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Quentin Harris - Coast 2 Coast (NRK Sound Division:NRKCD027)
Quentin Harris-Coast 2 Coast
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アメリカのハウスシーンの裏方的大御所・Timmy Regisfordが、今最も信頼を寄せているであろうQuentin Harris。実はQuentinはデトロイト出身だそうで、デトロイトテクノやファンクからの影響もあると自身で公言しています。でも勿論メインはNY系の王道ハウスでありまして、最近はリミックスワークでも引っ張りだこの状態で人気も上々みたいですね。アーティストとしての実力は既に周知の通りですが、DJとしての素質を計れるのがこのMIXCDであります。NRKからのシリーズ物なので聴く前から最低ライン以上にあるのは分かるかと思いますが、ハウスオンリーなプレイではなくデトロイトエレクトロやファンクっぽい曲もぶっ込んだ意外性のあるプレイで、NY系ハウサーの認識を覆される好内容盤でした。また基本的にアッパーには行かずにゆったり目の展開が多く、ソウルフルでメロディーを大事にしたぐっと聴かせる選局で、ハウスの良さはやっぱり一曲単位で聴ける物が多いなと感じました。派手ではないけれど渋い黒さと控えめな甘さを含んだムードは、どちらかと言うと大人向けのハウスではないでしょうか。しかし"Coast 2 Coast"シリーズは、凄い勢いでリリースされているなー。お腹一杯になってしまうよ。

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| HOUSE3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Septic Cuts - A Sabres Of Paradise Compilation (Sabres Of Paradise:SOP003CD)
Septic Cuts-A Sabres Of Paradise Compilation
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"Smokebelch II (David Holmes Remix)"を聴きたいが為だけに、Andrew Weatherallのレーベル・Sabres Of Paradiseのコンピを購入。この頃のWeatherallは自身のユニットの活動と共にプロデュースやリミックスでも冴えまくっていた頃で、ロック方面にしきりにダンスの要素を持ち込んでいたっけな。取り敢えずDavid Holmesが手掛けたリミックスがどんな感じか気になってたんだけど、予想していたアシッドバキバキな展開は無くて普通に昔のプログレッシヴハウスでした。悪くはないけれど、今聴くと流石に古臭さが拭えない気が。他にもSecret KnowledgeとかBlueとか懐かしい人達の曲が収録されていまして、ちょっと間違うとトランスとかゴアまで行っちゃいそうな位下世話な感じだけど、これが当時の先端の音だったのでしょう。最近の硬派なWeatherallを思い浮かべていると、90年前半の余りにも開放的なバレアリック志向の音にびっくりするのではないかと。でもWeatherallの現在はロカビリーでありまして、流石にロカビリーやるなら極限まで快楽度を高めたバレアリックハウスを再度やってくれた方が興味が湧きます。早くダンスミュージック方面に戻ってきておくれよ〜

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| HOUSE3 | 22:15 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Jori Hulkkonen - Helsinki Mix Sessions (Turbo:MARCD00122)
Jori Hulkkonen-Helsinki Mix Sessions
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昨日久しぶりにデトロイト系のイベント行こうと思ったら夕飯食べた後に爆睡して、起きた時には今日の10時…。定職に就いて早寝早起きになり、また歳をとって夜の生活がしんどくなってきてます。でもやっぱクラブは昼間より夜中の方が気分的に盛り上がるだろうから、これからもがんばってクラブには行きたいと思います。

そんなこんなで今日は暇なので昼間からビール飲んでMIXCDを流しつつ、ぐだぐだとした時間を過ごしています。また暑さが戻ってきたのでゆるゆるな雰囲気がもってこいの一枚は、F-Communicationsからのリリースでも活躍する北欧のディープハウサー・Jori Hulkkonenの手掛けたMIXCD。彼のオリジナル作品は透明感のある綺麗な音とデトロイトの叙情性を持ったアーバンなディープハウスが中心で、ゆったりしんみりとした音が心地良いです。しかしこのMIXCDは意外な事に序盤はパーカッシブなハウスが多く、US系ブラックミュージックに根ざした黒さを幾分か感じさせます。でもUS本場ほどねちっこくもなく軽くさらっと流れる展開で、必要以上に熱くならない所が北欧系なのかしら。また終始耽美なメロディーラインがなぞられていて、透明感と深い空気感にぴったり溶け込んでいますね。なんだかんだ最後まで聴けばやはり彼の洗練された北欧系の雰囲気は損なわれていない事に気付いて、いつの間にか自分の部屋はお洒落な感覚に包まれていました。うむ、お酒がぐいぐいと進みます。

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| HOUSE3 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ricardo Villalobos - Fabric 36 (Fabric:FABRIC71)
Ricardo Villalobos-Fabric 36
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最近のミニマルシーンに冷ややかな態度を取っている私ですが、中にはオリジナリティーを確立しているアーティストもおりまして、やはりチリアンミニマルのRicardo Villalobosに関しては私も認めざるを得ない一歩抜きんでた存在です。ミニマルと言う存在で括られてはいるものの、ヨーロッパ的な音と言うよりは土着臭のする古来の民族的な音楽が思い浮かぶリズムや音が特徴で、乾いて色の無いパーカッション使いは極めて個を感じさせます。ただ完全にツールとして作られている曲が多いのでレコード単位で聴いてもさほど面白味はないのですが、これがミックスの一部になると非常に効果を発揮する訳であります。もしそんな曲だけで一枚のMIXCDで作ってしまったら?そんな仮定が実現してしまったのが、人気MIXCDシリーズ"Fabric"の最新作で全曲Ricardo Villalobosの未発表曲(新作?)で構成されています。リリース前にこの情報を聞いた時にはさすがにどうかと思っていたのですが、実際に聴いてみるとかなりキテルな〜と魔の魅力に取り付かれました。Richie Hawtinのミニマルな曲に土着色を付けた様な楽曲は、少ない音数ながらもねっとりと絡みつくグルーヴが有り、終始淡々と地味にリズムが鳴っているだけなのに何故か飽きる事はありません。途中ではリズムトラックとパーカッションが全く別のテンポに分かれたりして、支離滅裂気味にぶっ飛んだ世界に突入すると言うおかしな展開も出て来ます。密林の奥地で宗教めいた儀式をやる最中の音楽、または広大なアフリカの大地で原始的な生活を送る民族の音楽、そんなイメージが湧いてきます。なかなか言葉で魅力を説明するのが難しい音楽で魅力が伝わりきらないとは思うのですが、今のミニマルシーンでは完全に次元が違う所にいると断言します。名作と言うか迷作?それこそオリジナリティーを確立していると言う証拠なのでしょうか。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(5) | |
DJ S2 aka UR-057 - The Slider's Joint Mix (Submerge Recordings:SUBUG-001CD)
DJ S2 aka UR-057-The Sliders Joint Mix
昨日は本年度のMetamorphoseで限定販売されたCDの紹介でしたが、今日は2005年のMetamorphose(とUnderground Galleryなど)で限定500枚で発売されたMIXCDです。DJを担当したのは現在のLos HermanosのメンバーでありGalaxy 2 Galaxyではターンテーブルを担当するSantiago SalazarことDJ S2(スクエアと読む)。DJとしての腕はもちろんの事、IcanユニットではPlane-Eや自身のレーベルからヒット曲を生み出し、アーティストとしては新世代の中では僕個人では一番期待している人です。僕が彼に期待しているのは今までのURには無い音楽性であり、テクノと言うよりはハウス、それもラテンの血が騒ぐハウスに取り組んでいる事で、彼らのルーツであるヒスパニックを意識した音楽はURに新たな風を取り込んでいます。またメロディーセンスに関しても抜群の才能を持っていて、URの中では"Mad" Mike Banksに次ぐ作曲能力があるのではないかと期待をかけています。それではDJingはどうかと言うとこちらも僕好みでありまして、ソウルフルな熱いハウスやラテンノリなハウスを中心にテクノも混ぜて、ここぞとばかりにクラシックを投入するプレイは革新性は全くないけれど普遍的に素晴らしい内容だと思います。URのダークサイドよりもG2Gのポジティブな面を前面に出した内容とも感じられて、コテコテなデトロイトミックスではありますがやっぱり外せないなーと言う印象。9/16にClub Wedgeでプレイするので、少しでも気になる人は来た方が良いです。まだまだ知名度が低いのは、ちょっと理解しかねるが。デトロイトテクノが日本で人気があると言ってもそれはあくまで表向きの事であって、アンダーグラウンドな物までは聴かれてないのが現状なんですね。

限定販売で聴けない人も多いかと思うので、一定期間だけ↓にうぷしておきます。
うぷ終了済み

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| HOUSE3 | 18:15 | comments(9) | trackbacks(0) | |
Louie Vega Presents Luisito Quintero - Percussion Maddness Revisited (BBE:BBECD093)
Louie Vega Presents Luisito Quintero-Percussion Maddness Revisited
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夏の終わりにやってきた夏を感じさせるラテンハウス、それはLouie VegaとLuisito Quinteroが織りなすサマーバケーション。二人のコンビは"Percussion Maddness"(過去レビュー)でも充分にパーカッシヴな音を聴かせてくれたのですが、更にアップテンポでダンサンブルな作品を作りたいと言う願望から"Percussion Maddness"の半数の曲を"Elements Of Life"名義でLouieがリミックスし、その作業中に出来た新曲を4曲追加、更に1曲はNicola Conteにリミックスを依頼とまあ殆どLouie色濃厚な作品。自身のルーツを如実に表したと言う本作は、確かに生演奏を中心にコンガやティンバレスなどの乾いた音が心地良いパーカッションをふんだんに使用して、南国の風が吹き込む爽やかな音楽を提供します。そして生演奏の柔らかい音色はほのかに甘美なメロディーを奏で、燦々とした太陽の光の下でもけだるい暑ささえも味方に付けて軽い軽い空間を生み出すのでした。それは内容が薄いとか音が薄いと言うのではなく、ふんわりとした空気感があると言う事。空間を抜けていく太鼓の音が体の中も突き抜けて行くのですな。ラストの12分にも渡る"Free My Soul"は、ほろ苦い切なさたっぷりのラテン+ジャズ+ハウスで地味に感動的なので必聴。

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| HOUSE3 | 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Frankie Feliciano - Mix The Vibe King Street Ricanstructed (Nite Grooves:KCD-225)
Frankie Feliciano-Mix The Vibe King Street Ricanstructed
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一昨日はKing Street Soundsのアーティストを紹介したけれど、今日もKSSと関連深いアーティストでいきます。今日はLouie Vegaと故郷が同じプエルトリカンのFrankie FelicianoのMIXCDです。今じゃさすがに期待の新星とは紹介されないけれど、数々のリミックスワークで評価を高め個人的にはLouie Vegaの次を担う人なのかなと思っています。そんな彼が人気鰻登りの時にリリースしたのが、KSSの名物ハウスMIXシリーズ"Mix The Vibe"。このシリーズは多くのハウスの大御所が手掛けているのですが、Felicianoも大御所に負けず劣らずの見事な展開を持ったプレイを披露しています。このMIXCDの面白さは前半にアゲ目の展開を持ってきている事で、序盤のUrban SoulやLil' Louisらのドスの効いたクラシックで一気に盛り上げます。アゲだけでなく暗めのムードある感覚がセクシーで、なんて渋いプレイをするんでしょう。そして中盤の"Souffle's H"のファンキーハウスで、満点の笑みを浮かべて昇天してしまうよ。盛り上がった所で火照った体をクールダウンさせねばと、中盤以降はAnanda ProjectやKimara Lovelaceのジャジーなハウスでのんびりとアフターアワーズを楽しむかの様。徐々に汗もひいてき所で爽やかに甘い感覚のハウスに移り変わり、気持ちの良い朝を迎える。これはまるでクラブでのピークタイムから朝までを表現した王道ハウスみたいで、踊る事とくつろげる事が一枚の中に収まっていて素晴らしいです。最近ハウスのイベントに行ってないけれど、こうゆうプレイを聴くと今すぐにでもハウスのイベントに行きたくなってしまうね。

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| HOUSE3 | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Stephanie Cooke - Everything (King Street Sounds:KCD-239)
Stephanie Cooke-Everything
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King Street Soundsの歌姫と言えばハウスファンはご存じStephanie Cookeですが、その彼女の1stアルバムはヒット曲満載の王道ガラージハウスでございます。僕個人的にはそこまでボーカルハウスは好きではないのですが、本作はヒットシングル満載の極上な内容だったので頻繁に聴いておりました。まず参加陣が素晴らしくBlaze、Dennis Ferrer、Kenny Bobien、Frankie Feliciano、DJ Spinna、Little Louie Vegaと大御所が脇を固めていて、彼らのプロダクションやリミックスに因り適度にクラブ仕様でダンサンブルな作風で軽やかに聴ける様になっています。そして注目すべきはStephanie Cookeはボーカリストであるだけではなく、彼女自身が作曲家でもあると言う事。収録されている曲は全て彼女が作曲した物で、そのどれもが温かくソウルに満ちスウィートなメロディーを奏でています。そして良質な原曲を良質なプロデューサーがアレンジした後に、Stephanieが繊細で軽やかな声を重ねていく。そこから生み出される曲は正に王道的でクラシックと成りうるガラージハウスであり、最高のボーカルハウスであります。本当に一緒に口ずさめる良い曲ばかりで、良く言えばポップと言う事になるのでしょう。癖が無いので安心して聴けるハウス入門編。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Hernan Cattaneo - Sequential (Renaissance:REN26CD)
Hernan Cattaneo-Sequential
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昔は全然好きじゃなかったプログレッシヴハウスも、このHernan Cattaneoのおかげで多少は免疫が出来たか昔よりは聴く機会が増えました。なんで昔はプログレは聴かなかったのか、多分それはあまりイメージが良くなかったからかな。プログレの中の超大御所がギネスに載ったとかとにかく金になるとか、単に商業的な面が自分には見え過ぎていたのですわ。あとDJに関してもテクノの人みたいにがんがん曲を繋げるタイプの人がいなくて、なんか迫力にかけるなーと言うのが昔の感想。

しかしそんな否定的だったプログレを多少なりとも聴ける様にしてくれたのは、アルゼンチンを代表するDJ・Hernan Cattaneoでした。この人もテクノDJに比べればミックスで使用する曲は少ないし激しいグルーヴは無いけれど、その代わりに徐々に空間を埋め尽くす様なビルドアップスタイルなDJと崇高で気高い雰囲気がよろしいです。本作もその点は全く同様で序盤のゆらゆらとした流れから少しずつグルーヴを強めていき、終盤で腰の入った4つ打ちを披露し上手くピークを迎えるので言う事無しに踊れます。結構音数は多いしテクノに比べれば派手な展開が多いかなとは思いますが、それでもHernanに限っては下品にならずにしっかりと深遠な世界観を保っているのが自分にマッチしたのかな。あとはプログレッシヴハウスが人気あるのは、やっぱり快楽的なメロディーラインが多いのも一理あるのかと思いました。テクノ程聴く者を限定しない気持ち良さがありますね。

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| HOUSE3 | 19:45 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Sunshine Jones - Seven Tracks In Seven Days (King Street Sounds:KCD-251)
Sunshine Jones-Seven Tracks In Seven Days
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久しぶりに超古典主義なハウスに出会う。その人こそSunshine Jones、かつてDubtribe Sound Systemとしても活躍し米西海岸ハウスシーンの発展に貢献した内の一人である。Dubtribe Sound Systemに関しては未聴なので詳細は避けるが、このソロ作はベタベタな古典回帰を見せていてその潔さに感動した。まず驚くべきは大半の楽曲がTR-909、TB-303、Juno-60と言う正に伝説的な名器ばかりを使用して作られている事。クラブ界隈においてはどれも外す事の出来ない楽器ばかりなのだが、これを今のご時世にフル活用するなんてそうは無い事でしょう。そしてこれら名器を使用して出てくる音はやっぱり簡素で味のある古いハウスサウンドであり、それは初期シカゴハウスやもっと絞ればLarry Heard顔負けのアンビエントハウス〜ディープハウスなのだ。TRー909から発せられる素朴で温かみのあるリズムトラック、そしてその上をJuno-60などのアナログシンセの優しいメロディーが控えめな甘さを彩り、とても簡単な構成で出来ている楽曲が何故か深い味わいと忘れかけたハウスへの愛を呼び起こす。ハウスシーンも多様化しリリースされる作品数も増えてはいるが、本当に心打つ作品にはそうは巡り会えなく、その中で本作こそはハウスの素晴らしさを再度実感させてくれたアルバムだ。この中には無駄に盛り上がる事も派手な構成も無く、ただただ思慮深く音に真面目に向き合う世界だけが広がっている。良い塩梅に歳を取り深みを見せる中年みたいなハウスだ。

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| HOUSE3 | 21:40 | comments(0) | trackbacks(0) | |