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Global Communication - Fabric 26 (Fabric Records:FABRIC51)
Global Communication-Fabric 26
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90年代においてアンビエントテクノは時代を謳歌し、確実に最良の瞬間がありました。その当時活躍していたのはThe OrbやKLF、The Irresistible Force、そしてこのGlobal Communication(以下GC)で、彼らこそアンビエントテクノの代表者と言っても過言ではないでしょう。GCはTroublemanとしても活躍するMark PritchardとTom Middletonから成るユニットなのですが、近年は全く活動をしてなかったので解散したと思っていました。ところがなんとFabricシリーズにGC名義で参加が決まってびっくりです。もちろんMarkとTomの二人によるミックスではありますが、更にびっくりなのは全然アンビエントテクノでは無い事。Tomは元々クロスオーヴァーなプレイをするのを聴いていたので違和感は無いのですが、GC名義でもダウンテンポ、トリップホップ、テクノ、ハウスとごちゃまぜでこれはGCファンには確実に物議を醸し出すプレイかもしれません。しかし個人的には序盤のダウンテンポでけだるいスモーカーズサウンドから、徐々にジャジーでスイングする展開になり、盛り上げ気味にテックハウスのクールな4つ打ちに移行する流れが素晴らしかったです。前半のダウンテンポには最初は戸惑うかもしれませんが、後半への布石と考えるとこれはこれで良いのかなと。後半はやはりテクノのユニットらしく、エレクトロニックな洗練された音でまとめて良い感じで締めましたね。またFabricシリーズに名作が加わりました。全編アンビエントなプレイも聴いてみたいと言う欲望もありますが、それはまたいつか。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Mogwai - Mr. Beast (PIAS Recordings:PIASX062CDLTD)
Mogwai-Mr Beast
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UKが世界に誇る轟音ギターバンド・Mogwaiの3年ぶりの新作が登場。普段クラブミュージックばかり紹介していますが、こんな僕も昔はロックばかり聴いていました。90年代のUKロックは僕にとっての青春でありましたが、途中からクラブミュージックに嗜好がシフト。な訳で最近聴いているロックは、90年代から聴いているベテランばかりで新規開拓はありません。こんな事言うと懐古主義者とか言われそうだけど、やっぱり面白いアーティストは90年代の方が多いと思うな。Mogwaiも初期はかの伝説的なMy Bloody Valentineフォロワーだったかもしれないけれど、今では立派に存在感溢れる素晴らしいバンドに成長したと思います。今作は特に分かり易いポップなメロディーが強調されて、重厚で荘厳なギターとメランコリックなピアノのアンサンブルが最高のハーモニーを奏でます。特に轟音ギターはただ五月蠅いだけでなく、狂おしくも美しい雄叫びをあげて空気を震撼させます。なんか90年代のグランジロックのギター音にも近いものを感じますが、懐かしいだけでなく身体にびりびりくる何かがありますね。テンポもゆったりめで馬鹿騒ぎするのではなく、お酒でもちびちび飲みながら鑑賞出来る味わい深いロックだと思います。自分、歳喰ったんかなぁ…いやいや、皆様もドラマチックに盛り上がる狂想曲に酔いしれて下さい。

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| ETC1 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(1) | |
Joi - Con Carino (Teichiku Entertainment:TECI-1028)
Joi-Con Carino
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前回「胸キュンハウス」なるものを紹介してしまったので、今回もムード満点のハウスを紹介しましょう。Joiは余り名は知られていないでしょうが、BlazeのKevin Hedgeが社長をしているWest End Recordsから作品をリリースしたり、Joe Claussellがリミックスをしたり、MISIAに楽曲提供をしたり、意外な所で活躍している日本人アーティストです。有名なDJもJoiの曲は回したりしているそうで、Ron TrentやDanny Krivitらもその中に含まれているそうです。さてこのアルバムなんですが、スパニッシュなハウスとイビザ的なチルアウトが半々な作品で、男でもうっとりと彼の魅力に落ちてしまいそうな心地良さがあります。ハウスの曲ではからっと乾いたギターカッティングが哀愁を漂わせ、幽玄なシンセが幻想的な世界を創っています。Joe Claussellがリミックスを引き受けたりするのも分かる様なハウスで、スピリチュアルハウス路線と言っても過言ではないかも。またチルアウトの楽曲は、微睡みに落ちていくアンビエントテイストが強く、イビザの美しく享楽的な風景が浮かんできます。「Sueno Del Sol」は最もその傾向が強く、神秘的なJoiのファルセットボイスとバイオリンの美しい旋律の絡みが最高ですね。アルバムの最後は、ボーナストラックでJoe Claussellリミックスを収録。相変わらずのチャカボコなパーカションとアコギが多用されて、スピリチュアルハウス全開の気合いの一曲です。

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| HOUSE2 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Joyride (Village Again:VIA-0026)
Joyride
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まずコンセプトが「胸キュンハウス」、これは何とかならないもんかね(笑)そんなコンセプト聞かされた日には、一体なんて反応すれば良いんでしょうか。とにもかくにも巷ではそんな「胸キュンハウス」が流行ったらしい。そんなコンセプトを聞けばCDを聴かずして、内容もだいたいは想像がつくんじゃないでしょうか。ラブリーでちょっとセンチメンタルに、うっとりとスムースなハウスがてんこ盛り。クラブで聴いても勿論、お家でカップルでラブラブしながら聴いたり、静かな夜に一人で聴くのにもお勧めなコンピレーション。女性二人がコンパイル(監修はKyoto Jazz Massiveの沖野修也)しているせいもあってか、女性のしなやかさや柔軟さが現れているかなと思いました。大ヒット曲「FIND A WAY」や「FADE」がCDで聴けるのは素晴らしいの一言だし、遊び心に溢れたHerbertの「The Audience」のファニー加減も相変わらず。強いて言えば強烈なインパクトが残らなかったのですが、それも優しい曲を集めたせいかもしれないですね。ハウスの入門編としても、充分過ぎる一枚です。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Little Big Bee - Waterman (Flower Records:FLRC-043)
Little Big Bee-Waterman
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純国産のハウスはなかなか売れないらしい。そんな話が、ライナーノーツにレコードバイヤーとしての見方で葛藤と共に書いてあった。確かにハウスと言えばやはりUS産やUK産が多く、僕も実際に海外のアーティストをよく聴いている。しかしここに純国産の素晴らしいハウス作品が届いた。Flower Recordsを主宰する高宮永徹率いるLittle Big Beeの1stアルバムだ。レーベルの紹介では「極東の音職人が放つ享楽的なエレクトリック・ソウルミュージック」との事。コンセプトや理論を掲げる作品も多い中、徹底的に気持ち良さを先行した快楽的なハウス。本能に直接作用するその享楽的な音楽は、ハウスの心地良さそのもの。どこかでも透き通る純水の様な透明感は、突き抜ける爽やかさや清涼感があり、体の隅々まで染み渡り身も心も透明にしてくれる。水の上をぷかぷかと漂流する様な浮遊感のある曲や、水しぶきが弾ける様にパッション溢れる曲、激流の荒々しさを帯びたアップテンポな曲があり、「Waterman」と言うタイトルが相応しい気がしてきた。US産の真っ黒なもソウルも無くUK産の小洒落たセンスも無く、しかしここには日本が誇る綺麗なハウスがある。考える事は必要なく、身を任せられる享楽的なハウスがある。

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| HOUSE2 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |