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Prins Thomas - Principe Del Norte Remixed (Smalltown Supersound:STS294CD)
Prins Thomas - Principe Del Norte Remixed
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コズミック系やニュー・ディスコと呼ばれる音楽では特に人気を博すPrins Thomasが、そこからアンビエントへと向かった大作『Principe Del Norte』(過去レビュー)はクラウト・ロックやテクノも取り込み、意外性だけでなく音楽的な豊かさを見せつけた傑作だ。コズミックな要素のあるニュー・ディスコにアンビエントの夢想やクラウト・ロックのサイケを合成し、ダンス・フロアだけに囚われない表現の拡張を行い、アーティストとして更に高みに達する事に成功した。そしてその延長上に待っていたのは世界各地から実力はアーティストを招いたリミックス集で、アンビエントマスターのThe Orbやミニマル・ハウスの重鎮であるRicardo Villalobos、フレンチ・ハウスからはI:CubeにRunning Back主宰のGerd Janson等がそれぞれの作風を活かしつつオリジナルを尊重したり、又は個性的に染め上げたりして自由なアルバムになっている。オリジナル盤を活かしたと言う意味ではやはりThe Orbによる"H (The Orb Orbient Mix)"がまっとうで、無重力空間を演出する電子音が浮遊してノンビートながらも心地良いうねりのグルーヴを生んでいくアンビエント・ダブは、音楽的な相性の良さもあり期待通りのリミックスだ。ユニークなリミックスを披露しているのはサイケ・プロジェクトであるSun Arawによる"B (Sun Araw Saddle Soap Remix)"で、多幸感あるギターサウンド等ニュー・ディスコの面影は残しつつも、何処かコミカルな電子音がふざけたようなユーモアとなっており、気の抜けた牧歌的サイケを展開する。原曲は13分もあった大作の"C"だが、メランコリーで湿り気を帯びたディスコ・ハウスへと変化させた"C (I:Cube Remix)"、オリジナルのバレアリック感に優しくアシッドベースを加えて多幸感を増長させた"C (Young Marco Remix)"、そして完全に贅肉を削ぎ落として自身のスカスカなツール性重視のミニマルへと仕立てあげた"C (Ricardo Villalobos King Crab Remix)"と、三者三様のリミックスは比較しても面白いだろう。勿論それらのみならずThomas自身による未発表曲も秀逸で、多幸感に満ち溢れた緩過ぎるアンビエントから弛緩しながらも眩い輝きを放つニュー・ディスコまで披露し、『Principe Del Norte』の世界観がここに継承されている事は明白だ。リミックス集としての面白みは当然だが、Thomasによるアンビエントへの傾倒が一時的なものではない事に期待が膨らんでしまう。



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| HOUSE12 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pepe Bradock - Baby Craddock (Atavisme:ATA003)
Pepe Bradock - Baby Craddock
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ハウスかテクノかという区分けさえ無意味に感じられる独特で奇抜な作風は唯一無二、奇才と言う表現が嘘偽り無く相応しい存在であるPepe Bradockが、自身で主宰するAtavismeから久しぶりの新作をリリースしている。理由は分からないが欠番だったカタログナンバー3が振られており、3500枚限定でのリリース(むしろ今のご時世ではかなり多いように思うが)とちょっとした話題性もあるが、それを抜きにしても相変わらずのネジがぶっ飛んだ音楽性はそれだけで魅力的だ。1曲目となる”Yazuke”からしてどんなジャンルなのかも不明確なダンス・ミュージックで、土着的な芳香にジャズやファンクも思わせるムードが混ざり込み、そこに奇妙なSEを多数用いながら未開の呪術的な奇祭を喚起させるようなトライバル・グルーヴが圧巻だ。奇妙な笑い声らしきサンプリングも交えながらどたどたとしたけたたましいグルーヴが暴れる"Grodno"、コラージュ的な展開でエキゾチックでトリップ感溢れる旅へと出かけるようなノンビートの"Sainte-Maure"と、これらも一体何処の国の音楽なのかと惑わせられる無国籍感がPepe以外の音楽ではない事を示している。シャキシャキとしたリズムが刺激的で、そこにカットアップしたようなサンプリングを用いたフィルター・ハウスの"Underground Monongahela"も相当にぶっ飛んでおり、一方で展開を抑えてミニマルなグルーヴの"Boom Boom Crash"はツール的にも思えるが、歪なリズム感はやはり普通ではない奇妙な鳴りをしている。6曲を収録しながらもどれも全く同じではない個性的かつ強烈な、そして当然ダンス・フロアで聞いてこそな踊れる内容で、トラック・メーカーとして非凡なる才能をこれまた証明する会心の一枚だ。



Check "Pepe Bradock"
| TECHNO12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Good Mellows For Stardust Memory (Suburbia Records:SUCD1009)
Good Mellows For Stardust Memory
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2015年春に開始し本作にて通算7枚目となる『Good Mellows』シリーズ最新作は、その名も「星屑の記憶」と先ずタイトルからして素晴らしい。橋本徹が正にそのタイトル通りにメロウな曲をジャンルに拘る事なく選曲し、それぞれの時間帯やシーン毎に風景を喚起させるようなコンセプトを用意し、ダンス・ミュージック側の視点からリスニング志向となる音を聞かせるシリーズ。バレアリック、アンビエント、又はハウスでもありテクノでもありジャジーでもあり、橋本によるメロウへの確かな審美眼がジャンルを超越して纏まった世界観を作り上げるシリーズは、埋もれた古典やレア曲に現在の時流まで網羅する事でも非常に音楽的な価値を持っている。アルバムの始まりはサンプリングを用いてチルなヒップ・ホップ風な"By And By"、優しく心に染みるピアノのフレーズが印象的な曲。そこからこのシリーズではお馴染みのGigi Masinによる新曲"My Red Rose"、彼らしく開放感溢れるシンセに耽美なピアノが滴り落ちる静謐なインストで、平穏な情景が伸びていく。続くも常連のInternational Feel主宰のMark Barrottによる"Over At Dieter's Place (Luis Delgado Mix)"では、青々しい木々が生い茂るエキゾチックな密林を思わせるバレアリックな世界を広げ、そしてそこに繋がるのは井上薫によるChari Chari復活作"Luna de Lobos"。ネオアコを思わせる枯れ感漂う哀愁のアコギから徐々にハウスへと変化するチルアウト・ハウスは旅情にも似た侘びしさがあり、そこから中盤は"Waiting"や"Love Story"等淡い色彩感覚のハウス色でスムースな流れに乗って、後半には"Miles Away"によって夜の帳が落ちたようにしっとりとした闇に染めてくディープ・ハウスへと入っていく。そこから鳥の囀りも交えて微睡みを誘発するダウンテンポ・バレアリックな"Tropic Of Capricorn"で真夜中を迎え、その闇の先には朝の光が優しく射し込むような正しくタイトル通りの"Sunday Morning"によって暗闇が明けていく。何処を切り取ってもメロウでバレアリックな、そして星屑が飛び交う夜空のようなドラマティックな世界観は、ゆったりと大らかで包容力に満ちている。疲労の溜まった夜や心に余裕がない忙しない日常に、そんな時でもほっと心身をリラックスさせてくれる音楽がここにある。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Vakula - A (Bandura:Bandura005)
Vakula - A

ウクライナの才人・Vakula、変名も用いてFirecrackerやLelekaにDekmantelなど多数のレーベルからディープ・ハウスにビートダウンやミニマル・テクノにヒップ・ホップ、果てはニューエイジからサイケデリック・ロックまでリリースし、その音楽的な多彩性は現在のダンス・ミュージックの中でも随一だろう。クラブで効果的なツール性の高い楽曲のみならず、アルバムとしてのリスニング仕様な豊かな音楽性での表現力にも長けており、DJとしてよりはやはり制作面での評価が特に高い。そんなVakulaの新展開が自身で運営するBanduraからは3年ぶりとなる本作『A』で、実はこの後には『B』も予定されている事から、アルファベット順に作品がリリースされるのだろう。音楽的にもまた変化を促しており、端的に言ってしまえばBasic CnannelやRhythm & Soundを継承する深い音響系のミニマル・ダブを展開している。この手の音楽は既に作風が確立されほぼ完成形を成しているが故にVakulaが手を出そうとも革新性というものは無いのだろうが、だからこそ中途半端な作品を出す事いもいかない訳で、どんな音楽でも自分のモノとしてしまうVakulaの力量を以ってして水準の高いミニマル・ダブを鳴らしている。A面には14分にも及ぶ"Aberration"を収録しており、ゆらめき引いては寄せる波の様な残響が官能的な響きをなしており、間引かれたダブのリズムの隙間をしっとりと埋めていくBasic Channelスタイルのアブストラクトなになっている。裏面には3曲収録されているが、より湿ったダブのリズムが強調されたRhythm & Soundスタイルのミニマル・ダブと呼べる"Apperception"、"Quadrant Dub"を継承するもやもやしたリヴァーブに不鮮明なハウスの4つ打ちを組み合わせた”Agglomeration”、電子的なキレのあるリズムと呻き声のような低音によるオリジナリティーあるダブ・テクノな"Assertiveness"と、これまたどれも異なるタイプのダブを披露しておりVakulaのアーティストとしての底の深さはまだまだ計り知れない。



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| TECHNO12 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
EMMA HOUSE XX Non Stop Mixed By DJ EMMA 30th Anniversary (Universal Music:UICZ-9075)
EMMA HOUSE XX Non Stop Mixed By DJ EMMA 30th Anniversary
Amazonで詳しく見る(日本盤)

1985年にDJ活動を開始してから芝浦GOLDやSpace Lab Yellow等伝説的な箱でレギュラーパーティーを開催し、また早くからクラブの臨場感を宅内でも体感させるMIXCDの制作に積極的に取り組み、現在も尚シーンの最前線でDJとしての生き様を見せるEMMAは、日本のダンス・ミュージックに於ける生き字引の一人と呼んでも過言ではないだろう。本作は2015年にDJ活動30周年を迎えた事を記念するMIXCDであり(リリースは2016年10月)、またシリーズとしても20周年目の通算20作目と、記念づくしの『EMMA HOUSE』シリーズの最新作である。彼の音楽を現す『EMMA HOUSE』にはハウスという言葉が使われているが、決してハウスだけではなくテクノやロックにアシッド・ハウスまでも網羅した分け隔てないダンス・ミュージックのプレイが前提であり、当然本作もそんな彼のクラブに於けるプレイがそのまま閉じ込められている。Disc1は彼の音楽性では最も特徴と思われるソウルフルなNYハウスの"A Deeper Love (A Deeper Feeling Mix)"で始まり、いきなり胸を熱くするソウルフルな歌によってぐっと引き込まれていく。続くピアノの華やかなコード展開に盛り上がるピアノ・ハウスの"Soul Roots (Piano House Mix)"、現在形のロウでトリッキーなハウスである"Looking 4 Trouble"から90年代のハードなハウス時代を象徴する"Jumpin"へと繋がれるなど、ある種のクラシック的な趣きでがつがつと攻める前半。そしてEMMAの中で再燃するアシッド・ハウスの勢いを爆発させた"Acid City"から"The Original Disq Clash (DJ EMMA Jesus Remix)"へと流れは正に現在と言う時代性も含んでおり、そこからイタロ・ディスコ名作の"Chase"やハードロック・バージョンの"I Feel Love"へと古き時代に戻り懐かしさを誘いつつ、ラストにはこれまたハウス・パーティーでは定番とも言える"You Are The Universe (Curtis & Moore's Universal Summer Groove)"で幸せなパーティーの空間を共有する雰囲気を作って上手く纏めている。Disc2も古き良き時代のゴスペル・ハウスやレイブ・アンセムから現在のバレアリック・ミュージックやソウルフル・ハウスまで、過去と未来を同列に混在させる選曲で実に感情的に実にドラマティックに聞かせるプレイで、これこそEMMAの魂を震わすDJなのだ。驚くべき展開は無いかもしれない、流行を意識する事もない、そんな事に頼らずともクラブでのパーティーで培われた経験を元に実直に音楽に向き合った結果、真っ直ぐにプレイする事が感情が最もダイレクトに伝わる事を証明しているかのようだ。

Check "DJ EMMA"

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| HOUSE12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |