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Massive Attack - Collected (東芝EMI:TOCP66554・55)
Massive Attack-Collected
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深遠なるブリストルからの使者、Massive Attackのベスト盤が登場。ダブやレゲエ、ヒップホップなどをルーツに、煙たくじめじめと粘りけのあるブリストル系と言うジャンルを確立したMassive Attackの功績は周知の通りで、今でも唯一無二の先駆者として人気を博しています。活動歴15年ながらもアルバムは4枚と寡黙な方達ではありますが、その分駄作は決して作りません。しかしその4枚の変遷を辿ってみると彼らなりの変化もあるようで、初期の「Safe from harm」、「Karmacoma」「Sly」などははまだヒップホップ色が強めで、いかにもブラックミュージックからの流れである事を感じさせます。初期の大傑作「Unfinished sympathy」はオーケストラを取り入れた異色ながらも泣きの一曲です。3RDアルバムではかなりロック色を強めて、ギターがぐぉ〜んと唸りを上げています。彼らの中でも一番危険な香りのする廃退的サウンドで、「Angel」、「Risingson」辺りがそうですね。「Teadrop」は廃退的でありながら、闇の中に徐々に光が差し込む至高の一曲ですね。で4THアルバムの前にメンバーの一人が脱退、その上4THアルバムは残った二人の内の一人で作られたアルバムと言う事で、かなりパーソナルな出来となってしまいました(賛否両論でしたね)。「What your soul sings」、「Butterfly caught」などを聴いて貰うと音の違いが分かるかと思います。黒い粘り気が無くなり、逆に神々しくエレクトロニカを取り入れたような電子音楽化してしまいました。ん〜これには僕は理解に苦しむ物があって、彼らの評価を著しく下げてしまいましたね。そして現在の最新曲「Live with me」は、電子音楽とヒップホップの中間と言う感じ。ストリングスも取り入れ美しくも壊れやすい繊細さを感じさせますが、まだ模索段階と言った所でしょうか。とまあベスト盤の紹介をしましたが、アルバム全部持ってる自分はベスト盤なんかいらん!実は限定盤のボーナスディスクが欲しかっただけ。こっちにはレアトラックや未発表曲、ライブ音源を収録しているんですわ。Madonnaとのコラボなんかもあって、結構充実してまっせ。

どうせ買うならボーナスディスク付きの限定盤がお勧めですが、US限定盤は更に豪華でデュアルディスク仕様でCD+DVDになっています。DVDにはなんとプロモビデオが入っているとの事。アマゾンの説明だとリージョンフリーっぽいので、日本盤を買わずにUS盤を待っても損はないかも。

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| ETC1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Susumu Yokota - Wonder Waltz (Skintone:STR-11)
Susumu Yokota-Wonder Waltz
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日本のテクノ黎明期を支えた一人でもある横田進の最新作は、なんとワルツがテーマです。今までテクノ、ハウス、アシッド、アンビエント、ディスコ、エクスペリメンタルと数多くの挑戦をしてきましたが、誰がワルツをやるなんて想像出来たでしょうか?思えば遥か遠くまで来てしまった彼ですが、まだまだ歩みを止めない彼の意欲には敬意さえ感じられます。しかしワルツって3拍子ですよ?前評判ではどんな音楽なんだろうと期待と不安の両方の気持ちでしたが、実際に聴いてみるとこれが意外と馴染んじゃってるなと感じました。ハウスの4拍子が3拍子になっただけで特に違和感も無く、その上「Symbol」(過去レビュー)の様にクラシック的な優雅さを備えています。そう、生演奏をかなり取り入れているであろう柔らかい音色は、優しくもエレガンスで高貴な時間を堪能させれくれます。しかし面白おかしく摩訶不思議な音楽ですが、実験的な事をする為だけの作品では無いと思います。普通これだけ作風が変わってくると尻軽な目で見られがちですが、彼の場合は純水に音楽を愛するが故の変化として感じられて、ある特定のジャンルだけではアイデアが収まりきらないのでしょう。しかし次は一体どんな音楽をやるんでしょうか、今から楽しみですね。ジャケットは相変わらず自身で撮っているようですが、秀逸の一言。

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| ETC1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(4) | |
Trackheadz (NRK Sound Divison:NRKCD021)
Trackheadz
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この前Nick HolderのDJを聴きに行ったけれど、そんなに混んでなかったし人気ないみたいですね。ハウスを聴く者ならばアンセムの一つとして知っているであろう「Summer Daze」が代表曲だけど、逆にそれ以外はそんなに派手じゃないって言うか渋いディープハウスが多いし知名度はいまいちかも。でもカナダから彼の様なディープハウサーが出てくる事は稀で、その上活動歴15年以程のベテランさんって事で意外としぶとく生き残っている事は実力がある証拠でしょう。そんな彼の最新作はTrackheadz名義でのアルバムです。今作は今までよりは陽気でラテンフレイバー一杯な、ブラジリアンハウスです。軽快にポコポコと叩かれるパーカッションは、空気を明るく一変させ太陽の燦々と照る南国気分を感じさせます。メロディーラインは相変わらず郷愁を帯びたシンセ使いを見せつけ、その上今作はストリングスが効果的に使われたりもします。特に「Our Music」はまるでPepe Bradockの「Deep Burnt」を思わせる不気味かつ流麗なストリングスが入っていて、不安を煽りつつも妖艶さを抱かせます。全体的には突出した作品ではなくてもいつも通りの郷愁溢れ空気感に満ちた作風で、安心して聴けるアルバムですね。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Nightmares on Wax - Smokers Delight (Warp Records:WARPCD36)
Nightmares on Wax-Smokers Delight
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わざわざ新作「In a Space Outta Sound」が出ているのにこの旧譜を紹介するのは、たまたま新作に合わせてリイシューされるからでございます(お金が無くて新作が買えないのよ〜ん)。UK屈指のエレクトロニックレーベル:Warp Recordsにおいてダウンテンポ面の先駆者、Nightmares on Waxの大傑作がこいつじゃ!とは言ったものの、実はそこまで聴き込んでないんですがね。一般的にはトリップホップの名盤らしく、そのタイトル通り煙たいもくもくとしたトリッピーな雰囲気がクゥゥ〜〜ルッ!!決して明るくハッピーな音ではないし、むしろ微妙に陰鬱でじめじめとした音ながらも決して退屈な感じはしないですね。ヒップホップに影響を受けつつもインストで、切れのあるファンクネス、微熱を帯びたソウルフルな空気がもくもくと充満しています。小気味良いエレピの音やシャープなギターカッティングは、ブラックミュージックの黒さを感じさせるし、粘りけのある漆黒のグルーヴは一度絡みついたら簡単には逃れられないですね。ジャジーだと感じる人もいればヒップホップだと感じる人もいるかもしれないし、ファンクやレアグルーヴだと思う人もいるかもしれない良い混ざり具合です。こうゆうのがWarpから出るのも意外な気がするけれど、Warpってそんなレーベルなんです。とにもかくにも葉っぱとか吸いながら聴くと、快適に過ごせそうな(あくまで)イメージの音楽ですね。

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| ETC1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Nite Grooves Essentials (Delfi Sound:MDMA-001 )
Kerri Chandler-Nite Grooves Essentials
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ケリーさん、ちょっとお顔が近すぎやしないかい…?そんな目でこちらを見つめないでおくれよ。とジャケットのセンスは悪いが、マッドなディープハウスを作らせたら右に出る者はいないケリーチャンドラーのベストアルバムです。「Bar A Thym」の大ヒットでハウスシーンのみならず、テクノやプログレッシブハウスの方面でも注目を浴びたとか。ハウスって言うとテクノに比べて軟弱に感じたりする人もいるかもしれないけど、ケリーのトラックはリアルでぶっとい。やはりその図太さの元は貪欲に最新技術を取り入れた楽器を使用するおかげで、生っぽい音よりは比較的硬質な音を多用しているように思える。かといってそこにハウスの醍醐味であるソウルフルな心が失われている事もなく、むしろ彼が創り出す音楽は煮えたぎる情熱と深い陶酔感を持ち合わせている。何度か聴けば彼の音はすぐに分かるような特徴がしっかりとあって、覚醒的なシンセはプログレ方面で、図太いトラックはテクノ方面で受け入れられた要因なのではないか。アフロ、トライバル、ディープなどのハウスを一気に飲み込み、ただのハウスに留まらない作品を創り上げるケリーは本物。もう彼の作風は完璧に出来上がっていて、これ以上リミックスなんて必要ないじゃないかと思わせる出来だ。そしてこのアルバムはディープハウスの指標となるべき一枚として、確実に重宝するベストアルバムだ。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(5) | trackbacks(0) | |