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Esteban Adame - Unofficial Discourse EP (Dolly:DOLLY 029)
Esteban Adame - Unofficial Discourse EP
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Steffiが主宰するDollyは取り分けオールド・スクールなデトロイト・テクノやシカゴ・ハウスを、現在のアーティストの視点から見直したような音楽性が特徴であったように思うが、それは遂にここに来て本場デトロイトのアーティストを招いた事でよりリアルなものとなった。新作に抜擢されたのはGalaxy 2 GalaxyやLos Hermanosのメンバーとしても活躍し、そして自身ではIcan等のユニットでも新世代の台頭をアピールしたキーボーディストのEsteban Adameで、DJしてよりはライブでの活躍も目立っているアーティストたる作曲家としての才能は新世代でも特筆すべき存在だ。タイトル曲の"Unofficial Discourse"でも彼らしいキーボードのスムースで温かいコード展開とすっと伸びるパッドを用いたデトロイトの情緒感を前面に出し、ざらついた生々しい質感とキレを持ったビート感で跳ねるように揺らすハウス・トラックは、デトロイトという街へのしみじみとした思いが馳せるような曲だ。そこに仲間であるGerald MitchellによるLos Hermanosが提供したリミックスの"Unofficial Discourse (Los Hermanos Remix)"は、前のめりで荒々しいビート感を打ち出してより鋭い攻撃性が目立つテクノ・トラックになっており、展開を抑えながら激しいパーカッションの響きや骨太なグルーヴ感を強調してミニマルなツール性を獲得している。"Throwing Signs"も躍動感溢れるキーボード使いとシャッフルする跳ねるリズム感が非常にファンキーで、途中から入ってくる望郷の念が込められたようなシンセソロによるドラマティックな展開はこれぞデトロイト・テクノだ。そして音に隙間を作りうねるようなシンセのメロディーがコズミックにも響く"Where's The Map Point"、こちらもすっきりと軽快なパーカッションやキックで疾走するツール寄りなハウスだが、未来への希望が感じられる明るい曲調に心も弾む。どれもキーボーディストの手腕が存分に発揮されたメロディーやコードが存在しており、これぞデトロイト魂と呼びたくなる作品だ。



Check Esteban Adame
| TECHNO13 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Prins Thomas - 5 (Prins Thomas Musikk:PTM 001 CD)
Prins Thomas - 5
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ニューディスコの隆盛の中で特に影響力の大きいノルウェーから一派であるPrins Thomasは、その中でも多くのEPやアルバムを送り出しMIXCDも手掛けるなど、アーティストとしてもDJとしてもこのムーブメントを引率する一人だ。アンビエントへと向かった傑作の『Principe Del Norte』(過去レビュー)から早1年半、早くもリリースされたニューアルバムは原点であるニューディスコへと回帰しているが、それは単にルーツへ戻るだけでなくそこにはクラウトロックやテクノにエクスペリメンタルやアンビエントにアシッドなどが存在しており、ニューディスコを軸にその深みを醸したような円熟味のあるアルバムになった。"Here Comes The Band"の正にバンド的な生音が主張する生き生きとしたディスコ・サウンドから始まり、ブリブリとしたベースラインが躍動感を生みコズミックな上モノが広がるバレアリック系の"Villajoyosa"、眠気を誘うような朧気な電子音が揺らめくアンビエント寄りの"Bronchi Beat"と、アルバムの冒頭からニューディスコを軸に多方面への拡張を行っている。アルバムの多様性を特に示すのが"Æ"で、何かをとち狂ったかのようなネトネトした粘性の高く暗くミニマルなアシッドは普段のThomasからは予想も出来ない作品だが、決してそれがアルバムに組み入れられた事で雑然とした雰囲気にはなっていない。また最もドラマティックに盛り上がり多幸感に包まれる"Lunga Strada"は、様々な打楽器が鳴るパーカッシブなイントロから輝かしいシンセが伸びながら徐々にギターも入ってくるコズミック・ディスコで、艷やかな光沢感は眩しくもある。ニューディスコらしく心地好い陶酔感のあるアルバム、しかし瞬発力やアッパーな曲調は後退し寧ろ全体のムードとしては地味でさえある程に落ち着きある内容だが、だからこそ逆にしっかりと噛み締めて味わいたくなる良く練られた作品だ。



Check Prins Thomas
| HOUSE13 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
ラーメン ぶぅさん
ぶぅさん1

荏原中延と戸越公園の間の車が行き交う第二京浜、黄色い看板に可愛い豚さんの絵が描かれており何だあれはと店へと入ってみると、予感は的中新しくオープンしたラーメン二郎インスパイア系の店のぶぅさんだ。豚さんの絵といいぶぅさんなる豚まんまの店名といい、これ程分かりやすいインスパイアの意思表示はなかなか他には無いだろう。そして面白い事にトッピングはコーンや玉葱に鰹節など9種類の中から3種類を選ぶ方式になっている事で、これならば毎回味を変えて楽しむ事も出来るだろう。今回はラーメン(750円)を注文、トッピングは野菜増し・特製生姜・味付き脂で。

やる夫1

そんな風に考えていた時期が俺にもありました
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| FOOD,TRAVEL,HOT SPRING,ETC3 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Mark Flash - Corktown EP (Elypsia:ELY06012)
Mark Flash - Corktown EP
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デトロイトの反骨精神軍団であるUnderground Resistanceの新世代メンバー(とは言ってもアーティストとしてはベテランのようだ)であるMark Flashは、DJでありパーカッションやキーボードもプレイするプレイヤーでもあり、そして積極的に作曲活動も行うアーティストだ。その手腕からGalaxy 2 Galaxyへの参加、そしてMike BanksとのユニットであるDepth Chargeの一員としても活動するなど、積極的にデトロイト・テクノを鼓舞するように後押しを行っている。そんな彼の新作は予てからデトロイト・テクノ推しなベルギーのElypsia Recordsからと言う事もあり、デトロイト魂が炸裂する内容だ。タイトル曲である"Corktown Groove"はFlashらしい弾けるパーカッションが導入された躍動感溢れる骨太テクノで、勿論正統派らしいメロディアスなコード展開やシャッフルするリズム感も見受けられ、そしてエネルギーに満ち溢れたシンセソロのポジティブな感覚は闇を切り開くような希望そのものだ。"Elmwood Park"も似たようなタイプで直線的でエネルギッシュな4つ打ちビートにコズミックなシンセを散りばめ、そこに叙情的でうっとりするメロディーやエモーショナルなシンセソロが入ってくる典型的なデトロイト・テクノで、その力強さは如何にもFlashらしい。対して"Kairad"はややダークで下から迫り上がってくるようなシンセの用い方で、粘り強い低音の効いたグルーヴによってじわじわと盛り上がる持続性が強い。ラストの"Dequindre Cut"は希望に溢れた方のURらしいポジティブなシンセが弾け飛び跳ねるようなリズムに揺れるコズミック・テクノで、ある意味では古典的とも呼べるスタイルを踏襲しながらもその溢れるようなエネルギーは初々しくもあり、停滞するデトロイトのシーンに活を入れるようでもある。スタイル的には出来上がっているジャンルが故に新しさという物を感じる事はないが、むしろ実直に自分の道を見返しながら先へと進めていくような気概が感じられる。これがデトロイト・テクノだと言わんばかりに。



Check Mark Flash
| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Various - Deep Encounters Vol. 1 (Bucketround:Bucketround 009)
Various - Deep Encounters Vol. 1

Manuel Costelaが主宰するスペインのBucketroundからの新作は4アーティストによるコンピレーション作だが、そこに連ねる名前を見れば例えレーベルには疎くとも少なからず興味を惹かれるのではないか。Manuel Costelaを筆頭に日本からはTominori Hosoya、スイスからはAllstarr Motomusic、スペインからはJesus Gonsevと雄大で綺麗めのディープ・ハウスに関しては誰もが一目置かれる存在であり、本作に於いても現在形のモダンなハウスを存分に発揮している。4アーティストが集まりながらも各々が繋がりを持った関係であり、だからこそコンピレーションとしての纏まりもあり、単に知名度だけに頼った纏まりのないコンピレーションとは一線を画している。Gonsevは滑らかで流麗なシンセのコード展開を軸にキレのある4つ打ちのハウスグルーヴで疾走し、スポークンワードを効果的に用いて壮大な空の広がりを感じさせる"Terminal 5"を提供しており、清々しく爽快なハウスを聞かせる。そしてHosoyaによる"Strider Practice"は彼らしい透明感のあるシュワシュワとしたシンセが何処までも伸び、爽快な効果音やポコポコとした抜けの良いパーカッションによって大空へと上昇気流に乗って飛翔するような展開で、優雅に空の中を舞い踊る。対して裏面の2曲は内向的でアンビエントな趣きもあり、Allstarr Motomusicの"Pulsate"はコズミックなシンセが小刻みな揺れ動きながら幻想的なパッドで包んでいく微睡みのディープ・ハウスで、ぐっとテンポを落とした事で深い瞑想の中へと誘い込まれていく。そして主宰者であるCostelaが手掛けた"Mind Purveyor"はカラッとしたパーカッションが鳴りながらも隙間を活かしたすっきりした作風で、薄っすらと情緒的なシンセで繊細なメロディーをなぞり淡い夢の中を彷徨うような甘い陶酔のディープ・ハウスで、少ない音数で上手くメランコリーを引き出している。弾けてアッパーな曲からダウナーな曲までどれもこれも淡くも心に沁みる情緒を含んだディープ・ハウスは一聴して耳を惹き付ける程の魅力があり、本作によって彼等の実力を伝えるには十分な内容で、素晴らしいレーベル・コンピレーションと言えよう。

| HOUSE13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |