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Primal Scream - Screamadelica : 20th Anniversary Limited Collectors Edition (Sony Music:88697811042)
Primal Scream - Screamadelica : 20th Anniversary Limited Collectors Edition
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もはや説明不要で問答無用に音楽史に燦然と輝く世紀の大傑作、プライマルスクリームの"Screamadelica"(過去レビュー)。アシッドハウスムーブメントを見事に乗りこなし、ロックとダンスを高度な次元で結合させ一つの時代を作り出したプライマルズ。90年代前半の享楽的な空気を目一杯吸い込んだこのアルバムは、ロックにアシッドハウス、ダブやアンビエントからゴスペルやブルースまで、一見取り散らかったような纏まりの無いジャンルが存在するアルバムながらも、しかし全てはEをキメて快楽志向へと踊り狂う為の音楽として成り立っている。あんな馬鹿げた時代から20年、プライマルズは黄金時代を再現する為に"Screamadelica"ライブツアーを敢行し、"Screamadelica"のリイシューにも漕ぎ着けた。リマスターには彼らの盟友であるMy Bloody ValentineのKevin Shieldsも参加し、輸入限定BOXにはレコードやライブ盤・リミックス盤に裏名盤"Dixie-Narco EP"、PVや制作秘話(Alan McGeeやAndrew Weatherallも参加)を収録したDVD、Tシャツに50ページのブックレット、各EPのアートプリント、そしてターンテーブル用スリップマットまで付いて来ると言う超豪華、ファンには悶絶モノの内容となっております。全てを説明していたらとんでもなく長くなってしまうので簡単に言うが、今聴くとどこか安っぽく野暮ったいオリジナルから中音を増して力強くなったリマスターは最高だし、そして当時の話では散々な演奏だったと言うライブ盤も予想外な安定したプレイをしているし、そして何よりプライマルズのトレードマークとなったアルバムジャケットがプリントされたBOX…この可愛くハッピーなBOXは部屋に置いておくだけで圧倒的な存在感を発するだろう。こんなのを買って喜ぶのは大半は30歳以上のおっさんたちだろうが、良いんだよそれで。これは昔を懐かしむ為のマスターピースであり、死ぬまでずっと愛でたくなる作品なのだから。

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| ETC3 | 00:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Mogwai - Hardcore Will Never Die, But You Will. (Sub Pop Records:SPCD895)
Mogwai - Hardcore Will Never Die, But You Will.
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デビューから14年も経てば時代と共に変わり行くものなのか、当初は音響派ポストロックバンドか轟音ギターバンドなんて呼ばれたいたモグワイも、この7枚目のアルバムではその面影も少な目にギターポップと呼んでもおかしくない程にポップさを増しておりました。はっきり言ってしまえば過去の静から激に切り替わる瞬間の圧倒的なカタルシス、激情に飲み込まれるエクスタシーは、思っていた以上に減っている。ギターは確かにしっかり鳴っているが、明らかに以前の様にカオスが渦巻く壮大な世界観は希薄だ。しかめっ面で悩ましげにプレイするのではなく、肩の力が抜けてリラックスしてギターを気持ち良く掻き鳴らし、リズムも以前より普通のロックらしくドライヴィングし、うむこりゃ普通にブリットポップ全盛期のUKロックンロールだろと逆に時代を感じさせてしまう。正直こう云う音をモグワイに求めていないと言うのが本音ながらも、アルバムとしては癖が無くていつの間にか聴き終えてしまう格好良いロックなアルバムなのは間違いない。が癖が無い故に過去のアルバム程愛聴するかと言うと、一抹の疑問も。昨年のMetamorphoseで妙にアップテンポなライブに違和感を感じたけれど、それはこのアルバムにも現れている。まあ活動歴も長いからマンネリズムからの脱却は重要ですよね(棒読み…)。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 - 機嫌なおしておくれよ Yogurt & Koyas Remix (Jet Set Rcords:JS12S062)
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 - 機嫌なおしておくれよ Yogurt & Koyas Remix

昨年DJ Yogurtがtiwtterで何度も紹介していた奇妙礼太郎トラベルスイング楽団。DJ Yogurtが相当惚れ込んだようで、自らコンタクトを取りリミックスをしてしまったのが本作。タイトル曲のオリジナルはテンポの速いまさにスウィングするジャズ。どポップに弾けて愉快痛快に突き抜ける爽やかな曲で、ここではKoyasがリマスターしたバージョンを収録。しかし定番タッグとなったDJ Yogurt & Koyasのリミックスは、まさかまさかのレゲエリミックス。ぐっとテンポを落としねちねちとした重いベースラインやダブまんまなドラムを追加した上に、更にはオリジナルの上物を飛ばしまくる空間処理が心地良いエフェクトを施し、朝方のクラブでばっちり映えるフロア仕様。原曲の爽やかなイメージや優しい歌声も大事にしながら、しかし太陽光の降り注ぐ南国風に作り替えてしまった手腕はお見事。そして裏面には同様に二人による"California"のリミックスが。無駄を削ぎ落したフォーキーなバラードの原曲に、ストリングスやギターも上乗せして音に厚みを持たせ、よりメロウによりドラマティックに仕立て上げた秋モード。映画のフィナーレとかに使われそうなあの感じね。タイトル曲とはまた違ってしんみりモードで男泣き状態です。

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Signaless - No Signal (Felicity:FCT-1007)
Signaless - No Signal
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"あらかじめ決められた恋人たちへ"の池永正二と、ゆーきゃんから成る"ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人たち"改めシグレナスとなった二人組のユニット。僕自身は個々のユニットに関しては全く未聴なのだけど、このユニットに関して言えば90年代前半のマッドチェスタームーブメントやインディーダンス、サイケデリックやチルウェイブを通過し、そして懐かしさと虚無感の混在する今風なユニットだと認識している。音的に言えば特に斬新さと言える物は無いだろう。Chapterhouseを思い出させるシューゲイザーな"y.s.s.o."、Pet Shop Boysみたいなユーロダンスな"ローカルサーファー"、New Orderらしいロッキンなダンスチューン"パレード"、打ち込み時代のSupercar風な"Lost"、切なさを心の奥底から呼び起こすフォークソング"星の唄"など90年代前半にも通じる懐かしさがふんだんに詰まっている。まあしかしあの時代のような狂乱騒ぎで現実を逃避するのでもなく、弱さに飲み込まれないように高らかに詩を歌い負けないように力強いビートで踊り、あくまでもまだ現実感も保っている。言うならばそれはまるで現実的なファンタジーとでも言うべきか、厳しい現実があるからこそ夢想にのめり込めるのだろう。甘酸っぱい感傷に浸り、涙を振り切り精一杯踊り、ほんのひと時だけでも淡いサイケデリアに包まれるのも悪くない。

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Guido - Anidea (Punch Drunk:DRUNKCD003)
Guido - Anidea
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成熟期を迎えているダブステップと言う新世代の音楽は、そこから枝分かれしある者はテクノへ、ある者はレゲエへ、ある者はコズミックへ等々、細分化・肥大化しより音楽性の深みを増しております。そしてブリストルから生まれた生粋のダブステッパー・Guidoはと言うと、グライムやR&Bへと原点回帰ともとれる音楽性を発揮しておりました。Guidoはまだ20代前半ととても若いながらも、Peverelistが主宰するブリストルのダブステップ重要レーベル・Punch Drunkからデビューを果たし、成功する事を約束されたも同然のアーティストです。ダブステップと言えば暗く湿度の高い陰鬱な印象もありますが、彼が奏でるダブステップにはブリストルの静謐なメランコリーも加わっています。幻想的な夜の海を描いたアルバムのアートワークからも察する通り、このアルバムはR&Bの様にセクシーで、そしてエッジの効いたダブステップ特有のリズムや図太いベースも聴けるものの、ダンスさせると言うよりはしっとりと聴き入ってしまうリスニング系のアルバムと言えるでしょう。中にはPファンク的なコズミックなシンセを使ったレトロ感の強いトラックも、色艶の良いスウィートな歌物もあり、単純な楽曲性を重視したクラブミュージックと言う枠を越えた音楽性があり、その点ではポップなシーンに対しても売り込んでいけるダブステップなのは間違いないでしょう。ワインの用意された真夜中に合いそうなアダルティーな一枚。

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Deutsche Elektronische Musik (Soul Jazz Records:SJRCD213)
Deutsche Elektronische Musik
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テクノを聴く者にとっても、またそうでなくともジャーマンプログレ(クラウトロック)の影響と言うのは今でも色濃く残っている。特にテクノ方面に限って言えばAsh Ra Tempel(Manuel Gottsching)、Cluster、Tangerine Dream辺りの瞑想的電子音響世界はテクノのそれと共通しており、テクノのルーツの一部がジャーマンプログレである事は明白だ。そして多方なジャンルに渡って旧譜の掘り下げから新譜の普及まで努めているSoul Jazz Recordが、今度はジャーマンプログレのコンピレーションをリリースした。コンセプトはこうだ - "1972年から83年の実験的なジャーマンロックと電子音楽"。CD2枚組には前述のバンドと共にCan、Harmonia、Popol Vuh、Amon Duul、Nue!など有名どころからIbliss、Between、Kollectivと言ったマイナーなバンドなど、とにかくジャーマンプログレの骨の髄まで収録している。これだけのバンドが揃えば単にジャーマンプログレと言っても一つの言葉で形容出来る訳もなく、Popol VuhやBetweenの自然回帰的な内省的で静謐な曲もあればCanの様にハッピーなコズミックディスコもあり、RoedeliusやMichael Bundtの現代にも通ずるアンビエント、HarmoniaたNue!のオプティミスティックでトランス感覚に満ちたミニマル、Conrad Schnitzlerの派手派手しくネオンライトの輝くイタロディスコ風まで、現代の定型化したロックからは想像も出来ない自由な発想力に溢れた音楽が広がっている。普通から逸脱する事を恐れずに自分達の信じる音を追求した結果がジャーマンプログレ(クラウトロック)になった訳だが、当時はクロウトと言う言葉は馬鹿にする意味で使われていた様だ。しかし後々にその評価は覆され、特にテクノ方面ではその電子的音楽のみならず枠に収まらない創造性も受け継がれ今に至っている。もしそんな野心的な音を聴きたければ、そしてテクノに関心が無い人にとっても、きっとこのコンピレーションは貴方のジャンルの枠を取り払ってくれる作品に成り得るであろう。

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| ETC3 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jonsi - Go Live (Parlophone:XW9475742)
Jonsi - Go Live
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先日来日公演を行ったばかりのSigur Rosのフロントマン・Jonsiですが、今年アルバムをリリースしたその勢いでライブアルバム+DVDもリリースさせてしまいました。ソロではSigur Ros本体とは異なりJonsiの溢れ出るエネルギーを鮮やかな色彩に変換したようなポップで賑やかな音楽と言った印象が強いですが、このライブアルバムではまたその予想を少し覆す内容となっております。序盤では静寂の中でJonsiのファルセット・ヴォイスを前面に出してこれから何かが始まるぞと言った神妙な趣きを感じさせ、宛らオーケストラを抜いた落ち着きのあるSigur Rosのようでもあります。少し呆気に盗られつつも、しかし途中からはオリジナルアルバムのように徐々に肉厚さを増して華やかなゴージャスサウンドが芽を出して来るでないか。オーケストラは使用していないものの、ピアノやシンセ、ヴィブラフォンやチェレストなど様々な楽器をメンバーが交代しながら演奏する事で、音に艶やかな輝きと優しいハーモニーが生まれております。Sigur Rosの張り詰めた様な緊張感のある神々しさとは対極的な、そう童心に溢れた青々しい息吹を感じる音楽でよりアーティストを身近に感じる事も出来ます。ライブを収録したDVDはインタビューやライブ以外の映像も繋ぎ合わせ、エフェクト処理が施しながらドキュメンタリー風に制作された素晴らしい内容なのですが、残念な事に音飛びやノイズが入ってしまっております…。PCのDVDプレイヤーで見れば比較的その症状は軽いらしいですが、購入する方は要注意。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Nine Inch Nails - Pretty Hate Machine : 2010 Remaster (UMe:B0015099-02)
Nine Inch Nails - Pretty Hate Machine
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他の人のブログを読んでいて気付いたのですが、何時の間にやらTrent Reznorのユニット・NINの1stアルバムがリイシューされておりました。21年前のこのアルバムは、まだインダストリアル前夜とでも言うべきピコピコなエレクトロニックボディーミュージック色が強く、攻撃的ながらもその後のNINにある破滅的な退廃美はそれ程出てこず、NINファンの中でも評価の分かれる作品でしょう。特にオリジナルに関しては今聴くと音がもっさりとしていて、音圧も低いし安っぽさも感じるなと思います。ではリマスター盤はどうかと言うと、これが本当に同じアルバムなのかと疑う位に随分と音質が改善されているじゃないですか。特に音が非常に鮮明にくっきりと浮かび上がり、綺麗になった分だけより攻撃的な面もしっかり感じられる様になっております。オリジナルの今となっては貧相な音もここではタフにマッチョに、そして力強くビートも鳴っており生々しい音像が迫ってきます。流石に元々がエレクトロニックボディーミュージックなので、狂ったような破壊的サウンドにはどうしても成り得ないですが、それでも新しく生まれ変わったと言える程にはバージョンアップしているので、NINファンなら買って損はないでしょう。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Brian Eno with Jon Hopkins & Leo Abrahams - Small Craft On A Milk Sea (Warp Records:WARPCD207)
Brian Eno with Jon Hopkins & Leo Abrahams - Small Craft On A Milk Sea
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環境音楽の巨匠・Brian Enoと先進的なテクノレーベルであるWarp Recordsの邂逅を聞いた時、きっと多くの人は子供のようにワクワクとする期待を抱いたはず。常に変革と前進を続けてきたWarpだからこそ、Enoにも新しい何かを見出したのかもしれない…と僕も期待はしておりましたが、蓋を開けるとその期待は期待以上の物では無かったと言うのが本音。本作ではEnoの他に3人のアーティストに参加して貰い、即興演奏を更に編集して出来上がった映画のサウンドトラック的な位置付けとEnoは述べている。全編インストゥルメンタルでゆったりと風景が切り替わるように主張をしない音がゆったりと流れていくが、アンビエントらしい快楽や恍惚を引き出すでもなくあくまで沈静とした風景が続く。と思っていたら4曲目には突如として地響きの如く怒涛のビートが入ったり、その後もエレクトロニクスのノイジーな不協和音が挿入されたり、コミカルな電子トラックもあったり、確かに驚きを感じさせる意外性がある。しかし余りにも断片的なのだ。即興演奏を基にして作られていると言う事からも分かる通りで、どうしても纏まりに欠け主張が見えてこない展開。Eno自身が「故意的に“パーソナリティ”が欠如している」と発言しているので、その思惑はリスナーにも上手く伝わったと言う意味では成功した作品かもしれないが、Warp Recordsとの絡みで期待している物は今の所感じられない。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(3) | |
Avey Tare - Down There (Paw Tracks:PAW35)
Avey Tare - Down There
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ポップでサイケデリックな実験性の高い音楽で人気を集めるAnimal Collectiveですが、メンバーの一人であるAvey Tareが単独でアルバムをリリースしております。バンドのメンバーがソロ作品を手掛けるとバンドの方向性と違うと言う事は多々ありますが、本作に限って言えばアニコレファンの期待を裏切る様な作品でない事は断言出来るでしょう。出だしの"Laughing Hieroglyphic"からしてアニコレにも通じる不思議な世界が広がっており、歪でエレクトロニックなリズムの上をフォーキーな音が牧歌的な雰囲気を発するポップソング。その後も密林の暗い奥底に連れて行かれるドロドロのサイケ空間がこれでもかと待っており、まるで覚めない夢が続くかの様だ。しかしアニコレのカラフルで弾けるポップな音とは違っていて、こちらは粘度・湿度の高い沈静化されたポップなサイケ。アニコレも本作も同じトリップ効果をもたらす音楽ではあるが、前者がエクスタシーなのであれば後者は安眠剤とも言える。まあしかしそんな理屈抜きにして、アニコレファンならば本作を好きになるはず。34分間の霞がかった白昼夢で現実逃避するのも悪くないよ。

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| ETC3 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |