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Yuri Shulgin - Flow EP (Ethereal Sound:ES-016)
Yuri Shulgin - Flow EP

タジキスタン出身、ロシアで活動中とクラブミュージックにしては珍しい経歴を持つYuri ShulginことMistanomistaの新作。自身で運営しているBlack Sunshine Recordingsから既に2枚のEPをリリースしておりますが、そのどちらもが自身で多くの楽器をプレイして作り上げたデトロイト・ビートダウンを意識した黒いハウスで、新人とは思えない完成された出来で好評を得ております。A面の"Cinematic Brooklyn"もエレガントなピアノのコード展開から神聖なホーンまでスピリチュアル・ジャズの様相を呈し、まるでMoodymannの新作とも勘違いする程の艶やかな官能を感じさせてくれます。B面にはコズミックな電子音使いがレトロフューチャーでありながら土臭さも漂うファンキーなダウンテンポ作品"What A Track"と、シカゴ・ハウス風のチープなキックやハンドクラップが入りオールドスクールながらもキーボードソロが暴れてファンキー過ぎる"Flow"と、DJツールとしてだけではなくライブ感溢れる音楽としての完成度は文句無し。勿論ディープハウスとミックスするにもぴったりな作風で、Yuri Shulginは暫く目が離せない存在となりそうです。

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| HOUSE7 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Soulphiction - Do You Overstand?! (Sonar Kollektiv:SK180CD/ELEKTRISH)
Soulphiction - Do You Overstand?!
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今週末に来日プレイの予定があるSoulphictionことMichel Baumann。Jackmate名義ではシカゴ・ハウスを通過したミニマルを披露し、またドイツに於いて今程ディープハウスが流行る前からPhilpotを運営するなど、音楽への確かな嗅覚の良さを感じさせるアーティストだ。本作はそんな彼が2008年にリリースした2枚目のアルバムで、内容はと言うとデトロイト・ビートダウンをお手本にした黒く渋いハウスが中心。ただデトロイトのアーティスト達と決定的に違うのは、暗闇の奥底から這い出でて来る混沌とした黒さではなく、上層を汲み取りもっと洗練された音色を鳴らしグルーヴも軽やかさを打ち出して、上品さを伴う艶やかなセクシーさを感じさせる事。それは良く言えばどす黒いハウスの入門としては聴き易く、悪く言えばファンキーなアクの喪失とも思われるが、決して本作に聴き応えが無いかと言うとそうでもない。妖艶なホーン使いや流麗なキーボードの調べ、ハウスへのジャジーなリズムの導入など、一貫して黒さを保つトラックメイキングからはディープハウスへの愛情が感じられるし、またKORG CX-3やROLAND α-Juno II、TB-303などのアナログ機材を中心とした音作りの影響か、ざらつきは感じさせながらも優しく響く鳴りはしっとり聴き込むには適している。デトロイトの突き抜けた強烈な個性は無くとも、最初から最後まで安心して聴けるアルバムと言う点では優れている。まあこれはあくまでアルバムなので、クラブでDJをする時は又違うのだとも思うが。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lovebirds - Honeybadger EP (Teardrop:TD 005)
Lovebirds - Honeybadger EP
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The Orbがサンプリングしてチルアウトネタとしても有名になったSteve Reichの"Electric Counterpoint"が、またしてもクラブミュージックでリサイクルされたと言う話題の作品。本作を手掛けたのはドイツ出身のSebastian DoringことLovebirdsで、80年代風のシンセを生かしたハウス作品をリリースしているようだ。Freerange Recordsなどの大御所レーベルからもリリースする傍ら、自身では近年Vincenzoと共にディープハウス向けのレーベル・Teardropを設立し、徐々に注目を集めている。さて本作で聴くべきはやはりReichネタの"Running Backwards"で、あのPat Methenyの官能的なギターフレーズをまんまサンプリングし、ファンキーなベースラインとディスコティックなリズムと組み合わせた郷愁垂れ流しの一曲。これは是非ともクラブの朝方で疲れもどっしり溜まった時間の、体の隅々まで染み渡る癒しの音楽として聴きたい名曲。また黒っぽいスモーキーな音に染められビートダウンハウス的な"Don't Give A Shit"や、声ネタがファンキーに反復するディープハウスの"Chasing Things"など、3曲ともブラック・ミュージックへの傾倒もありながらモダンな洗練さもあり秀逸。



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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Motor City Drum Ensemble - L.O.V.E. (Remixes) (Studio !K7:!K7285EP2)
Motor City Drum Ensemble - L.O.V.E. (Remixes)
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!K7が手掛けるMIXCDシリーズ"DJ-KiCKS"は担当したアーティストの新曲を収録する事が恒例ですが、ドイツのディープハウサーであるMotor City Drum Ensembleも自身の"DJ-KiCKS"に新作である"L.O.V.E."を収録。更にそこから発展してデトロイトの新星・Kyle Hall、Kompaktの総帥でもあるミニマリスト・Wolfgang Voigt、Underground Quality等からもリリースしているハウスユニット・Smallpeopleを招いてのリミックス盤もリリースしている。最近著しく高い評価を獲得しているKyle Hallのリミックスは、極度にコンプレッサーをかけ -例えばTheo ParrishやOmar Sのように- 金属が錆び付いたような鳴りを強調している。音質が悪くさえ聴こえる程にグシャッと潰しながらも、しかしメロウなパッドも被せたデトロイト仕様で低温で燻りつ続ける火のような温かさが感じられる。そしてWolfgang Voigtは当然の如くミニマル仕様かと思いきや、ブルージーなディープハウスを披露していて意外にもこれが一番デトロイト・ビートダウンな作風になっている。正確な4つ打ちのミニマルなリズムの上をシンセストリングスが郷愁の旋律を奏でていて、非常にしっとりとしたハウスだ。Smallpeopleは透明感のあるエレピのリフを生かしたテックハウスで、しかし足元ではアシッドハウス風のベースラインも主張していて、デトロイトとシカゴを行き交うオールドスクールな味が効いている。三者三様にエモーショナルな空気も醸しだしており、MCDEの味を受け継ぎつつ上手くアップデートしているナイスな一枚。

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| HOUSE7 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Omar S - It Can Be Done But Only I Can Do It (FXHE Records:AOS-6000)
Omar S - It Can Be Done But Only I Can Do It
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半ば伝説化してしまったデトロイト・テクノ/ハウスのアーティストの大御所らは、後光の輝く存在感は示すものの一行に新作をリリースしない事が定常化している。まあそれは大御所に限らず多くのデトロイトの才人は忘れかけた頃に新作をひっそりとリリースし、気長な性格なのか不真面目なのか分からない程に腰が重い。そんな中、孤軍奮闘しているのがAlex "Omar" SmithことOmar Sだ。音楽活動自体は90年代から行っていたものの作品としてリリースする事はなく、00年代に入り自身のFXHE Recordsから作品をリリースした途端、Oasis名義も含めて怒涛の勢いで音源を送り出しデトロイトの新世代としての評価を獲得した。変名を含めれば本作でアルバムも4枚目だろうか、デトロイトの人にしては積極的にアルバム制作にも力を入れている。しかし音自体はデトロイトと言うよりはTheo Parrishらと同じくシカゴ・ハウスの系譜に含まれ、乾いて味気ないパーカッションやキックの響きやわざとらしくラフに歪められた音質に、オールドスクーラーの血が騒ぐであろう。極力無駄を排除したミニマルな展開を基盤としながらも、凶暴さを秘めたアシッドハウスや控えめに官能的なディープハウス、そして荒廃したシカゴ・ハウスまで取り組んでいるが、作品のばらつきは感じさせずOmar Sらしい訝しいサイケデリックな雰囲気で統一感を演出している。そして何よりスカスカな構成のトラックながらも、筋の通った強固な音にはデトロイトの人達の逞しさを感じずにはいられない。洗練とは無縁なトラックが何故こうも聴く者を魅了するのか、それはデトロイトソウルの賜物なのだろう。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Gift Of Unknown Prayers / Dancers Of Unknown Pleasures Compiled & Mixed By Kaoru Inoue (Ene Records:ENCD001-002)
Gift Of Unknown Prayers / Dancers Of Unknown Pleasures Compiled & Mixed By Kaoru Inoue

おそらく井上薫が手掛けてきた作品の中でも、最も彼のルーツを忠実に表現しかつフロアとの繋がりも保ったであろうMIXCDが、非公式ながらもリリースされた。クラブでの彼のプレイはテックハウス〜プログレッシヴハウスと呼ばれるダンスミュージックが中心だが、しかし長年の彼のファンならばご存知であろうジャンルと国を超越する井上薫の音楽への造詣の深さは並々ならぬもので、特に文明的な生活の中で失われ行く民族音楽の霊的な力への興味を常に持っているようだ。"Gift Of Unknown Prayers"は日本の民謡からアジアや南米各国の民族音楽、そして現代音楽等も駆使したリスニングサイドと言う趣きで、近代的な生活からは未だ見果てぬ原始的な生活感のある音が中心。どこか懐かしい気持ちと共に人間の心の奥底に潜めている野性的な本能を呼び覚ますようで、特に何度も繰り返し発せられる言霊には意識せずとも霊的な力を感じずにはいられない。そしてそこから派生した"Dancers Of Unknown Pleasures"は、霊的な力を踊る欲求へと置き換えた現在のダンスミュージック、ディープハウスやテックハウス等が中心となっている。現在のとは言いながらもオーガニックで土臭さもあり、まるで歓喜と狂乱に満ちた謝肉祭に向けて盛り上がりを見せる一夜のようだ。そこには飽くなき踊る事への欲求を喚起し野生や大地と共鳴するヴァイブスがあり、これこそ井上薫=Chari Chariの音楽をオリジナルの物としている所以なのだろう。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Anthony Nicholson - Year Of The Rebel (Circular Motion Recordings:CMAL002)
Anthony Nicholson - Year Of The Rebel
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近年隆盛を誇っているように感じられるシカゴ・ハウスの中でも、特にエモーショナルな旋律を聴かせる存在としてRon TrentやChez Damierに継ぐ存在であるAnthony Nicholson。元々彼等3人は蜜月の関係でもあっただけに各々が影響し合いディープでロマンス溢れるハウスを展開していたものの、その中でも早くから生楽器主体のクロスオーヴァー/フュージョンの方向性に向かっていたのがAnthonyだろう。その過程でJoe ClaussellのSacred Rhythm MusicやNeedsとの邂逅も経てより生演奏を主体とした音楽性に近付き、そして前作から一年半の短いスパンでリリースされた新作はハウスと言うよりはフュージョンと言う言葉が相応しいアルバムになっている。前作同様に哀愁の歌物トラックはしっかり入っているものの、それ以上にプログラミンでの制作が減りドラムやパーカション、キーボードやギターを全面的に取り入れ、単なるDJツールと言う枠を越えた豊かな色彩を見せる音楽になっている。これをシカゴ・ハウスと呼ぶべきなのか…そんな事はどうでも良い事で、滴り落ちるようなピアノの旋律に心はときめき、波打つドラムやパーカッションのグルーヴには胸が高鳴り、そしてセクシーで甘い声にはうっとりするだろう。意識的にクラブミュージック外に評価される作風を打ち出しながらも、しかし従来のファンも突き放す事はしない音楽性で、本当に上手く円熟味を増しているアーティストだろう。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Dionne - Back On The Planet (Smallville Records:SMALLVILLE23)
Dionne - Back On The Planet
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2006年ドイツはハンブルグで設立されたLawrenceらに依るレーベルかつレコードショップ・Smallville Recordsは、まだまだ歴史は浅いながらもMove DやSTLなどのミニマルハウス〜ディープハウスに長けたアーティストを擁し、注目を集めるレーベルの一つとなっております。Just von AhlefeldことDionneもそんなレーベルの共同運営者の一人で、同レーベルからは2枚目となるアナログをリリースしております。ムーディーでジャジーな音楽に注目していると言う彼等の言葉通りに、Dionneの新作、特に"Back On The Planet"はまるでLarry Heardの"Can You Feel It"の再来と言っても過言ではないかもしれません。素朴で乾いたTR-909風なキックやハットのリズム、アシッディーなのに優しいベースライン、崇高にさえ感じられるエモーショナルなシンセストリングスの調べは、単純な旋律の反復なのに尚叙情を喚起させるあの名曲と同じ空気を纏っております。そして裏面にはハンドクラップを使用した古き良き時代のシカゴ・ハウスを意識した"What You Are"と、ミニマルな展開とミステリアスな雰囲気が深みにはまらせる"Capsule"の2曲を収録。全てにおいて言えるのは古典主義なシカゴ・ハウスを下敷きにしつつ、綺麗に纏め上げたモダンな作品でありレーベルの方向性を端的に表しているのではないでしょうか。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pitto - Objects In A Mirror Are Closer Then They Appear (Green:GR104CD)
Pitto - Objects In A Mirror Are Closer Then They Appear
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2009年にJoris Voorn主宰のRejected Musicよりリリースした"Feelin'"がクラブヒットとなったGeurt KersjesことPitto。そこから暫く沈黙を続けておりましたが、今度は同じくJoris Voorn主宰のGreenへとレーベルを移して初のアルバムを完成させました。"Feelin'"と言えば当時は多くのDJがクラブのピークタイムで使用していた程に注目を集めていて、キャッチーなフィルダー・ディスコには自分の耳も虜になっていたものでした。その流れでアルバムもイケイケなダンスミュージックで来るだろうと予測していたのですが…、出てきた音は予想の斜め上を行く全編歌物エレクトロニックハウスで正直困惑しております。DJユースでフロア向けのRejected Musicに対し豊かで洗練された音楽性を伴うGrennとして考えるならば、確かにレーベルの方向性からはそれ程ずれてはいないものの、あれだけイケイケだった人がこんなにも内向的なアルバムをリリースするのはどうなのでしょう。湿り気のあるアンニュイな女性ボーカルや人肌のように温もりのあるまったりとしたハウストラックは、夕暮れから夜の帳が下りるまでの時間帯に酒を飲みながら聴くのに適していて、まあ間違ってもフロアで馬鹿騒ぎして聴きたいと思う曲は皆無です。期待していた分だけに期待外れっぷりが凄い…。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Mark E - Stone Breaker (Spectral Sound:SPC-103)
Mark E - Stone Breaker
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近年顕著だったディスコリエディットの隆盛の一端を担っていたMark Eは、昨年と今年に渡り今まで手掛けたリエディット物をコンピレーションとしてリリースし、一先ずリエディットからは身を引き新たなる創造の段階へとシフトしました。なんと今までリエディット制作を行ってきた彼が新作アルバムではサンプリングの使用を控えめに、リエディットではなく自身のオリジナルアルバムとして楽曲を創り上げたのです。今までのリエディットと言えばディスコへの愛情を表現した懐かしくレイドバックした古き良き音楽の再生と言った物でしたが、このアルバムに於いては意識的に過去の特色を払拭すべく力強いハウス作品へと取り組んでいるように思えます。勿論今までに聴けた懐かしさやメロウなセンスも失われてはいないのですが、より生々しく荒々しいグルーヴへの変遷、そして深みとシリアスさを増したディープハウスへの移行は、ダンスフロアで踊らせる事を意識して取り組んだ結果なのでしょう。この路線が吉と出るか凶と出るか、またファンが望む方向性との乖離もあるのではないか等心配な点もありますが、Mark Eらしいオールドスクールな味も感じられつつ粒揃いなフロアトラックが揃ってはいるし、初のオリジナルアルバムと言う観点からすれば十分に納得は出来る内容でしょう。

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