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Chris Clark - Clarence Park (Warp Records:WARPCD86)
Chris Clark-Clarence Park
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Aphex Twinを紹介したならばこいつも紹介しておかないといけない。Aphexと同じWarp Recordsから衝撃のデビューを飾った、ポストAphex Twin的なChris Clark。事前情報も全くなくいきなりWarpからデビューを飾り、多くのテクノリスナーを虜にしたサウンドとは一体。Aphexの血を濃く受け継いだいびつなブレイクビーツと擦り切れんばかりのざらついたノイズ音は、病んでいる精神世界の様でもあるが整然と組み立てられ理知的な感じが強い。また壊れかけのオモチャの如く朽ち果てながらも、時折見せるノスタルジックなメロディはBoards Of Canadaの世界観とも共振している。子供の頃の何か懐かしさが心に浮かび上がりほっとするのは、Chris Clarkの愉快な遊び心のせいか果ては狂った感性なのか。後追い的な音ではあるのだが、それでも楽曲一つ一つのクオリティーは文句の付けようの無い出来だ。そう言えば、ジャケットの赤目の子供がちょっと怖い。何とも不穏なアルバムだ。

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| TECHNO3 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
AFX - Analogue Bubblebath 3 (Rephlex:CAT008CD)
AFX-Analogue Bubblebath 3
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Aphex TwinことRichard D Jamesは最低だ、糞野郎で狂ってて、いっちゃっている。まあ色々な虚言癖があるけれど、多分それはマスメディアを小馬鹿にする為に演じてる部分も大きいんだろうけど。それにしたってここまでマスメディアやファンを騒がせ、度肝を抜き、ネタの尽きないテクノアーティストは彼の前にも後にも彼以外いないんじゃないかな。「Chosen Lords」への布石となったであろうこの「Analogue Bubblebath 3」は、なんと13年前の1993年作なんだけどこの時点から既に尋常じゃないね。ハードでメタリックなリズムが無造作に並べられて、異様かつ奇妙なアシッドな音色が絡み付き、もはやテクノとかそんな言葉で表現出来ない電子音楽化しているのだよ。正直ここまで奇抜で不愉快な音には彼の悪意さえ感じるのだけれども、何だろうね、結局僕らはAphex Twinの奴隷になってしまっているんだよね。彼の悪意の側面には子供の様な無邪気さも見え隠れし、トラック1、6、8辺りにはエンドルフィンを触発する快楽がどくどくと吹き出して来ているね。彼の対極的な2面があるからこそより彼の魅力が輝くのだろうけど、なんかそれも彼の演技の内なんじゃないかとは思う。彼の一番の力と言うのは、実はメディアへの宣伝の仕方だったのかもしれないな。勿論、音楽そのものの素晴らしさがあってこそ、ここまでの名声と評価を得たのは言うまでもないでしょうがね。

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| TECHNO3 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
AFX - Chosen Lords (Rephlex:CAT173CD)
AFX-Chosen Lords
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去年の明けからAphex Twinが「Analord」シリーズなるものを立て続けに11枚のEPでリリースしたのですが、その頃からCD化されるんじゃないかと噂されていました。でやっぱり予想通りシリーズから10曲がChosen(選ばれて)されて、CD化されちゃいました。僕は11枚のシリーズは全部持っているのですが、EPは聴くのが面倒で余り聴いてなかったのでCD化は大賛成です。今回の「Analord」シリーズですがその名前の通り(Analog Lord=アナログ支配者)、アナログ機材を中心に作られた曲が納められています。今まで豊かな創造性と狂った感性で新しい音楽を創造してきたAphex Twinをしてもやはり限界はあるのか、「Anaload」は一昔前の彼に戻ったアシッドトラックばかりが並んでいますね。もっと言ってしまえば「Analogue Bubblebath」シリーズの一つと言われても気付かないかもしれません。不穏なアシッドサウンドで聴く者を不愉快にさせる様な音ですが、そんな視聴者の反応をAphex Twinがニヤリと笑いながら堪能していそうです。原点回帰で特に新機軸はないものの、アナログ音源だけで作ったおかげかチープな音に味があって好きな人は心底好きになりそうです。それに一聴してAphex Twinの音楽だと分かるオリジナリティーは、やはり彼の類い希なる才能の賜物ですね。

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| TECHNO3 | 20:00 | comments(3) | trackbacks(1) | |
Plaid - Not For Threes (Warp Records:WARPCD54)
Plaid-Not for Threes
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昨日紹介したPlaidの1stアルバムのタイトルは「Not For Threes」。いやはや何とも凄いタイトルを付けていますね。元The Black Dogの二人組・Plaidの、The Black Dogに残った一人に対する当て付けとして思えませんが。それでも内容はやっぱり素晴らしいPlaidでありまして、1stアルバムと言う事でまだ初々さもあって結構デトロイトテクノ寄りの音だとは思います。これ以降はヒップホップ色を強めに出したりする様になるのに比べて、まだまだオリジナルデトロイトを継承しそれにブレイクビーツ載っけましたって感じが単純に好きです。今更これを聴いても衝撃も感動も無いけれど、当時聴いたならば前衛的なテクノだって感じたかもしれないですね。Aphex Twinのブレイクビーツ路線にも近い雰囲気があるし、メランコリックなメロディーとアナログ的な安っぽいサウンドで懐かしさ満載です。Black Dogに比べるとPlaidの方が楽観的で明るいのは、単純にメンバーの性格なんでしょうかね。Black Dogも現在では完全復活してるので、是非お互い競い合って頂きたいですね。

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| TECHNO3 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Plaid - Parts in the Post (Peacefrog Records:PFG030CD)
Plaid-Parts in the Post
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5月26日にageHaでWarp Recordsのショウケースイベントが行われるんですけど、その際にWarp Recordsの中心的ユニットの一つ、Plaid(EX.The Black Dog)も出演するんですよねー。Warp Recordsと言えばかつてはUK屈指のテクノレーベルで革新的なアーティストばかりが集まっていたヤバイレーベルなんですが、最近はロックやヒップホップ方面でも面白いアーティストを発掘したりして、時代を捕まえる嗅覚をいつでも持っているんですね。その中でもThe Black Dog時代の彼らは、UKからデトロイトへの回答とでも言えるAI(Artificial Intelligence)シリーズの一旦を担い、特に「Bytes」(過去レビュー)はAIシリーズの中でも最高傑作とも思える作品です。残念な事にメンバーが仲違いし、その内の二人がこのPlaidを結成した訳でありますな。Plaidとなってからの彼らはAIシリーズのインテリジェンスな面を保ちつつも、ヒップホップやブレイクビーツなどの側面も強く打ち出してきて、Warp Recordsの雑食性をそのまま表現してるかの様でしたね。デトロイトのソウルフルな感情をブレイクビーツに載っけてしまったり、より深化した知性的で精密なテクノを打ち出したり、どんどん多様性が増して来てるのではないでしょうか。そんな彼らのある意味裏ベストと言えるのが、このリミックス作品集です。有名所のリミックスから全然知らないアーティストのリミックスまで、ざっくばらんに彼らの多様性がそのまま詰まっています。個人的には教授の「Riot In Lagos」が聴けただけでも満足ですがね。

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| TECHNO3 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |