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Heiko Laux Presents Offshore Funk (Kanzleramt:KA099CD)
Heiko Laux Presents Offshore Funk
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先日Kanzleramtのコンピレーションを紹介したので、今日はレーベルオーナーでもあるHeiko Lauxの作品を聴いてみた。やっぱりと言うかデトロイトテクノの影響を受けたような透き通る様なシンセ、単調にならない多彩なビートが、ジャズやハウスまでも吸収したテクノを創り出している。意外とすんなりと聴けてしまうのでライトな作品にも思えるのだが、それでいて凛としたエレクトロニクス全面打ち出しのテクノ感が味わえるし、テクノの手本的作品かなとも思う。Kanzleramtのアーティストはアップビートでクラブでがんがん使えるようなトラックを作っているイメージがあったので、このアルバムを聴くと比較的リスニング向けなトラックが多くて意外だったかなと。もちろんハードな曲もあるんだけど、全体的にしっとりとしてプチアゲビートに気持ちよく身を任せる様なトラックが多い。何と言ってもデトロイトフレイヴァーたっぷりなので、次世代のデトロイトテクノを探している人なんかにはぴったりかなと。

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| TECHNO1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
V.A. - Kanzleramt Vol.5 (Kanzleramt:KA117CD)
V.A.-Kanzleramt Vol.5
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ドイツは素晴らしいテクノ国家だ。Kompakt、Tresor、Basic Channel、そしてかつてはForce Inc.と言ったレーベルが揃っていて、その水準たるや世界一と言っても過言では無い位だ。そして最近成長著しいのがこのKanzleramtと言うレーベルで、テクノ好きな人ならば既に注目しているであろう。オーナーであるHeiko Lauxや、Diego、Alexander Kowalski、Johannes Heilと言ったアーティストを擁し最近では、Fabrice LigやQuerida(Ian O'Brien)と言ったアーティストまでもが作品を発表している。このレーベルの音はデトロイトテクノを通過したジャーマンテクノとでも言うべき、スタイリッシュでソリッドな作品が特徴でまあどれも似たり寄ったりだが水準は高い。

今回のコンピレーションはレーベルの作品をHeiko LauxがMIXしたと言う事で、購入に至りました。ただのコンピだったら買わなかっただろうけど、MIXCDには弱いですね、僕。ジャケットの裏にBPMが書いてあって、最初は126から始まり、終盤では138まで上げていく盛り上げMIXですね。レーベルの各アーティストの曲もバランス良く使われているのでコンピとして聴く事も出来るし、MIX自体も楽しむ事が出来ると思います。個人的にはやはりQuerida(Ian O'Brien)の曲が、頭一つ抜けているかなと感じました。ちょっと前までは生音重視に走っていましたが、ここに来て原点回帰のエレクトロニックなハイテックジャズ系に戻って来ましたね。はよ、アルバム出せやって感じです(Kanzleramtから出るらしいですけどね…)。他のアーティストの曲はやはり似たり寄ったりかなと思いますが、鋭いシンセとハードな作風は良い感じです。Kanzleramtのアーティストのアルバムは何枚か持っていますけど、ほんとどれも似たり寄ったりなので飽きられるのも早いかもしれないなぁ…と危惧していますが、まあテクノなんて飽きられるの早いしね。じゃあみんな飽きる前に今の内に聴いておくのが、良いんじゃないでしょうか?けなしてるんだか褒めているんだか分かりませんが、今の所僕はこのレーベルは好きですよ。

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| TECHNO1 | 23:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Larry Heard - Alien (Black Market International:BMI 031CD)
Larry Heard-Alien
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SINGSTYROの山やまさんが僕のLarry Heardについてのコメントを引用して頂いたので、Larry Heardのとっておきのアルバムを紹介しようと思います。Larry Heardは多作な人でありまして、定期的にアルバムを出す真面目な人なのでファンにとっては大変心強い人であります。数多いアルバムの中でも個人的に一番の出来だと思うのが、今紹介するAlienです。このアルバムはタイトルにAlienとある通り、スペーシーな作風で統一されています。スペーシーと言えども人間の内なるソウルを表現した、インナースペースとも言える内省的作品なのです。派手な道を歩むのではなく地道な活動を続ける事によって、Larryは遂に悟りまでも開いてしまったのかようです。曲名には「Planet X」、「Gravity」、「Comet」、「DNA」、「Galactic Travels」、「Cosmology」などまるでMad Mikeの宇宙指向とも似たような単語ばかりが使われています。URがテクノで宇宙に飛び出したのならば、Larry Heardはハウスによって内なる宇宙にのめり込んでいくようです。相変わらず代わり映えの無い温かいアナログな音とシンプルなディープハウスで、驚く事もありませんが当然期待を裏切る事もありません。変化が無くともLarry Heardは曲その物が良いので、一つの事を追求する事によって生き抜いてきたのでしょう。簡単な様で難しい変化の無い生活。Larry Heardは地味ながらも難しい道を淡々と歩んできた一人だと思います。だからこそ今後も決して枯れる事はないだろうと、そしてきっといつまでも素晴らしい作品を僕らに届けてくれるだろうと確信しています。

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| HOUSE1 | 17:00 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Marc Leclair - Musique Pour 3 Femmes Enceintes (Mutek_Rec:mtk_fab04)
Marc Leclair-Musique Pour 3 Femmes Enceintes
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これはみんな待ってた人は多いんじゃないかな?Marc Leclairってそう、Akufenの事ですよ。Akufenって言えば数年前にクリックハウスの雄として突如EPの段階で注目を浴びて、特にForce Inc.からのDeck The Houseで大爆発したファンキー野郎です。ラジオをサンプリングしてカット&コピーしたようなチキチキした上物と、スピーカーがブンブン唸る位ふっといボトムを組み合わせ、とんでもなくファンキーなハウスを作り出した張本人。とにかく一時期こいつの名前を聞かない事は無かったんじゃねーかと言う位、流行ってたんじゃないのかなと。Perlonから出てた2枚組EPとかAnna Kaufen名義のEPも、すんげー格好良かったよ。で、その後2回ライブを見る機会があったのだが、実の所ライブはあんまおもろーない。悪くもないが、CD聴いた時の衝撃が大きすぎてその後のライブはなんか普通だなと…。そして2年位前のFADERにおいて、次のアルバムは全編ノンビートのアルバムを出すと断言していたが、あながち嘘でも無かった様です。

実際アルバムの95%はノンビートで、以前のファンキー路線は控えめ。何故か今作はアンビエントと言うか、これはチルだ!Akufenからクリックハウスを取ったら駄目なんじゃねーかと実は思ってたけど、これが予想外に素晴らしい作品となっているじゃん!今までの路線を変えると叩かれる事はしばしばあるけど、この路線変更は間違っていないと断言します。ファンキー度は控えめと言ったけど、多少はチキチキするカット&コピーも使われていて、相変わらず芸が細かい。しかし今回はそれ以上に、幻想的な世界観に没頭してしまいそうだ。ノンビートゆえにファンキーさよりも、メロディーを生かしたメランコリーな世界に焦点が行きます。アコースティックギターのカッティング音だと思われる、爽やかで哀愁を帯びた音がふんだんに使われた曲があったり、またエレクトロニカ的なノイズが入った曲もあり、全く予想だにもしなかった展開です。Vladislav Delay+チル+メランコリー+エレクトロニカって感じかな?僕は100%Akufenを支持します!

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| TECHNO1 | 17:55 | comments(0) | trackbacks(4) | |
Armando - Trax Classix (Trax Records:CTX-CD-5011)
Armando-Trax Classix
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最近シカゴハウスの中心的レーベル、Trax Recordsの作品が色々発表されていて今まで音源を聴く機会が少なかった僕には大助かりです。「acid over the rainbow」のびびんばさんもTrax Recordsの作品を色々紹介されていますが、僕も負けられんっ!と言う事で故Armandoさんの作品を紹介。アーマンドと読みますが、アーモンドと言いたくなるのは僕だけでしょうか…。故人なので僕はDJを体験した事もないし、顔も知らないし、ほとんど彼の事については知りません。今回このベストを聴いて、初めて聴くトラックばかりでした。しかしチープなのにブリブリウニョウニョと、凶悪なアシッド音だなぁ。ブリブリってほんとアシッド音を表現するのに分かりやすい音だよね。トラックはスカスカだし、ほんとうにすっきりと言うか単純な作りなのに、強烈なベースラインとファンキーなリズムでぐいぐいと引っ張っていく。TB-303が無ければこんなにも強烈なアシッドハウスは生まれなかったのかと思うと、TB-303を作った日本人が実はアシッドハウスを作ったのかと勝手に想像したり。なんかあれこれ勝手に考えてしまいました…。2曲目の「Venture Oui」はLil' LouisのFrench Kissのベースラインとそっくりと言うか、ぱくりな気もするがシカゴハウスなんて元々そんなの当たり前な無法地帯だしね…。13曲目の「100% Of Disin' U」のボーカルはハードテクノの何かの曲で、ネタにされていた気がするけど何の曲か思い出せん…。なんか単純な曲ばかりだしどの曲も同じ音ばっかりで、あれこれ考えずにアシッドの雨を浴びる事が出来て気持ち良いです。なんかまとまりのない文章だったな…

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| HOUSE1 | 22:41 | comments(2) | trackbacks(1) | |