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Kenny Larkin - Azimuth (Warp Records:WARPCD20)
Kenny Larkin-Azimuth
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Kenny Larkinの新作は残念な内容だったので、個人的に気に入っている1stアルバムを紹介しようと思います。レビューの為に久しぶりに聴いてみたら実は新作とそれ程路線事態に変わりは無いようで、テクノにジャズやミニマルっぽいものも混ざっていて、じゃあ何で自分は新作に馴染めなかったのか不思議な気持ちになりました。色々と考えてみて新作との違いを挙げるなら、本作は新作より随分と無駄が少なくてシンプルな構成である事。またエモーショナルなシンセサウンドがしっかりと使われている事かなと思いました。音がごちゃごちゃしていないからデトロイトトラックはエモーショナルなメロディーラインも際立つし、ミニマルトラックは疾走感に溢れているし、ファンキーなリズムトラックも生きてくるんだと思います。あと丁度WARPのAIシリーズの直後にリリースされたせいもあるのか、AIっぽい知的な雰囲気が漂っているのも特徴ですね。ソウルをエレクトロニクスで完全に支配し、未来のテクノシティーを喚起させる音楽を生み出したと言っても過言ではないでしょう。やっぱりデトロイトテクノはこうあって欲しい、そんな風に思わせる傑作です。

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| TECHNO6 | 21:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Kenny Larkin - Keys, Strings, Tambourines (Planet E:PLE65303)
Kenny Larkin-Keys, Strings, Tambourines
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Carl Craigらと共にデトロイトテクノの発展に貢献してきた一人・Kenny Larkinの新作が、なんとCarl CraigのPlanet Eからリリースされました。Kennyは今までにもR & S Records、Warp Records、Transmat、Peacefrog Recordsなど数多くのレーベルから素晴らしいトラックをリリースしておりましたが、今回はPlanet Eからのリリースと言う事もあり特に期待して待っていました。が期待し過ぎたのが裏目に出てしまったのか、どうも自分にはしっくり来ずに残念なのが今の気持ちです。何でしょうね、色々な事をやり過ぎている印象が強いのでしょうか、テクノ・ジャズ・ミニマル・プログレなどから少しずつ要素を抽出して作り上げた様なアルバムなんですよね。逆にオールドスクールなデトロイトテクノの要素が少なめで、シンセパッドやストリングスががんがんに効いたトラックが無くて肩透かしを喰らった感じ。また音などは整理されて上手くまとめられた様な作りなんだけど、逆にラフさが無くてデトロイトの衝動で曲を創る良い点が失われている気がしたんですよね。どうもデトロイトフォロワー的な音楽性なんでしょうかね、ヨーロッパから出てきた様な音の印象を受けました。キラートラックも無かったし正直残念です。

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| TECHNO6 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fumiya Tanaka - I Am Not A DJ (Sony Music Entertainment:SRCS7663)
Fumiya Tanaka-I Am Not A DJ
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昨日は田中フミヤのCHaOSに行こうと思って渋谷のバーで一人飲んでいたんだけど、体調がよろしくなく結局飲んだ後帰宅してしまいました。YELLOW亡き後WOMBで初のCHaOSだったので興味はあったのですが、体調不良には勝てませぬ。次のCHaOSはUNITでしたっけ?

さてそんな田中フミヤの懐かしいMIXCDが1995年リリースの本作。当時はまだMIXCD自体が極めて貴重であったのですが、彼がこうやってジャパニーズテクノの道を切り開いてきた訳なんですね。内容の方も現在のフミヤからはとても想像の付かないごった煮ハードなテクノで、Jeff Mills、Basic Channel関連、Carl Craig、Richie Hawtin、Planetary Assault Systems、Robert Hoodなど今ではテクノの大御所となったアーティストの曲がこれでもかと使用されています。若いだけあって荒々しい展開ながらも汗を感じられる激しいプレイで、最近のフミヤの特徴である知的でディープなプレイしか聴いた事がない人は衝撃を受けるんじゃないでしょうか。いやね、これはまじで格好良いですよ。まだまだ日本にクラブシーンが根付く前にこんなプレイをしていたなんて、やっぱりフミヤは漢です。モロにかつてのJeff Millsの影響下である事を差し引いても、暴力的でノーコントロールに爆走して行く猪突猛進なプレイは、フロアに音の爆弾を投下してるイメージで体もウキウキです。正直な気持ちを言うと、最近のプレイよりこう言った過激なプレイが聴きたいのが本音で、一年に一度でも良いからそんなパーティーを開いてくれると本当に嬉しいのですがね。昔からテクノを聴いている人は、多分こんな感じのMIXCDに共感する人は多いはず。ちなみに各曲に野田努とKEN=GO→が解説を付けているので、それを読むだけでも十分に楽しいです。

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| TECHNO6 | 21:15 | comments(3) | trackbacks(2) | |
Shed - Shedding The Past (Ostgut Tontrager:ostgutCD06)
Shed-Shedding The Past
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デトロイト×ベルリンの邂逅よ再び。テクノ史上最高の相性を持つサウンドが融合し、今脂の乗っているOstgut Tontragerから登場。手掛けるのはSoloactionやDelsinから既にヒット作を量産しているShed。そしてShedの初のアルバムが本作なのですが、これが本当に素晴らしいテクノでデトロイトのエモーショナルな面とベルリンの硬質な面が自然と融けあっていて、まるでかつてのBasic ChannelとJuan Atkinsのタッグを思わせるかの様な内容となっております。硬質でミニマルなリズムはベルリンから、そして情を感じさせる淡いシンセサウンドはデトロイトからと新たな試みがある訳では無いのですが、純粋に両者のエッセンスを高濃度に抽出した結果、文句無しに格好良いテクノとなった事を評価したいと思います。そして何よりもなかなか新人の育っていない現状の中、1stアルバムにしてこれだけ充実した内容を聴かせる若い世代が出て来た事が非常に嬉しいです。最近はこじんまりと無難にまとまったテクノが多いかなと感じておりましたが、ここでは若い力を感じさせる躍動感とバリエーションに富んでいて、テクノの最良のエネルギーをここに感じました。これは今後も期待せざるを得ない。

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| TECHNO6 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rod Modell - Plays Michael Mantra (Silentes:200720)
Rod Modell-Plays Michael Mantra
昨日に続いて今日もRod Modell(=Deepchord、Echospace)の作品ですが、本作はMichael Mantraの"A/B"と言う作品をカヴァーした内容との事。Michael Mantraと言うアーティストも知らないし"A/B"は尚更なので、オリジナルとの比較が出来ないのが残念ですが、カヴァー自体は心地良いアンビエントトラックです。一曲30分がニ曲で合計60分の超大作ですが、それ程長さを感じさせないどころかむしろいつまでも鳴り続けて欲しいとさえ思える微睡みの世界が広がっています。本作では過剰なリヴァーヴは控えめでむしろ肉体を優しく包み込む様な柔らかい残響音が特徴で、また電車の走る効果音などが挿入されているせいか、広大な何処でもない空間で独りで居る錯覚を覚えます。大きな展開が無く柔軟なキックの4つ打ちが永遠に続くアンビエントでありながらミニマルでもあり、だからこそ快楽の持続が出来ていて就寝用のBGMとして非常に最適です。ヘッドホンで聴くと最大の音響効果を感じられるとライナーには記載がありますので、是非とも一度ヘッドホンで聴いて欲しいと思います。

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| TECHNO6 | 13:40 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Rod Modell - Incense & Black Light (Plop:PLOP3)
Rod Modell-Incense & Black Light
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Deepchord、Echospace名義でヒットトラックを量産し続けているRod Modellのソロ作。ジャケット写真は夜中の新宿駅ガード下であろうか、「都会の闇の覚醒した旅」をコンセプトにした夢幻の時間を感じさせるサウンドトラック的アルバム。相変わらずコンピューターを使わずにヴィンテージなアナログ機器でノイズ混じりの過剰なリヴァーブを生み出しておりますが、彼が今までに聴かせてきた音源に比べるとインダストリーで廃退的な印象を受けます。一見反映している様にも見える東京と言う一大メトロポリスですが、人々の心は疲れきっている。本作でのモノトーンな音は空虚に満ちた都会的な空気を映し出しているのかもしれませんが、しかしながら同時に幻惑的に救いや希望も感じられてまるでレクイエムかでもある様です。とまあ勝手なイメージを妄想しましたが、ストーリー仕立てのせいかなかなかバラエティーに富んでいて、彼がリリースした他のアルバムに比べるとバリエーションがあって楽しく聴けるんじゃないでしょうか。いやね、だって他の作品はバージョン違いとかばっかりだったから、アルバム通して聴くと飽きやすいのは否めなかったですからね。

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| TECHNO6 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Art Of Dance : Exhibits (Substance:SUB4806.2)
Art Of Dance : Exhibits
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最近Planet-Eから最新アルバムが出たばかりのKenny Larkinですが、ネットで他の作品と一緒に注文したおかげで発送が遅れております。安いのがメリットのネット注文にも弱点はあるのでした。しょうがないのでKenny Larkinが運営していたArt Of Danceと言うレーベルのコンピを紹介します。内容はSean Deason、Kosmic Messenger(Stacey Pullen)と、そして残りは全部Kenny Larkinの変名と、ある意味Kenny Larkinの作品と言っても差し支えないでしょう。時代的には10年以上前の作品だから、音自体はちょっと古臭さも漂う懐かしめのデトロイトテクノが満載。まだKenny LarkinがWarp RecordsやR & S Recordsから作品をリリースしていた頃の音源なので、アーティフィシャルインテリジェンス系のピュアテクノっぽさもあって個人的には好きです。デトロイトの人達の音ってそんなに作り込まれていなくてむしろラフな位なんだけど、そのチープな中にもソウルが込められていて心にぐっと来るトラックが多いのです。未来を見据える事も大事ですが、たまには過去の懐かしさの余韻に浸るのも一興。

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| TECHNO6 | 14:20 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jonas Bering - Behind The Silence (Klik Records:KLCD045)
Jonas Bering-Behind The Silence
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テックハウス〜プログレッシヴハウスを中心にKaitoことHiroshi WatanabeやJun Yamabe(EX.Mexico)も作品をリリースするギリシャのレーベル・Klik Recordsは、レーベルオーナーの親が富豪であり、その圧倒的な財力を以ってして自分の好きな作品だけをリリースしているそうです。この運営方法は金が無いと出来ない事だけれども、誰しも理想と考えているレーベル方針で羨ましい限りですね。さてそんなレーベルからKompaktで活躍するJonas Beringのベストアルバムがリリースされております。Kompaktからリリースされたシングルなどを中心に選曲されておりますが、何故Klik Recordsからのリリースに至ったんでしょうね。音的には両レーベルに共通性はあるので違和感は無いですが、Kompaktからリリースするのが普通の流れだと思うのですが。ま、ベスト盤なので格好良いディープ〜テックハウスが粒揃いしていて、Kompakt好きなら文句無しですね。僕はKaitoのMIXCD"Contact To The Spirits"(過去レビュー)の冒頭でも使われていた"Before Sunset"が一番好きですよ。ざくざくと切り込んでくるシンセのフレーズが、ドラマティックに鳴り響いて盛り上がりますね。他の曲も幻想的でメロディアスなシンセ使いが存分に聴けて、いかにも欧州的で耽美なテックハウスが満載でお腹いっぱいです。

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| TECHNO6 | 19:45 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Convextion - Convextion (Down Low Music:dLVEXTCD)
Convextion
近年Echospace、またはDeepChordと一緒に名を見かける事が多いGerard HansonことConvextion。デトロイトテクノやBasic Channelに強く影響を受けたと言うその音楽性は、確かにEchospaceらと共通する点があってダビーな音響を含みながらも叙情性も感じさせる音楽性が特徴です。本作は2006年に2枚組みのLPとしてリリースされていたのですが、2008年になってようやくCD化されました。内容はなんと1996年から2006年までに制作されたトラックを集めたそうですが、10年かかってアルバム1枚とはどんだけスローペースなんですか。この様なアーティストって普段どうやって生活しているのか気になります。それはさておきトラック自体は文句の付け様の無いミニマルダブテクノで、EchospaceやBasic Channel好きなら聴いておいて損はないと思います。激しい曲は無いのでじっくりと耳を澄ませてその耽美な音色を味わう聴き方が効果的と思われますが、空間の拡がりを感じさせる音響はフロアで聴いても気持ち良いでしょうね。とは言っても革新性は無いし流石にこの手の音がプチバブル状態なので、もっと本家を追い越して行く様な流れが必要だとも思います。勿論それは難しい事だとは思いますが、Basic Channelの後光に頼ってるだけではいかんかなと。

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| TECHNO6 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Muting The Noise 01 (Innervisions:INNERVISIONSCD02)
Muting The Noise 01
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現在、ミニマルやハウスと言った音楽では最も注目を集めているであろうレーベルが、ドイツのInnervisions。Âmeの大ヒットに続き、Tokyo Black Star、Henrik Schwarz、Marcus Worgullら注目株だけでなく、フランスのテクノ伝道師・Laurent GarnierやChateau Flightさえもこのレーベルから新作を発表するなど、才能あるアーティストが続々とInnervisionsに集結しております。ところで現在のダンスミュージックシーンの最先端を進んでいるであろうInnervisionsですが、本作はビートレスな曲中心の非ダンスミュージック的なコンピレーションです。"Muting The Noise"と言うタイトルからも分かる通り、肉体に躍動を呼び起こすのではなく精神に安堵と快適をもたらすはずの静かな内容です。と言ってもアンビエントやチルアウトの様に浮遊感があって底抜けに享楽的かと言うとそうでもないし、内省的でどこか重苦しさを感じます。シンセの音色などは美しいけれどInnervisionらしいドゥープな面も見え隠れしていて、快楽の中に一滴だけ毒液が注入された様なイメージ。個性が強いので場合によっては逆に落ち着けなくなる様な音ではありますが、Innervisionsがそれだけ独特の音を放っていると言う事かもしれません。ジャーマンプログレの大御所・Klaus Schulzeを参加させたのは驚きですが、相変わらず18分と長尺な曲を提供していてどぅぅぅ〜んと気分も重くなりました。

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| TECHNO6 | 18:15 | comments(4) | trackbacks(0) | |