - Seven Breaths (Intec Records:INTECCD02)
Bryan Zentz-Seven Breaths
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テクノ、この単語一つを取ってももはやテクノは収集がつかない程に幅を広げ、そして現在もその広がりは止む事が無い。Aphex TwinやKen Ishii、Carl Craigだってテクノだし、The OrbやBasic Channelだってテクノと言えるし、Rei Harakamiみたいな奇天烈なのだってテクノと言えると思う。しかしながらスタイルとして考えると去年出た「Joris Voorn-Future History」みたいなストレートなのが、正統派もしくは王道的なテクノだと僕は思っています。この作品もそんなストレートで単純だけど、かっこいい王道的なテクノだと思います。Carl Cox主催のIntecから出たこのアルバムは、ダブっぽい音響やヒップホップのビートも入ってるしどこがストレートなんだよ?って思うかもしれませんが、要は音楽に対する姿勢みたいなのが正統派だと思っています。若さ故のこの単純な勢いと言う物は、経験を重ね色々実験を積み重ねていくベテランにはなかなか無い物であり、グイグイと引っ張られる求心力を感じます。もちろん大半の曲はハードエッジで、ぶっといベースに硬質なリズム帯が連ねるグルーヴィーなIntecっぽい作品なので、特に目新しい事もないでしょう。それでもKevin SaundersonやCarl Cox、Slam等もお気に入りで、テクノクラシック殿堂入りの「D-Clash」には誰もが引きつけられる事でしょう。Inner CityのGood Lifeの上物にハードグルーヴを足した様なこの曲は、何度クラブで聴いても気持ちが良いものです。

試聴

Check "Bryan Zentz"
| TECHNO1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |