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Yotoko - Wet Ink (Delsin:42dsr/ytk-cd1)
Yotoko-Wet Ink
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HMVで格安で購入したYotokoのアルバム。レーベルを見て貰うとデトロイトの血を色濃く受け継ぐオランダ発Delsinからのリリース、であるなばら当然どんな音楽かはだいたい予想がつくのでは。Yotokoは実というとDomuとかRima名義でも活躍するDominic Stantonのユニットで、ブロークンビーツ、ジャズ、ソウル、テクノ、ハウスなどを高度なプログラミングを以てして流麗に融合する事が出来る人です。あんまりYotoko自体は気にはなっていなかったけど安かったしDelsinからだし、取り敢えず買ってみたんですけど内容は思ってたよりも好印象でした。リズムは細かく複雑なのに踊りやすいグルーヴを保っていて、プログラミングを駆使したであろう生っぽい音で更にライブ感を増長します。そこに決して派手になりすぎない控えめで綺麗目のテックサウンドを乗せて、上品なコズミック感を演出。となれば悪い作品が生まれる訳がなく、テクノ、ハウス、クラブジャズなど多方面から好感触を得られるようなアルバムではないのかなと。そう言う意味ではクロスオーバーと言うべきで、小洒落たカフェとかで流れてきそうですね。Ian O'BrienとかKirk Degiorgioが好きな人は、間違いなく買い!

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
As One - In With Their Arps, And Moogs, And Jazz And Things [Limited Edition] (Spiral Records:XQAW-1002)
As One-In With Their Arps, And Moogs, And Jazz And Things
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昨日に引き続き90年代の普遍的名作を再発する「Electric Soul Classics」シリーズの一枚を紹介しましょう。本日はUK屈指のデトロイトフォロワー・Kirk DegiorgioことAs Oneの97年リリースのアルバムです。97年の僕と言えばまだ(デトロイト)テクノを聴き始めたばかりで、Derrick MayとかJeff Mills位しか知らなかったんですよね。タワレコでIan O'Brienの1stアルバムが紹介されていたのは覚えているけれど、その当時それを買わずに過ごしてしまう位テクノに対しまだ深い知識も無く、当然Kirk Degiorgioの事も全く知りませんでした。でもこの作品を聴いて思ったのは、きっと90年代のテクノシーンは今よりも希望に溢れドキドキするような感覚があったんだろうなと言う事。彼は最初の内はいかにもデトロイト系の作風が多くこのアルバムでもアトモスフェリックなシンセサウンドは心地良いのですが、規則正しい4つ打ちは排しより複雑で生身のプレイを思わせる繊細なリズムを聴かせ始めています。ああ、彼はテクノとジャズを一緒に存在しうる物だと考えていたのですね。もちろん皆様周知の通りデトロイトテクノは、ハウスもソウルにも影響を受けていればジャズにだって影響を受けているのですが、90年代においてデトロイトテクノは電子音楽としての"テクノ"と言う地位を確立していたと思います。しかしKirkはブラックミュージックに影響を受けてそこからデトロイトテクノに傾向していったので、その彼が結局行き着くのはジャズと言う事だったんでしょうね。そう言った意味でデトロイトテクノにジャズを再度取り込もうとする姿勢は、過去の遺産に対する尊敬とまた未来への挑戦が感じられて褒め称えるべきでしょう。控えめな情緒と慎ましいムードで内省的な音だとは思いますが、この当時Kirkが新たなる道を切り開こうとした意志は感じられます。これ以降は更にテクノ色を弱め生音を増していき、ブロークンビーツ/クラブジャズの繁栄に寄与した訳ですが、その繁栄前夜の実験的アルバムと言えるでしょう。「ジャズは生き方そのもの」と認めるKirk Degiorgioだからこそ成し得た結果です。限定盤なのでお早めにどうぞ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Kyoto Jazz Massive - BY KJM (QUALITY!RECORDS:XACQ-22003)
Kyoto Jazz Massive-BY KJM
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Kyoto Jazz Massive、なんてお洒落なユニット名でしょう。京都の最上のジャズ、それだけで気が惹かれてしまいますよ。沖野兄弟からなるこのユニットは、日本を代表するクラブジャズアーティストと言っても過言ではありません。そんな彼らの活動10周年を祝ってカバーやトリビュートなどの作品がリリースされたのですが、その最後のシリーズがクラブシーンのアーティストの曲をKyoto Jazz Massiveがリミックスした作品を集めた、この「BY KJM」(そのまんまですね)。リミックスされてしまったのは、ハウスシーンのAnanda ProjectやSusumu Yokota、クラブジャズシーンのNicola Conte、Jazzanova、Incognito、そしてドラムンベースからはMakotoなど、その筋の中では名だたる人達ばかりです。つか、まじで収録されている曲、かっこぃぃぃぃ物ばかりだ!多岐に渡るアーティストの曲をリミックスしているにも関わらず、アルバムはKyoto Jazz Massive一色に染まった統一感のある構成で、ほんのり甘く爽やかで、軽快で小気味良く、そしてエレガントで都会的な上品さのあるクラブジャズです。と言うかもはやクラブジャズが好きかどうかを抜きにして、これを嫌いだと言うのが居るのか?と言う位、音楽として完成されていると思います。特にエレピの音の入れ方は、郷愁を誘って男泣きしてしまいそうですね。Susumu YokotaからNicola Conteまでの4曲は特に、透明感に溢れスウィートなムードに溺れそうです。クラブじゃなく、部屋の中でも良いムードが作れる素晴らしきコンピレーションアルバム。「FOR KJM」(過去レビュー)、「RE KJM」(過去レビュー)と共に揃えて聴いて頂きたい。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kirk Degiorgio Presents As One - Planetary Folklore 2 (Archive:CDDPU1128)
Kirk Degiorgio Presents As One-Planetary Folklore 2
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僕が常に注目しているUKのデトロイトフォロワー二大巨頭・Ian O'Brienと、そしてAs OneことKirk Degiorgio。この二人、ジャズ、フュージョンから始まりデトロイトテクノなるエレクトロニックミュージックに影響を受けた人達なのですが、彼らの様にデトロイトテクノをブラックミュージックの一部として真に理解しているアーティストは少ないと思います。だいたいの人はデトロイトテクノだけに影響を受けている場合が多いのでしょうが、ジャズやフュージョンにも深い愛情のある彼らはテクノのみならず、コズミックなフュージョン/クラブジャズを創る技にも長けています。

1997年、Kirk Degiorgioはクラブジャズシーンに対しMo'Waxから「Planetary Folklore」を投下しました。プログラミングと生演奏のせめぎ合いから生まれる臨場感溢れるクラブジャズ。あの当時まだ早かった音楽でしたが、その作品でKirkは多大なる影響を残してきました。そして前作リリースから早10年、深化した続編がシーンに届きました。果たしてどうだろう、10年経ってKirkはどう変わったのか。前作がソウルフルで生暖かい印象ならば、今作はタイトル通りもっと宇宙(そら)を感じ、ポジティブで明るさを前面に打ち出した印象があります。複雑なドラムセッションもあれば、上音はコズミックでエモーショナルなシンセサウンドに溢れているし、デトロイトテクノとジャズの類い希なる融合とも言えるかもしれません。ジャズに影響を受けつつもデトロイトサウンドを強襲し、むしろテクノの未来に向かう期待感が増してきたのだと断言します。きっとKirkは今幸せを感じ、至福の時を過ごしているのでしょう。でなければこんなにもポジティブで、光り輝く音楽なんか創れやしません。一音一音が、光の粒子の様に煌めきを放っているのです。遠く暗い宇宙の中でも、きっとKirkの音ならば見つける事が出来る様に輝き続けるのです。これこそ、コズミックフュージョンテクノ!

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Groundrhythm 2 Mixed By Kaoru Inoue (Toy's Factory:TFCC86404)
Groundrhythm 2 Mixed By Kaoru Inoue
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世界を横断するスピリチュアルなDJ・井上薫。ハウスからディスコクラシック、テクノからエレクトロまで彼の手にかかれば、一晩で世界を駆け巡る音楽となってしまう。彼が中心となり偶数月の第一土曜日に行われるパーティーが、「Groundrhythm」。タイトル通り大地(地球)のリズムを感じさせる素晴らしいイベントですが、それをそのままCD化したMIXCD「Groundrhythm」(過去レビュー)も以前にリリースされました。今作はその第2段と言う事で、否應無しに期待していましたがやっぱり最高。序盤は緩めの土着サウンドで、アジアン〜中近東風の怪しい音色がたんまり。どこか謎めいた秘境の地に迷い込んで、原始的な時代に回帰した錯覚を覚える。中盤で流行のディスコダブ的なファンク色の強い流れになり、徐々に4つ打ちを形成してゆく。スモーキーな景色も少しずつ鮮明になり、解放的で晴れ晴れしい雰囲気になる。そして遂に10曲目からは強烈なビートが前面に打ち出され、インド、ブラジル、アフロなど様々な音楽が混ざり合い、高揚感溢れるトライバルハウスと成る。この時、音は煌めき、空気はざわめき、大地は振動する。世界の音が一つに成り、「Groundrhythm」を形成する。スピリチュアルハウスと使い古された言葉があるが、敢えてそう表現したい。井上薫はスピリチュアルなDJなのだ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Louie Vega Presents Luisito Quintero - Percussion Maddness (Rapster Records:RR0060CD)
Luisito Quintero-Percussion Maddness
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試聴した時は余りピンと来なくて発売から半年も放置していましたが、改めて購入後家で聴いてみたらとんでもなく素晴らしい事に気付きました。ハウス界の重鎮・Masters At Workの片割れ、Louie Vegaが全面バックアップするLuisito Quinteroの作品の事です。Luisito QuinteroはNuyorican SoulやElements Of Life Bandにも参加していたパーカッショニストで、Louie Vegaとの付き合いは10年以上にも及ぶそうです。そんな付き合いもあってか初のアルバムは、Vegaが支援をしてくれたのでしょう。近年Vegaはバンド形態による演奏、つまりは生での音を重視しているのですが、ここでもその考えは重視され非常に新鮮な音の絡み具合が感じられます。ギターやベース、ピアノやホーン、そしてLuisitoがプレイするパーカッションは前面に打ち出され、それらは一つの生命体の様に一つの音楽を創り出しているのです。ハウスでもあるし、ダンスミュージックでもあるし、ラテンミュージックでもある。けれでもただそれだけではない彩色豊かな音楽性が広がっていて、Vegaがこれからも目指している音楽と言うのがここにあります。Vegaばかりを誉めるのも何なんで、Luisitoのパーカッションも軽快で流石ベテランと思わせるリズミカルなプレイも最高です。重さよりもリズム感を意識し、新鮮な空気が広がって行く様な爽やかな響きを聴かせてくれて、曲の基礎になるどころかしっかりパーカッションが主張されているんですね。Blaze、Vegaの奥さんであるAnane、Stephanie Cookeら協力なサポーターも参加していて、郷愁系のメロディーもばっちり入っています。美しいコーラスワークに耳を奪われる事は、間違いないでしょう。「Elements Of Life」(過去レビュー)が好きなら、このアルバムも気に入りますよ、きっと。

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LTJ Bukem Presents Earth Volumes One & Two (Sony Music Entertainment:SRCS311~2)
LTJ Bukem Presents Earth Volumes One & Two
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僕の中ではドラムンベースってリズムが取り辛いし、どうも細々としていて率先して聴きたいと思う事は無かったんですよね。ただ先日中古CDショップに行ったら、この「Earth Vol.1 & 2」が安く売っていたので買ってみました。コンパイルを担当したのはUKドラムンベースシーンで最もコズミックな男、LTJ Bukem。Good Looking Recordsと言うUK屈指のドラムンベースレーベルを運営するLTJ Bukemは、それとはまたコンセプトの異なる「Earth」と言うレーベルを設立しドラムンベースの枠に捕らわれないドラムンベースに世に送り出す事に成功。その第一弾、第二弾が日本盤としてまとめられてリリースされています(9年前だけどね)。と言う訳で早速2枚とも聴いてみたんですけど、今まで聴いた事のあるドラムンベースとは全然違うなーと言うのが最初の感想。以前聴いたドラムンベースはエッジが強くて肌当たりが強かったけど、この「Earth」に入っているのはソフトでしなやか。ヒップホップ、ジャズ色も強いドラムンベースでドラムンベースと言う形態に拘りは感じられず、むしろソウルフルな音楽を集めた様な感じですね。勢いの強い水の流れに逆らう事無く、しなやかに柔軟にリズムは揺られる様で有機的なヴァイブレーションを生み出しています。また幻想的なメロディーがさらっと入っていて、ドラムンベース入門者にも優しい聴き易さがありますね。敷居は低くともソウルフル、フューチャリスティックな感覚は最上級で、もはやドラムンベースと言うよりはフューチャーソウルと名付けても良いのではと思います。流行はとっくに過ぎ去ったドラムンベースだけども、流行とは関係無く聴ける名盤です。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Quietwave (Village Again:VIA48)
Quietwave
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今まで数多くのCDを紹介してきましたが、その中でも断トツの心地良さ、リラックスした空間を創り上げるコンピレーションが登場しました。その名も「Quietwave」=「静かな波」。選曲を担当するのはKyoto Jazz Massiveの沖野修也で、アルバムのコンセプトは映画館(映画ではない)のサウンドトラック。アルバム内の彼自身の解説を参照すると、海の見えるラウンジでリラクゼーション的な効用を持つ音楽を集めたとの事。キーワードは波、α波、音波、波動、波形。後は貴方自身でコメントを参照して頂きたいが、本当に落ち着いてムードのある音楽が集められたなーと率直に思います。単純にミーハーでお洒落な曲を集めたのではなく、Ian O'Brien、Kirk Degiorgion、Aurora(Kaoru Inoue)、Lindstrom & Prins Thomas、Lars Bartkuhn(A.K.A. Needs)ら各シーンで新時代を切り開いてきた一線で活躍するアーティストの曲を、しかも特にヒットした曲でもないのによくぞ堀探してきたなと思わせる曲ばかりを集めています。だから決してこれらの音楽を聴いても高揚する事は無く、むしろ体の火照りを冷ましじっくり静かな音に耳を傾けてくつろげる時間が提供される事でしょう。ジャズ、フュージョンの中にもテクノやエレクトロニックな音が混じり合い、決して懐古的なイメージは持たせません。2100円と言う買いやすい金額ながら、内容は最上級のリラクゼーション(チルアウトの享楽的な心地良さとは別の心地良さ)。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
The Mighty Bop (Yellow Productions:YPCD133)
The Mighty Bop
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連日Next Evidenceを紹介してきた訳ですが、ならばフランスのインディーレーベル・Yellow Productionsについても紹介せなばならない。このレーベル、今をときめくBob SinclarことChris The French Kissと、DJ YellowことAlain Hoの二人が立ち上げたレーベルでございまして、フランスにおけるアンダーグラウンドダンスシーンを盛り上げてきたレーベルの一つでもあります。ブラジルやアフリカの音楽の要素も取り入れワールドワイドな音楽性を表現してきましたが、近年は音楽性の違いからAlain Hoは独自にPoussez!を立ち上げました。人気が出た事でポピュラーな作風に偏りがちになったChris The French Kissとは、決別せねばならなかったのでしょう。個人的な気持ちを述べると、やはりPoussez!のディープな音の方が自分は好きですね。

さてそんなChris The French KissとAlain Hoの最後の共同作品が、The Mighty Bop。アーティスト名でもあり、最後のアルバム名でもあります。最初は上品でしっとりなピアノの曲から始まったかと思うと、2曲目でいきなりスウィングしまくりのジャジーなトラックが炸裂。小気味良い跳ねるリズム帯、ソウルフルで渋いピアノの旋律、そして何よりも美しすぎるコーラス。いやー格好良いなぁ、ジャズなんだけれどもエレクトロニクスも導入されていて、クラブ方面の踊る欲求も満足させます。かと思いきや、しっとりと歌を聴かせるダウンテンポでムードのある曲もあったり。単一な曲作りになっておらず、アルバムの中でしっかり山場があって飽きずに聴けるよ。しかしいかにもフランスらしいと言えば、結局夜が似合うセクシーさで満たされている事。フランスの性的なエロさは、何故か下品でなく上品に感じるのは思い込みなのでしょうか。二人の共同作品として本当に素晴らしいですが、Alain Hoがやりたかったのはこうゆう音楽だったんだろうな。この後のChris The French Kissの路線を知る限りだと、Alain Hoが独立した気持ちも分からんでもない。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Troubleman - The First Phase (Far Out Recordings:FARO093CD)
Troubleman-The First Phase
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一悶着ありそうなユニット名を持つTroublemanとは、実は90年代のアンビエントシーンを代表するGlobal Communication(以下GC)のメンバーの片割れ・Mark Pritchardだ。GCについてはこのブログでも何度か紹介しているの深くは紹介しないが、今でもカルト的な人気を誇るユニットであるのは間違い無い。さて、このTroublemanの2NDアルバムだが、実は新作や未発表曲、EP収録のAzymuthやStereo Peopleのリミックスも収録した変則的アルバムである。AzymuthやStereo Peopleが出た所で察しの良い方は気付いたと思うが、Troublemanは実はブラジリアンボッサハウスみたいな音楽をやっている。正直GCとは別物として接してもらうしかないのだが、爽やかなブロークンビーツを奏でる1stアルバム(過去レビュー)は結構好きだったんだな。2NDもまあ内容的にはほぼ一緒なんだけど、若干曲のメロウ度が下がったように感じる。リズムも相変わらず良く跳ねてはいるけれど、これも1st程の強烈なビートや起伏は減ったかも。一般的に見れば充分な水準には達しているとは思うが、GCのメンバーなのでそれ以上を期待しちゃうんだよね。しかしドラムはプログラミングなのかな?小気味良いノリでざっくりした感じが生っぽいけど、なかなか良いグルーヴは出してるじゃない。もうちょっと上物がテッキーだったら、面白い作風になるかもね。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |