CALENDAR
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
Kraftwerk - Minimum - Maximum (Astralwerks:ASW36292)
Kraftwerk-Minimum - Maximum
Amazonで詳しく見る(リージョンフリー)
 Amazonで詳しく見る(日本盤)
本来ライブCD・DVDである「Minimum - Maximum」はCDとDVDが同時発売される予定だったはずなのですが、季節が巡ってやっとDVDが発売されました。クラフトワークは音楽もさる事ながらライブにおいては完璧にエンターテイメントをこなす事の出来る数少ないテクノユニットであり、例えそれが予定調和だとしても彼らの演奏に異を唱える者は少ないであろうかと思います。なんと言うかクラフトワークのライブは聴くよりも見ていると言う方が適切であるかと思います。僕も2度程彼らのライブを体験したのですが、殆ど微動だにしないクラフトワークのメンバーに対し、殆ど動かないファンの山。テクノなんだけどもろに踊れる音楽って事でもないので、みんな見入ってしまうのでしょうね。その上音楽とマッチしたレトロフューチャーなムービーが永遠と流されたり、「The Robots」ではメンバーは舞台に上がらず代わりにロボットが動いているだけ。更にはアンコールでは定番の電飾コスチュームに身を包み、近未来的なステージを演出します。と見ていて楽しいライブなんでしょうが、余りにも予定調和なライブにつまらんとぼやく人もいるかもしれません。それはそれである意味正しい意見なのですが、クラフトワークに求めるのは機械化された人間であり、それはクラフトワーク自身も分かっているはずでしょう。淡々と自分たちの役を30年もこなし続けるなんて、ただのアーティストなら飽きられてしまうし続くはずもありません。クラフトワークはポップアイコンの一つであるのだと思います。

気合いの入ったファンにはCD2枚組+DVD2枚組+88ページフルカラーのブックレット付きのボックスセットをお勧めします。UK盤、US盤の2種類ございます。
Amazonで詳しく見る「Minimum - Maximum- [Limited Edition] [from UK]」
Amazonで詳しく見る「Minimum - Maximum- [Limited Edition] [from US]」

Check "Kraftwerk"
| TECHNO3 | 21:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Underground Resistance - Interstellar Fugitives (Underground Resistance:UGCD-UR045)
Underground Resistance-Interstellar Fugitives
Amazonで詳しく見る

「Interstellar Fugitives 2」の発売に伴い、廃盤になっていたPart 1も日本盤として再発される事になりました。このアルバムこそがUnderground Resistance(以下UR)の初のオリジナルアルバムで、それこそレコードのみでの活動を行っていた彼らの事を考えるとようやくCDで、しかもURグループとしての集大成を聴ける事は大変喜ばしい事だと思います。ところでこれがコンピレーションだと思っているならそれは過ちで、URは個人では無くURと言う民族を越えた共同体なのです。なのでこのアルバムは紛れもなくURと言う共同体が作り上げた、渾身のフルアルバムなのです。僕は「Interstellar Fugitives」のエレクトロは得意ではないので今まで放置していましたが、Part 2購入と同時にPart 1も購入してみました。最初になんですが、これはオリジナル盤とは2曲入れ替えがありまして、と言うのもオリジナル盤に曲を提供していたDrexciyaが他界した為、弔いの為にそういった処置をされているようです。しかし98年発売時にはこのURの初のアルバムには、僕は余り賛同出来ませんでしたね。デトロイトテクノを聴き始めたばかりだと言う事もあったのでしょうが、やっぱり音が今よりも強烈と言うか全部聴き通すには体力がないとしんどいです。それ位ダークでタフなエレクトロな作品だったのですが、今聴いてみると耳も慣れたのかむしろファンキーな所に共感を覚えました。確かに電子楽器に依って作られた曲なのですが、黒人の音楽に感じるエモーショナルなヴァイブスが闘争心みたいな感情で表現されています。URを語る点に於いて「Hard Music From Hard City」と言う言葉があるのですが、正に厳しい環境から生まれたハードミュージックなんだと思いました。Part 2に比べるとアンダーグラウンド色が強く、これこそが実態を現さずに活動していた頃のURのコンセプトが一番強く出ているアルバムでしょう。ライナーノーツはデトロイト大先生かつMad Mikeの親友・野田努が担当しているので、一見の価値は有り。「Interstellar Fugitives」=「銀河感逃亡者」のストーリーも和訳されているので、この機会に読んでみましょう。

試聴

Check "Underground Resistance"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Underground Resistance - Interstellar Fugitives 2 (Destruction Of Order) (Underground Resistance:UGCD-UR2005)
Underground Resistance-Interstellar Fugitives 2 (Destruction Of Order)
Amazonで詳しく見る

世の中はクリスマスムードですが、そんな時期にもアンダーグラウンドな世界からクリスマスプレゼントが届きました。今年、Galaxy 2 Galaxy名義(以下G2G)でもっとも音楽シーンで話題をかっさらったであろうUnderground Resistance(以下UR)から、2枚組のオリジナルアルバムが発表されています。URと言えばMad MikeとJeff Millsが設立したレーベルであり、またユニットでもあり、集合体でもあるデトロイトテクノの功労者。彼らの活動の根底にあるのはそのレーベル名そのものであり、音楽に依って自らを解放する事であります。彼らの音楽は希望や夢、もしくは怒りや闘争(暴力ではない)によって生み出されるのですが、今年前半のG2Gのコンピレーションアルバム「A Hi Tech Jazz Compilation」は前者から成るフュージョンテクノ、フュージョンハウスな音楽です。そしてこの度発売された「Interstellar Fugitives 2」は後者の、怒りや闘争の音をイメージさせるハードなエレクトロがこれでもかと言わんばかりに詰め込まれています。きっとデトロイトと言うハードな街で生き抜く為には、ハードな心が必要になるのかもしれません。G2GがMad Mikeを中心に進められ希望や夢に依って障害を突破するプロジェクトであるならば、このアルバムは反骨精神に溢れたURと言うある一種の民族を越えた共同体から成るプロジェクトなのでしょう。とまあ、URについてはライナーノーツにこれ以上もっと詳しい詳細が書いてあるので、そちらを読んで頂いた方が良いですね。とにかくMad Mike風に言うならばこのアルバムは最高にシットで、最高にイカシテルって事です。元々エレクトロ方面のURは結構苦手だったのですが、今作はテクノ色が強めでRed PlanetやLos Hermanos系のメランコリック路線もあったりで、比較的聴き易いのではないでしょうか。それでもタフでハード、ダークでソリッド、決して売れる様な音では無いと思います。しかしG2Gとは音色そのものは異なろうとも、見据える先は同じ所に向いています。だからこそ面と向かい合い彼らのソウルを感じたいし、聴き過ごす事なんて出来やしません。Mad Mike、いえURとしての活動に期待をせずにはいられません。

蛇足ながら、最近のURのアートワークなり音なりが小綺麗になっているのは、何か彼らに変化でもあったのでしょうか?G2Gのコンピ、Los Hermanosのアルバム、そして今回のジャケの変に洗練された感じは明らかに今までと異なります。また「Return Of The Dragons」以降の音も、妙に小綺麗と言うかクリアになったと言うか。単にレコーディング環境が良くなっただけなのでしょうか?アートワーク、音共にいかにもアナログだった頃と変化が見れるので少々気になりますね。

試聴

Check "Underground Resistance"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO3 | 13:00 | comments(3) | trackbacks(4) | |
Agoria - Cute & Cult (Different/PIAS:DIFB1055CD)
Agoria-Cute & Cult
Amazonで詳しく見る

最近新譜がどんどん出るので聴くのが追いつきません(汗)。年の瀬だって言うのに、また強烈なMIXCDが出ちゃいましたよ。フランスからのニューカマー・Agoriaさんの変幻自在、奇天烈なプレイが存分に味わえる「Cute & Cult」がそれです。Agoriaさんはフランステクノシーンにおけるデトロイトテクノフォロワーで、その中でも単にデトロイトテクノを模倣したもの以上のアルバム「Blossom」で注目を浴びています。そしてミックスプレイもやっぱり一筋縄ではいかず、Carl Craigや69、Phylyps(Basic Channel)に混ざってLucien & LucianoやMathew Jonsonのクリック、Anthony Rotherのエレクトロ、Alter Egoのジャーマンテクノ、RadioheadやIggy Popのロック、しまいにはAge Of Loveのトランス?!までも収録。普通の4つ打ちテクノだけが好きなら苦手な人もいるかもしれないけど、抗えないインパクトは感じるはず。ドラッギーなエクスペリメンタルテクノから、緩やかなテックハウス、ダーティーなロック、ギトギトのエレクトロ、高揚感満載のトランス、未来派デトロイトテクノが、入れ替わり立ち替わりで聴く者を刺激ます。ただ聴くだけじゃない、心で感じるんだ!こんな不規則なテンポやリズムでも、きっと踊れる、勝手に体が動くでしょう。今年の珍盤ベスト1か?

試聴

Check "Agoria"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO3 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Miss Djax - Raw (United:DJAX-CD-20)
Miss Djax-Raw
Amazonで詳しく見る(UK盤)
 Amazonで詳しく見る(US盤)
オランダのレーベルながらも90年代初頭から積極的にデトロイトテクノやシカゴハウスの作品を発表し、マニアの中では人気を誇っているDjax-Up-Beats。そんなレーベルのオーナーこそ女性アーティスト、Saskia SlegersことMiss Djaxです。レーベル自体は1989年頃からあった様なので、約15年を経て初のアルバムが出る事になりました。しかしこのアルバムは良いねぇ、女性アーティストだと思ってなめてると痛い反撃を食らいます。これでもかと言う位のオールドスクールっぷりで、ノリノリなアッパーテクノ、ノコギリで全てをぶった切るようなゴリゴリで荒々しい音で、有無を言わさぬ攻撃性があります。じっくり練り込んで作ったようには思えず、勢い一発で作り上げた感もありますがそこが逆にカッコいい!アシッド、シカゴハウス、テクノをごちゃごちゃに混ぜて、純度を相当高めたシカゴ系テクノって感じですね。DJ Rushも参加している事でだいたいの予想は付くかと思いますが、初期Dave Clarkeが好きな人にも向いている音ですかね。2005年現在になってこんなのが出てくるなんて、まだまだテクノシーンも終わってなんかないですね。

試聴

Check "Miss Djax"
| TECHNO3 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |