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Rondenion - Volare EP (Faces Records:FACES 1211)
Rondenion - Volare EP
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近年は自身のレーベルを立ち上げコンスタントに新作をリリースしているRondenionは、元々は日本より海外から注目されてRush HourやStill Musicからリリースされていた経歴があります。そして新作はMotor City Drum Ensembleのリリースでを行なっているハウスレーベル・MCDEを主宰するPablo Valentinoが、そことは別ラインに主宰しているFaces Recordsからのリリースとなりました。ちなみにFaces Recordsは少し前にKez YMのEPもリリースしており、国境を越えて確かな才能を嗅ぎ付けるセンスがあるレーベルだと思います。さてタイトル曲の"Volare"は彼にとってはお馴染み声ネタやブルージーなギターのサンプルをループさせたミニマルファンクディスコですが、ここまでそのスタイルを徹底されるともう文句の一つも言えない程にカッコよくなりますね。音の抜き差しで上げ下げの展開をじわじわと繰り返すだけなのに、ツールとしての機能性だけでなくそれ単体で聴ける楽曲性もあって素晴らしいです。そしてセクシャルなボーカルサンプルや優雅なピアノの響きが官能的なジャジーハウス"Devotion"、泥臭さが際立ち粘度と黒さが高いビートダウンな歌物"Song A"と、どれもが熱気ムンムンなソウル度高めで日本人離れした黒さは本物。海外からの評価が高いのも当然で、このままどんどん世界へと羽ばたいて行って欲しいですね。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm presents K.F. - From Dusk Till Dawn (Music Conception:MUCOCD-024)
Calm presents K.F. - From Dusk Till Dawn
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CALM、本名は深川清隆、日本に於いてバレアリックと言う音楽を最も体現しているアーティスト。CALMではユニットを組み個人と個人の鬩ぎ合いの生演奏から生まれる熱い昂揚感を伴うバレアリックを表現していたが、このK.F.名義ではそれが本名の頭文字から取られている事からも分かる通りよりパーソナルなダンスミュージックを目指したバレアリックを追求している。タイトルが示唆するように夕暮れから夜明けまでの時間帯に焦点を当てた本作は、夜の帳が下りてざわめき始める予感から始まり、汗と歓喜にまみれた真夜中のダンスの時間帯から煙草や酒で汚れた空気の中を抜けだして清々しい夜明けを迎えるまでのドラマティックなストーリー仕立てに展開される。CALM名義で披露してきた有機的な質感のある音は後退しながらも、一人での制作でも電子的な音を用いて何処まで臨場感と多幸感を生み出す事が出来るのか、そして踊る悦びを湧き起こす事が出来るのかと言う問いに回答している。寧ろCALMと言う制約から解放されたからこそ、気兼ねする事なくダンスミュージックとチルアウトを分け隔てなく両立しながら、クラブでも又は野外でも聞かれるべきバレアリックな音楽性をこれまで以上に追求出来たのではないか。音楽的に言えば新しさを追求する姿勢よりもBack To Basicな面は強いがそこに後退的な印象は全く無く、小難しい音も聞かせる事なく開放感ある清々しさに満ちたオプティミズムを強調する事に成功している。迷いも雑念も振り払い前へ前へと力強く進むCALMの眩いばかりの自信さえ感じられ、お世辞抜きに最高傑作と言えるアルバムを作り上げた。本作ではCALMが音楽の媒体に対する在り方を問う意味で、パッケージとして細かい曲解説や音楽への考え方を示した説明も膨大に収録されており、CDを買った人のみにだけCALMからの手紙を読む事が出来るのだ。是非CDを手にとって買って、手紙を読みながら音楽を聴いて楽しんでみて欲しい。



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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Gene Hunt - May The Funk Be With You (Rush Hour Recordings:RH 039)
Gene Hunt - May The Funk Be With You
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決して派手な音楽街道を歩んできた訳ではないが、大御所テクノDJともコラボレートしながら元祖シカゴ・ハウスへの愛も忘れずに長い活動をしているGene Hunt。昨年はシカゴ・ハウスの秘蔵音源を発掘した"Gene Hunt Presents Chicago Dance Tracks"(過去レビュー)をリリースするなど、そのマニアっぷりを発揮している事からも分かる通りシカゴ・ハウスの伝道師の一人だ。前述したコンピレーションはオランダ屈指のデトロイト/シカゴフォロワーであるRush Hourからリリースされたのだが、レーベルも気を良くしたのか続いてGene Huntの新作もリリースした。"May The Funk Be With You"、ファンクと共にありますようと言う意味合いだろうか、シカゴ・ハウスらしいブリブリとしたベースや図太く無機質なキック、不穏でトリッピーなボーカルは確かにファンキー以外の何物でもない。しかしそれらと共に優雅に着飾ったストリングスやエレピの音も浮かび出てくると、一変して不吉な闇の中から華やかなパッションも湧き出すようで、相反する暗さと明るさが入り混じる楽曲構成は面白く感じられる。そして裏面にはリミックスワークで引っ張りだこ、シカゴ系デトロイト発のアーティストであるTheo Parrishがリミックスを提供している。こちらは完全にTheo色に染められた異形のビートダウンで、まるでジャズセッションでもしているかの様に生音のざらつきが前面に出ながらアシッドなベースラインもより毒気づいており、ドタドタとしたリズムから徐々に整った4つ打ちへと移行する展開は圧巻だ。また視界も歪むように音やサンプルが混沌と混ぜられた廃頽の中にも、鈍いながらも美しさを放つ音が閉じ込められていてTheoの美学を感じずにはいられない。両面共にアーティストの味が発揮されており素晴らしい。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Chez Damier - Can You Feel It (New York Dub) - The Steve Bug Remixes (Dessous Recordings:DESLTD02)
Chez Damier - Can You Feel It (New York Dub) - The Steve Bug Remixes
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ここ数年で完全に復活を果たしたシカゴ・ハウスの巨匠であるChez Damier。自身のBalance関連のレーベル運営や過去の名作のリイシュー、リミックスの提供に加え新作の制作まで非常に活発な動きを見せておりますが、今度は92年にKMSよりリリースされた彼の代表曲とも言える"Can You Feel It (New York Dub)"のリミックス盤がリリースされました。Damierのディープハウスはドイツのそれとも親和性が高いのか、本作ではドイツのミニマルハウスを切り開くSteve Bugがリミックスを担当しております。先ずA面の"Steve Bug Re-Mix"ですが、原曲のヒプノティックな質感は損なう事なくよりエレガントに、よりスマートな洗練を極めたクールなテックハウス仕様で、見事に現在形のハウスへと昇華させたリミックスと言えます。そしてB面には同じくBugによる"Steve Bug Re-Dub"を収録しておりますが、こちらはタイトル通りにボーカルよりもシンセの美しく伸びるトラック自体へと注目がいくツール的な仕様で、トラックの荘厳で幻想的な美しさが際立ちます。そしてもう1曲、なんと"Can You Feel It (New York Dub)"自体もリマスターされて収録されているのですが、実はこれを手掛けていたのはMKことMarc KinchenとDerrick Mayなのです。90年代前半のミドルスクールな空気感、NY系ハウスとも結び付くこのシンプルな4つ打ちにシンプルなシンセリフやストリングスを組み合わせたこのハウスは、古き良き時代感を持っているのは当たり前だがプリミティブな響きと力強いグルーヴを伴っており、今尚輝きをは失っておりません。時代を軽々と飛び越えるこのクラシカルな曲は、ハウスの踊れる心地良さを雄弁に語っております。

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| HOUSE7 | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Delano Smith - An Odyssey (Sushitech:SUSH17)
Delano Smith - An Odyssey
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1963年にシカゴに生まれデトロイトで育ったDelano Smith。という事は長いキャリアを経て49歳にしてようやくこの初のアルバムを完成させたのだから、人生とは何が起きるのかは誰にも分からないものだ。Delanoはデトロイト・テクノと言う音楽が生まれる前から、デトロイトにてダンスミュージックの方向性を指し示したKen Collierを師事し、自らもDJを始めデトロイト第一世代よりも更に早い時期に活動をしていたそうだ。つまりは現在でも活動しているデトロイト系のアーティストの中では、最も活動歴が長いベテランと言える存在だろう。90年代は音楽業から距離を置いていたが、2003年頃からは作品もリリースし始め日本でもMike ClarkやNorm Talleyとの"Beatdown Brothers"としてビートダウンを広めた功績は忘れてはならない。派手派手しい活動をしてきた訳ではないが、継続的にリリースしていたEPはDJからの評価も高く着実を歩みを進めていたのだ。そしてこのアルバムだ、これにもやはり彼の活動と同じで決して派手に騒ぎ立てるようなトラックは一つとして無い。ビートダウン一派として活動していた頃に比べると幾分かテクノ寄りな面も見受けられ、ミニマル色を強めたツール的なグルーヴに控え目に情緒を醸し出すソウルを乗せてリラックスした音を鳴らしている。エレピやパッドの優雅で大人びた響き、呟き風なヴォイスサンプルは何処か妖艶で、安定感のある滑らかなコード展開によって耳にすっと優しく音が入り込んでいく。枯れた味わいさえあるのだから目新しさは無いが、しかしベテランらしく丁寧に作られたダンスとリスニングの両面に適した堅実なハウスアルバムだと言える。永く何度も聴きたくなるアルバムとは、得てして本作の様なアルバムなのだ。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
6th Borough Project - The LTD Chronicles (Kolour LTD:KLRLTD CD001)
6th Borough Project - The LTD Chronicles
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デトロイトにてアンダーグラウンドに拘ったハウスをリリースするKolour Recordingsが限定ラインとしてリリースしているKolour LTDの作品を、ニューディスコシーンで活躍するThe RevengeとCraig Smithによる6th Borough Projectがコンパイル&ミックスを施したのが本作。本作にてKolourと言うレーベル自体を初めて耳にしたのだが、聴き終えた後の感想としては6th Borough Projectが目指す方向とレーベルのそれとは確かに同じ向きを向いている様で、デトロイトの特にマイナーに位置する粘り気のあるロービートに生っぽい質感を強調した荒い作りのハウスと言う点で共通性がある。そう言うとTheo ParrishやMoodymannを思い起こす人もいるだろうが、それよりはどちらかと言うとDelano SmithやNorm Talleyと言ったハウスを正当に継承した様な人達により近く、規則的な4つ打ちを守りつつねっとりと黒く染め上げている。オープニングは不穏な呟きが反復する混沌としたダウンビートから始まるが、暫くして視界も開けてずっしりとヘヴィーなキックが打ち付ける中を高らかに愛を歌い上げる優雅なハウスへと突入する。そのまま中盤までは生温かい質感と感情豊かな旋律が活きたファンキーでディープなハウスが続き、それ以降は浮遊感のあるテック系で宙を彷徨いながら、終盤ではリエディット風な優雅でファンキーなハネ感のあるトラックで攻めて盛り上げたまま終わりを迎える。一つのレーベルの音源のみなのでミックスとして幅が広くないのは当然だが、結果として適度にリラックスしながらスモーキーな音像の中にメランコリーを見つける世界観の統一はなされており、心地良いディープハウスを終始聴けるだろう。勿論レーベルの看板としての役目を十分に果たしており、Kolourに興味を惹き付ける作品でもある。

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| HOUSE7 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Moodymann - Jason Groove Edits (Not On Label:JMFG1)
Moodymann - Jason Groove Edits

嘘か真かJason Groove(Jason Groveの誤り?) aka JMFG (Jason 'Mutha Fuckin' Groove)によるMoodymannのリエディット盤らしい。Jason Groveは80年代後半からアンダーグラウンドで活動しているアーティストとの触れ込みで、昨年からSkylaxとその傘下のWax Classicからクラシカルなデトロイト/シカゴに忠実なハウスをリリースし始めた要注目なアーティストだ。と言ってもfacebook等でも全くの匿名性を保っており、一向に詳細が明らかにされない活動も余計に興味を駆り立てる訳だ。しかしその手腕は紛れも無くベテランのモノであり、ここで披露しているリエディットもフロアで使い易い様に、かつ元の煙たく悪そうな性質も失わずにロービートでファンキーなハウスへと仕立て上げている。"I Got Werk"のオリジナルは熱いディスコのビートと生臭いファンク風な演奏が特徴だったが、ここではドスの効いたキックを打ち込んで力強い4つ打ちを鳴らしつつより不良っぽさを強調している様だ。Moodymannの初期傑作"Tribute! (To The Soul We Lost)"はサンプリングを駆使した歌がどす黒い空気が渦巻く肉体的なディスコハウスであったが、Groveは夜の帳が下りた後の官能的な時間帯に誘い込む様にムードーあるハウスへと調理した。温かいボーカルの包容力が心地良い"Without You (Kenny Dixon Jr. Remix)"は、歌物のハウスからジャジービートへとぐっとレイドバックしてMoodymannの孤独がより感じられる。他に"Dirty Little Bonus Beats"も収録されており、計4曲のリエディットを収録。オリジナル盤が高騰し入手困難な事もあり、良質なMoodymannの音源を求めている人にも是非お勧めしたい一枚だ。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Crue-L Cafe (Crue-L Records:KYTHMAK140DA)
Crue-L Cafe
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Crue-L Recordsの生粋のファンならばまさかタイトル通りの内容だと思う人はいないだろうが、しかし"Crue-L Cafe"なんて言うタイトルに釣られてお洒落なコンピだと思い込み購入したリスナー(まずいないと思うが)は、そんな風に騙されたとしても幸運にもCrue-L Recordsの魅力を知る事になるだろう。Crue-L Recordsは古くから渋谷系とリンクし、そして日本のインディーのダンスミュージックシーンをリードしてきた稀有なレーベルだ。今でもそのスピリッツにぶれは無く、こんなご時世に於いてもアナログ中心のリリースを守り続けているのだから、本作の様に9割方を初CD化/新曲で満たしたコンピレーションのリリースは特に貴重と言えるだろう。そしてカフェと言うタイトルを真に受けてはいけないが、しかし淡い夢の世界へと引き込むリスニングミュージックもあれば、心も解脱して昇天するダンスミュージックもあり、ただ音に耳を傾けるだけで鎮静剤の様に緊張を解きほぐす作用があるのは確かだ。目玉は目下フロアを賑わしているCrystalの"Heavenly Overtone"だろうか、天国への階段を駆け上がっていく圧倒的な多幸感に包まれるハウスは正にCrue-Lらしいダンスミュージックだ。その一方でDiscossessionによる"Manitoba"は胸を締め付ける切ないギターとドリーミーなシンセが溶け合い、浮世離れした微睡みのアンビエントの世界へと連れて行ってくれるだろう。そして新人が育っているのにも注目だ。郷愁にかられるフォーク・ロックな"Ride a Watersmooth Silver Stallion"を提供した神田朋樹は、レーベルオーナである瀧見憲司と組んでBeing Borings名義で"Love House of Love"と言う祝祭を繰り広げるサイケデリックなディスコダブも披露している。かと思えば何処から引っ張ってきたのかTim Deluxeはポップで無邪気なアシッドトラックを提供し、Eddie Cはいつも通りの温かみのあるミニマルなディスコを聞かせている。ハウスもアンビエントもフォークもディスコダブもごちゃ混ぜだが、そこにはCrue-L Recordsの心神喪失を誘う陶酔感と洗練された優美な様式が共通項としてあり、だからこそ世界に誇れるバレアリックなレーベルと言う位置付けは今でも変らないのであろう。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Sneak - Fabric 62 (Fabric Records:fabric123)
DJ Sneak - Fabric 62
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かつてのシカゴ・ハウスと言えばチープ、ファット、シンプルと言った言葉で形容される、つまりはそれ程深い音楽性は無く直感的な衝動に任せたハウスミュージックであったと思う。そこからシカゴ・ハウスは枝分かれしメランコリーな情感を描き出す方面、又はエロティシズムを強調した方面、そして相も変わらず衝動のみを頼りにした元祖な路線とアーティストは各方面へと羽ばたいて行ったが、その中でもDJ Sneakは元祖シカゴ・ハウスを今に受け継ぐ匠と言えるだろう。何と言っても90年代中期にシカゴ・ハウスの突然変異レベールであったCajual RecordsやRelief Recordsから作品をリリースしていた事を考えれば、彼のサウンドが考えるよりも感じろと言うスタイルを貫くのは当然の事だ。そんな彼も遂にFabricのMIXCDシリーズに抜擢されると言う快挙を成し遂げたが、そんな大舞台であっても彼のスタイルは変えずにストレートなシンプルかつファットな音楽を鳴らし続けていた。大部分のトラックはここ1~2年の間にリリースされた物でそもそもがシカゴ・ハウスですらない曲も多いが、しかし単純な繰り返しを強調したシンプルな展開、ださく垢抜け無い音色、そしてそこから生まれる尖ったファンキーな感覚は確かにシカゴの物と同一と言っても過言ではないだろう。それ故に一本調子な面は拭えないし前半は調子が上がらないのも事実だが、後半に向けてノリを上げて跳ね感も出てくると、その単調さが逆に昂揚感を保持し続けるグルーヴ地獄へと引きずり込んでくれるだろう。何気に最初から最後まで殆どのトラックが歌物・声ネタで占められており、やはりDJ Sneakはサンプル物が好きなんだと言う事も感じられるMIXCDである。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Recloose - Magic (Rush Hour Recordings:RH 038)
Recloose - Magic
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ニュージーランドの南国な音楽性にどっぷりはまりファンを困惑させていたMatthew ChicoineことReclooseも、前作にてRush Hour Recordingsへと身を移すと再度テクノ/ハウス色を強めたクラブミュージックへと回帰し復活を果たしましたが、この新作もその流れで生っぽさは匂わせつつも流麗なメロディーと疾走感のあるエレクトロニックビートを奏でる初期の様なRecloose節を聞かせております。タイトル曲の"Magic"ではR&BシンガーであるB.Sladeをボーカルに迎えて迸るソウルフルな歌が主張し、フュージョン風なアコースティックと電子のバランスを取った生暖かくも透き通るパッドが美しく彩るフュージョンハウスを披露。南国で過ごした楽天的な時間も無駄ではなかったのだろうか、パッション弾ける明るく陽気なサウンドも今では上手く馴染んでおります。"UHF"もトロピカルなメロディーや霞がかったボーカルが陽気なムードながらも、華麗に彩るシンセサウンドやスペーシーな効果音などを導入しながらテッキーな空気に染めていくフュージョン節に涎が滴り落ちそうです。更にはお師匠であるCarl Craigも"Magic"のエディットを提供し、原曲の雰囲気は全く壊さずによりフロア対応へとハイやロウを弄りブレイクの展開を導入したC2にしては珍しく手堅いアレンジを披露しています。EPと言うボリュームの少ない媒体ながらも、しかし前作からの流れと合わせて相当に脂が再度乗りつつある事を感じさせる内容で、このままアルバムへと突入してくれる事を期待して止みません。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |