Marco Passarani - Sullen Look (Peacefrog:PFG053CD)
Marco Passarani-Sullen Look
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あんま詳しく知りませんがイタリアテクノシーンの重鎮だそうです。イタリアって言うとイタロディスコってイメージですが、やっぱおいらはテクノですよ。しかもUK屈指のテクノ・ハウスレーベルであるPeacefrogからとなれば、その内容も折り紙付き。ちょっとださめでチープなシンセ音がピコピコ…こ、これは冗談抜きで時代に逆行してる。しかし所々にアシッドハウス調のハットやベースラインが入ったり、もしくはデケデケのファットなベースラインが待っている。これは何だろう、デトロイトのダークなエレクトロを思い出す。もちろんURやDrexciya程の狂気じみたエレクトロでは無いけれど、ポップでセンチメンタルな音でありながらその音は硬く、テクノビートと断言出来る格好良い物だ。ピコピコとエレクトロ?これはDrexciya+Kraftwerkとも言えるかもしれない。まあKraftwerkを持ち出すなんておこがましいけれど、その位ポップな事は間違いないです。暑苦しい熱帯夜に清涼な風が吹いてきました

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| TECHNO2 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Force Of Nature - Two (Libyus Music:LMCD-002)
Force Of Nature-Two
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暑いねぇ、日本はもう亜熱帯地域だよ。こんなくそ暑いのにネクタイ締める日本ってほんと馬鹿だなぁと。ネクタイはヨーロッパの気候に合うだけで、亜熱帯には合わないぞ。もっとクールビズを奨励せい!そんな暑い毎日の中、またじめじめとした暑い一枚を紹介。1stアルバムはホットなブレイクビーツだった彼らが2ndアルバムで大化け。ヒップホップ、ダブ、ディスコ、ファンク、アンビエント、ブレイクビーツを一枚のアルバムに取り込み音楽の原始的胎動を表現する。とにかくのっけから湿度がたけ〜!こりゃ梅雨だ、アマゾンだ!地べたを這い蹲る様な重いベースにねっちりしたリズムトラック。次はディスコダブで、アマゾン奥の少数民族が踊り狂っているかの世界。踊り疲れて森の中で休みのひととき、ほっとするようなチルアウトが待っている。原始的で太古の地球に鼓動する「自然の力」のリズムと、ヒーリング溢れる優しい上物の音色、それらが交互にやってくる。後半に行くに連れて視界は徐々に広がっていき、遂には迷走のアマゾンを抜け出る。そこに待つのは、まんまバレアリックなチルアウトorアンビエントな世界。しかしどこまで行っても土臭く、人間的な根元を感じずにはいられないソウルミュージックでもある。「Force Of Nature」とはよくぞ言った物だが、まさに総天然色満開の音楽だ。

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| ETC1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Koss - Ring (Mule Electronic:MUELCD002)
Koss-Ring
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KompaktディストリビュートによるMule Electronicから、天使のブラならぬ天使の羽の様な快適性を持ったアルバムが届けられました。以前にもアルバムは出ているようですが、これが世界規模でのデビュー盤。6曲のみの収録ですが総時間は60分超え。完全にリスニング向けで、まどろみに陥るにはぴったりな作品です。ディレイを繰り返し少しずつ音階が変化していく様はSteve Reichの様であり、まるでこのCDを掛けている間だけ時間の進み方が遅くなっている様です。アンビエントな音ではあるけれど、ずぶずぶで重厚な作りではありません。暖かみのある音が心地良く繰り返し、瞑想の世界に彷徨い込む様です。イベントのアフターアワーで火照った体をさます時に聴いてみたり、日曜の午後にちょっと都会の喧騒を忘れたい時に聴いてみたり、そんな感じで癒しが必要な時にぴったりです。Kompakt好きには間違い無いでしょう。

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収録曲が被ったKoss-Live Ring EPなんてのもあります。
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| TECHNO2 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ken Ishii-Interpretations For Ken Ishii Future In Light Remixed (Exceptional:EXLPCD0405)
Ken Ishii-Interpretations For Ken Ishii Future In Light Remixed
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今日猛暑の中、久しぶりに渋谷にレコード買いに行きましたよ。新宿は品揃えが悪くてどうしようもないんですわ。渋谷ユニオンはですね、デトロイト系が熱い感じなんですけど、テクノ全般に良いですよ。売れ残った作品とかはセールされている事も多々あり、今日はこのリミックスCDをお値打ち価格でゲットしました。普通に購入すると2000円後半ですけど、ユニオンで新品で1200円、いや〜お買い得ですね。 

Funk D'Voidのブ〜ンと呻るベースに美しい未来的なシンセが入るリミックスは、相変わらずの高品質です。Bryan Zentzのリミックスはオリジナルと余り変わらない気がするんですけど、どうなんですかね?Christian Smith & John Selwayはぐしゃっと潰した様なリズムトラックにフィルター効かせたシンセが良い感じです。Moodmanはダビーでディスコ風に仕上げて、ケンイシイの曲が哀愁帯びた曲になっちゃいましたよ。ケンイシイも本人名義とFLR名義でリミックスしてるけど、多少硬めなクラブ仕様になってる位で大幅なリミックスじゃないですね。アルバム通してざっくばらんなリミックスが入っているせいで統一感は無いし、ケンイシイの作品は全部買っていると言う人位にしかお薦め出来ないかも。自分は当然ケンイシイの作品は全て買っています(シングルは除く)。

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| TECHNO2 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Underworld - Dubnobasswithmyheadman (Junior Boy's Own:JBOCD1)
Underworld-Dubnobasswithmyheadman
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昨日の続きでUnderworldな訳ですが、テクノの聞き始めに僕も聴いてました。その頃は「Born Slippy」や2ndアルバム「Second Toughest In The Infants」で注目され始めた頃でした。僕も2ndアルバムを買って聴いていたのですが評判程良くなかったので、その後今回紹介する1stアルバムを買いました。あれ?1stと2ndは全然違うじゃん?1stの方が全然良いじゃんかよと、ずっぽりはまっていました。今なら断言出来ますがぶっちゃけ1stアルバムだけ買えばUnderworldは済むと思います。むしろメジャー化し過度の装飾を持ち派手派手になった2nd以降は、余り興味を示さなくなっていきました。

僕が1stを好きな理由はニューウェーブ色濃厚の廃退的な音と、覚醒的で冷たいトランシーなメロディーがストレートな4つ打ちで表現されているからです。対照的に2nd以降はロックシーンでの評判も考慮したのかどうかは謎ですが、分かりやすい展開にとにかくド派手な音が表に出て来ています(Born Slippy、Pearls Girl、King Of Snakeなど)。それはそれで悪くはないんだろうけど僕はテクノが好きなのであり、ちょっと違うなぁと言う感じがありました。1stは現在聴いても派手さは抑えめなのに何度聴いても飽きない陶酔感に、アンダーグラウンド精神に溢れたテクノ音って言うのがあるんですね。深い深海を潜水艦で身を潜めつつ進んでいる時の様な深い音。音に柔らかみがありトランシーな音の最大限の反復に依って、徐々に快楽の頂点に向かわせられるのです。アルバムの中で最高の陶酔感を持った「Dark & Long 」、ファンキーなパーカッション使いの「Mmm Skyscraper I Love You 」、トランシー&メランコリーな「Dirty Epic」、毒気付いた「Cowgirl」など至高の名曲が収録。Underworldの最初で最後の頂点がここにあります。テクノ史上の一大金字塔でしょう。

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| TECHNO2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(3) | |