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Nightmares On Wax - Carboot Soul (Warp Records:WARPCD61)
Nightmares On Wax-Carboot Soul
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蒸し暑い日本の夏を乗り切る為の一枚。長年に渡りテクノを改革してきたWARP RECORDSの最古参でありながら、テクノではなく虚脱したユルユル系タウンテンポを一貫して作り続けているNightmares On Waxの1999年作。基本的にNOWの音楽性はどの時代もそれ程変化がないんだけど、前作"Smokers Delight"(過去レビュー)のテクノの影響も見受けられた微妙に硬めのリズムトラックが、本作では更にこなれて生っぽいモクモクとした印象を受けます。そして南国の太陽の光が燦々と降り注ぐビーチの様に陽気で開放的な空気も生まれていて、これぞ夏と言わんばかりのスモーカーズサウンドが繰り広げられるのです。やはりソロプロジェクトでありながらも、ギターやベース、キーボードなどの生演奏を積極的に取り入れているからこそ、このラフな音感と緩い間が生まれているのではないでしょうか。またダウンテンポとは言いつつも、ジャズやヒップホップ、ソウルやレゲエなど様々な音楽の要素が聴こえてきて、音の統一感はありつつもジャンルの多様性が感じられるのは、NOWの音楽への造詣の深さがあるからこそでしょう。

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| ETC3 | 08:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Factory Records : Communications 1978-92 (Warner Music UK Ltd.:2564-69379-0)
Factory Records : Communications 1978-92
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イギリスのマンチェスターで創立された伝説のインディーレーベル・Factory。まさに音楽の工場的にJoy Division(New Order)やHappy Mondays、The Durutti Column、A Certain Ratioらを輩出した素晴らしく馬鹿馬鹿しいレーベルだ。そんなレーベルの音源を時代順に正しく収めた4枚組みのコンピレーションが本作。Factoryと言えばやはりクラブハシエンダを忘れてはならない。オマンチェブームの発端であり、UKにおいてアシッドハウス爆発のきっかけになったクラブでもある。しかしドラッグが流行ってお酒が売れないから常に赤字経営だったとか、ドラッグ抗争による危機に晒されていたとか、とにかくその知名度とは裏腹に不安定なクラブだったらしい。そして母体Factory、初期のニューウェーブから後期のダンスムーブメントまで時代を作っていったレーベルの一つである事は言うまでも無い。本作収録曲を見て驚いたのは、Cabaret VoltaireやJamesまでの作品もリリースしていたと言う事。確かに前衛的だったんだね。自分もNOやハピマン位は聴くものの他のアーティストに関しては聴く機会が無かったので、この手のコンピは大変有難い。時代が時代だけに音が古いんだけど、そのダサささえも愛らしい。そしてブックレットには収録曲の解説やジャケット絵も収録されていて、その美しいアートワークにも感動物だ。非常に美味しいコンピレーションですな。

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| ETC3 | 01:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Animal Collective - Merriweather Post Pavilion (Domino USA:DNO219CD)
Animal Collective-Merriweather Post Pavilion
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ジャケットきめぇ〜、余りのトリップ感に吐きそうになるぜ。数年前から話題沸騰中のアニコレ、自分の中では凡庸なアシッドフォークかなと思っていたので特に気にしてなかったんです。が最近ネットで彼等の新作を聴いたら、余りのエレクトロニック×アシッド×サイケっぷりに一気にやられてしまったのです。一見ポップな旋律を奏でるキラキラサウンドながらも、時間と空間の軸がずれていくような錯覚を呼び起こすバッドトリップ感は一体何だ?えも言はぬ恍惚感と抜け殻の様な喪失感は、まるで中毒の様に後を引く。聴いている間は精神はぶっ飛んで、聴き終わった後は虚脱してしまう。まるでキノコ喰った時の万華鏡の如くカラフルな世界が浮かび上がってきて、ほんの一時のサイケなパラダイスへご招待。シングルの"My Girls"はどう聴いてもFrankie Knucklesの"Your Love"で爆笑もんだけど、こまけぇことはいいんだよ!!喰って聴いてハッピーになりゃみんな万々歳。エレクトロニック度高めなんで、当ブログリーダーにも当然お勧め!



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| ETC3 | 00:05 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Tortoise - Beacons Of Ancestorship (Thrill Jockey:Thrill210)
Tortoise-Beacons Of Ancestorship
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友人からの貰い物。ポストロック代表格のトータスの5年ぶりの新作。有名なプロデューサー兼ドラマーであるジョン・マッケンタイアが在籍しているバンドですね。初期の作品はちょっと聴いていたけど最近は全然耳にしていなかったので、なんだか懐かしい気持ちです。で最新作はと言うと意外にもギターがやかましく鳴っている普通のロックに近い。ドラムもドスドスと荒々しくリズムを刻んでいたり、ブリーピーなシンセも入っていたり、とにかく作り込んだと言うよりは勢いに任せてセッションした様な臨場感と勢いに溢れたロック。トータスに関して自分の頭の中に微かに残っている記憶は、精密かつ作りこまれたプロダクションをするバンドだったんだけど、新作はそれを良くも悪くも裏切っていますね。ファンがトータスに期待する物とは違うのかもしれないけれど、自分は本作のラフでワイルドな音は好きだし、ポップさと爽快さとそして郷愁の空気も纏っていて彼らの作品の中では聴き易い部類じゃないでしょうか。迷いは無く雲の上の空まで突き抜けております。

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| ETC3 | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BOREDOMS - Super Roots 10 (Commmons:RZCM-46118)
BOREDOMS-Super Roots 10
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友人からの貰い物。日本が世界に誇るカルトバンド、ボアダムスの"スーパールーツ"シリーズの最新作。自分は熱心なファンでもなければ彼等の音源は殆ど知らず、近年は3ドラム(一時期は6ドラムだったはず)によるトライバルなライブを行うと言うのを耳に挟むくらいでした。本作は今後予定されるアルバムの為に作られた"ANT10"、そしてそれをAltz、Lindstrom、DJ Finger Hat(=DJ EYE)がリミックスした4曲、あと無音の1曲と合計6曲収録。"ANT10"に関して言えば特に目新しい点もなく、3ドラムが怒濤のトライバルなリズムを打ちながらその上をコズミックなり東洋的なシンセが派手派手しく鳴っているだけで、まあ可もなく不可もなく程度。比較的彼等にしてはポップ目なんで聴きやすいとは思うけど、ボアダムスとしてのインパクトはさほど無いかな。本作の聴き所はやはりAltzやLindstromのリミックス。Altzに関しては4つ打ち仕様のズンズンと力強いキックが引っ張っていくリミックスで、ロックでありながらダンスでもあり格好良いね。そして俄然注目を集めているLindstromも、期待通りのファンキーなベースラインとキラキラディスコティックなシンセが特徴的なお気楽ディスコダブを提供。フロアに壮大な宇宙を召喚するコズミックディスコとも言える。リミックスに関してはフロア仕様で踊れて格好良いんだけれど、ただ新曲一曲の内容で2500円も取られるとボアダムスファンは納得いかない人もいそう。

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| ETC3 | 15:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Yoshimio - Yunnan Colorfree (Commmons:RZCM-45720)
Yoshimio-Yunnan Colorfree
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友人からの貰い物。「雲南COLORFREE」と言うドキュメンタリーのサウンドトラックを、BOREDOMSのヨシミが手がけた物。自分の中ではヨシミで記憶に残っているのが、新宿リキッドルームでV∞REDOMSのライブが行われた時の事。演奏が終わりヨシミがドラムからさっと立ち上がろうとしたその瞬間、偶然にもTシャツが捲れて彼女のブラジャーが見えてしまったのだ!実にどうでもいいことでした、すいません。ヨシミのソロやアルバムは全くの未聴なので普段の音は分からないのですが、本作においては一言で言うとアバンギャルド。民族的なパーカッションがポコポコ鳴ってたり、ヒプノティックなギターやシンセが不明瞭なメロディーを奏でたり、まあ即効演奏が中心と言うだけあってかなりフリーキーで原始的な音楽です。ドキュメンタリー自体が中国雲南省の民族衣装に焦点を当てているらしいので、それには確かに合っているのかなと思います。余りにも自由度の高い音楽で、Sonic Youthみたいだなと感じました。普段4つ打ちばかり聴いている自分には、理解の難しい音楽です。東南アジアとか南米とかにバカンスに行った際に聴くには良さそう。ドキュメンタリーが収録されたDVD付き。



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| ETC3 | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
SOFT - Live At Wescott House Garden (Japonica:JAPO002)
SOFT-Live At Wescott House Garden
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友人からの貰い物。SOFTと言う京都発ジャムバンドのライブ盤ですが、自分の中では井上薫やレイハラカミがリミックスしてた事くらいしか知らず、もしかしたらクラブミュージックっぽい打ち込み系のバンドなのかなと勝手に思い込んでいました。がこのライブ盤を聴いた限りでは生演奏ばりばりなサイケロックで、一曲が10分以上もあったりするからプログレッシヴロック的な印象も受けました。ライブ盤って事も影響があるのかもしれないけれど、地平線にまで広がっていくような開放感と澄み渡る清涼感があってのびのびとした感覚がとても心地良い。肉体を駆使した生々しい音は爆発力は抑えて、内で静かにざわめくカオスから滲み出るじわじわした快楽があり、長尺のプレイが存分に生きていますね。ギターも時にファンキーに時にブルージー時にサイケデリックに、びっしばし鳴っていてやっぱりロックって格好良いなーと思いました。大きな大河の流れに身を任せるように、SOFTの音に身を委ねてみよう。RovoやDachambo、Hawkwindら辺と一緒に聴きたい感じ。



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| ETC3 | 01:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Yogurt - Sound of Sleep With BetaLand (Master Life:MLCDV-0001)
DJ Yogurt-Sound of Sleep With BetaLand
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廃盤となっていた「副作用のない合法的な睡眠薬」であるDJ Yogurtの初のソロアルバム、"Sound of Sleep"(過去レビュー)がニューバージョンや未発表曲を追加して遂にリイシューされました。自分はオリジナル音源は持っているんで買おうか迷っておりましたが、一つとしてオリジナルと同じ音源は収録されていないので持っている人も買い直して損はありません。いやーしかし、これは本当に素晴らしい、太鼓判押しまくりです。基本的にはビートレスのアンビエントなんだけど、一切の押し付けがましさがなく自然と体の隅々まで清らかな空気が染み渡ります。滝壺で弾ける水しぶきからマイナスイオンが広がるように、静まった泉の表面からゆっくりと波紋が広がるように、朝日が昇る頃の森の中のフレッシュな香りが充満するように、ゆっくりとゆっくりと優しさと清らかさに満ちた音が広がっていきます。いつの間にか虹色の光に包まれて、現実から夢の世界へと誘われる極楽浄土のBGM。ここは日本最後の秘境・ヨーグル島、パラダイスを存分に満喫しよう。総天然色で美しい映像が収録されたDVDも付いていて、心地良いトリップを堪能出来ます。

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| ETC3 | 06:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Savath & Savalas - La Llama (Stones Throw Records:STH2215)
Savath & Savalas-La Llama
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ここ最近続けてPrefuse 73やSavath & Savalasなどの名義で4枚ものアルバムをリリースしたScott Herren。数々の変名を用いて溢れる才能を名義毎に発揮しておりますが、自分はこのSavath & Savalasのフォーキーで哀愁漂う親父的な音楽が好きです。しかし何故かリリース元はStones Throw、自分の中ではヒップホップとかダウンテンポ向けのレーベルと言う印象ですが。大丈夫なんかいと危惧を抱きながらも聴いてみると、フォーキーでけだるい黄昏サウンドでした。淡いアコースティックギターの音色の向こう側には消え行く現実と浮かび上がる夢の世界が広がっていて、これからの蒸し暑い夏にもぴったりな清涼剤となりそうな気がします。前作の洗練され綺麗にまとめられた内容に比べると本作では更に生っぽく、そしてラフでささくれ立った音になっていて感傷的な思いが強くなりました。音が肌に強く差し込んでくるみたいで決して安易な癒しだとかチルアウトだとか言うような快楽的なもんではなく、迫り来る感傷的な音と対峙しなくてはならない。それでもそれを乗り越えた先には、きっと安堵の一時が待っているのだろう。

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| ETC3 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
The Best of James (Fontana:536 898-2)
The Best of James
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例えばNirvanaがカルト的な人気を得てもPearl Jamが正当な評価を得なかった様に、例えばManic Street Preachersがイギリスにおいては絶大な人気を誇ろうと日本では過小評価される様に、例えばSmashing Pumpkinsがオルタナ代表格として認知されてもLive(ライブって言う超人気のあったUSのバンドね)は無視され続けたように、そして日本においてThe Smithに対してのJamesが正にそんな位置付け。The Smithと同じくオマンコ…じゃなくてオマンチェ出身で、活動開始もだいたい同じ頃の1981年位かしら。でもまあとにかくJamesは初期の頃は確かに本国UKにおいても、The Smithに比べると格段に人気がなかったんだ、そりゃ当初は名曲が無かったですから。しかし、しかし91年に再レコーディングされリイシューされた"Sit Down"は爆発的な人気を博し一躍トップアーティストの仲間入りしたもんですよ。がですよ、それでも日本では一部の評論家やへヴィーリスナーを除き無視され続け、今でも同じ様な扱いを受けている。オマンチェと言えばThe SmithからNew Order、The Stone Roses、Happy Mondays、そしてOasisまでも輩出した由緒あるロックの街で、Jamesも同じ様に語られてもおかしくないバンドのはずなんだけど…。初期U2とかThe Smithのサウンドが好きな人には、Jamesの音楽もきっと心に響くはず。ギミック無しでメロディー重視の直球ブリティッシュロックで、甘さとほろ苦さの混じった青臭い音楽ですよ。





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| ETC3 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |