CALENDAR
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
Thomas Brinkmann - Rosa (Ernst:ERNSTCD01)
Thomas Brinkmann-Rosa
Amazonで詳しく見る

紹介するのを忘れていたのですが、今年再発されて手に入れやすくなったこの「Rosa」はケルンミニマリズムに興味があるお方は見逃してはいけません。Richie HawtinやBasic Channel、Mike Inkが追求したミニマリズムを継ぐ者として評価を得ているThomas Brinkmannですが、このアルバムにおいては現在のクリックハウスシーンにも少なからず影響を及ぼしているのではないでしょうか。まだどちらかと言うとミニマルテクノ・ハウスと言った影響下にある音ではありますが、最小まで音を削ぎ落とし必要最低限の構造だけで繰り返されるミニマリズム、音の隙間から生まれるファンキーさを表現する事に関してはさすがだと思います。曲そのものに大きな起伏は無くこれと言った展開も無いのに、小刻みに体が揺れてしまうグルーヴがあるのはBrinkmannの音の配置に対する配慮のおかげですね。こうゆうのは普通だとBasic Channel同様でミックスに使ってなんぼと言うイメージがありますが、よくよく聴いてみると普通のアルバムとして聴いても全然飽きる事なく、むしろ徐々にディープな世界に引き込まれてしまいました。シンプルなのに最大の効果を生み出す、ミニマルテクノが何たるかを知らしめる一枚。

試聴

Check "Thomas Brinkmann"
| TECHNO3 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Michael Mayer - Immer (Kompakt:KOMPAKTCD15)
Michael Mayer-Immer
Amazonで詳しく見る

先日紹介したPop Ambientシリーズをリリースするドイツのテクノレーベル・Kompaktは、ミニマリズムを追求したWolfgang Voigt(Mike Ink、Gas)とMichael Mayerによって運営されています。前者が近年は活動していないので、現在のKompaktの表だった指導者はMichaelと言う事なのでしょう。2002年にリリースされたこのMIXCDは、今思うとその後のKompaktの路線を示唆する物だったのかもしれないですね。Kompaktが主力とするのはポップなアンビエントと、そしてケルン系と言われるミニマルテクノ・ハウス。このMIXCDでは後者のミニマルなテクノ・ハウスを、俺らが最前線だと言わんばかりにがっちり披露してくれています。展開はなるべく抑えて反復を繰り返す曲が繋げられ、途切れの無い心地良い流れを作っていますが、Kompaktが提唱するのはそれ以上の事。決して味気の無い展開になる事はせず、色気のある反復シンセ音が入っていたり、時には情緒的で浮遊感のあるウワモノが入ってきて、トランシー(トランスとは違います)さも表現出来ています。クリックハウスだとかも言われてるMIXCDですが、それ程クリッキーではないし(そもそもKompaktはクリックハウスに興味なさそうだし)普通にテックハウスって感じかな。上げすぎる訳でもなく緩すぎる訳でもなく、その中間をふわふわ行く具合が気持ち良いですね。

試聴

Check "Michael Mayer"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
ウホッいい男!DVD Submerge: Live In Japan
HMVのレビューへリンク

神様ありがとう。いや、神様じゃなくてMad Mike様。随分とメジャーになったなぁと思いつつ、みんな買うだろうライブDVDでしょう。

Los Hermanos
1 Welcome To Los Hermanos
2 Very Existence
3 Deeper Presence
4 Aguila
5 Birth 3000
6 Guidance
7 Quetzal
8 Resurrection
9 Jaguar

Electrofunk feat. Mr. De'
10 Ass Jiglin'
11 Ass & Tities
12 Detroit Zoo
13 Give It Up
14 Sex On The Beach
15 Shake It Baby
16 Vine
17 Da Blues
18 Do It To It
19 Song 4 Sydney
20 Space Traveler
21 Full Circle
22 Throw

Galaxy 2 Galaxy
23 Return Of The Dragons
24 Final Frontier
25 Moo Horse
26 Time Line
27 Inspiration
28 First Galactic Baptist Church
29 Soul Saver
30 Jupiter Jazz
31 Afro's, Arps And Minimoogs
32 Momma's Basement
33 Birdland
34 Hi-tech Jazz
35 Amazon

日本盤ボーナス映像:Galaxy 2 Galaxy@Metamorphose 2005.8.2
36 Inspiration
37 Hi-tech Jazz
| TECHNO3 | 20:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |
System 7 - Live Transmissions (A-Wave:AAWCDP010)
System 7-Live Transmissions
Amazonで詳しく見る

元プログレッシブバンド・GongのメンバーであったSteve Hillageがギターの代わりにシンセサイザーを手にすると…ハイパーサイケデリックユニット・System 7に大変身(今でもギターは演奏しているけどね)。時代に合わせてプログレッシブハウス〜アンビエントハウス〜テクノ〜サイケデリックトランスと貪欲に音楽を消化してゆく素晴らしきアーティスト。そんなSystem 7が2002年の8月17日に伝説の新宿リキッドルームでライブ公演を行い、それをそのまま収録したCDが出ました。今までは彼らのウェブサイト直販のみでしたが、今では普通の音楽ショップで購入出来る様になったんですよね。ちなみに僕もその時のライブを見に行ったのですが、System 7以外の面子は本当につまらないトランスばかりで正直しんどかった記憶が残っています。で当のSystem 7はと言うと、スペーシーで覚醒的なシンセサウンドとエコーのかかるサイケデリックなギターの相乗効果でかなり危なげな音を発し、ロック風のダイナミックな演奏で会場をもりもり盛り上げていました。齢50を越えた人達が奏でる音とは思えないすっごい迫力!何度も繰り返されるシンセリフで徐々に高揚感を増していき、広大でドラッギーな亜空間を見事に作り上げてしまうんですよね。一時期テクノにシフトしていた頃のSystem 7が個人的には好きなんだけど、この頃傾倒していたサイケデリックトランスも生半可なクオリティーではなく、つまらないパラパラトランスを聴いている人達にはこれを聴かせたいですね。「Alpha Wave」と言う曲では、わざわざアシッドテクノに作り替えられたPlastikman(Richie Hawtin) Remixを演奏しているのが興味深いです。全曲ノンストップミックス構成の疾走感溢れる展開で、文句の付けようもございません。

試聴

Check "System 7"
| TECHNO3 | 19:00 | comments(6) | trackbacks(1) | |
Surgeon - Force + Form (Tresor:Tresor117CD)
Surgeon-Force + Form
Amazonで詳しく見る

実はJames Holdenイベントの同日、Unitでは極悪ハードミニマルテクノユニット:British Murder Boysが5 Hours Gigsを慣行していました。本当はこっちもすご〜く行きたかった位、やばいユニット:BMB(名前からして凄い!)。それもそのはずこのユニットは、Jeff Millsフォロワーとして名を挙げたSurgeonと、アンダーグラウンドハードテクノでは右に出る者はいない凶悪さを誇るRegisがタッグを組んだユニットなのです。

今日紹介するSurgeonの作品は1999年リリースながらも、一応最新アルバムです。ドイツテクノ帝国の一端:Tresorからのリリースなので、当然安心印なのですが…やっぱ安心どころか危険なアルバムです。妥協も甘さも許さないサドスティックなハードミニマルテクノが延々とループし、わんこそばの様に止めてくれよと言ってもそんな事は許しません。元々はJeff Millsフォロワーですが最近だとそれを上回るハードさを追求して、完全にフォロワーの域を脱し自分の道を極めていると思います。ハードミニマルよりもハード、それはインダストリアルまでも侵略したハードさを兼ね備え、徹底的に人間味を廃した冷ややかな機械音が鳴り続けます。最初これを聴いた時は全く理解出来なかった覚えがありますが、後になってここまでストイックな音楽にハードの美学を感じました。近年のJeff Millsに落胆している人は、真っ先にSurgeonを聴くべきです。

試聴

Check "Surgeon"
| TECHNO3 | 23:00 | comments(5) | trackbacks(1) | |
Pop Ambient 2004 (Kompakt:KOMPAKTCD29)
Pop Ambient 2004
Amazonで詳しく見る

昨日の更新でドイツ・Kompaktレーベルの名作Pop Ambinetシリーズの話が出たので、その2004年盤を紹介です。しかしよくもこんなタイトルを冠したなぁと思います。テクノを聴かない人が間違ってPopと言うタイトルに釣られて買ったら、想像と全く違っていてぽか〜んとしてしまうんじゃないでしょうか。でも間違って買っても安心出来るのが、このシリーズの質の高さ。普段アンビエントなんか聴かなくたって大丈夫、このビートレスの深淵なる霧の世界は睡眠を誘う誘発剤の一種でございます。現実世界と異なるゆっくりとした時を刻み、目まぐるしい毎日の生活から一時的にでも心身ともに解放をさせてくれます。意外とシンプルな構成で音数は少なめなのですが、それ故に逆に静寂の間が際立ち音の美しさにしんみりとしてしまいました。アンビエントシリーズとして入門編としても役立つし、寝る時に気持ち良い音楽を聴きたい人は是非とも購入をお勧めします。名の知れたアーティストはそれ程収録されていませんが、内容は太鼓判押しておきます。

試聴

Pop Ambient 2006の過去レビュー
Pop Ambient 2005の過去レビュー

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO3 | 22:30 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Markus Guentner - 1981 (Kompakt:KOMPAKTCD39)
Markus Guentner-1981
Amazonで詳しく見る

ドイツテクノシーンの中枢・Kompaktの近年の流れはミニマルでダビーなテクノを押し進めているものの、また片一方でPop Ambientシリーズなる心地良いアンビエントミュージックにも力を入れています。ポップなんてタイトルは付けられていますが、一般的に言うポップとはまた別もの、それでも幽玄なメロディーが心地良いんですね。さてそのPop Ambient路線の前線にいるのが、このMarkus Guentnerです。Kompaktに所属している以外は過去の経歴など全く不明ですが、Pop Ambientシリーズには毎回収録されております。このアルバムも大半はノンビートのアンビエントで、シュワ〜っと空間を覆い尽くすシンセがずっと鳴り続け、微妙にメロディーが変化してゆく単純極まりない作品です。似た様な音楽だとKompaktのボス・Mike InkのGas名義を思い出しますが、あちら程お堅い作品ではないかもしれません。Markusのアンビエントは木漏れ日に包まれる様な温かみがあり、情緒に富んだ極彩色な景観が非常に美しいです。こう言ったゆっくりとゆっくりと微妙に変化をしてゆく音像は、現実の世界から心を隔離し夢想の世界へと聴く者を導いて安堵の一時をもたらしてくれるのですね。何故かジャーマンアシッドばりばりのミニマルな曲も含まれていますが、これもやはりMike Inkの影響なのでしょうか。あぁ、Mike Ink自身の復活が待ち遠しいですな…

試聴

Check "Markus Guentner"
| TECHNO3 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Carl Cox - Second Sign (23rd Century Records:C23009)
Carl Cox-Second Sign
Amazonで詳しく見る

財布を無くしたせいで当面はお金の工面が面倒だし、免許証やキャッシュカードの再交付などの手続きもあり、また財布が見つかるのを待つかそれともおニューの財布を買うかなど、悩みが溜まっております。しかしそんな時こそ元気を出して、事をやり遂げねばなりませぬ!そんな気持ちを後押ししてくれるパワフルな音楽が、テクノシーンの世界3大DJの一人・Carl Coxのニューアルバムです。DJとしてはかなりアッパーで盛り上がれる素晴らしいアーティストとして認識しているんですけど、彼のオリジナル楽曲は殆ど聴いた事がなかったしそれ程このアルバムには期待してなかったんですよね。しかしですわ、やばいっすねこのアルバムは。一言で言うとお祭りパーティーチェーンの集大成です。かなりイケイケでミーハーな出来なので、僕はこうゆうのは普段なら少々引いてしまうのですが今の落ち込んだ自分にはこれがぴったりです。その派手さを演出したのは豪華なゲスト陣のおかげでしょうか、Norman Cook(Fatboy Slim)、Christian Smith、Josh Wink、Kevin Saunderson、Valentino Kanzyani、Roni Sizeなどバラエティーに富んだアーティストが曲作りに協力しています。4つ打ちを基調に、ビッグビート、ハウス、ハードテクノ、デトロイト、ドラムン、ロック調などを曲毎に取り入れてど派手で必ず盛り上がれる流れを作っています。そうゆう意味ではDJ時の激アッパーな彼の雰囲気がそのままこのCDに反映されているし、曲そのものはしっかりと厚みがあり図太いトラックなので、馬鹿になって何も考えずに身を任せられます。またMIXCD仕立てで全ての曲をミックスしていて、テンションが途切れる事なく最後まで飛ばしまくって痛快ですよ。脂ぎったCoxさんの姿が浮かんでくる様な濃度の濃いアルバムですね。

試聴

Check "Carl Cox"
| TECHNO3 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
James Holden - At The Controls (Resist Music:RESISTCD59)
James Holden-At The Controls
Amazonで詳しく見る(US盤)
 Amazonで詳しく見る(UK盤)
今でこそテクノやハウス方面でも注目の的になっているJames Holdenですが、元々はプログレッシブハウス畑の人です。オックスフォード大学在学中の19歳の時にリリースした「Horizons」が注目を集め、その後はSashaと共同作業をしたりリミックスを量産したり、プログレ界では若き新星として人気を誇っていたそうです。ところがその人気とは裏腹にHolden自身はレーベルの制約に縛られ、自分の好きな音楽を創れなかったと語っているのです(それで売れるなんて皮肉めいてますが…)。ならば制約に縛られない自分のレーベルを作るかと言う事で出来上がったのが、今最も旬なレーベル・Border Communityです。情報の早い人はご存じ、Nathan Fakeらを擁するプログレッシブハウスに捕らわれない真の意味で前衛的なレーベルです。ここから発信される音は、テクノともハウスともプログレともロックとも言える独特な音で、クラブミュージックとしての固定概念はありません。本当に好きな音楽を創っていると感じられるのは、その自由性の為でしょう。(逆に過去のプログレ時のHoldenが好きだった人は、今のHoldenにどう感じているんでしょうね?)

前置きが長くなりましたが、James Holdenの趣味満開のMIXCDが遂にリリースされました。これは本当に凄い、今まで数多くのMIXCDを聴いてきた僕でも結構な衝撃を受けました。いや、衝撃と言うよりもただ単純にぞっこんになってしまっただけなのですが。Richie HawtinとAphex TwinとMassive Attackが共存し、自身やBorder Communityのアーティストの曲、またはエレクトロニカやポストロックまで、多岐に渡って色々な曲が収録されています。かつては「Balance 005」(過去レビュー)と言うバリバリトランシーなMIXCDをリリースしたHoldenの姿はもはや無く、完全に一段階上がったHoldenがここに居ます。本人曰くベッドルームで聴く音楽を意識したという通り、直球ストレートなダンスミュージックはここにはありません。その代わり10代の甘酸っぱい青春を思わせる郷愁とギラギラと怪しく輝く恍惚感が共存し、身も心も溶けてしまいそうなドラッギーな世界観は今まで以上に強くなっています。Holdenの発する音は、それがプログレだろうとテクノだろうと関係無く、いつだってサイケデリックなんですね。ジャンルはばらばらでも統一感があり、そこにHoldenのセンスと言う物を感じます。これこそ新世代の到来を告げるMIXCDですよ。

試聴

Check "James Holden"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO3 | 18:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Jeff Mills - Blue Potential (Nowon Media:NODD-00065)
Jeff Mills-Blue Potential
Amazonで詳しく見る(日本盤)
 Amazonで詳しく見る(US盤)
「夜空の星と、水面に映る星。この二つを同時に見ることは、相手の目に映る自分を見ることと同じである」

上の言葉は、テクノの魔術師・Jeff Millsが「Blue Potential」の紹介に用いた発言である。「Blue Potential」と名付けられたこのDVDは、2005年に世界遺産であるポン・デュ・ガールの20周年記念行事の際に行われた、Jeff Millsとオーケストラの共演ライブを納めている。Jeffが長年に渡って創り上げてきたテクノトラックをオーケストラが演奏すると言う面白い企画なのだが、これはただ珍しいだけの企画では無いとJeffは断言する。この共演は可能性のただ一部だけであり、音楽の可能性はもっと広がっていて自由なのだ。Jeffが最初に述べた言葉は、地球と他の惑星に関する可能性、強いて言えば人間の可能性を示した言葉である。「Blue Potential」とは「地球の可能性」と言う事を指しているのであろう。

さて、実際にテクノとオーケストラの共演はと言えば、荘厳で厚みのある音を奏でるオーケストラはやはり美しい。Jeffはそれにリズムマシーンを被せてゆく訳だが、普段クラブミュージックを聴く自分には何か変な感じがする。多用されていた電子音を生演奏にアレンジしているので、当然クラブミュージックの圧倒的なまでのグルーヴみたいなのは無い訳で。ただサントラ用に作られた「Entrance To Metropolis」や「Daylight」、またはURの名曲「Amazon」の美しさには息を飲む瞬間もあったりする。オーケストラにはオーケストラの、電子楽器には電子楽器の良い点があるので、これを期に異なるジャンルへの興味が広がれば良いのではないかと思う。成功と思う人もいれば失敗と思う人もいるかもしれない。しかしJeffの行うとする事はいつでも挑戦であり、人類の可能性を模索するパイオニアなのだ。

映像が納められたDVDと一緒に、音楽だけのCDも付いているので是非一度は聴いて見るべし。

試聴

Check "Jeff Mills"
| TECHNO3 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(1) | |