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Jeff Mills - Blue Potential (Nowon Media:NODD-00065)
Jeff Mills-Blue Potential
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「夜空の星と、水面に映る星。この二つを同時に見ることは、相手の目に映る自分を見ることと同じである」

上の言葉は、テクノの魔術師・Jeff Millsが「Blue Potential」の紹介に用いた発言である。「Blue Potential」と名付けられたこのDVDは、2005年に世界遺産であるポン・デュ・ガールの20周年記念行事の際に行われた、Jeff Millsとオーケストラの共演ライブを納めている。Jeffが長年に渡って創り上げてきたテクノトラックをオーケストラが演奏すると言う面白い企画なのだが、これはただ珍しいだけの企画では無いとJeffは断言する。この共演は可能性のただ一部だけであり、音楽の可能性はもっと広がっていて自由なのだ。Jeffが最初に述べた言葉は、地球と他の惑星に関する可能性、強いて言えば人間の可能性を示した言葉である。「Blue Potential」とは「地球の可能性」と言う事を指しているのであろう。

さて、実際にテクノとオーケストラの共演はと言えば、荘厳で厚みのある音を奏でるオーケストラはやはり美しい。Jeffはそれにリズムマシーンを被せてゆく訳だが、普段クラブミュージックを聴く自分には何か変な感じがする。多用されていた電子音を生演奏にアレンジしているので、当然クラブミュージックの圧倒的なまでのグルーヴみたいなのは無い訳で。ただサントラ用に作られた「Entrance To Metropolis」や「Daylight」、またはURの名曲「Amazon」の美しさには息を飲む瞬間もあったりする。オーケストラにはオーケストラの、電子楽器には電子楽器の良い点があるので、これを期に異なるジャンルへの興味が広がれば良いのではないかと思う。成功と思う人もいれば失敗と思う人もいるかもしれない。しかしJeffの行うとする事はいつでも挑戦であり、人類の可能性を模索するパイオニアなのだ。

映像が納められたDVDと一緒に、音楽だけのCDも付いているので是非一度は聴いて見るべし。

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| TECHNO3 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(1) | |
Dan Curtin - We Are The Ones Weve Been Waiting For (Headspace Recordings:HS-019CD)
Dan Curtin-We Are The Ones Weve Been Waiting For
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ここ数年いまいちぱっとしなかったからどうでも良かったんですけど、90年代中期に人気を誇っていたデトロイトフォロワー・Dan Curtinのニューアルバムが6年ぶりに出ました。Peacefrog Recordsからリリースしていた頃は、スピリチュアルでジャズとテクノをハードに混ぜ合わせた様な素晴らしい曲が多かったのですが、近年は余り活動もしてなかったのかな?ちょっとシーンに埋もれていて、危うく忘れかける所でした。しかし久しぶりの新作はベテランらしく、派手ではないもののバランス良くまとめられている作品だと思いました。デトロイトテクノの流れを組んだ流麗なシンセ音を基調に、全体的に丸みのある音で耳への当たりが優しいですね。デトロイト本家の音と言うより、ヨーロッパ産のデトロイトフォロワー的な音でファンキーさは少なく少々薄味ではあります。その分洗練された綺麗目のプロダクションで、落ち着きがあってしっとりしてますな。僕にはFabrice Lig辺りの音がすぐに頭に浮かんできましたよ。復活作としては及第点を差し上げましょう。

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| TECHNO3 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2006/04/15 NAGISA MUSIC FESTIVAL @ お台場野外特設会場
本当は参加してないイベントなのでレポートなんか書く必要ないんだけど、さすがに今回はぶち切れしたのでレポ書く事にしました。安いチケットと色々なアーティストが一同に集結する事で人気のある「渚」。当初は行く気無かったけれど、Jeff Mills@Yellowを飲んでて終電過ごしたせいで行けなかったので、止む無く「渚」に行く事にしたんですわ。で土曜日に前売り券買おうとしたら、どうやら前売り券が売れすぎたせいで、急遽前売り券の発売を中止していたんですよ。前日まで前売り券を販売すると宣伝していたのに、これにはちょっとムッとしたね。しょうがないから当日券目当てで会場に行ったんだけれども、なんだろうね、この混み様は。16時に着いたけれど、すっご〜〜〜〜い長い行列が出来ていてとても一時間待っても入れないじゃないですか。それでも我慢して二時間待ったのだけれども、それでも入れない。列の先頭に行って調べてみると、チケットの売り子が3〜4人しかいないじゃん?万単位で集客するイベントなのに、売り子がそんだけって何なんだよ?去年行った時も入場に一時間以上待たされたのに、それが全然改善されてないなんて。結局入場出来るのが19時近くになりそうだし、それで3500円もチケット代払うなんて逆に割高じゃん?それなら単発でクラブ行った方が全然楽しめるし、待たされるなんて不快感を感じずに済みます。つーことで、二時間待った時点で帰りました。早めに入場していた人はそういった苦労も無く、きっと楽しんでいるので問題はないでしょうが、ちょっと遅めに行っただけで最悪の印象に変わりましたよ。正直「渚」が有名になり過ぎた弊害もあるとは思うね。前はこんなにまで混んでなくて、適度な人数で楽しめるイベントだったんだけどね。有名になる事が、必ずしも良いイベントになる訳じゃないと言う分かりやすい証明でした。来年以降はもう行く事はないかな、「渚」。2〜3時間も待ってまで体験するイベントではないよ。

Jeff Millsだけは聴きたかったけど、それもかないませんでしたので以下のCDでも聴く事にします。

Jeff Mills - Mix-Up Vol.2(過去レビュー)
jeff mills-mixupvol2
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Jeff Mills - Exhibitionist(過去レビュー)
Jeff Mills-Exhibitionist
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| EVENT REPORT1 | 21:00 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Stacey Pullen - DJ-KiCKS (Studio !K7:!K7049CD)
Stacey Pullen-DJ-KiCKS
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デトロイトを代表するDJと言えばJeff Millsなのだろうけど、あれはハードミニマルスタイルであってデトロイトにはもっと色んな側面もあります。僕が秘かに気に入っているデトロイトのDJは、Derrick Mayの最後の愛弟子・Stacey Pullenです。Silent Phase名義でも活躍をして、テクノにファンキーなアフロ魂を注入しデトロイトテクノ第3世代?としても注目を浴びていました。まあしかしあんまり作品数が多くないし、一般的な知名度はそこまで高くないかもしれないです。でもこの人はDJが特に素晴らしくて(生で聴いた事ないけどね…)、以前紹介した「Fabric 14」(過去レビュー)なんか最高ですよ。滑らかに緩やかに、心地良い浮遊感と伴ったハウシーな選曲で最高にイカシテました。では今日紹介する「DJ-KiCKS」はどうかと言うと、またこれも良い感じです。こちらはモロにデトロイト色濃厚なんですが、特にリズムが切れまくってます。体を上下に揺さぶるアフリカンリズムが前面に出て、ファンキー&トライバル!そしてがつがつと攻め上げつつも、デトロイトのソウルが籠もったロマンティックなメロディーを伴った曲が後半には待ち受けています。原始的な踊る欲求を呼び覚ましデトロイトへの哀愁を思い出させるストーリーを作るプレイは、先輩のDerrick Mayに勝るとも劣らないです。一度生で聴きたいDJの一人ですわ、はい。

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| TECHNO3 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jeff Mills - Choice - A Collection Of Classics (Azuli Records:AZCD29)
Jeff Mills-Choice A Collection of Classics
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Jeff Millsの来日は毎年の如く繰り返されているのですが、今週遂に初のYELLOWでのプレイが実現される事になりました。近年はWOMBでのプレイばかりで微妙な感じが多々あったのですが、YELLOWでのプレイじゃ期待せずにはいられません。コンセプトも珍しく「人生で影響を受けた音楽をすべてプレイする」との事。またJeff本人は未だに「ダンス・ミュージックのレコードを作るときのインスピレーションは、だいたいディスコから得る」と発言している事もあり、いつものハードミニマルスタイル以上の物を見せつける可能性もあります。と言う事はディスコクラシックやヒップホップ、ハウスやテクノなど色々プレイするのかもしれないですね。そんなJeffのルーツを探るCDが、彼自身が選曲した2枚組で出ております。1枚目はいわゆるクラシックと呼ばれるそうなディスコ物ですが、全然知らないアーティストばかりだぁ。と思ったら、Teddy PendergrassとかChas Jankelの曲はCMでも時々耳にするな。しかしこうゆうオールディーな曲は聴かないので、Jeffが選曲と言われてもどうすりゃいいねんって感じですな。2枚目の方は、TelexやBlake Baxter、Silent Phase、Joey Beltramなんかも収録されてテクノ色が強くなってくるので聴きやすいですな。それでもやはり古くて懐かしい曲が多く、電子音楽の夜明け、創世記みたいな感じを受けます。あくまでルーツを探る選曲だからやっぱり懐かしいのは当然だし、Jeffの全てを知り尽くしたいなんてマニアは聴いてみてはいかがでしょうか。

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| ETC1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |