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Roisin Murphy - Ruby Blue (Accidental:C20CD)
Roisin Murphy-Ruby Blue
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発売前から話題になっているRoisin Murphy。何と言ってもHerbert+Molokoの新プロジェクトなので盛り上がるのも当然と言えば当然ですが、僕はMolokoに関しては全くの範囲外。普段どんな音楽を作っているのかも知りません。Herbertに関してはBasic ChannelやMike Inc以降のミニマルテクノ・ハウスを追求し、その後はジャジーなテイスト+ハウスで大好評を博した「Bodily Functions」で一躍シーンの最先端に躍り出ました。そしてジャズバンドも組んで「Goodbye Swingtime」と言ったジャズアルバムも出したのですが、それはちょっと方向性が違うんじゃないかと微妙な気持ちでした。それで今度はですよ、Molokoのヴォーカルをフューチャーしましたがどうでしょう?音的には完全にHerbertその物だと思います。相変わらず音をごっそり削ぎ落とし、ハウスでも無くテクノでも無くラウンジ系でも無く、ポップで切ないヴォーカル系。ホーン系の音も入っていて「Goodbye Swingtime」の続編的な所も多少あるけれど、ジャジーな点は薄味でもっとユーモアと悪ふざけな心に溢れています(それが普段のherbertなのだが)。ただ完全なHerbertの作品に比べると気高い気品や高貴な美しさが足りないと思い、遊び心の方に重心が偏りすぎていると思いました。あとヴォーカルもHerbertの奥さんのDani Sicilianoの方が個人的には好きでしょうか。夢の中に消えゆくような霞むヴォーカルが好きだったのすが、今回のMolokoのヴォーカルはどっかの古いバーで流れる曲に載るヴォーカルの様です。当然内容は充実した内容なので安心して聴けますが、「Bodily Functions」の再来はもう無いのでしょうか。

Check "Matthew Herbert"
| ETC1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(3) | |
2005/05/28 UNITE @ UNIT
Ian O'BrienとCharles Websterが一緒に聴けるぜ〜みたいな感じで楽しみにしていたイベント。HUBで強いお酒を注入してほろ酔いで12時過ぎにUNITへ入りました。プレイしているのはIan O'Brien、こっちが先でしたか。まだ時間が浅い事もあり余りメロディーの無いパーカッシブなだけの曲で、地味なプレイをしています。フロアも空いてるしイマイチ盛り上がっていません。ん〜以前の様なオプティミスティックなプレイを期待してたんだけどな…。落胆していると1時位から明るめのメロディーが入った曲をプレイする様になり、Fabrice LigやDerrick May、BFC(Carl Craig)、また自身のQuerida名義の曲なども回すようになりアッパーでポジティブな面が徐々に現れて来ました。クラブで初の「Derrick May-The Beginning」なんかも聴いちゃったりして、やっぱデトロイト系の曲を回す事を期待してただけに一人興奮。2時位にはIan自身が手がけたハイテックコズミックチューン「Jazzanova-Days To Come(Ian O'Brien Remix)」が高らかに鳴り響き、宇宙の果てまでぶっ飛ばされました。もうこの頃になるとフロアも人一杯でみんな盛り上がっています。そのまま3時までコズミックでハイテンションにガンガン飛ばして、納得のプレイを満喫出来ました。
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| EVENT REPORT1 | 13:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |
Boof - A Soft Kiss By A Rose (Liquid Recordings:LRMF-001)
Boof-A Soft Kiss By A Rose
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「A Soft Kiss By A Rose」=「薔薇による優しい口吻」ってか?タイトルからしてもうやばいなぁ。今をときめくMUのプロデューサーでもあるMaurice Fultonソロでのアルバムが、日本盤先行で出ちゃいました。クラバー雑誌REMIXでも野田努がMUを大プッシュしていますが、僕は別に好きではありません。MUはパンキッシュなエレクトロユニットなんですけど、彼が単体で作り出した音は淑女に悪戯されるような魅惑のハウスミュージック。一見かなり音数を絞ってあっさりめの仕上げに聞こえますが、どの音も濃い、濃すぎる。ハウスだとかジャズだとかテクノだとかが取り入られてはいるものの、それよりもむしろこれはどぎついファンクネスに溢れるブラックミュージック。ふくよかな年上のお姉さんにからかわれる坊やの様に、甘い態度を見せられてもじらされる様なねちっこさ。「そう簡単には逝かせないわよ」等と言われても、逆にち○こはビンビンみたいな。やりたくてやりたくて興奮しちゃうぜ。甘さがあるにも関わらず決して軟派な面は見受けられず、大人になるための洗礼として聴いてみたい。Moodymannにも匹敵するファンキーマッドネスソウルミュージック。

Check "Maurice Fulton"
| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Jori Hulkkonen - Different (F-Communications:F159CD)
Jori Hulkkonen-Different
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F-Communicationsから良質なディープハウスを送り出すベテランさん、Jori Hulkkonen。新作の「Dualizm」も発売されたけど微妙に手に入りづらいので、一つ前のアルバム「Different」をお勧めします。そこまで日本では有名ではないだろうけど(ラファブリックに来日した時はガラガラだったなぁ…)、もっと注目されても良いアーティストであります。テクノやアシッドなんかも器用にこなすし、常に安定した作品を作っています。このアルバムはディープなハウス中心で、ジャケットの雪一面の世界のように静寂の中に優しい音が淡々と流れる様な世界観があります。冬の間活動を控え家の中から外の景色を眺めると、雪一面の世界が。まるでそんな情景が浮かんでくるようです。デトロイトテクノにも通じる情緒深いメロディーもありますが、音はもっと丸っこく寒い冬の間僕らを優しく包んでくれる様な暖かみがあります。音に奥深さを感じますが複雑ではなくシンプルな音数で構成され、決して聴く者を悩ませる事はありません。簡素ではありながらも貴方に優雅な一時の時間を提供させてくれる事間違い無し。いつも思いますが西洋のハウスはひたすら美しいのが多いですね。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Charles Webster - Remixed on the 24th of July (Peacefrog:PFG037CD)
Charles Webster-Remixed on the 24th of July
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Charles Websterが再来日するので先日「Born On The 24th Of July」を紹介したのですが、そのリミックスアルバムも存在します。その参加アーティストが何とも豪華で、Pepe Bradock、Ian O'Brien、Herbert、Theo Parrishなど比類無きアーティストが勢揃い。オリジナルアルバムが好きだった人は、こちらも是非聴いて頂きたいと思います。それ程有名ではないですがThe Detroit Escalator Companyの迷宮的アンビエントリミックスは、奥深く打ち寄せては引くような感覚が心地よいです。Ian O'Brienは10分にも及ぶ大作ながらも、今回はハイテック路線ではなくボサノバ風味。清涼な空気一杯の軽めな仕上がりです。Daniel Wangは相変わらずディスコ風で、お洒落かつ懐かしさを感じさせます。Presence名義でのCharles Websterのリミックスは、けだるさの中に甘さもあり、かつディープでミニマルな意外とフロア対応な仕上げ。Herbertの場合はリミックスをしても、彼自身の作品と殆ど変わらない感じですね。でCharles Websterと有り得ない組み合わせのTheo Parrishはと言うと…相変わらずスモーキーで荒めの音響。原曲が思い出せないな、これは。オリジナルアルバムが濃厚な甘さ一杯の西洋ケーキだとしたら、リミックス盤は渋めのお茶と和菓子と言った作品。甘すぎた後にはさっぱりするのも必要って事でしょうか。じっくり噛みしめてください。

試聴

Check "Charles Webster"

Tracklistは続きで。
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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |