Leftfield - Rhythm & Stealth (Columbia Records:CK68529)
Leftfield-Rhythm & Stealth
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7月下旬にシスコアルタに訪れるとラストセールの最後の最後なので、異様にCDが安かった。アルバムが500円とかで買えた訳なんですよ、はい。で、このアルバムは今までCDRでしか持ってなかったから、安いなら買っちゃえ〜と勢いで購入。久しぶりに聴いたんだけど、ダークはダーク、暗黒エレクトロ+ミニマルテクノって感じの痺れまくりな一枚ですな。名盤の1STアルバムから想像だに出来なかった変化を遂げた、2NDアルバムにしてラストアルバム。1STアルバムはイビザ的な高揚感と開放感に溢れたプログレッシブサウンドって感じで、派手で弾けてて一般的に受ける様なメジャーな音だったと思います。しかしこのアルバムはどうよ?1STアルバムの様なのを期待してた人の半分以上を裏切ったんじゃないのかな。実は僕もそんな人でありまして、当初は全然好きじゃなかったんだけど…いつのまにかハードなトラックにすっかりはまっていましたね。ダブの重心にヒップホップなリズム、ミニマルなテクノが融合しごっつい硬めのトラックがびっしり。ただハードミニマル勢のアーティストが出す音とはまた微妙に違って、それはやはり黒さを感じる所なのかもしれない。硬めのトラックの間には、ダウンテンポでチルな落ち着いた曲も挟まっていて、アルバムとしてもバラエティに富んで飽きる事が無い。余りにも1STからのからの変化が大きいけれど、この変化は想像以上に素晴らしくまじかっけぇぇぇ!爆音で聴いたら発狂しそうだね。

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| TECHNO2 | 22:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Ron Trent - Abstract Afro Journey (King Street Sounds:KCD-238)
Ron Trent-Abstract Afro Journey
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実は昨日Ron Trentが来日していました。以前Yellowでそのプレイを体験し、深い世界観とアフロトライバルな音に陶酔しておりました。そんなクラブでのプレイをこのMIXCDでも聴く事が出来ます。今までKing Street Soundsは「Abstract Afro Lounge」「Abstract Laten Lounge」「Abstract Jazz Lounge」と言ったコンピレーションアルバムを送り出していましたが、遂に今作ではクラブプレイをそのままCD化する事になったのです。RonのMIXCDは今までどれも外した事が無くどれも素晴らしいのですが、今作はその中で一番トライバル感が強いと思います。彼のプレイから打ち鳴らされるパーカッションは野性味溢れる躍動感があり、都会から遠く離れた神秘の森が目の前に広がってきます。そしてそこに古くから住む先住民が夜な夜なお祭りをしているような熱狂、興奮が伝わって来る様です。このどっしりと重く大地に根ざしたリズムは、都会の人間が忘れた人間の本能を呼び起こす物です。またリズム中心な選曲に思われがちかもしれないが、Ronはアトモスフェリックなプレイも得意とし、スピリチュアルでアンビエンスなメロディーも入ってくるのでうっとりと気持ち良くなれます。まるで母なる大地と無限の空を行き来する様なグレイトジャーニー。あぁ、これこそ「Abstract Afro Journey」なる由来だったのかと聴き終わった後には、安堵の気持ちが呼び起こされます。ディープかつアフロトライバルなMIXCDでは、真っ先にお勧め出来る一枚でした。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Kaoru Inoue - The Dancer (Seeds And Ground:SAGCD007)
Kaoru Inoue-The Dancer
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凄い凄い凄い凄い、井上薫がChari Chari名義を捨てて遂に本名名義で新作をリリース。そしてタイトルは何と「The Dancer」、つまり踊る人。今までももちろん踊れる音楽ではあったけれども、今作のそのパワーは今までの比ではない。圧倒的なまでの肉体感溢れるグルーヴに、大地と鼓動するパーカッション、そしてみぞおちに来る分厚く音圧のあるベース。またAURORA(曲ではなくユニットの方)でパートナーを組む小島大介のギターは咆哮する。全てが踊るために用意されたとしか思えない。ここまで「踊る」と言う行為が前面に出たのは、やはりクラブでの「踊る」と言う行為を促すDJプレイのたまものなのだろう。今までにあった期待を見事にぶち壊し殻を破り、新生井上薫のダンスミュージックがここにある。もちろん今までの彼の作風が失われているかと言うとそうでもなく、相変わらずアジアンミュージックを吸収したチルアウトなテイストも健在。前半で踊りに踊りまくった後は、後半でバレアリックな身も心も癒してくれる一時が存在する。しかし忘れてはいけない。人間の本能である「踊る」と言う行為を呼び起こすパワーが、このアルバムには存在する。太古から続く儀式や祭りに於いての「踊る」と言う行為。これはクラブと言う場所に於いても、人間の本能を表現する行為である。このアルバムを聴いて踊れない人はいないと思う。ハウスだとかクロスオーバー云々の前に、今年一番のダンスミュージックだと宣言させて頂きたい。今これを聴かないで他に何を聴く?神々しいまでの音楽にひれ伏す…のではなく、身を委ねて踊るのだ!

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| HOUSE1 | 23:55 | comments(2) | trackbacks(3) | |
Southport Weekender Vol.3 (SuSU:SUALBCD11)
Southport Weekender Vol.3
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Joey Negro、Miguel Migs、Giles Petersonが担当した「Southport Weekender」、Blaze、Joe Claussellが担当した「Southport Weekender Vol.2」、そして三作目は何とDimitri From Paris、Jazzie B、Quentin Harrisの異色の組み合わせ。つうか3枚もあって一通り聴くだけでもお腹イパーイです。喜ばしいシリーズではあるが、ほんとファン泣かせなシリーズでもありますね。Dimitriは予想通りなディスコ系でとにかく弾けています。Quentinはムーディーな典型的NYハウス。個人的に一番気に入ったのが、Jazzie Bのソウル・ファンク系のMIX。基本的にはハウス系のMIXCDなのである程度スムースな選曲ではあるけれど、腰に来るリズムと艶めかしいファンキーさがツボです。ダウンテンポ〜アッパーまで自在に展開を広げて、終わりまで休む暇もなく楽しめますね。他の二人はセオリー通りのハウスとは別に、こうやって異色なMIXがあると逆に新鮮さが際立ちます。また三者三様の味があるので、自分の好みの一枚って言うのが必ずあるのではないでしょうか。全て聴く時は気合いを入れて聴きましょう。

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| HOUSE1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
COM.A - My Way〜singles and remixes collection (ROMZ:rmz-012)
COM.A-My Way〜singles and remixes
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Rom=Pariの弟の方がCOM.A。コーマと読みますがコーマンコーマンと呼んであげた方が似つかわしい。このアルバムはTigerbeat6(Kid 606主宰)やFat CatからリリースされたEPや、コンピレーション提供曲、新曲、そしてリミックス曲を集めた物です。が、普通のオリジナルアルバムの様に統一感があり、違和感が全く無いのが不思議な所。Joseph Nothingに比べるとビートが強めで、同じAphex Twinチルドレンでもむしろハードでメタリックだった作品の頃のAphex Twinに近い。つんのめる様な音数多めの硬めのリズムに、ピコピコなレトロコンピューターちっくなシンセが乗っかり、相変わらず新鮮なんだか古いんだか微妙な時代感。しかし周りの全てをぶち壊す様な勢いはパンク魂を感じずにはいられない。Rom=Pariにもあったパンク感と言うのは、COM.Aが持ち合わせていたのだとこのアルバムを聴いて確信した。お笑いの為の悪戯とテクノのオタク感と下ネタを、めちゃくちゃにシャッフルした変態テクノ。ふざけてる様な音に聞こえるけど、かなりテクノしている。

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| TECHNO2 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |