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プレスクリプション:ワード、サウンド & パワー (JUGEMレビュー »)
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Jino / Ohno / Mitchell / Mills - Kobe Session (Axis Records:AX070)
Jino / Ohno / Mitchell / Mills - Kobe Session
Amazonで詳しく見る(アナログ盤)

もはやテクノという世界を飛び出て例えば映画音楽、例えば交響楽団との共演、例えばライブセッションなど…その活動の幅は単なるクラブDJに収まりきるものではなく、創造力を実現させるアーティストとして孤高の地位を確立したJeff Mills。そして次なる挑戦は「Axis Audiophile Series」の第一弾となる本作で、180gのヴァイナルに32bit/48kHzの音源を収録した高品質のマスタリングを実施しているそうだ。音質への拘りも興味深いが、しかし本作の面白みはDVD『Exhibitionist 2』で実現したドラマーとの即興演奏を発展させたセッションであり、ここでは2015年9月19日にTodaysArt.JPにおける本人を含め4人の演奏者が行ったライブ・レコーディングが聞けるのだ。Jeff自身はTR-909 &パーカッションを、日野賢二がベース、Buffalo Daughterの大野由美子がMoogシンセ/ボーカル、デトロイトの盟友であるGerald Mitchellがキーボードを担当しており、「Techno Meets Jazz And Fusion」とでも呼ぶべき過去のジャズアーティストがもしテクノに挑戦したらというような創造力させ働かせる。優美なエレピの滴りから穏やかに始まる"Eventide"は、その後TR-909にキックやハイハット、そして生のベースがリズムを刻みだすと途端にライブ生が強くなり、マシンのみによるプレイとは異なる自由で活き活きとしたうねりが生まれてくる。TR-909によるリズムにしても平坦ではなく小刻みに強弱の変化が加えられ、美しさを彩るGeraldによるエレピ使いに大野による輝きを含んだMoogが自由に舞い踊るソロによって開放感がぐっと増し、15分にも及ぶインプロビゼーションは壮大なコズミック・ジャーニーを喚起させる。"Happy Gamma Ray"は何だか物悲しいベースソロで幕を開け、TR-909によるクラップやハイハットが尖ったビートが疾走りだし、そしてジャズ色の強いメロウなエレピのコード展開とスラップ奏法も使用したファンク色の強いベースによって、感傷的なムードに染めていく。中盤ではJeffによるものだろうか軽快なパーカッションの響きも加わる事でライブ感を増し、豊かな音色の刺激的なムーグのソロプレイもドラマティックな盛り上がりを生むのに一役買っている。Jeff一人では成し得なかった人間の手によるテクノ・セッション、彼のプロジェクトの中でも最もエモーショナルで最も自由度の高い音楽性で、過去の音楽からの影響を現在のテクノへと投影した挑戦はその面白みだけでなく音楽として優れている。宇宙の中を旅し続けるJeffの歩みはまだまだ止まらない。



Check "Jeff Mills"
| TECHNO12 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
豚星。 (移転後)
豚星。1

かつては白楽でラーメン二郎インスパイア/G系の最高峰として名を馳せた「豚星。」。暖簾や看板も無い殺風景な店にもかかわらず本家以上の行列を作り、ある種の伝説となっていた名店。2015年1月に一旦閉店するものの同4月に元住吉へと移転し、そこで再度大行列が発生し…とまあこの手のラーメン店では新しい店ではあるもののある種のレジェンド的な扱いになっている。移転前に一度訪れその素晴らしさに魅了されたものの、余りの行列に足が遠のいていたが、最近はモーニングなる朝9時からのオープンをしているという話を聞き付け、土曜の朝イチならばという期待を抱いて久しぶりに訪問した。8時半に店前に着くと誰もいないのでまさかの休業日?かと心配になったが、徐々に人が集まりだし開店時には既に大行列と、やはり人気店である事を再認識。今回は限定メニューにも積極的にチャレンジしている店の意向の考慮し、限定の塩(750円)+生姜(50円)の麺少な目にトッピングはヤサイマシ・ニンニクで注文。

やる夫1

そんな風に考えていた時期が俺にもありました
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| FOOD,TRAVEL,HOT SPRING,ETC3 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
John Beltran - Everything At Once (Delsin:dsr-d4-cd)
John Beltran - Everything At Once
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デトロイト・テクノ随一のアンビエント・マスターであるJohn Beltran。ロマンティックで甘美なテクノから有機的で柔らかいラテンやフュージョンまで、時代によって多少は音楽性に変化を加えつつも、どの作品に対してもアンビエントな感覚を必ずと言ってよい程に込めて夢に溺れさせるような世界を展開する。近年その活動は再度活発になりオランダのデトロイト・フォロワーであるDelsin Recordsと手を組み、新作やベスト盤にコンピレーションまで多数の作品を送り出している。そして2015年には映画音楽に影響を受けた『Espais』(過去レビュー)をリリースし、ビートレスな作風はフロア対応型のテクノからは距離を置きつつも荘厳で耽美な響きは正にBeltranであるものを主張していた。新作も雰囲気的にはその路線を引継ぎつつも、IDMやポストロックにダウンテンポの要素を用いて幾分かはダンス側に振り戻っている。アルバムの始まりこそ抽象的なアンビエントの面影を残すビートレスな"Under This Sky"ではあるが、続く"Faux"では弦楽器を爪弾きするような音色とアトモスフェリックな電子音が絡み合いながら、そこに複雑で生々しいビートが入り込んでくると何だか90年代のインテリジェンス・テクノを思い起こさせる。タイトル曲の"Everything At Once"はすっきり爽快な4つ打ちに何処までも開放的な音響があり、しかし牧歌的で柔らかい有機と電子の狭間のような音の質はフォークトロニカ的だ。ピュアな電子音のメロディーと繊細なブレイク・ビーツによる"Mother"も往年のUK系インテリジェンス・テクノの現代版と言うべきか、そしてBeltranらしい叙情性が加わっている。完全電子化する前のKraftwerkのカバーである"Tanzmusik"も、だからこそオリジナルのBeltranの淡い叙情性と自然と適合しており、元の曲の雰囲気を引き継いだ透明感に満ちた水彩画のような綺麗なリスニングになっている。アルバム後半には感情の昂ぶりが最高潮に達する"Dream Lover!"が待ち受けており、しなやかで弾力のあるリズムが弾け希望を高らかに告げるピアノが染みるアンビエント・ジャズとでも言うべきか、この生命力が満ちた自然との調和を思わせる音楽性はBeltranだからこそだろう。リスニング系からダンスまで適切に盛り込まれたアルバムだが、どれも光の粒子が飛び交うような煌めきや白昼夢に溺れるような快適性があり、デトロイトきってのアンビエント使いは伊達ではない。但し欲を言えばもう少しテクノ寄りなり、ダンスを意識した作風へと回帰してくれたら、そう活動初期の青々しくも刺激的な音楽性もたまには聴いてみたいとも思う。



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| TECHNO12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Silver City - Projections (Catune Records:CATUNE61)
Silver City - Projections
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9dwによって2001年に設立された東京を拠点とするCatune Records、元々はポストロック寄りのインディーレーベルだったものの何時しかリリースされる音楽はクラブでプレイされるにも耐えうるダンス性を備えるようになり、今ではレーベルカラーとしてロックのライブ感とディスコやファンクのダンス性が融和したハウス・ミュージックが定着している。そんなレーベルが満を持して送り出すアルバムが20:20 Visionでも活躍するFernando PulichinoとJulian SanzaによるSilver Cityで、既にCatuneより爽やかなバレアリック感もあるディスコ・ダブを主とした2枚のEPを送り出しており、その集大成として制作に2年の歳月を掛けたと言うのが本作だ。レーベル公式の案内によれば新旧のモノフォニック・シンセにリズムマシン、そして彼等の音の響きを豊かなものにしているギターやベース等の楽器の生演奏も含み、即興的なプロダクションはCatuneのレーベルカラーを端的に表しているようにも思われる。アルバムの冒頭を飾るのは"I See You"、生っぽいドラムの4つ打ちは間違いなくディスコが根底にあり、そこに爽快に伸びるギターサウンドや光沢感のあるシンセ使いとFernandoの懐メロ的な歌が、アルバムの中でも特に感傷に引き込まれる曲だ。アルバムの為に制作された"Projections"もディスコの風味はあるものの、捻れたシンセや浮遊する電子音からはサイケデリックな芳香が漂っており、ビートダウンらしい粘性の高さも相まって中毒的だ。"Ride Away"や"Country Boots"辺りは非常にSilver Cityらしいと言うべきか、ロック風の躍動に満ちたドラムやファンキーなベースが脈打っており、そこに豊潤な響きのシンセや電子楽器も加わる事でライブ感に満ちた開放的なディスコ・ダブになっている。8分越えの大作である"Shadow"も整った4つ打ちだが、角の取れたまろやかなキックはハウス寄りで、そこに軽やかに広がっていく青々しいギターや眩いエレクトロニクスが彩ればそれはもうニュー・ディスコである。アルバムにはリミックスも収録されており、Is It Balearic?のCoyoteが原曲よりもオーガニックな温度感を増してバレアリックに仕上げた"Loading (Coyote Extended Remix)"、International Feel一派のPrivate Agendaが生っぽく湿り気を帯びたディスコ風にした"Do You Want (Private Agenda Remix)"と、リミックスも原曲の味を損なう事なくバレアリック性を強めてアルバムの中に自然と収まっている。ディスコ・ダブやニュー・ディスコが今となっては溢れ返る時代に決して彼等だけの個性的な音…と言うものがある訳ではないが、音楽性豊かでクラシカルなアルバムでありリスニングとしても十分に耳を満たすだろう。



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| HOUSE12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2017/1/21 Guidance 〜導き導かれる人生〜 12th Anniversary Day 2 @ Unice
都内各地のクラブをジプシーのように渡り歩き、そしてベテラン〜若手までの充実した国内勢から国外のニュージェネレーションまで招致し、デコレーションやVJにフード等細かい所にまで力を入れ、音楽だけでなくトータルとしてパーティーの魅力を体験させる『Guidance 〜導き導かれる人生〜』。クラブという業界が賑わっていた10年前ならいざ知らず、それからも尚継続的にここまでパーティーを続けるのは楽な事ではないが、音楽やパーティーへの愛こそが原動力となり遂に今年で12周年を迎える。今回のゲストはカナダよりMulti Cultiを主宰するThomas Von Partyが初来日となるが、当方も彼については知識を持ち合わせていないものの普通のテクノ〜ハウスとは異なる国境を越えた感覚があるそうだ。そんな特異なDJに対して日本から迎え撃つならばやはり瀧見憲司、そして他にもCHIDAやy.を迎えてアニバーサリーらしい充実した布陣で夜が待ち受けている。
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| EVENT REPORT6 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |