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CC:DISCO! Present First Light Vol.1 (Soothsayer:SS0036)
CC:DISCO! Present First Light Vol.1
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シティーポップを思わせるキッチュなジャケットに目を奪われ、そして実際に音を聞いてみれば緩く開放的な雰囲気のバレアリックかつブギーなディスコが満載のコンピレーションに、もう心は即座に虜になってしまう。本作を編纂したのはメルボルンで活動するCourtney ClarkeことCC:DISCO!で、15歳の頃からラジオDJを開始し現在は自身でClub Cocoなるパーティーを運営しながら地元との密接な繋がりを持っているようだが、その音楽的な才能が評価され今では世界各地の大きなフェスティバルやパーティーにも出演をして忙しないツアー生活になっている。調べてみると公式な作品のリリースは無くDJのみによって正確な評価を獲得しているのだから、音楽への嗅覚や審美眼もきっと間違いないのないものなのだろうが、それは本作を聞けば確信へと変わる。ここに収録された曲は全てが未発表曲のようで、オーストラリアやニュージーランドで活動するローカルなアーティストの曲をCC:DISCO!が見事に掬い上げており、低い知名度に反比例して曲の質はどれもこれも素晴らしい。ニューカマーであるAngophoraによる"Settled"は、哀愁が滲むギターとぼんやりとしたシンセによって白昼夢に誘い込まれるニューエイジ風だが、オーガニックな響きが温かく体を包む。続くRings Around Saturnによる"Abarth"は大手を振って闊歩するような4つ打ちのブギー・ディスコだが、ここでも揺らぐ情緒あるギターやフュージョン風なシンセが懐メロ的な味わいを持っており、リラックスしたムードの中に甘い陶酔も仄かに混ざっている。Jace XLの"Really Want That"では光沢のあるポップなシンセ使いと甘く誘うような歌声もあって、80年代の都会的なシンセ・ポップで非常に甘美な懐かしさがある。一方で滑らかで心地好い浮遊感を持つディープ・ハウスを聞かせるのはLove Deluxeによる"Ivan's Hymn"で、霞の中で鳴るような繊細なピアノのコードとポコポコとした軽いパーカッションに引っ張られながら、揺らめく官能の世界を展開する。またDJ Simon TKによる"Never follow a druid to a second location"は安っぽい音によるリズムや荒々しいギターが鳴るローファイなシンセ・ロックだったり、Midnight Tendernessの"Precipitation Meditation"では爽やかなフルートや透明感のあるシンセを用いてドリーミーな情緒が浮かび上がるバレアリックなアンビエント風だったり、Sui Zhenの肩の力が抜けたアフタービートが気怠さを誘う甘いレゲエな"No More Words"もあったりと、決してディスコだけではなく多方面の音楽を咀嚼して多幸感への統一感を纏めている。真夜中の熱狂的なフロアと言うよりは昼間の野外フェスで鳴っているようなリラックスした選曲で、明るい時間帯のホームリスニングにもぴったりなコンピレーションだ。来週には初来日もある真夜中のパーティーではどんなDJをするのか、楽しみでならない。



Tracklistは続きで。
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| HOUSE13 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jasper Wolff & Maarten Mittendorff - Tesseract (Delsin:128dsr)
Jasper Wolff & Maarten Mittendorff - Tesseract
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2011年にアムステルダムで設立されたIndigo Aeraは現在ヨーロッパからデトロイト・テクノを最も訴求するレーベルの一つであり、完全なる新作のリリースから時代に埋もれてしまった作品の掘り起こしを行っているが、その時代に合わせて洗練された音楽性や独特のアートワーク等の目を見張る特徴によってカルト的な人気を博している。そんなレーベルを主催しているのがJasper Wolff & Maarten Mittendorffの二人で、レーベル運営を精力的に行う傍らで共同での作品も量は多くはないものの手掛けており、マシンソウルとでも呼ぶべき情緒と機能的なグルーヴを持ったテクノをレーベルの方向性を指し示すようにリリースしている。本作はIndigo AeraからではなくDelsinからとなるが、Delsinも同様にデトロイトへの造詣が深いレーベルであるから、この時点で品質の高さは保証されたも同然だろう。タイトル曲の"Tesseract"は10分にも及ぶ大作だが、序盤からビートレスな状態において繊細でメランコリックな旋律が絡み合うように反復して溜めを作りつつ、淡々としたキックが入ってくれば疾走感を得て、緩やかな音の抜き差しや強弱によって展開を作っていく構成は機能的にも洗練されており、デトロイト・テクノのよりモダンな姿にも思われる。"Astrava"は奥深い残響と変則的なリズムが目立つビートをバックに、繊細な金属音やヒプノティックなリフを鳴らしながら壮大に盛り上がっていくパッドを持続させて、宇宙の無重力空間で鳴っているようテクノで近未来的な風景も浮かび上がる。鋭利なハイハットのビートが目立つ"Hyperion"においても反復するメランコリーなメロディーが印象的で、音の数を絞る事で勢いではなく空間のアンビエント的な感覚も活きていて、それがディープなテクノにも繋がっている。そしてデトロイト・テクノにもコンタクトしていたSteve RachmadことSteracによる"Tesseract (Sterac Dub)"は、正にダブらしくメロディーは鈍く控え目に後退しその分だけ太いリズムを打ち出して淡々としたマシン・グルーヴへと作り変えられているが、空間の奥深さも生まれたりとミックス向けな仕様になっている。やはりここではオリジナル3曲が期待通りのマシン・ソウルを持ったテクノで、Indigo Aeraのボスたる風格を持っている。



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| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Esteban Adame - Unofficial Discourse EP (Dolly:DOLLY 029)
Esteban Adame - Unofficial Discourse EP
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Steffiが主宰するDollyは取り分けオールド・スクールなデトロイト・テクノやシカゴ・ハウスを、現在のアーティストの視点から見直したような音楽性が特徴であったように思うが、それは遂にここに来て本場デトロイトのアーティストを招いた事でよりリアルなものとなった。新作に抜擢されたのはGalaxy 2 GalaxyやLos Hermanosのメンバーとしても活躍し、そして自身ではIcan等のユニットでも新世代の台頭をアピールしたキーボーディストのEsteban Adameで、DJしてよりはライブでの活躍も目立っているアーティストたる作曲家としての才能は新世代でも特筆すべき存在だ。タイトル曲の"Unofficial Discourse"でも彼らしいキーボードのスムースで温かいコード展開とすっと伸びるパッドを用いたデトロイトの情緒感を前面に出し、ざらついた生々しい質感とキレを持ったビート感で跳ねるように揺らすハウス・トラックは、デトロイトという街へのしみじみとした思いが馳せるような曲だ。そこに仲間であるGerald MitchellによるLos Hermanosが提供したリミックスの"Unofficial Discourse (Los Hermanos Remix)"は、前のめりで荒々しいビート感を打ち出してより鋭い攻撃性が目立つテクノ・トラックになっており、展開を抑えながら激しいパーカッションの響きや骨太なグルーヴ感を強調してミニマルなツール性を獲得している。"Throwing Signs"も躍動感溢れるキーボード使いとシャッフルする跳ねるリズム感が非常にファンキーで、途中から入ってくる望郷の念が込められたようなシンセソロによるドラマティックな展開はこれぞデトロイト・テクノだ。そして音に隙間を作りうねるようなシンセのメロディーがコズミックにも響く"Where's The Map Point"、こちらもすっきりと軽快なパーカッションやキックで疾走するツール寄りなハウスだが、未来への希望が感じられる明るい曲調に心も弾む。どれもキーボーディストの手腕が存分に発揮されたメロディーやコードが存在しており、これぞデトロイト魂と呼びたくなる作品だ。



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| TECHNO13 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Prins Thomas - 5 (Prins Thomas Musikk:PTM 001 CD)
Prins Thomas - 5
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ニューディスコの隆盛の中で特に影響力の大きいノルウェーから一派であるPrins Thomasは、その中でも多くのEPやアルバムを送り出しMIXCDも手掛けるなど、アーティストとしてもDJとしてもこのムーブメントを引率する一人だ。アンビエントへと向かった傑作の『Principe Del Norte』(過去レビュー)から早1年半、早くもリリースされたニューアルバムは原点であるニューディスコへと回帰しているが、それは単にルーツへ戻るだけでなくそこにはクラウトロックやテクノにエクスペリメンタルやアンビエントにアシッドなどが存在しており、ニューディスコを軸にその深みを醸したような円熟味のあるアルバムになった。"Here Comes The Band"の正にバンド的な生音が主張する生き生きとしたディスコ・サウンドから始まり、ブリブリとしたベースラインが躍動感を生みコズミックな上モノが広がるバレアリック系の"Villajoyosa"、眠気を誘うような朧気な電子音が揺らめくアンビエント寄りの"Bronchi Beat"と、アルバムの冒頭からニューディスコを軸に多方面への拡張を行っている。アルバムの多様性を特に示すのが"Æ"で、何かをとち狂ったかのようなネトネトした粘性の高く暗くミニマルなアシッドは普段のThomasからは予想も出来ない作品だが、決してそれがアルバムに組み入れられた事で雑然とした雰囲気にはなっていない。また最もドラマティックに盛り上がり多幸感に包まれる"Lunga Strada"は、様々な打楽器が鳴るパーカッシブなイントロから輝かしいシンセが伸びながら徐々にギターも入ってくるコズミック・ディスコで、艷やかな光沢感は眩しくもある。ニューディスコらしく心地好い陶酔感のあるアルバム、しかし瞬発力やアッパーな曲調は後退し寧ろ全体のムードとしては地味でさえある程に落ち着きある内容だが、だからこそ逆にしっかりと噛み締めて味わいたくなる良く練られた作品だ。



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| HOUSE13 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
ラーメン ぶぅさん
ぶぅさん1

荏原中延と戸越公園の間の車が行き交う第二京浜、黄色い看板に可愛い豚さんの絵が描かれており何だあれはと店へと入ってみると、予感は的中新しくオープンしたラーメン二郎インスパイア系の店のぶぅさんだ。豚さんの絵といいぶぅさんなる豚まんまの店名といい、これ程分かりやすいインスパイアの意思表示はなかなか他には無いだろう。そして面白い事にトッピングはコーンや玉葱に鰹節など9種類の中から3種類を選ぶ方式になっている事で、これならば毎回味を変えて楽しむ事も出来るだろう。今回はラーメン(750円)を注文、トッピングは野菜増し・特製生姜・味付き脂で。

やる夫1

そんな風に考えていた時期が俺にもありました
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| FOOD,TRAVEL,HOT SPRING,ETC3 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |