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Surgeon - Force + Form (Tresor:Tresor117CD)
Surgeon-Force + Form
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実はJames Holdenイベントの同日、Unitでは極悪ハードミニマルテクノユニット:British Murder Boysが5 Hours Gigsを慣行していました。本当はこっちもすご〜く行きたかった位、やばいユニット:BMB(名前からして凄い!)。それもそのはずこのユニットは、Jeff Millsフォロワーとして名を挙げたSurgeonと、アンダーグラウンドハードテクノでは右に出る者はいない凶悪さを誇るRegisがタッグを組んだユニットなのです。

今日紹介するSurgeonの作品は1999年リリースながらも、一応最新アルバムです。ドイツテクノ帝国の一端:Tresorからのリリースなので、当然安心印なのですが…やっぱ安心どころか危険なアルバムです。妥協も甘さも許さないサドスティックなハードミニマルテクノが延々とループし、わんこそばの様に止めてくれよと言ってもそんな事は許しません。元々はJeff Millsフォロワーですが最近だとそれを上回るハードさを追求して、完全にフォロワーの域を脱し自分の道を極めていると思います。ハードミニマルよりもハード、それはインダストリアルまでも侵略したハードさを兼ね備え、徹底的に人間味を廃した冷ややかな機械音が鳴り続けます。最初これを聴いた時は全く理解出来なかった覚えがありますが、後になってここまでストイックな音楽にハードの美学を感じました。近年のJeff Millsに落胆している人は、真っ先にSurgeonを聴くべきです。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(5) | trackbacks(1) | |
Pop Ambient 2004 (Kompakt:KOMPAKTCD29)
Pop Ambient 2004
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昨日の更新でドイツ・Kompaktレーベルの名作Pop Ambinetシリーズの話が出たので、その2004年盤を紹介です。しかしよくもこんなタイトルを冠したなぁと思います。テクノを聴かない人が間違ってPopと言うタイトルに釣られて買ったら、想像と全く違っていてぽか〜んとしてしまうんじゃないでしょうか。でも間違って買っても安心出来るのが、このシリーズの質の高さ。普段アンビエントなんか聴かなくたって大丈夫、このビートレスの深淵なる霧の世界は睡眠を誘う誘発剤の一種でございます。現実世界と異なるゆっくりとした時を刻み、目まぐるしい毎日の生活から一時的にでも心身ともに解放をさせてくれます。意外とシンプルな構成で音数は少なめなのですが、それ故に逆に静寂の間が際立ち音の美しさにしんみりとしてしまいました。アンビエントシリーズとして入門編としても役立つし、寝る時に気持ち良い音楽を聴きたい人は是非とも購入をお勧めします。名の知れたアーティストはそれ程収録されていませんが、内容は太鼓判押しておきます。

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Pop Ambient 2006の過去レビュー
Pop Ambient 2005の過去レビュー

Tracklistは続きで。
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| TECHNO3 | 22:30 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Markus Guentner - 1981 (Kompakt:KOMPAKTCD39)
Markus Guentner-1981
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ドイツテクノシーンの中枢・Kompaktの近年の流れはミニマルでダビーなテクノを押し進めているものの、また片一方でPop Ambientシリーズなる心地良いアンビエントミュージックにも力を入れています。ポップなんてタイトルは付けられていますが、一般的に言うポップとはまた別もの、それでも幽玄なメロディーが心地良いんですね。さてそのPop Ambient路線の前線にいるのが、このMarkus Guentnerです。Kompaktに所属している以外は過去の経歴など全く不明ですが、Pop Ambientシリーズには毎回収録されております。このアルバムも大半はノンビートのアンビエントで、シュワ〜っと空間を覆い尽くすシンセがずっと鳴り続け、微妙にメロディーが変化してゆく単純極まりない作品です。似た様な音楽だとKompaktのボス・Mike InkのGas名義を思い出しますが、あちら程お堅い作品ではないかもしれません。Markusのアンビエントは木漏れ日に包まれる様な温かみがあり、情緒に富んだ極彩色な景観が非常に美しいです。こう言ったゆっくりとゆっくりと微妙に変化をしてゆく音像は、現実の世界から心を隔離し夢想の世界へと聴く者を導いて安堵の一時をもたらしてくれるのですね。何故かジャーマンアシッドばりばりのミニマルな曲も含まれていますが、これもやはりMike Inkの影響なのでしょうか。あぁ、Mike Ink自身の復活が待ち遠しいですな…

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| TECHNO3 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Jane - Berserker (Paw Tracks:PAW006CD)
Jane-Berserker
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Sigur RosからMum、またはGrainやAoki Takamasaなどロックからテクノまで幅広いアバンギャルドな音楽を送り出すUK屈指のアンダーグラウンドレーベル・FatCat Records。そのFatCatの現在の一押しはどうやらAnimal Collective(amazonに飛びます)と言うバンドらしく、アコースティックでサイケデリックな感覚が人気を博しているそうです。そのAnimal Collectiveのメンバーの内の一人・Panda BearとScott Mouが新たに立ち上げたユニットが、今日紹介するJaneでございます。音楽雑誌でアンビエントの良作として紹介されていたので、試聴もせずに購入に至った訳でございます。Animal Collectiveは聴いた事が無いので比較する事は出来ないのですが、Janeは確かに幽玄系アンビエントで心地良いですな〜。一曲目なんか完璧にKompaktが得意とするガスが立ちこめ視界のぼやけたアンビエントだし、現実と夢想の世界を行き来してしまいます。二曲目は弱いビートが入りながら微かに遠くに聞こえる上物の音が寄せては引いて、なんだか一人でいる寂しさを誘発する様な感じ。三曲目になると不安と不穏に満ちたダークなエレクトロニカ的で、アンビエントなのにバッドトリップさせられてしまいます。ラストの四曲目はノンビート25分の大作なんですが、これは完璧に70年代のジャーマンエクスペリメンタルロックじゃないですか。つまりは初期Ash Ra TempleとかTangerine Dreamの様に瞑想的でありながら狂気に満ちた攻撃性が隠れていて、徐々に神経が鈍ってゆき微睡みの世界に落ちる様なそんな音楽。享楽的なアンビエントではないけれど、中毒性は高くて不快と快楽が同時にやってきます。収録四曲50分のロングトリップ!

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| ETC1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Carl Cox - Second Sign (23rd Century Records:C23009)
Carl Cox-Second Sign
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財布を無くしたせいで当面はお金の工面が面倒だし、免許証やキャッシュカードの再交付などの手続きもあり、また財布が見つかるのを待つかそれともおニューの財布を買うかなど、悩みが溜まっております。しかしそんな時こそ元気を出して、事をやり遂げねばなりませぬ!そんな気持ちを後押ししてくれるパワフルな音楽が、テクノシーンの世界3大DJの一人・Carl Coxのニューアルバムです。DJとしてはかなりアッパーで盛り上がれる素晴らしいアーティストとして認識しているんですけど、彼のオリジナル楽曲は殆ど聴いた事がなかったしそれ程このアルバムには期待してなかったんですよね。しかしですわ、やばいっすねこのアルバムは。一言で言うとお祭りパーティーチェーンの集大成です。かなりイケイケでミーハーな出来なので、僕はこうゆうのは普段なら少々引いてしまうのですが今の落ち込んだ自分にはこれがぴったりです。その派手さを演出したのは豪華なゲスト陣のおかげでしょうか、Norman Cook(Fatboy Slim)、Christian Smith、Josh Wink、Kevin Saunderson、Valentino Kanzyani、Roni Sizeなどバラエティーに富んだアーティストが曲作りに協力しています。4つ打ちを基調に、ビッグビート、ハウス、ハードテクノ、デトロイト、ドラムン、ロック調などを曲毎に取り入れてど派手で必ず盛り上がれる流れを作っています。そうゆう意味ではDJ時の激アッパーな彼の雰囲気がそのままこのCDに反映されているし、曲そのものはしっかりと厚みがあり図太いトラックなので、馬鹿になって何も考えずに身を任せられます。またMIXCD仕立てで全ての曲をミックスしていて、テンションが途切れる事なく最後まで飛ばしまくって痛快ですよ。脂ぎったCoxさんの姿が浮かんでくる様な濃度の濃いアルバムですね。

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Check "Carl Cox"
| TECHNO3 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |