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Hardfloor - TB Resuscitation (R2 Lounge:R2HH001)
Hardfloor - TB Resuscitation
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オリジナルシカゴアシッドハウス以降のアシッドハウスの最大の功労者・Hardfloorによる世界遺産級の1stアルバムが何度目かのリイシューとなっております。Hardfloorと言えば兎にも角にもTB-303の使い方が特徴的で、TB-303にオーヴァードライヴをかけて優しく歪ませるアシッド音を使い、更にはフィルターを時間をかけて解放しアシッド音に展開を付けていく技を誰よりも愛するアーティスト。またブレイクで16符スネアロールで大仰な展開を作りじわじわと音を増やしていくスタイルはワイルドピッチスタイルとも呼ばれ、そのスタイルは現在のテクノではベタになるほど基礎的な手法となっております。今となってはそんなベタな技がいっぱいに詰め込まれた本作は確かに時代を感じさせるものの、シカゴハウスのみならず当時のドイツトランス流行までも意識した作風は、シカゴのシャッフルするファンキーなリズムにトランスの不気味な感覚まで取り込み大ヒットになったそうです。アシッドハウスの基本中の基本、これを嫌いな人なんているのかなって思う程に本当に凄いアルバム。今でも有名なDJが"Acperience"を使用する事は多く、クラブで知らずに耳にした事はあるんじゃないでしょうか。大大大推薦!!

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| TECHNO7 | 19:30 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Juan Atkins - 20 Years Metroplex 1985-2005 (Tresor:Tresor.216)
Juan Atkins-20 Years 1985-2005
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最近の音楽シーンと言えば兎にも角にもリイシューが目立ちますが(新作が売れないから?)、デトロイトテクノのドンことJuan Atkinsのベスト盤も目出度くリイシューとなりました。もしJuanが居なければDerrick MayもKevin Saundersonもテクノと言う道に足を踏み入れなかったかもしれないし、Underground ResistanceやCarl Craigと言う存在さえ出てこなかったかもしれない。Juanの活動自体は非常に地味なもののその存在自体がテクノアーティストの支えとなっているのは間違いないでしょう。本作はそんな彼の20年に渡る活動の軌跡であり、そしてテクノの歴史の一つでもあります。詳細は過去レビューでも書いているので割愛しますが、彼の作る音楽には流行とは無縁で自分の魂に忠実で誠実な思いが込められているように思います。それがテクノやハウス、エレクトロやミニマルであろうとも、テクノソウル・マシーンソウルを感じさせる熱い感情的な音が鳴っていて、テクノとは何かとその基本を思い出させるようです。さてさて、近年はMike Banksもサポートに加わったModel 500名義でライブを行っており、更にはアルバムも制作中との事ですが、今後も尚楽しみな存在ですね。

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| TECHNO7 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Monty Luke - Art, Love & War (Planet E:PLE65312-1)
Monty Luke - Art, Love & War
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Carl Craig主宰のPlanet-Eから新鋭・Monty Lukeなるアーティストの作品。かつてはC2自身の作品で溢れていたPlanet-Eも、最近ではC2が気に入ったアーティストの作品をリリースする場になっており、C2が認めるだけあって高品質な作品のオンパレードです。当然この作品も最近のレーベルの趣向に沿った音で、ぎらついたシンセリフが反復し徐々にビルドアップしていく地味に高揚感を誘うミニマルテックハウス。アーティスト名を隠されていたら、C2の新譜と言われても気付かない出来。そしてB面にはC2自身がリミックスを披露していて、こちらはよりリズムの跳ねが強調された上にC2独特の恍惚感たっぷりなシンセも上乗せされ、オリジナルより派手に展開。C2のリミックスの手腕は間違いなく世界トップクラスだ。しかし今もと言うか昔からかもしれないけれど、Planet-Eはデトロイトのレーベルでありながらデトロイトの枠を越えた音を持っていて、だからヨーロッパのアーティストにも受けが良いのでしょう。

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| TECHNO7 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Peverelist - Jarvik Mindstate (Punch Drunk:DRUNKCD002)
Peverelist - Jarvik Mindstate
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久しぶりにダブステップでもと紹介するのは、ブリストルの最終兵器・Peverelist。シングルリリース時からデトロイトとダブステップの邂逅みたいな売り方をされておりましたが、あぁ確かになるほどねと言った感じのアルバム。透明感のあるコズミックなシンセ使いはデトロイトテクノとの共通する部分はあるし、アナログだと思われるローファイな音色は時代を遡りオールドスクール臭がぷんぷん。新しさと言うよりも懐かしささえ感じさせるチープな印象で、むしろそこに人間らしいソウルを感じます。リズムはかなりカチカチで引き締まったキックやパーカッションが乾いて響き、逆に正確に無味乾燥で複雑なビートを機械が打ち鳴らしております。ドラムンベースともまた異なる独特の拍はミニマルでありながら非4つ打ちを刻み、面白さ・オリジナリティーと言う点では目を見張る物がありますね。ビートは強烈なんだけど、無駄を削ぎ落としていてかなりあっさりした印象でした。

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| TECHNO7 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Deadbeat - Alive Series 01 (Beams Records:BBRC6024)

Deadbeat - Alive Series 01
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日本で若者に大人気なファッションブランド・BEAMSが手掛けるBEAMS RECORDSから、何故かベルリンミニマルダブ方面で活躍するDeadbeatのDJMIX(ライブ盤?)がリリース。「仮想ライブ・セット」がコンセプトの当シリーズですが、トラックリストを見る限りだと各曲に"DUB"と言う言葉が付加されているので、多分ダブ処理やらエディットをされているのでしょう。ミニマルダブとは言えど本家Basic Channel程の重苦しさや神格性は無く、逆に太古の踊りの様にかなりトライバルでがんがん踊れるダンストラックが中心。ドンチクとバウンシーなキックやパーカッションはねちっこさどころかむしろ爽やかなで軽やかな空気さえ呼び込み、適度なリヴァーヴ処理で残響音が空間の奥までかすかに続いて行くような印象。ヘッドフォンで聴くと左右からパンされるリヴァーヴが明確に感じられ、その飛び具合に心地良さも倍増。モノクロの様に淡々とした世界観でありながら聴き易さや心地良さがあるのは、ミニマルに特化するのではなく躍動感のあるトライバルな要素を持ち込んだ事が理由でしょう。

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| TECHNO7 | 11:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Kirk Degiorgio - Swarm EP (Applied Rhythmic Technology:ARTDDS1)
Kirk Degiorgio - Swarm EP
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昨年再始動を開始したARTから、Kirk Degiorgioによる新シリーズ"Dance Division Series"の一枚目。近年はテクノ色が戻ってきたKirkですが、本作も初期作品の様なピュアでインテリな音を保ちつつよりダンストラックとしての面が強くなってきた良作。近未来の街並みに光り輝くネオンライトを喚起させるシンセサウンドは、気品と高揚感に満ちていてさすがUK屈指のデトロイトフォロワーだけあります。新しい事をやっている訳じゃないけれど、それでも彼の作るトラックには有無を言わさぬ説得力があり、テクノとしての純度をより高めている気がします。力強い4つ打ちテクノからしなやかなディープトラックまで収録し、テクノ、ハウスの両シーンで重宝出来そうな一枚ですね。

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| TECHNO7 | 11:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Renato Cohen - Sixteen Billion Drum Kicks (Sino:SINO104CD)
Renato Cohen - Sixteen Billion Drum Kicks
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ブラジリアンテクノの代表格・Renato Cohenの初のアルバムが本作。2002年に大ヒットした"Pontape"から7年、Technasia傘下のSINOからシングルをリリースしてから6年、ようやくと言うか正直タイミングを逃した時期でのリリースと言うのは否めないところ。試聴した段階でもこれと言ったキラートラックが無く、こりゃ微妙だなと全く期待はしていなかったのだけど…。すいません、アルバム全体を通して聴いたら非常に構成力のある内容で、しかもフロア向けなトラック満載でしたよ。基本的にはちょっと時代錯誤なフィルターテクノが中心で古臭い感じは否めないけれど、それをチャラにしてしまうファンキーで強烈にうねるベースラインやら多用されるループなどは盛り上がるし、タイトル通り色々なキックが肉体に踊らない事を許さない音楽なんだと思う。キックがとても重要だと言うCohenの発言通りにリズムにはとても気を配っていて、曲毎に異なる面を見せるキックはテクノだけでなくジャズやファンク、ディスコの要素さえも感じさせます。また生ドラムや生ベース、管楽器を大胆に取り入れて、テクノなんだけど南米の血肉沸き踊らせる太陽の熱さも感じられたり、妙に肉体感のある生々しい雰囲気ですよ。暗いミニマルばかりな中、こう言ったポジティブでテクノらしいテクノが出てくるのは非常に嬉しいばかり。

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| TECHNO7 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jeff Mills - Sleeper Wakes (Third-Ear JPN Ltd.:XECD-1122)
Jeff Mills - Sleeper Wakes
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なんでも3年間宇宙旅行へと行っていた設定になっているJeff Millsの帰還作。その間にも08年にはMado Loungeへ、09年にはWireへ宇宙からの交信を届けたり、Purpose Makerから超限定シングルを出したりと色々活動はしていた訳ですが、自分的には以前に比べるとかなり熱は冷めておりこの新作にも全く期待はしておりませんでした。しかし宇宙旅行3部作のラストは、前2作とは似て非なる世界が広がっておりました。思えばMillsも歳を取る毎に激しい作風は消えていきミステリアスでディープな方向性へと進みましたが、この新作ではその要素を含みつつもリズム(キックやパーカッション)に初期の頃のトライバルで逞しい音が戻ってきており、踊る為のフロアと重力から解放された宇宙が遂に邂逅を果たしたと言えます。そしてMillsは今でもソフトウェア音源は使用せずにTR-909などのレトロなハードウェア音源で音楽を作っているそうですが、本作から感じられる手作り感のある温かさはそう言った影響もやはりあるのでしょう。例え作風が激しかろうとディープであろうと彼が一貫して守ってきたソウルを込めた音楽は本作にも息づいていて、宇宙からの電波はMillsの深い心の奥底を垣間見せてくれるに違いない。



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| TECHNO7 | 15:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Carl Craig, Moritz Von Oswald - ReComposed - New Mixes By Francois Kevorkian & Moritz Von Oswald (Deutsche Grammophon:272 4750)
Carl Craig, Moritz Von Oswald - ReComposed - New Mixes By Francois Kevorkian & Moritz Von Oswald
一年前にリリースされたクラシックをテクノ化した名作"Recomposed By Carl Craig & Moritz von Oswald"(過去レビュー)から、Francois Kevorkianが手掛けたリミックスシングルが到着。C2、Moritz、FK…なんて面子だい、豪華にも程がある。A面はFK+Moritz Von Oswaldによるリミックスで、どっしりとタイトなキックとダビーな音響、ちきちきとした上物が入ったダビーテックハウス。空間の奥深さがリアルに迫ってくる音響効果は流石で、広がりを感じさせる音が心地良し。更に途中から原曲のホーンがパラララ〜と入ってきて、その妙な恍惚感でラリパッパしそう。B面にはMoritz単独によるアフリカン臭が漂う土着ダブアンビエントが収録。こちらはRhythm & Sound名義の音に近い感じで、ずぶずぶなダブ・レゲエの湿っぽさもあり暗黒の沼に引きずり込まれるドゥープな一曲。闇の奥底で何かが蠢いている…そんな印象。取り敢えず買っておいて損はしない。

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| TECHNO7 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Redshape - The Dance Paradox (Delsin:80dsr)
Redshape - The Dance Paradox
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デトロイトの叙情と重厚でごつごつとした音質、そして不気味な存在感を放つミステリアスなRedshapeがようやく初のアルバムをリリース。今までにもDelsinやMusic Manなどからヒット作をリリースしていたで期待はしていたのですが、初のアルバムも新人とは思えない壮大な展開を持った曲が多く期待にばっちり応えてくれました。音的にはCarl Craigを思わせるギラついたシンセサウンドが特徴で、闇夜で鈍く光るようなおどろおどろしい存在感を発しております。デトロイトテクノの様な美しい旋律は皆無で、むしろ恐怖を植えつける様なダークな音が隅々まで広がっていて少々不気味。そして4つ打ちだけでなくダブステップぽい引き締まったリズムまで披露して、決して懐古的なデトロイトテクノに陥るのではなく前を見据えたオリジナリティーがあるのが大事。アッパーではないけれどベルリンテクノらしいどっしりとした重みや粘っこさがあり、フロアでも十分に映える音楽性があります。先行シングルが一切収録されていなくてちょっと残念な気持もありますが、その思い切りの良さは評価したいですね。

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| TECHNO7 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |