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Global Communication - Remotion (Dedicated:DEDCD021)
Global Communication-Remotion
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Global Communicationの個人的最高傑作だと思うのが、彼らのリミックスワークを集めたこの「Remotion」。まずとにかくかなりレアで、アマゾンなんかでも一万円近くで取引されてます(高過ぎだよね…)。そんな高い金出してまで聴けとは言いませんが、それでも内容は抜群に素晴らしく極上のアンビエントミュージックが収録されています。このリミックスワークでは、「76:14」のアナログ的な音と質感が異なり、金属的でシャープな音質が特徴だと思います。音の一つ一つが鮮明で美しいメロディーが際立ち、ナイーブで幻想的な世界が見事に出来上がっています。中でもChapterhouseのリミックスは、神々しいまでの深淵な感情が沸き上がり、ある一種の宗教音楽みたいです。かすれそうなボーカルが入る「Epsilon Phase」は、うっとりトロトロしてしまいますね。彼らの懐の深さを伺えるのは、Warp 69のリミックス。アンビエント風味ながらもジャジーなリズムを取り入れて、爽やかで郷愁を誘うチルアウトになっていますね。実際彼らのソロ名義ではボサノヴァなんかもやったりしている位なので、何も違和感なんかございません。一曲10分程度の幽玄なアンビエントが七曲、たっぷり夢の世界にはまって下さい。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Global Communication - 76:14 (Discotheque:DQFDD014)
Global Communication-76:14
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90年代のアンビエントシーンにおいて、The Orb、KLF、Mixmaster Morrisと並ぶ重要なユニット・Global Communication。かつてはAphex Twinとも活動していたと噂のあるTom MiddletonとMark Pritchardから成るユニットなのですが、前述の3人とはまた異なるアンビエントを繰り広げています。悪意とユーモアに満ちたThe Orb、ナンセンスなKLF、トラベラーズ志向のMixmaster Morrisに対し、Global Communicationは極めて真面目で音そのものの気持ち良さを追求している様に思います。このアルバムでは曲のタイトルに曲の演奏時間を付ける事により、無駄なイメージが働かないようにされ、より音その物から想像する喚起力を持っています。全編ほぼノンビートで構成されスピリチュアルなシンセ音が空間を埋め尽くし、謎めいた神秘の世界にいつのまにか誘われます。強烈な亜空間を生み出すでも無く、ドラッグでの快楽を生み出すでも無く、ただただ心地良い音色に耳を傾けるだけで良い。優しい夢の世界に身も心も任せてしまえば良いのです。

そして90年代の屈指の名盤ながらも廃盤となっていたこのアルバムが、2005年にスペシャルエディションとしてリイシューされたので、持ってない人は是非この機会に購入すべし。なんとボーナスディスクに、彼らのEPやリミックスワークを収録。アンビエント以外にもブロークンビーツやらハウスやらをやっていて、彼らの音楽性の広さを伺えます。ボーナスディスクも充実した内容で、これまら素晴らしいです。

2008/03/14追記:US盤は安いですがDISC1のみです。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Cristian Varela - Intecnique 02 (Intec Records:INTECCD05)
Cristian Varela-Intecnique 02
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スペインにおけるハードテクノの重鎮、Cristian Varela。今までに数々の賞を総なめにしたその手腕は、間違いなくトップクラスに君臨するレベルなのですが、近年は世間の流れと一緒にハードテクノからクリックに移行したプレイになってしまい少々残念ではありました。実は少し前にクリック系を多めに使った「Ekspozicija Vol.3」と言うMIXCDを出したばかりなのですが、今度は名門Intec RecordsからMIXCDをリリースしました。このレーベルからであればクリック要素は少ないと予想していましたが、その予想通りでハードテクノ、ミニマル、エレクトロ/ディスコ系で大半を占められています。とは言っても以前のプレイとはかなり様子が異なり、激ハードミニマルな点はほぼ皆無。オープニングは緩めのエレクトロハウスが繋げられて、デケデケのベースラインが耳に残ります。あんまここら辺の音は好きじゃないけど、彼にしては結構メロディアスだなーと意外でした。中盤から徐々にミニマルなども混ぜ初めテンションを上げていくのですが、やっぱりメロディアスなシンセ音が鳴っている曲が多いですね。そこから少々下げて、そして今度は最後までアッパーな流れで程よいハード加減でガツンと行きます。あ〜でも、やっぱりどこでもギラギラのシンセ音が入っている。彼のプレイと言えばタンテを3台同時に使う音数多めのバキバキハードミニマルが印象なのですが、このMIXCDの中では一曲をしっかり聴かせる感じ。悪いとは思わないけれど、今までと全然印象が違って同じ人のプレイには聞こえないですね。ただ素直にテクノだと考えると、全体的な流れや聴きやすさと言う意味では高品質だと思います。Intec Records系の音が好きであれば、まず聴いても間違いは無いと思います。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Francois K. - Frequencies (WaveTec:WT50165-2)
Francois K.-Frequencies
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待った待った、ほんとーに待った。今度こそと何度も思いつつ実現しなかったDerrick Mayの新作が、遂にMIXCDの中で披露されました。しかもダンスミュージックの伝道師・Francois Kと組んだユニット・Cosmic Tiwns名義で、「Solar Flare」なる新曲を届けてくれました。で内容はと言うとほぼFrancoisが手掛けたんじゃないかと思わせるハウスグルーヴ基調で、そこにコズミックなシンセが絡みつくまあまあの出来。まあ御代二人の共作の割りには意外と落ち着きのあるテックハウスで、マジックは見られなかったけど素直にDerrickの新作としては喜ばしいですね。

肝心のFrancoisのミックスプレイはと言うと、もはやハウスのDJとしてではなくテクノもすっかり馴染んだディープスペースワールドを見せつけてくれました。流行のAmeやNathan Fakeなどのどディープなテックハウス、Jeff Mills、Carl Craig、Joris Voornらの王道テクノ、Sleeparchiveのミニマルテクノ、Oliver Ho、Samuel L.Sessonsらのハードテクノ、Co-Fusinのアッパーハウスなど内容も豊かに全体的にクールでヒンヤリとしたプレイです。Francois K、Aril Brikhaの新作が収録されているのも、嬉しい限りでかなり豪華な選曲ですね。元々がハウスDJのせいか小刻みに流れを作るよりはかなりスムースな流れで、長い時間をかけて広がりのあるプレイを聞かせてくれます。ハードな音は少なめでハウスファンにも聴きやすいプレイだとは思いますが、個人的にはもう少しアッパーな箇所が欲しかったなと。壮大な世界観はさすがFrancoisだとは思いましたが、理路整然と考えた挙げ句に決めた流れは少々クール過ぎるかも。もうちょっと人間らしさと言うか、大雑把でも良いから勢いがあればなと思います。完璧すぎるのはベテランの味だとも言えるし、逆にマイナスにも成りうると言う事なのですね。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Fuse - Dimension Intrusion (Warp Records:WARPCD12)
Fuse-Dimension Intrusion
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さてRichie Hawtinの名義でPlastikmanと並んで有名なのが、最初期の活動の場であったFUSE名義ですね。この名義ではアルバムは一枚しかリリースしていないのですが、なんとWarp Recordsにライセンスされ更にはAI(Artificial Intelligence)シリーズに並べられちゃっています。Warp Recordsも認めるその内容は、アシッドを多用したエクスペリメンタルなアルバムでありました。Richieの名言として「機材を手に入れたら、表から裏まで舐め回すように研究する」と言うのがありますが、ここではTB-303やTR-909をフル活用。最近ではTB-303を使用しなくてもアシッドを生み出せる能力を持っているRichieですが、まだ初々しいこの頃はしっかりとTB-303のウニョウニョなベースラインが健在です。TB-303のトリッピーな音色もさる事ながら、ドラムやハットの跳ねる様な組み方が素晴らしくファンキーですね。Richie曰く、アシッドはTB-303の音色では無くどんなマシンでもリズムのみでアシッドは作れると言う事らしく、確かにこの作品でもTB-303は入ってなかったとしてもアシッドに成りうる音を感じさせます。Richieにしてはハードでファンキーな作風が多く素直に楽しめつつ、後半にはやはりドロドロでディープな曲もお目にかかれます。近年ではドロドロの闇を感じさせる閉塞感に溢れた作品ばかりだけど、初期の覚醒的でアッパーな作品も単純に盛り上がりますよね。ちなみにトリノオリンピックではこのアルバムから、「Substance Abuse」が開会式で流されてました。全世界にアシッドテクノを知らしめた瞬間でもあるけれど、一般人にはなんのこっちゃって感じだろう。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Plastikman - Sheet One (NovaMute:NoMu22CD)
Plastikman-Sheet One
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今まで3回Richie HawtinのDJプレイを聴いた事があるけど、最後に2002年のYellowでのプレイを聴いて以来もう4年間は彼のイベントには行っていません。単純にWOMBでしかプレイしなくなってそれが余りモチベーションを削ぐ原因なんですが、今回は知り合いの希望もあって久しぶりにRichieのプレイを聴きに行こうかと思います。さてRichieの活動と言えばやはりPlastikman名義での、スカスカでミニマルなアシッドトラックが有名でしょうか。「Sheet One」はPlastikman名義ので初のアルバムなのですが、1993年リリースながらもここでの路線はほぼ今でも受け継がれシーンの最前線に居座り続けている事を考えると、Richieは早すぎたアーティストなのでしょう。TR-808やTR-909のテケテケのドラムキックやハット等のリズムは、骨組みだけのシンプルな構成ながらも麻薬的な覚醒感を生み出しヤバ過ぎます。シカゴアシッドハウスにテクノ的な無機質さをブレンドし、よりディープによりドープに進化を遂げました。TB-303らしきアシッドベースも使われていますが、ファンキーな使い方ではなく毒々しいウニョウニョな鳴り方。TB、TRについてこれ程までに効果的な使い方をしているのは、Richieを含めそうは多くないでしょう。しかしこれはまだRichie Hawtinの序章でしかなかったのです。その後どんどん度肝を抜く深化&進化を遂げるなんて、誰が知っていたのでしょうか。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
The Detroit Escalator Co. - Excerpts (Peacefrog Records:PF099CD)
The Detroit Escalator Co.-Excerpts
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Derrick Mayに初期Transmatのマネージャとして雇われていた経歴のある、Neil OllivierraことThe Detroit Escalator Co.。Ian O'Brienなんかもリリース歴のあるFerox Recordsから「Soundtrack (313)」と言うアルバムを1996年にリリースしたのですが、レーベル消滅と共にアルバムも廃盤となり余り日の目を浴びる事がありませんでした。そこで手を組んだのがPeacefrog Recordsで、「Soundtrack (313)」に新曲等を加えて再編集した「Excerpts」が2000年にリリースされました。元のタイトルである「Soundtrack (313)」から察する通り、Neilがデトロイトの街を駆けめぐりその時に録音した音も利用して作られているそうです。つまりはデトロイトと言う街の空気を目一杯吸い込んだ、真のデトロイトテクノとも言える作品なのです。まるで暗黒の世界とでも言うべきデトロイトの町並みの迷路に吸い込まれて行く様に、ずぶずぶと深い奥底に沈んでゆくダブ残響音。浮遊感のあるアンビエントダブで心地良くは感じるものの、やはり空虚に溢れどこか物悲しいメロディーがデトロイトが未だに廃退している事を気付かせます。しかしそう行った荒んだ世界の中にも、ひっそりと佇む揺るぎない美しさがあり希望は捨ててはいません。デトロイトアーティストによるデトロイトテクノ好きへのサウンドトラック。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Titonton Duvante - Voyeurism (Starbaby:SB01CD)
Titonton Duvante-Voyeurism
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興味があって再発を機に買ったのに全然聴いていなかった…と言う事で、思い出して紹介します。厳密にはデトロイト生まれの人ではないのですが、デトロイト系に組み入れられているTitonton Duvante。ティトントン・ドュヴァンテと読むのでしょうか、発音し辛いですね。興味を持ったきっかけはMetro Area(Morgan Geist)率いるEnvironからEPをリリースしていた事、またDego(4 Hero)絡みで2000 Blackからリリースも行い、またはJohn Tejadaとの共作などがあり、なかなか交流の幅が広く面白そうだなと思ったからです。そういった交流の広さのせいかモロに直球デトロイトテクノと言うよりは、ブロークンビーツなども取り入れリズムが多彩だなと感じました。手数の多いリズム帯でノリが良いと言うか弾けるパーカッション使いで、しっかりとした土台がありグルーヴィーですね。ドラムマシーンを使っているんだろうけど、乾いた音使いが生演奏にも感じられて西ロンブロークンビーツの流れが感じられました。メロディはやっぱりデトロイト流に透明感のある美メロが多用されて、安直だけれどもエモーショナルな世界観を描き出していますね。ここで分かったのはFabrice LigのSoul Designer名義に感触が近いなと気付きました。あれ、黒人なのにむしろ西洋の白人の音に近いのか!つまりデトロイトテクノよりは少々さっぱりとした音なのです。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Yagya - Will I Dream During The Process? (Sending Orbs:SO005)
Yagya-Will I Dream During The Process?
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今や懐かしドイツテクノ帝国の栄光・Force Inc.ですが、その中でも意外な人気を博していたのがYagyaです。「Rhythm Of Snow」(過去レビュー)と言うBasic Channelスタイルのミニマル+アンビエントのアルバムをリリースし、一部で絶賛の嵐を巻き起こしたアーティストであります。ところがどっこいForce Inc.の倒産と共にYagyaの活動もなりを潜め、また「Rhythm Of Snow」が廃盤となったせいでその音を聴く事の出来ない人の中でもより評価が上がっていくと言う現象が起きた様です。まあこのまま新作が出なくてもそれはそれで良かったのですが、何が起きたのか突然Yagyaが帰ってきました。路線的には「Rhythm Of Snow」とほぼ変化はないのですが、そちら程「雪」のイメージはないかも。内省的な感じが強くなりリズムも前作より多少強調されているかも。ただやはりくぐもった分厚いシンセサウンドとダビーな残響音が響き渡るリズムは健在で、一人瞑想の世界に耽るには最高です。小さい音で聴けばアンビエント、大きい音で聴けばダンスミュージックとして、どちらでも楽しめるかと思いました。

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Two Lone Swordsmen - Stay Down (Warp Records:WARPCD58)
Two Lone Swordsmen-Stay Down
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ロック、パンクとアシッドハウスムーブメントを結びつけた重要人物・Andrew Weatherall。Primal Screamとの絡みで有名になった彼は、その後トリップホップのブームに乗りSabres Of Paradiseを結成、メランコリックで妖艶なトリップホップ作品を作る事になる。が終焉は突然やってくるものでアルバムを2枚リリース後、ユニットは解散となる。しかしWeatherallの感性はますます研ぎ澄まされ、Drexciyaに負けじ劣らずのダークなエレクトロ、ダブ方面に移行したTwo Lone SwordsmenをKeith Tenniswoodと共に結成。当初の活動の中では、テクノともエレクトロとも判断しがたいエレクトロニックミュージックを試行錯誤で作っていた感があるが、この2NDアルバムにおいて自らのスタンスを完全に確立させた模様。永遠に光を浴びる事の無いダークなベースライン、決して浮かび上がる事のないダウナーなパーカッション、これらは一聴して希望も幸福も存在していないかに思われる。しかしよく聴いて欲しい、聞こえてこないか?心の奥底に沸いてくるディープなソウルが!アシッドハウスムーブメントの享楽の後に残ったのは、人の琴線を震わせるソウルだったのだ。だからダークなエレクトロであろうとも決して凶暴性に満ちた音楽なのでは無く、哀愁漂わせる深淵な旋律が闇の中に灯を灯すのだった。ここではテクノもエレクトロもダブも見事に調和を見せて、ここからWeatherallの第2章が始まると言っても過言では無い。パンクスだからこそ為し得た鋭利な音像と、ディープなソウルがここにある。

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| TECHNO3 | 21:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |