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FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
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Orbital - Orbital 2(Brown Album) (FFRR:828 386-2)
Orbital-Orbital 2
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テクノ界にはスキンヘッド団体と言う奇妙なグループが存在し、そこには著名なアーティストが数多く加入している。有名なアーティストだけでも、Richie Hawtin、Karl Hyde(Underworld)、Fatboy Slim、Adam Beyer、Hardfloor、Herbert、Luke Slater、Carl Coxなど例をあげたらきりがない。その中でも特に有名なのがこのHartnoll兄弟から成るOrbitalだろう。ライブでは八つ墓村スタイルのライト付きメガネをかけて、会場を興奮の渦に巻き込む冗談抜きで素晴らしいユニットである。なお去年WIRE04で(確か)ラストライブを行い、ファンに惜しまれつつも解散してしまいました。

彼らのサウンドはトランシー(トランスではない)な楽曲が多く、大半はとても聴きやすい物です。僕もテクノを聴き始めた頃からOrbitalサウンドには触れていたと思いますが、とても間口の広いユニットですね。一聴して耳に残る分かりやすいメロディーに、洗練されたトランシーな音、そして完璧な流れをもった構成と非の打ち所はありません。このアルバムが出た頃はレイブ全盛期という事もあったのでしょうか、大きなイベントで利用すると馬鹿ウケするようなトラックが満載です。つまり幸福感に溢れ肉体を振るわせるアッパーなトラックなのです。多分テクノ好きな人でこのアルバムを嫌いな人は、余りいないのでは無いでしょうか?友達と麻雀を打つ最中にも良くかけていましたが、評判は上々だったと思います。曲名からして「Lush」とか「Halcyon & On & On」なのだから、だいたいどんなアルバムかは想像出来るのでは?ただ今一度念を押しますが、トランスではありません。これはテクノの金字塔であるのです。

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| TECHNO1 | 23:00 | comments(7) | trackbacks(5) | |
Joey Beltram - Trax Classix (Trax Records:CTX-CD-5013)
Joey Beltram-Trax Classix
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土日に温泉旅行に行っていたのですが、氷点下の中露天風呂に浸かっていたせいか風邪をひいてしまいました。頭痛は収まりかけていますが、一日中腹痛で苦しいです。旅行のドライブ中に今回はこのCDも持っていって聴いていました。友達が不快に思ったかどうか、そこまでは分かりませんが…。

Joey Beltramと言えばNYのハードテクノのボスみたいな扱いだと思うのですが、Trax Recordsに憧れていたそうで何度もレーベルにサンプルを送り、遂には作品をTraxから出す事が出来たそうです。そんなTrax Recordsからの作品をまとめたのが今回のコンピレーションCD。収録されている曲の大半を僕は初めて聴きましたが、予想通り荒々しくエネルギッシュな作品が多いです。確かに構成や音そのものはそれ程練られていないでしょうけど、シカゴハウスなんて元々チープな作品が多いし。ただそれらを考慮しても取り憑かれる魅力があるんですよね。このコンピに関しては、Beltramの中でもかなりシカゴハウスの影響を受けている様なスカスカで、アシッディーでファンキーなハードテクノをやっています。今のBeltramしか知らない人が聴いたら、どう感じるんでしょうね?今のBeltramはフィルターディスコで良くも悪くもイケイケ路線なので、是非とも過去の作品を知らない人は硬派な頃のBeltramにも接して欲しいと思います。まあ今のBeltramもハードでタフでしょうけど。取りあえず聴くべきは「The Start It Up」。今でもプレイする人は多く、ハードトライバル的轟音パーカッションが鳴り響く凶悪トラックです。

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| TECHNO1 | 23:43 | comments(1) | trackbacks(1) | |
Juan Atkins - Berlin Sessions (Tresor:Tresor.215)
Juan Atkins-Berlin Sessions
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なんでかここ最近デトロイトテクノやらシカゴハウスやら、なんかレトロな音楽が勢いづいてる気がします。特に今日紹介するJuan Atkinsは去年、完全復活を果たし現役ばりばりの素晴らしい作品を連発して発表しました。そして今年はCybotron名義のベストアルバムが出て、この数年ぶりのオリジナルアルバムも出て、この後には全ての名義を含めた彼の総括とも言えるベストアルバムも出ます。もういい歳こいてるのに、なんて元気なおじさんなんだろう。さすがテクノゴッドだ!

さてこのオリジナルアルバムはTresorからと言う事もあり、予想通りもろにテクノな作品です。もともとTresorからは、3MBと一緒にルーツの一つであるジャズを取り込んだアルバムや、Infinity名義でシリアスかつダークなアルバムを発表していたけれど、今回は一番ミニマルが強調された作品だと思います。と言うのもミニマルアーティストのPacouが参加してるせいもあるのでしょう。曲の要となるリズムは、シンプルな組み立てにソリッドで硬い引き締まった音で構成されて、これはPacouの影響が結構出ているのだと思います。そしてその上にJuanの原始的な輝きを見せるシンセが散りばめられて、曲に彩りを加えています。デトロイトテクノと言うか、これは正にJuanの音だ!Sonic SunsetやInfinity Collectionなんかの音を想像してもらうと分かりやすいでしょう。去年はEP単位でブロークンビーツやハウスやら、エレクトロやら色々出しまくっていたけど、アルバムはミニマルテクノで統一されています。派手な所がある訳でもないし地味に聞こえるかもしれないけれど、テクノとは何ぞや?と問われたら、このアルバムを差し出せば宜しい。特にSession Fourが跳ね系リズムでグルーヴィー、かつオプティミスティックなシンセ音が美しく一番お薦めです。大半の曲がかる〜く10分オーバーの曲で、ズブズブとミニマルな世界に入り浸ってしまう事間違いないでしょう。

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| TECHNO1 | 22:16 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Funk D'Void - In The Mix iFunk (Cocoon Recordings:CORMIX008)
Funk D'Void-iFunk
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昨日Pascal FEOSのIn The Mixシリーズを紹介したので、ついでにこれも久しぶりに聴きました。Funk D'VoidはSOMA Recordsから毎回高品質なデトロイトライクなテックハウスを発表していて、そのシンセの美しさには定評があります。リミックスワークも外す事なく、リスニング系からアッパー系まで良い感じの仕事をしています。とにかくFunk D'Voidはアーティストとして素晴らしい才能を持っていて、僕の大好きなアーティストの一人であります。そんな彼のMIXCDがIn The Mixシリーズに初登場したのが、去年の話。実際のプレイはハードグルーヴと言う話を聞いていたので初めてこのCDを聴いた時、予想外にも結構大人しめで聴かせるプレイだったので困惑したものでありました。テックハウスメインなので音的には本人のイメージその物なのですが、終盤までとにかく緩い。メロウな曲をじっくり聴き込むための様な選曲です。流行のクリックハウスもエレクトロディスコも時折混ぜて、終盤までまだかまだかと引っ張ります。途中Carl Craig、Future Beat Allianceのデトロイト系を2発差し込み、少しだけはっとさせられました。でもまだまだ盛り上がりが足りません。結局ラスト2曲の綺麗目シンセなデトロイト系で感動的な盛り上がりを見せて終わるのですが(特にAdrenogroov等から作品を発表しているDan Corco & Fred Carreiraは素晴らしいです)、なんだか食い足りない感じでした。結局全体的にビートが弱かったと言うか、もう少しだけでもハードな4つ打ちが欲しかったかなと思います。緩いなら以前紹介したSteve BugのMIXCDも同じじゃないかと思いますが、あちらは4つ打ちミニマルで反復の高揚感がありました。こちらはミニマルでも無いし、グルーヴが稀薄になったJohn TejadaのMIXって感じですね。

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| TECHNO1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pascal FEOS - In The Mix Rize & Fall (Cocoon Recordings:CORMIX006)
Pascal FEOS-Rize & Fall
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近年のSven Vath率いるCocoonは昔のSvenの趣向のトランスではなく、現在形のジャーマンテクノ。Svenは嫌いだったけど、最近はなかなか良い所があると思います。そのCocoonからのIn The Mixシリーズの一つが、このRize & Fallで前出のSteve BugやSven本人、Ricardo VillalobosやFunk D'Voidも参加していてかな〜り豪華な面子になっています。Steve Bugはディープでセクシャルなハウスを披露していましたが、このPascal FEOSはどうでしょうか。こちらは流行のRicardo Villalobos、Lucianoの様なクリック系から始まります。まあ今となっては目新しさもありません。しかしここら辺の音はグリグリしてて、ほんと奇っ怪な音ですね。そしてクリック気味のテックハウスに繋がり、Freaksでは近年リヴァイバルが目立つアシッドォォォォ!シカゴ系のアシッドでは無くてジャーマン系のブリブリした感じですね。中盤以降はアッパー系のテクノ〜テックハウスで終始押しまくり、そこら辺は手堅くまとめた感じです。こう聞くと大した事なさそうだけど、丁寧なMIXで後半に向けて徐々に盛り上げてくれて軽〜く水準をオーバーするナイスなMIXCDなんですよ。前半が抑えめなおかげで後半がモリモリ盛り上がる訳です。アッパーだけど綺麗目のソリッドなシンセ音で構成されていて、デトロイト系までとは行かないけれど情緒的でもあります。ジャーマンテクノってKOMPAKTとかもそうだけど、硬派でありつつPOP感覚にも溢れているのです。流行を逃す事もなく、また地もしっかりした硬派なMIXCDだと認定します。昆虫がアップになったジャケットは、彼のプレイと同様に耽美を感じます。

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| TECHNO1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |