Joseph Nothing - Dummy Variations (ROMZ:rmz-005)
Joseph Nothing-Dummy Variations
Amazonで詳しく見る

Rom=Pariの兄貴の方がJoseph Nothing。エレクトロニカが流行った頃に早速購入して随分はまったものでした。元々はMike Paradinasが立ち上げたPlanet Muからリリースされていましたが、その後ROMZから新たに発売される事に。Rom=Pariの片割れと言う事で破天荒かつチープなテクノ?は健在、子供がオモチャ箱をひっくり返し脳天気に遊んでいる姿が浮かんできます。音的にはもろにドリルンベースやってた頃のAphex Twinの影響受けまくり。かといって物真似的なイメージより、もっとぐちゃぐちゃに壊れてやりたい事をやって楽しんでいる気持ちの良さが伝わってきます。安っぽいストリングスの音やださめの声、外国から見た感じの勘違い和風メロディーなどとてもIDM全盛の音ではないけれど、何故か当時の印象はかなりでかかったです。今でもCOM.Aと共に精力的にインデペンデントな活動を行っていて、これからも期待の出来るアーティストです。エレクトロニカが一番楽しかった頃の思い出。

試聴

Check "Joseph Nothing"
| TECHNO2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Rom=Pari - View (Beat Records: BRC-13)
Rom=Pari-View
Amazonで詳しく見る

KID 606の紹介の時にも出て来たJoseph NothingやCOM.A。実はこの二人兄弟の関係であり、Joseph Nothing=兄とCOM.A=弟となっている。そしてなんとなんと元々は伝説のRom=Pariとして一緒に活動していたのである。数年前にエレクトロニカが大ブームになった頃、Rom=Pariの存在に僕は気付いたのだがそれよりも更に前に彼らはこのアルバムを出していたのだ。アルバムの帯にはこう書いてある。「ひずんだ音、ゆがんだ人格、そして偏執愛。時に甘く切ない、悪夢の様な物語。INDUSTRIAL?DEATH?それともFANTASY?!!!」もうこれだけで他に説明の余地はいらないとさえ思う。とにかく壊れているのだ。これは和製Aphex Twinとも言えるかもしれない。ハチャメチャなまでのドリルンベースに、メタリックで強烈な金属音がこれでもかと打ち鳴らされる。そして余りにもチープなシンセ音が愛らしくビロビロと導入され、現実と虚構の世界に飛ばされてしまうのだ。何故にここまで破壊的であるのだろうか?痛快で破滅的でテクノ版パンクとも言えるかもしれない。妄想じみた狂気の天才とも言えるかもしれない。しかし、しかしである。凶暴な暴力の裏には、最大まで膨れあがった愛がある。愛するが故の暴力なのか?狂っている、もはや常人ではついて行けないかもしれない・・・なんて事も無く、音楽を真面目に愛するが故の笑いと美意識に溢れた、早過ぎたエレクトロニカ。ジャケット見ればだいたい音も想像付くかと…。

Check "Rom=Pari"
| TECHNO2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kid 606 - Resillence (Romz:rmz-018)
Kid 606-Resilleence
Amazonで詳しく見る(日本盤)
 Amazonで詳しく見る(US盤)
いつしか日本のめちゃくちゃなレーベル、ROMZと手を結んでいるKID 606。ROMZと言えばJoseph NothingCOM.A(コーマ)などもリリースし、狂気と笑いに溢れたエレクトロニカ(だけではないが)を得意とするレーベルであります。これは確かにKID 606と共振するのも成るほどだなと思ってはいました。と言うのもKID 606はブレイクコア、ラガ、エレクトロニカ、テクノなどを破壊的なまでに壊しては再構成を行い、破天荒なサンプリングをしまくり、めちゃくちゃな音楽活動を続けていたからです。しかしKID 606には一時期、生真面目なクリックハウスアルバムをMille Plateauxから出していた頃があり、個人的にはそのアルバムが大好きだった訳です。最近はそんな面も見られなくなっていたけれど、今作ではそんな雰囲気が復活しています。知的で崇高な面は無いものの、逆に人間味溢れる優しい空気に溢れ見違えるようです。レゲエやダブをアンビエントバージョンで展開する様なダウナーでありつつも、アトモスフェリックな心地良い空間。破壊的なまでの狂気はどこへやら、ノスタルジーとラブリーな空気で一杯です。本人にどういった心境の変化があったかは分からないけれども、世界との隔絶を望んでいた音楽とは全く逆の親和性を保持する優しい音楽。破天荒な音楽活動に疲れ、本人にも癒しの時間が必要だったのでしょうか?本人曰く「現在までの最高傑作」だそうです。

試聴

Check "Kid 606"
| TECHNO2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ian Pooley - Excursions (Obsessive:EVSCD35)
Ian Pooley-Excursions
Amazonで詳しく見る

昨日Ian Pooleyの最新MIXCDを紹介したので、今日は過去のMIXCDを紹介。こちらはクラシック満載でデトロイトオタが喜ぶ様な曲が多く、テクノ、ハウス好きのどちらにも納得出来るMIXだと思います。し、しかしである…。ジャケットのプーリーのデブ顔のアップは何とかならないのかね?これは酷い、酷すぎる。ナルシストにしたってセンスなさ過ぎ。ま、それはご愛嬌、内容は充分に満足出来るから許してやって欲しい。Satoshi Tomiieの「Tears」やRon Trent & Chez Damierのハウス、R-Tyme、Maurizio、Carl Craigのデトロイト系、そしてアンビエントハウスの名曲「Sueno Latino」などとにかく盛り上がる曲が満載。かといって派手な構成かと言うとそうではなく、むしろ真夜中に一人でしっとり聴き入る様な緩めのムーディーなMIXとなっている。柔らかいベッドに身を埋めながら何も考えずに体を休める。BGMは疲れた心と身をほぐすかの様に、優しく浸透してゆく。ほわぁ〜、気持ち良いよぅ〜…徐々に眠りに落ちていく様だ。切れのある曲やバスドラの利いた曲とかもあるけれど、プーリーが回すと全てムード満点になってしまう。顔ジャケは許せないが、内容の方はナルシストだからこそと言える素敵な選曲ですわ。「Sueno Latino」に辿り着く頃には、既に真夜中の午前3時。真夜中のパラダイスです。

Check "Ian Pooley"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| HOUSE1 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Ian Pooley Presents A Subterranean Soundtrack (NRK Sound Division:NRKCD020)
Ian Pooley Presents A Subterranean Soundtrack
Amazonで詳しく見る

NRKの「Nite:Life」MIXCDシリーズにも選ばれた事があるIan Pooleyが、今度は又もやNRKからMIXCDを「地下のサウンドトラック」と言うコンセプトで出しております。元々はドイツでアシッディーなテクノで活躍していて、徐々にハウス方面にシフト、更にはラテンハウスに完全に染まってしまい昔からのファンには?な人です。人気はあるんだけど過去と現在のファンが、全く成り代わっている様な気がしないでもない人です。あ、でもMIXCDは僕も気に入っていたりするんですな、これがまた。以前の「Nite:Life 06」はテクノ、ハウス両方面から評価されるべきベストなMIXCDでしたっけ。今作はどうかな?トラックリスト見ても実は殆ど知らない曲ばかり。全体的にのべ〜っとした平坦なMIXではあるけれども、スムースな展開で気持ち良く体に音が入ってきます。前半はディスコダブ系でギラギラ攻め立てて、中盤は爽やか系のアーバンハウス、後半はメロウにそしてキラキラな心地良いハウスで。派手な山場がある訳でもないけれど、それはプーリーも分かっております。彼はリスナーをじらさせるロングスパンでの盛り上げ方を知っています。後半に進むに従い気持ち良さも増大していき、聴き終わった後には爽やかな満足感が残っております。アゲ過ぎでもなく緩過ぎでもない良い塩梅のMIXですな。そして何とMIXCD以外に、プーリー自身が手がけたトラック、リミックスなどを集めた楽曲集も付いてきます。めっちゃお得ですね、プーリー好きは間違いなく買いでしょう。

試聴

Check "Ian Pooley"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| HOUSE1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |