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ACID CITY 3
ACID CITY 3 (JUGEMレビュー »)
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Various - Dreamy Harbor (Tresor Records:Tresor.291CD)
Various - Dreamy Harbor
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テクノ帝国ドイツにおける元祖ベルリン・テクノと言えば何を置いてもTresor Recordsである事に疑いようはなく、デトロイトとベルリンの交流を成功させ1991年以降浮き沈みの激しいダンス・ミュージックの流れの中を生き抜き、今もストイックな活動を続ける伝統的なレーベルかつクラブだ。流石にレーベルとしての活動の長さ故に確かにクラシックと呼ばれる作品を多くは残しつつも、最近はやや往年のテクノというイメージが拭えないものの、今も尚ベテランから新鋭まで抱え込み大量に作品をリリースするテクノの工場のような運営はなかなか他にはない。そして2016年はレーベルにとって25周年となる年だったが、その記念の一環としてリリースされたコンピレーションが本作だ。既発の曲から完全なる新曲まで、テクノの歴史に名を残すベテランから新世代まで、選曲から意図は読み取れないもののこれぞテクノだと誇らしげに紹介出来る曲ばかりを纏め上げている。例えば正に前述のデトロイト×ベルリン的なJuan Atkins & Moritz von Oswaldによる"Electric Dub"、デトロイトのコズミックな宇宙感とベルリンのダブ・テクノの融合は非常にTresorらしくある。こちらも生粋のTresor組のTV Victorによる"La Beff"は96年作で、何だかアフロで土着的にも聞こえるリズムの爽やかなダブ的処理が心地良く、ダンスではなくリスニングとして催眠的な効果が感じられる。元々は廃墟となったデパートを利用したクラブであったTresorの雰囲気は、例えばMarcelusによる凍てついた温度感と錆びついたような金属的な鳴りのするテクノな"Odawah Jam"からも匂ってくるようで、このようなダークなテクノがベルリンらしさの一部でもあったと思う。勿論本作には新世代も参加しており、Tresorとの関連性は余り無い筈だがイタリアの人気アーティストであるDonato Dozzyが暗くもトリッピーさを活かした覚醒感抜群の"The Night Rider"を提供し、コンピレーションに新しい息吹をもたらしている。他にもShaoやMonicなどTresor新世代、または70年代後半から活動するワールド・ミュージックのJon Hassellらが曲を提供しており、本コンピレーションの曲調に特に一貫性はないものの言われればTresorらしさは感じられなくもないか。Tresor世代の人にと言うよりは、これからテクノを聞く若い世代にテクノの入門としてお勧めしたくなるアルバムだ。



Tracklistは続きで。
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| TECHNO13 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
R406 - Chiba Boy #3 (Select Kashiwa Recordings:SKR-03)
R406 - Chiba Boy #3

デトロイト・テクノ愛を公言するYonenegaとZarigani.Rec名義でも活動しているChick Tack Coreaによる千葉のユニット、それがR406。2015年にはYonenagaによってSelect Kashiwa Recordingsが始動され、その音源は来日した際にDerrick Mayに手渡される事によりDerrickがフロアでもプレイする事で少しずつ認知されつつあるが、それは単に有名なDJがプレイしたからと言うだけで評価されるべきではなく、R406のデトロイト・テクノへの敬意とそこからの未来への眼差しがある事を理解した上で評価すべきだろう。本作はレーベルにとって3作目となるが、当初はデトロイト・テクノに固執するが故にやや古臭さもあったの否めないが、リリースを重ねるに連れて徐々にモダンなダンス・ミュージック性も兼ね備えて進化しており、この新作も今という時代にもしっくりとハマるエモーショナル性抜群のテクノになっている。"Twilight and Shadow"は音の数を絞りながらも抜けの良いタムや重低音が強調され、すっきりとしたキレのあるリズムが明瞭に浮かび上がる軽快なテクノで、近未来感のあるシンセのフレーズを用いてじわじわと持続感のある展開で引っ張っていく。ゴリゴリっと躍動感溢れる強いグルーヴが走る"Life"は、しかし美しいコードや繊細な電子音が散りばめられてディープな雰囲気はありながら、熱狂的なフロアの中で鳴るような劇的なエモーショナル性もある。B面にまるまる収録された"Walking On The Cloud"は8分にも及ぶ大作で、フロアでの機能性とデトロイト・テクノの叙情感を上手く取り込んだ曲で、やや荒々しいキックや鋭いハイハットによる滑らかなビートが走っており、そこに流麗で幻惑的なシンセのフレーズやSF感のあるパッドを用いてゆっくりと焦らずにドラマティックな流れを生んでいく。ビートの抜き差しも用いて動静/緩急も入れる事でより一層盛り上がりは強くなり、まるで暗闇が広がるフロアの中で星の瞬きのような美しい鳴りをした曲だ。作品を出す毎に着実にステップアップを重ね、最早デトロイト・テクノのフォロワーという以上に、R406の音楽性が確立されてきているように思う。尚、レーベルの4作目としてなんとHiroshi WatanabeとYonenagaのスプリット盤が予定されているそうで、アーティスト・レーベル共々期待すべき存在だ。



Check "R406"
| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fred P. - Instinctive Rhythms (Secretsundaze:SECRET 022)
Fred P. - Instinctive Rhythms
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AnomalyにBlack Jazz ConsortiumからFP-Onerまで複数の変名を用いて活発な活動を続けるFred PeterkinことFred P.は、ディープ・ハウスからアンビエントにジャジーヴァイブスまで取り込んで壮大な空間を感じさせながらエモーショナルな世界を展開するダンストラックで多くの人を魅了している。勿論DJやアーティストからの評価の高さは引く手数多の存在として証明されているが、今度はロンドンの人気レーベルであるSecretsundazeから新作をリリースするに至っている。どんなレーベルからでも基本的には一貫性のある音楽を示すアーティストではあるが、本作はかなりフロア寄りのダンストラックで普段よりも闇を強く感じさせる。鋭利でシャッフルするハイハットや骨太なキックに爽快なタム、そして奥底で雷鳴のような音響が鳴っている"6AM"は、普段のエモーショナル性よりも激しいトライバルなリズム感で闇の中を駆け抜けるダークなテクノで、タイトルが示す朝6時のフロアを落ち着かせるどころかより高揚へと導くようなエネルギーに溢れている。"Herb"も比較的刺激の強いパーカッションを用いつつシンコペートによってうねりを生み出す曲で、荒削りな音質が曲調に激しさや厳つさをもたらしているが、こちらは普段のFred P.らしい幻想的な上モノが入ってきて瞑想的な深みも存在している。しかし最も彼らしい曲はB面に収録された9分にも及ぶ"Mile High"で、ざっくり生感もありながら爽快感のあるハウスビートが疾走する中で、霧靄のような空気感のあるパッドが浮かびつつ神秘的なピアノが滴り落ちてくる幻想的な展開は、正にFred P.特有のスピリチュアルなアンビエンスが満ちている。9分という尺も冗長に感じる事はなく、逆にその微睡みのような心地良さが何時までも持続して陶酔の世界へと導くのだ。やはりどんなレーベルから作品を出そうともFred P.はFred P.である事に変わりはなく、ファンであれば納得の一枚だ。



Check "Fred P."
| HOUSE12 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
麺でる 田園調布本店
麺でる 田園調布本店1

田園調布と聞くと何だかセレブというイメージが湧いてくるが…今までそこに降り立った事のない私にとっては未知なる地。しかしそんな場所にもラーメン二郎の匂いがするではないかと嗅ぎつけてみれば、そこにあるのは「麺でる」なるラーメン二郎インスパイア店。ちなみに田園調布本店と自称しながらも最寄りは雪が谷大塚駅だが、敢えて田園調布と名乗る事が何だかセレブな街にB級が存在するという逆説的なインパクトを与えようとしているのか。メニューはそば(700円)と肉そば(800円)のみという潔さだが、そのそばにしても同じ料金で麺の量を250〜550グラムまで選べるのだから、ラーメン二郎本家に全く負けてはいない。今回は初訪問だったのでそばで麺の量は350グラム、無料トッピングはヤサイニンニクアブラ削り節で注文。

やる夫1

そんな風に考えていた時期が俺にもありました
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| FOOD,TRAVEL,HOT SPRING,ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ryo Murakami - Esto (Bedouin Records:BDNLP 002)
Ryo Murakami - Esto

孤高の存在、いや隠棲的と呼んでもよいか、もはや踊らせる事を前提としたダンス・ミュージックに執着する事もなく我道を突き進むRyo Murakami。覚えているだろうか、かつてはPoker Flat RecordingsやQuintessentialsなどから洗練されたミニマルなディープ・ハウスをリリースしていた事を。しかしそれももはや忘却の彼方、2013年作の『Depth Of Decay』から突如ダンスビートからの脱却を図り、インダストリアルやドローンを含む抽象的な音響テクノへと転換した事で完全なるオリジナティーを確立し、音楽に対して自由である事を謳歌している。本作は2015年にリリースされたアルバムに続いて同様にアラブ首長国連邦のBedouin Recordsからリリースされた2016年作であり、彼にとって3枚目のアルバムとなる。RAの記事によれば「本人によると、タイトルの『Esto』はエスペラント語で「存在」を意味し、全11曲の曲名は、今思うことや感じたこと、願いや希望、絶望などを断片的に切り取った単語で構成」されているそうで、つまりはよりパーソナルな作品と考えられるだろうか。勿論音楽的に大きな変化があるわけではないが、しかし闇が支配しながらも前作よりは音の響きが生っぽいというかよりライブ感を得ているように思われる。始まりの"Pray"、祈りというタイトルにしては呻き声のような電子音から始まり不気味で宗教的な重苦しさがあり、不協和音のような音響が空間を捻じ曲げていく。膨れ上がる低音、闇を切り裂くメタルパーカッションによるヘビーでドローンな"Divisive"は静かに始まったかと思えば、途中から金切声のような電子音が雄叫びを挙げてインダストリアルな世界へと突入する。しかし続く"Thirst"はディストーションを効かせたギター風な電子音のノイズが持続するも、音の密度が減る事で途端に開放感へと向かい闇から這い出たような雰囲気さえも。が"Fanatical"では潰れたような生々しいドラムに錆びたメタルパーカッションが入ってきて、テンポを更に極限まで落としたドゥーム・メタルのようなダウナーさだ。B面に移るとより表現は豊かになり、痺れるような電子音の持続にピアノが滴り落ちてきて悲哀のムードになる"Doom"、意外にも小刻みに動き回る電子音が用いられて躍動的な動きのある(それでも尚重苦しくはあるが)"Sun"、グリッチ音のような音を用いつつも弦楽器風な音や錆びた電子音など様々な音を用いてエレクトロニカ的でありながら殺伐とした荒野が広がる"They Know"など、確かに感情表現が今までよりも前面に出ているように思われる。決して軽々しく聞き流せるような音楽ではなく非常に神経質的ではあるが、ノイズやフィードバックには繊細さもあり、この重圧を含む音楽は全身で音を浴びる事の出来るライブでこそ真価を体感出来る筈だ。音源を聞いて興味を持った方は、是非とも現場に足を運ぶべきだろう。



Check "Ryo Murakami"
| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |