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Joe Claussell - Translate (NRK Sound Division:NRKCD023X)
Joe Claussell-Translate
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発売される前からテクノ化テクノ化なんて宣伝されて、Francois Kに続いてお前もかと勘ぐってしまいましたが、蓋を開けると結構ハウシーじゃないですか。ニューヨークにおいてスピリチュアルハウスシーンを爆発させた張本人・Joe Claussellですが、最近のハウス全体がなんとなく進歩が無いと言うか余り元気がないように思え、彼も過渡期を迎えているのかもしれないですね。で最初に結構ハウシーだねと書いたけれど、今作は今までのジョーファンにはやっぱり身構えてしまう所があるかもしれないです。所謂アフロでトライバル、スピリチュアルなディープハウスではないのです。ハウスではあるけれど、紡がれるようにスムースな展開や一般的なハウスの温かみってのはありません。ハウスにある流れる様な展開よりも、チャプターごとに分けたような選曲と構成がまるで映画のサントラの様です。トラックリストは13曲の表記ですが、実際にはSEやインタールードを交え49曲も収録されているのです。今作に感じたのは、コズミック!そう、もっと広い世界が目の前に広がり、心は大地を離れ宇宙の中に放り出されてしまいます。例え一般的なハウスビートが無くても、全てを包括する柔軟でしなやかなそのプレイはエモーショナルの一言。ファンの期待を裏切るかもしれない新たな取り組みですが、美しく深い世界観と野心に満ち溢れるその前向きなプレイは成功だと思います。

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| HOUSE2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2006/02/11 SVEN VATH IN THE MIX - THE SOUND OF THE SIXTH SEASON WORLD TOUR @ Womb
「IN THE MIX」シリーズは毎回良いので相当に期待していたSven Vathだったのですが、最初に結論を言ってしまうとかなり消化不良でした。大物でここまではずされたのは、久しぶりかもしれません。「IN THE MIX」シリーズはハードなテクノや耽美なテクノ、デトロイト系のテクノからクリックハウスまで幅広く大きな世界観に満ちていたのですが、実際のプレイは単調だった気がします。まずターンテーブル2台とミキサーのみのセットで、全然ミキサーはいじらないし曲をただ繋いでいくだけ。それは構わないけれど、そうなれば後は選曲命なのですが、ジャーマンディスコ・ニューウェイヴ系の曲が多くてとにかく自分に合いません。なんかギラギラする感じがくどいって言うか。もっとこうなんつうの、フワ〜っ広がっていくような美しい展開や妖艶な怪しい大人の魅力を感じたかったけれど、そうゆうのはなかったですね。終盤に至っては全然脈絡のないトラック繋げて、「Jaguar」の後にプログレの曲連発とかで個人的には、その使い方には正直敬意を抱けませんでした。リッチーホーティンとかリカルドヴィラロボスとか大物と競演し、その名を高めてきたSvenだけど、正直名前勝ちな部分が多いかなと。激混みだったけど、その混み具合とプレイの内容は反比例って感じかな。こう書くとSvenファンは怒るかもしれないけれど、仲の良いリッチーの方が3倍凄い。Svenには期待してたからこそもっと凄みのあるプレイを感じたかっただけで、別に悪くはないですよ。中途半端な盛り上がりだから、もっと激ハードにするかドロドロに溶けるような快楽が欲しかったです。
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| EVENT REPORT1 | 21:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
James Holden - Balance 005 (EQ [Grey]:EQGCD008)
James Holden-Balance 005
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正直今までこのMIXCDを聴いてなかった事を後悔、罪深き事をしました。今となってはテクノ方面でも一躍有名となったプログレッシブハウスの若き天才、James Holden。「Dinamo」の大ヒットも記憶に残るNathan Fakeらを擁するBorder Communityレーベルを主宰し、プログレッシブハウス方面のみならずテクノやハウス方面からも注目を浴び現在も人気は鰻登りなHolden。一年位まえからウェブ上ではHoldenは凄い、やばいと言うコメントは見つけていたものの、僕自身がプレグレッシブハウスは殆ど聴かない為ずっと無視していました。しか〜し、友人宅でこのMIXCDを聴かせてもらった時には衝撃が走りました。こんな驚きは久しぶりだったのかもしれません。プログレッシブハウスと聞いていた音は、実はそうではなく比較的テクノよりで、でもトランスもプログレッシブハウスもエレクトロも取り入れられて最高に陶酔感のある音楽だったのです。最近はジャンルの垣根が低くなりハウスのテクノ化、ミニマルのクリック化などが起きていますが、プログレッシブハウスのテクノ化も進んでいるようです。そしてHoldenの音は僕がそれまで体験したプログレッシブハウスの音とは一線を画し、脳味噌トロトロぐちゃんぐちゃんのメルトダウンを起こすようなやばい陶酔をもたらし、アシッド注入しまくりでドラッギーなサイケデリック感がありました。ことMIXCDの2枚目の方に関しては、相当にトランシーで憂いのある上物が神経を麻痺させたり、アシッドぶりぶりなベースがトリップを誘発し、聴き終わる頃にはもうよだれ垂れまくりの逝った世界に引き込まれている事でしょう。2枚組と言う事で緩いテッキーな流れからアッパーな盛り上がるピークまで、山あり谷ありの盛り上がりを感じられるプレイが存分に収録されています。ドラマチックに幻想的に、そして危険な世界を体験出来るこのプレイは本物です。3月には新しいMIXCDが出るし、4月21日にはWOMBに来日します。今から首を長くして待っておけ!

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| TECHNO3 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Riow Arai - Beat Bracelet (soup-disk:soup015CD)
Riow Arai-Beat Bracelet
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日本が誇るビートジャンキー・リョウアライの出世作。最近はTujiko Norikoとのコラボーレーションや、田中フミヤのop.discから作品をリリースしたりで有名だが、やはり彼が注目を浴びたきっかけはこのアルバム。僕もこの時初めて耳にして以来、彼の作品には注目し続けている。ブレイクビーツかヒップホップか、テクノでもありジャジーでもある。つんのめる様ないかついビートが全編支配し、その隙間をベース音やら微少な上物が埋めていく。細かいビートながらも使われている音は少なく、スカスカでシンプルな作り。しかし緻密なブレイクビーツはただそれだけで生き生きとし、ファンキーな躍動を感じさせる。そしてベースラインは軽くビートに華を添える程度で、あくまで控えめながらもみぞおちにぐっと来る重さがある。精密機械の如く洗練されたようでワイルド、男魂を感じられずにはいられない気合いがこもっている。これを聴いてキレのある男になれ。

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| ETC1 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Aoki Takamasa & Tujiko Noriko - 28 (FatCat Records:FATSP10)
Aoki Takamasa & Tujiko Noriko-28
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昨年話題になったツジコノリコと元SILICOMの青木孝充の、幻想的で儚いエレクトロニカコラボレーション。SILICOMって僕がクラブ行き始めた頃、リキッドルームでライブを見たっけなぁとちょっと懐かしい思い出が。Indopepsychicsや半野喜弘らと同じレーベルからリリースしたりして、一時期注目を集めていたような…。とまあそんな事もありましたが、それはそれ、これはこれ。このアルバムは良いよ、ほんと。青木さんのプログラミングが良い感じで、パルスの様に精密に鳴る電子音が沈み込みつつも、時折浮かび上がっては胎動の如く脈打ちます。静かに優しく、決して強要はしないように包容する音です。そこにツジコさんの遠くに消えゆくドリーミーな声が乗ったら、もうそこはポップで淡いドリーミーな世界が。難解で聴くだけで疲れるエレクトロニカもある中、こういったポップで聴きやすくもチャラくない音は非常に好感が持てます。と言っても電子音楽を聴かない人にとっては、やはり縁遠い世界なのでしょうか。リリースはなんとあのFatCat Recordsから!って事で、やはり普通じゃないのかも。僕は至って普通に聴けます。

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Riow Araiとツジコノリコのコラボーレーションアルバム「RATN」(過去レビュー)もお勧めです。

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| TECHNO3 | 22:00 | comments(1) | trackbacks(2) | |