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Massive Attack - Mezzanine (Virgin Records:7243 8 45599 2 2)
Massive Attack-Mezzanine
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3D(Robert Del Naja)、Daddy G(Grant Marshall)、DJ Mushroom(Andrew Vowles)の3人体制での作品は、このアルバムが最後のMassive Attack。作品毎の期間が毎回4年位あるし寡黙な彼らですが、オリジナル体制の最後を飾るに相応しい最高傑作です(「Blue Lines」と言う意見も有り)。ドロドロとした粘度の高いグルーヴ、光の見えない暗闇の世界、そして垣間見せる神々しいまでの美しさは相変わらず変わっていませんが、今作の黒光り度はMassive Attack史上最強。何だろう、このヌメリと輝く怪しい黒光りする物は?ファンキーさとも違うし、ソウルとかとも違う。ジャケットの黒光りするかぶと虫が全てを物語っていると思うのだが、とにかく相当に黒の密度が濃い。また一番ロック色が強いアルバムで、廃退したディストーションギターがこれでもかと導入され、荒んだ廃墟の奥から爆音で音が出てくる様だ。これによって、「Blue Lines」派か「Mezzanine」派かで分かれると思うが、個人的には「Mezzanine」のロック的ダイナミックさが気に入っている。特に冒頭4曲は何度も何度も聴く位の素晴らしさ。今までのヒップホップ、ダブ、レゲエらしさも失われておらず、一段階進化したMassive Attackがここに有る。
(12月9日現在1,566円で安いです!)

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| ETC1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Massive Attack - Blue Lines (Virgin Records:V3126)
Massive Attack-Blue Lines
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近年のブリストル系を世界に広めたのはこのMassive Attackである事に、誰も異論は無いであろう。またはトリップホップとも呼ばれていた彼らの音楽であるが、確実に彼らの音は唯一の物であった。3D(Robert Del Naja)、Daddy G(Grant Marshall)、DJ Mushroom(Andrew Vowles)の3人で活動していたが、DJ Mushroom脱退前、後でははっきりと音楽性も異なり、3人で活躍していた頃が一番であったかなと。驚愕のこの1stアルバム、僕がこういったヒップホップから流れてきた音楽には興味が無かったものの、これにはやられた。ヒップホップ、ダブ、レゲエ、黒い粘っこいビートが地を這い回り、ずぶずぶと暗闇の中に引き込まれていく。どうしてこうもブリストル系はダークなんだろう、闇だ、夜の帷が下りてくる。うねりにうねるベースラインや精巧にループするリズムトラックなど、シンプルなトラックながらも非常に整っていて暗い音なのに美しい。そしてソウルからの影響を受けた熱を帯びたヴォーカルが、暗さの中に光を灯す。秘かに弱いながらも光は確実に存在し、ドラマチックにソウルフルにメランコリックに色を帯びていく最高の曲「Unfinished Sympathy」。ストリングスを大胆に導入し、美しいピアノとの交わりが相乗効果を生み出す。この曲の為だけでもこのアルバムを買う価値は有る。勿論それだけではなくブリストル系、トリップホップ系の音楽に興味が有るのであれば、Massive Attackを第一に聴くべきだ。

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| ETC1 | 23:30 | comments(4) | trackbacks(4) | |
DJ Shadow - Endtroducing... (Mo Wax:MW059CD)
DJ Shadow-Endtroducing...
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いつも同じ様なのをばかり聴いていたので、ひょっこり見つけたDJ Shadowのアルバムを聴いてみました。そう言えばこれってかなり評判良かったっけな。それにMo Waxレーベル自体も好調で、そのオーナーJames LavelleもUNKLE(DJ Shadowも参加)として活躍していたっけ。今じゃMo Waxなんて見る影も無くなった気がするけれど、こうゆう業界ってほんと流れが早いんだなと感慨深いです。でDJ Shadowって元々ヒップホップDJなんでしょうか?このアルバムもヒップホップらしいざっくり感があるんですよね。その時の名はトリップホップなんて名付けられてたけど、結局トリップホップって何なのでしょうね?アシッドジャズらしい細かいビートやら、美しいピアノサウンドが入っていて意外と聴き易いですよね。ヒップホップだけなら僕はあんまり聴かないんですけど、メランコリックかつどろどろとねちっこい感覚もあって今ならすんなり聴けました。しかし歴史的傑作かどうかは分かりません。単純に自分の趣味と違うだけなのかも。

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| ETC1 | 22:30 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Susumu Yokota - Zero (Sublime Records:MKCS-1027)
Susumu Yokota-Zero
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ヨコタススム、とにかく多作なアーティストだがどんな音楽をやろうとも質は落とさず、それ所か発表アルバム30枚を越えようともなお進化するアーティスト。日本にテクノゴッドやテクノ番長は居るが、ヨコタススムには特に形容する言葉が無い。テクノ仙人とかどうだろう?誰か良い案があったら教えて下さい。そんなヨコタの2000年作はハウスへの意欲が結集した「ZERO」。「1998」「1999」と続いてきた世紀末へのカウントダウン的シリーズの最終作は、「2000」ではなく「ZERO」。一体どうゆう事なのだろうか?「ZERO」、それは全てをちゃらにしてまた最初から始まると言う事なのだろうか?真意は分からない。しかし、シリーズ最終作でもある今作は最高に気持ち良いって事だ。BPM120前後の単純な4つ打ちは、何故にこんなに体を揺さぶるのだろう?延々と続くバスドラは2000年を越えようとも、止まる事なく鳴らされ続ける。ハウスの気持ち良さとはこの一定のリズムである事を再認識し、今も僕は耳を傾ける。ファンキー?ハイテック?スウィート?それだけじゃない。ヨコタの音楽にはいつだって愛がある。温かみがある。シンプルな4つ打ちなのに、どうしてこんなにムードのある音が出せる?エロチックと言う程下品ではない所か、むしろ官能的な空気の中にも上品さ(エレガンス)が存在している。ヨコタは大人だ、成熟と言う言葉が正に相応しい。成熟しているにも関わらず、尚も成長を続ける偉人。絶え間ないビートがハートを、ボディーをノックアウトする。

ジャケットの写真はヨコタ撮影。これだけでも作品の良さが想像出来る程、秀逸なジャケットだね。



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| HOUSE2 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Susumu Yokota & Rothko - Distant Sounds of Summer (Lo Recordings:LCD56)
Susumu Yokota & Rothko-Distant Sounds of Summer
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横田ススム最新作にして通算31枚目(らしい)のアルバム。「夏の遠い音」と題されたアルバムは、今までアシッド、テクノ、ハウス、アンビエント、ジャズ、現代音楽と貪欲に境界を乗り越えてきた彼がポストロックに足を踏み入れた意欲作である。これまでは何とかクラブミュージックらしさを残していたものの、今作は明らかにクラブミュージックに視点は向いていない。Rothkoと言うバンドとのコラボレーションのせい?否、それはきっかけと言うだけで、今作は横田自身が望んで敢えてクラブミュージックを意識しなかったのであろう。もう横田には踊る為の音楽だけを作る意志は無いのだろう。音楽は音楽、ただそれだけで良いのだ。そしてどうだろう、この新作はただ音楽として素晴らしいと断言する。全曲で横田は物悲しい枯れたギターを奏で、微かに覚えている遠く昔の記憶を思い出させる郷愁を感じさせる。アンビエント?ポストロック?何て言えば良いのだろう?メランコリックな世界観は横田の物である事を感じさせるが、ここまで朽ち果てて年期の入った具合は今までになかったと思う。真冬であると言うのに、まるでデジャブの様な遠い夏の記憶が浮かんでくる。そうモノクロが映像が徐々にカラーを帯びていくように、聴く者の遠い記憶を呼び覚ますだろう。横田ススムの創作意欲はいよいよ止まらなくなってきた。



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| ETC1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |