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DCPRG3(Date Course Pentagon Royal Garden 3rd) - GRPCD(General Representation Products Chain Drastism) (P-Vine:PCD24131)
DCPRG3(DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN 3RD)-GRPCD
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あんまりこのバンド自体には興味ないけれど、CDVADERに借りて聴かしてもらったらなかなか良かったこのアルバム。菊地成孔率いるDate Course Pentagon Royal Garden(以下DCPRG)は、メンバー10数人から成る大型バンドでジャズやファンク、ロックを基にしたダンスバンドらしい。かなり昔にリキッドルームでライブを聴いた事があるんだけど、余りの混沌さに正直意味が分からなかったよw。さてそんなDCPRGだけど、このアルバムにはRei HarakamiやDJ Quietstorm、元DCPRGのメンバーの大友良英、Bayaka、Captain FunkことTatsuya Oeらが参加している。何がすげーってハラカミのリミックスが、神懸かり的にやばすぎ。15分にも及ぶリミックスなんだけど、前半は予想のつかないコラージュやボイスサンプルが色々入って、だんだんと普段のコロコロとした丸い音が出て来て、後半は完全にハラカミの曲に成っちゃってます。カオティックで不思議な世界から、爽やかで心地良い世界に変わるその変容が、奇妙ながらも妙に微笑ましいです。以前はめちゃファンキーだったオーエタツヤは、近年の流れであるエレクトロニカ風。淡々としたリズムと無機質なSEの固まりですが、まあ凡庸だな。Bayakaはジャジーな音とスピリチュアルな民族感が混ざり合い、厳格な精神世界を描き出している。あんまり知らないアーティストだけど、これは良かったです。DJ Quietstormはヒップホップアーティストだよね?横揺れのざっくりしたリズムと、ブルージー+スモーキーな男気溢れる音でこれもGOOD。他は結構インパクトが強いって言うか、変わったリミックスが収録されていて、素晴らしいと言うよりは不思議な世界観のする音が多いです。まあ元々のDCPRG自体が奇妙と言うかサイケデリックなバンドなので、そのリミックスも普通では無いのも当然かな。ただ一つ言えるのは、ハラカミのお仕事は本当に素晴らしすぎです。

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| ETC1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Ashra - New Age of Earth (Virgin Records:CDV2080)
Ashra-New Age of Earth
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「Inventions For Electric Guitar」で新機軸を開拓したManuel Gottschingですが、更にそこから歩を前に進めた作品が「New Age of Earth」。Ash Ra Tempel改めAshraと改名してからの初のアルバム。ニューエイジってな瞑想的かつイージーリスニング的なジャンルがありまして、その名前が入っている位だから今までよりも更に快楽的な音楽面もちこっと顔を見せたりします。何よりもここでのGottschingはギターに拘らずにシンセサイザーやエフェクトを多用し、今までの陰な世界から陽の世界へと飛び羽ばたいています。一曲目の「Sunrain」が何よりも素晴らしく、太陽の光が燦々と降り注ぐようにシンセ音が断層的にエコーを繰り返しミニマルの様に反復します。今までは多少重苦しさなり難解さなりがあったものの、ここでは徹底的に気持ち良さを優先させているんじゃないでしょうか。三曲目の「Deep Distance」は覚えもある方はいるのでは?そうそう、去年Joe Claussellがリミックスをしていましたよね(過去レビュー)。これもシンセを多用して、広大に延びてゆく空を表現する様なロングジャーニ。す〜っとどこまでもシンセは延びて行き、美しい旋律を奏でながらシンセは鳴り続けます。いや〜まじでいいわ〜。二曲目と四曲目は現代風に言えばアンビエント、昔ならニューエイジなのか?シンセがシュワーとかドロドロ鳴ってて、瞑想するにはもってこい。ここではギターも炸裂して、かなり混沌とした瞬間もあります。作品が古いだけに多少は安っぽい音が多いけれど、アナログの味があると言えばありますね。「E2-E4」前夜のアルバムなだけに、このアルバムもお見逃し無く。

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Ash Ra Tempel - Inventions For Electric Guitar (King Record:KICP2855)
Ash Ra Tempel-Inventions For Electric Guitar
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Manuel Gottschingの「E2-E4」前の傑作と言えば、Ash Ra Tempelと言うバンド名義の「Inventions For Electric Guitar」でしょう。バンドとは言ってもオリジナルメンバーは既にGottsching以外は脱退していたので、このアルバムは初ソロアルバムと言う事になるのでしょうか。そのせいもあってか今まではドロドロなジャーマンプログレッシブロックだったのですが、このアルバムでは相当にトランシーでアンビエント風な作品に風変わり。とは言ってもギターとエフェクター、テープレコーダーのみを使用した創り上げたそうで、リズムマシンやシンセサイザーの使用は皆無だそうです。しかしその音たるやそんな事を全く感じさせないミニマルで快楽的なトリップサウンドで、この時点で「E2-E4」を予感させる物です。特に一曲目の「Echo Waves」がずば抜けて素晴らしく、ギターのディレイやエコーが幾重にも打ち寄せる波の様で、反復する立体的なギターサウンドには妖艶なトランス音楽性さえも見出す事が出来るのでは。この幻惑的なミニマルなギターフレーズを、シーケンサーを使わずに人力で行っているのも驚きですが、その驚き以上に快楽の大きさに小宇宙に飛ばされてしまいます。二曲目の「Quasarsphere」は、哀愁漂ういかにもプログレッシブロックな感じで、まだ過去の脱却が出来ていない様な。三曲目の「Pluralis」では、その過去の難解なプログレと「Echo Waves」のミニマルでトランシーな点を上手く取り入れ、薬でラリパパの世界ですね。三曲のみならがも計45分収録で、のんびり微睡みの世界に落ちるには十二分でしょう。ジャケットを見れば、アルバムに対するGottschingの満足度も分かるってもんだw

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| ETC1 | 23:00 | comments(5) | trackbacks(3) | |
Manuel Gottsching - E2-E4 (Re-masterd) (Arcangelo:ARC7168)
Manuel Gottsching-E2-E4
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今年のMETAMORPHOSEの目玉は何と言っても、Manuel Gottschingによる「E2-E4」世界初ライブであろう。実は既に「E2-E4」のライブは、オーケストラ+アコギセットで行われているのだが、今回はなんとリズムマシーンやエレキでのセットと言う事で、これこそが真の「E2-E4」初ライブと言えるだろう。「E2-E4」って何でしょうと言う人は、私の過去レビューをまず参照して頂きたい。

さて、とにもかくにも「E2-E4」のクラブシーンへの影響はとても大きい。テクノ、ハウス、ガラージのクラシックスとして各アーティストに影響を与え、Sueno Latinoによるアンビエントハウスを誘発し、そしてDerrick MayとCarl Craigによるリミックスは今でも燦然と輝きを放つ。

しかし今になって「E2-E4」の初ライブが日本で行われるなんて驚き以外の何でもないし、むしろ今までライブが行われていなかった事の方がもっとびっくりだ。ジャパンマネーの力を想像するのは容易いが、それでも野外であの官能的なギターサウンドを一時間も体験出来るのであれば、それはきっと至福の時となる事も間違いないだろう。今年はチケットの値上げだったり、いまいちしっくりこない面子が多いのでMETAMORPHOSEには行かないけれど、「E2-E4」のライブだけはマジで聴きたいな。

取り敢えず廃盤になっていたこのアルバムが、リミスター済みで再発される事に乾杯!

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| ETC1 | 23:40 | comments(6) | trackbacks(3) | |
Urban Tribe - The Collapse of Modern Culture (Mo Wax:MW102CD)
Urban Tribe-The Collapse of Modern Culture
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今では激レアとなってしまい高値の付いているSherard IngramことUrban Tribeの1stアルバムがコレ。テクノなんぞそんなよくわからん頃にリリースされて、Carl CraigとSherard Ingramの合体ユニットなんかと紹介されて興味を持っていたけれど、実はCarlさんは数曲で協力をしているだけで、半分位はデトロイトハウサー・Anthony Shakirが共作やプロデュースをしている。その他にも漆黒のソウルマン・MoodymannことKenny Dixon Jr.も参加していて、デトロイトハウス好きはヨダレが出る思いでしょう。と思いきや何故かJames Lavelle率いるMo’Waxからリリースされていて、その内容たるやトリップホップとかアブストラクトと形容されるかなり煙たい作品になっている。デトロイトテクノ色が少ないと言えばそうなんだけど、このアルバムから漂ってくる悲しさはなんだろうね。Moodymannと同じく艶のある黒さってのは感じれるけど、あちらが怒りを前面に出しているのに対し、Urban Tribeは荒廃したデトロイトシティーの嘆き、憂いを表現しているみたい。でも荒廃した街にも希望が生まれる様に、この音楽の中にも一筋の美しさが徐々に芽生えてくる。人間くさいざらついた質感の音も艶めかしく、生まれたばかりのプリミティブな音にはっと息を飲む瞬間もある。テクノともハウスとも違うデトロイトの新たなる局面が、Urban Tribeによって迎えられた。

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Laurent Garnier - The Cloud Making Machine (F-Communications:F211CD)
Laurent Garnier-The Cloud Making Machine
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フランスにおけるクラブミュージックシーンの立役者、Laurent Garnier。セカンドサマーオブラブやアシッドハウスの流行に貢献したイギリスの伝説のクラブ・ハシェンダの元レジデントDJであり、現在はF-Communicationsを束ねる重鎮中の重鎮。テクノ、ハウスを中心にロックやドラムンベースなんでもござれ、幅広いプレイで世界中を魅了します。とは言いつつも作曲活動の方はリアルで微妙で、時折大ヒット作品をリリースしたりするも、意外と駄作が多くて水準が低かったりする。初期の頃はUnderground Resistanceに影響を受けた様なアシッド作品を作ったり、近年はGalaxy 2 Galaxyの様なロマンティックなテクノを作ったり、結構デトロイトに愛着がある様です。でこれは2005年作の最新作なのですが、まあこれがほんと微妙。クラブシーンから距離を置いたハードボイルドな作風は、映画のサウンドトラックを思わせる渋い音です。往年のアバンギャルドバンドが奏でる様なロッキンでアブストラクト、廃退的な世界。うぅぅぅぅ〜ん、これは正直ダメだ、僕は聞けない。GarnierのDJは好きだけど、彼にこうゆう音は全く期待していないんだよ。こんなアルバム出すなら、せめて身内だけに限定で配るとかで自分の世界で満足して欲しいよ。合掌…。とは言いつつも、DJプレイはまじで素晴らしいので、まずはMIXCD「Excess Luggage」(過去レビュー)を聴くべし、最高です。

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Rhythm & Sound - See Mi Yah (Burial Mix:BMD-4)
Rhythm & Sound-See Mi Yah
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アブストラクトなミニマルテクノの極北・Basic Channel、そしてMaurizio。Mark ErnestusとMoritz von Oswaldから成るこのミステリアスなユニットは、ここ数年はダブ・レゲエに傾倒しています。正直な所、テクノを離れてしまった彼らには余り興味も示さないのですが、惰性で彼らの作品は購入し続けています。Rhythm & Sound名義での4枚目のアルバムとなる「See Mi Yah」ですが、実はワンウェイアルバムでありまして、全曲トラックは同じ物。曲毎に異なるMCをフューチャーして変化を付けて、アルバム一枚で壮大な流れを楽しむと言った感じなのでしょうか。一応曲毎にイコライジングやエフェクトでアレンジを微妙に変えているみたいですが、私にはほぼボーカル以外は同じに聞こえてしまいます。う〜ん…レゲエとかってこんなのが当たり前なの?こんな作品が毎回リリースされるなら、今後Basic Channelには興味はもう示さないかも。テクノ好きな私には、素直に昔のBasic Channelの方が格好良かったかな。敢えて良い所を探すなら、相変わらず音の深さは仙人級の凄さ。幻惑的なリヴァーブ使いやアナログ楽器からの柔らかな音は、やはり彼らがアブストラクトなシーンでは崇拝されるその理由でしょう。レゲエとかってそんな好きじゃないけれど、こんな糞暑い日にはこんなズブズブした音が合うかな。

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Final Drop Entertainment Presents elements (KSR:KCCD-103)
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世界遺産に登録された事やもののけ姫のモチーフになった事で有名となった屋久島なんですが、私はそれよりももっと前から屋久島に行った事があります。神々の住む島としてひっそりとたたずむその島は、本当に神秘的で美しく素晴らしい所でした。特に縄文杉と呼ばれる最古の屋久杉は、とても大きく人間を遙かに凌駕するそのたくましい生命力に感動したものでした。私が縄文杉を見に行った頃はまだ人も少なく縄文杉に触れ合う事が出来たのですが、世界遺産に登録され観光客が増えたせいで縄文杉が傷つけられる事に依り、結局今では縄文杉を保護する為に遠くから見るだけしか出来なくなりました。自然を守るその理念は分かりますが、世界遺産に登録されたが為に観光客が増え自然が傷つけられる。なんだか本末転倒な気分ですが、それでも屋久島は畏敬の念させ沸き起こる素晴らしい島ではあります。

前置きはこれ位にして、そんな秘境・屋久島を元にしたコンセプトアルバムがあります。DJ KeNsEi、Kaoru Inoue、GoRo、Kondoが送るFinal Dropプロジェクトがそれです。私的には屋久島の音と言うだけでも期待しますが、それをDJ KeNsEi、Kaoru Inoueが手掛けている事でも更に期待していました。彼らは屋久島に寝泊まりし、そこで聞こえる波の音や小鳥のさえずり、水滴の滴る音、虫の生きる音、つまりは屋久島の自然その物の音を録音。そこに彼らがギターやベース、デジェリドゥ、SE等を加えて屋久島のイメージを彼らなりに音楽にしたのでした。チルアウトやアンビエントと言うには単純に快楽的ではないし、フィーリングと呼ぶにもちょっと安易かなと思います。そんな言葉で括る程屋久島の自然はちっぽけでは無く、やはり音楽を聴いて屋久島をおのおので感じて欲しいと思います。それでも自然の中に溶け込んでしまう様な壮大なサウンドスケープは、素直に癒される音ではありますしいつでもこうゆう音に包まれていたいですね。ボーナスとして沖縄の自然を大量に収録したDVDも付いていて、制作した音に合わせて映像が見られるのですが、これまた極彩色の世界に感動。神秘的な屋久島は、神々が住んでいるに違いない。

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| ETC1 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Primal Scream - Echo Dek (Creation Records:CRECD224)
Primal Scream-Echo Dek
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プライマルの中で一番冒険をしたと言うかドロドロしているのが、「Vanishing Point」(amazon参照)をダブプロデューサーの重鎮・Adrian Sherwoodがリミックスした「Echo Dek」です。「Vanishing Point」でもそれなりに深いダブは味わえるものの、発禁となった「The Big Man And The Scream Team Meet The Barmy Army Uptown 」や「Trainspotting」程に素晴らしいダブトラックは無かった様に思います。この2曲はプライマルの中でも取り分けスモーカーなダブを演奏していて、半ば狂った闇の世界を映し出していました。でそんな僕を満足させたのが、完全にダブ化し底なし沼にはまっていく「Echo Dek」なのでした。餅は餅屋と言う格言通りSherwoodの手腕が冴えまくり、曇った残響音処理により空間に広がりをもたせ、重いリズムトラックでどんどん深みが増していくのです。表層的な音の違いはあれど、高揚感なり覚醒感なりでは「Scremadelica」と似ている所を感じます。一般的な気持ち良さとは異なる快楽があり、ハッピーではないけれど快楽の深みはなかなかの物ですね。プライマルが凄いと言うよりは完全にSherwoodの力量なので、プライマルのアルバムでは無くSherwoodのアルバムと言えるかもしれません。でもプライマルが目指した方向がこう言ったダブであり、それをSherwoodに依頼したと言うセンスがやっぱりプライマルは凄いです。今度は一から完全なダブアルバムを作ってみて欲しいですね。はーしかしこのアルバム、まじで蒸し暑い。だらだらします。

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| ETC1 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(2) | |
Primal Scream - XTRMNTR (Creation Records:CRECD239)
Primal Scream-XTRMNTR
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プライマルはエレクトロニクスを導入しながらも、精神的にはつくづくパンクス、ロックスであると感じさせられたのがこのアルバム。このアルバム、まず制作に協力したメンバーからして最強。New OrderのBernard Sumner、My Bloody ValentineのKevin Shields、泥臭いロック向けのプロデューサー・Brendan Lynch、名ヒップホッププロデューサー・Dan The Automator、ダブ界からは重鎮・Adrian Sherwood、そしてテクノサイドからはThe Chemical BrothersとDavid Holmes、そしてかつて歴史的傑作「Scremadelica」(過去レビュー)を手掛けたAndrew WeatherallとThe Sabres Of Paradiseを組んでいたJagz Kooner、また「Scremadelica」にも参加したHugo Nicolsonととにかくやばい事になっていました。このアルバムにおいてプライマルは遂に集大成とも言える地点にまで来てしまった感もある出来で、ヒリヒリとする様な殺伐感と毒に満ちた覚醒感がこれでもかと溢れています。ドリーミーなバラードもあれば、不良っぽいラップもあるし、またはガレージロックもある。電子音を随所に導入しながらも、全体的に肉体を突き刺す刺激的な音には、エレクトロパンクとでも言うべき時代に反抗した精神を感じました。「Scremadelica」は彼らが時代の流れに乗りファンと一体化した快楽的なサウンドを目指したのに対し、このアルバムでは徹底的に好戦的な姿勢で反旗を翻し聴く者を圧倒するのであります。僕はアシッドハウス全開の「Scremadelica」がプライマルの中で一番好きですが、「XTRMNTR」こそが彼らの根元を一番表現しているアルバムであると思うのです。何故ならプライマルは何時まで経っても、根っからのロッカーなんですから。

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| ETC1 | 23:00 | comments(8) | trackbacks(3) | |