CALENDAR
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
Lonesome Echo Production - Silver Ocean (V2 Records:V2CP-132)
Lonesome Echo Production-Silver Ocean
Amazonで詳しく見る

時にはゆったり大らかなハウスで心地良くなりたい、そんな自分がCDの山から引き抜いたのがコレ。DJ・プロデューサーである井出靖と、レコーディングエンジニアの太田桜子から成るLonesome Echo Productionの「Silver Ocean」。何と言ってもタイトルからして素晴らしい、まるで広大な海の航海を喚起させる。そしてやはりその内容ものびのびとゆったりと、どこまでも心地良く心を躍らせてくれる。そして何よりも彼らの音楽は流行に左右されない普遍性に溢れている。嫌みのないポップミュージックな面、そしてディープでフロアに対応するダンスミュージックとしての面、その両面が向かい合わせではなく一緒に存在しているのだ。オープニングを飾る「SWEET DREAM」ではサルソウルを思い出させるクラシックな作りで、美しいボーカルハーモニーが高揚感を誘います。そしてバスドラはBPM120前後の一番心地良いテンポを刻み、体をゆったりと揺らします。まるでこれからの幕開けを祝福するかの様な曲。2曲目はブラジリアンテイストな「NO COLO DO MAR 」、優雅なストリングスと渋いギターカッティング、そして南国を思わせる跳ねるパーカッションが素晴らしい。Osunlade参加の4曲目「SOUL GALACTIC」は、スピリチュアルで秘めたる闇が待っているディープハウス。「SPIRIT OF DRUMS」はタイトル通りで、ダビーでゆったりとしたトライバルハウス。呪術的なポエトリーリーディングが絡み、怪しくも不思議な感じ。他にもブロークンビーツやラガ、レゲエ等を導入したり幅広い音楽性を感じさせるけれど、それでも一貫した統一性を感じるのは彼らの普遍的な音楽を作りたいと言う意志の現れなのだろうか。実に清々しいハウスミュージックでありダンスミュージックでもあり、聴き終わった後には満足げな笑みだけが残る。

試聴

Check "Yasushi Ide"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| HOUSE2 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Scion - Arrange and Process Basic Channel Tracks (Tresor:Tresor200CD)
Scion-Arrange and Process Basic Channel Tracks
Amazonで詳しく見る

90年エレクトロニックミュージックにおいて、究極のミニマリズムを確立したBasic Channel。彼らのアルバムの再発、また彼らの弟子とでも言えるScion(Pete Kuschnereit aka Substance、Rene Lowe aka Vaniqueur)の来日ライブ(10/21 With Jeff Mills)があるので、このMIXCDを紹介しない訳にはいきません。数あるMIXCDでもここまで緻密な展開を持ったMIXCDはなかなか無いと思いますが、それもそのはずPCソフトAbleton LIVEを使ったMIXなのです。Basic Channelのトラックから一部分ずつ抜き出し、それをPCで組み立てていくと言う事らしいですが、もはやターンテーブルを使ったDJでは再現不可能。トラックの良い部分だけを何度も何度も繰り返す事が出来るのも、PCソフトのおかげ。それだけで聴いても面白くもないBasic Channelのトラックが、MIXされる事により最小の単位で最大の効果を上げています。アブストラクトで極限までディープ、押し寄せては引き返す波の様な残響音、そして緩い展開から激ハードな展開までダンスミュージックである事を思い出させてくれる構成。全てがパーフェクト、Basic Channelの魅力を全て引き出したScionには敬意すら抱きます。もしこれが実際のライブで表現されるのであれば、その瞬間に神!Basic Channelと同様ミステリアスな存在のScionのライブは、一見の価値有り。このMIXCDで予習してライブを見に行く事をお勧めします。

試聴

Check "Scion"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO2 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Technasia - Future Mix (Technasia Records:TA101CD)
Technasia-Future Mix
Amazonで詳しく見る

ブログを初めて1年以上経つのにこの傑作CDを紹介してなかったのは、正直な所最近彼らが活動していないので忘れかけていたからです。Amil KhanとCharles Sieglingから成るこのTechnasia、その名の通りアジアンテイスト溢れるメロディーが魅力的。EPの段階から大ヒットを重ね色々なアーティストのプレイリストに載り、そして遂に出たアルバムが「Future Mix」でした。MIXと言うのは未来的な音楽の混合と言う意味もありそうで、またアルバム通してMIX風にアレンジされています。また香港のラジオ番組を再現したコンセプトアルバムでもあり、ナレーションが入ったり面白い作りにはなっているのですが…とにかく一曲一曲の出来が尋常で無い素晴らしさです。基本的なスタイルはシャープでソリッドなシンセ音を多様し、アジア風なメロディーを導入した様な美しい旋律、そして徐々に音に厚みを付けていき盛り上げるワイルドピッチスタイルです。大ヒットした「Silvery Sound」は美しくもハードで、未来的なシンセ音がシュンシュン鳴り渡ります。タイトル曲の「Future Mix」は典型的なビルドアップな展開で、中盤から入る独特なシンセが儚くも壮大であります。「Hydra」なんかJoris Voornの様にブレイクまで延ばしに延ばして、ブレイクに入った瞬間テンポダウンする予想外の展開が素晴らしいです。そして極め付けが「Evergreen」、ナルシスト風のCharlesのボーカルが入るのですが、至高の泣きメロがなんかYMOっぽいと感じたのは僕だけでしょうか?とにかく狂おしくも美しく奏でられるメロディーは、彼らがただのテクノユニットで無い事を示しています。踊れるボトムだけではなく、人を心を揺さぶる旋律がここには存在しています。なんて書いてるとダンスミュージックで無いと思うかもしれませんが、基本的に4つ打ちテクノでハードなのでご安心を。今年中にはニューアルバムが出るそうなのですが、この次は一体どんな展開が待っているのか期待は膨らむばかりです。テクノ好きな人は持ってないと、損していますよ。

視聴

Check "Technasia"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO2 | 22:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
PLUS Technasia:Charles Siegling (Plus:PLUS101)
PLUS Technasia:Charles Siegling
Amazonで詳しく見る

なんとなくガツンと来る物を聴きたかったので、TechnasiaのCharles SieglingのライブMIXCDをご案内。ええ、まあライブMIXなので臨場感と言うか普通のMIXCDより猛々しいパワーに溢れています。しかもTechnasiaのオリジナルトラックはデトロイトとアジアに影響を受けた様な美メロトラックが多いのに、Charles自体のDJってどっちかって言うとシカゴハウスに影響を受けている様なファンキーさと高速BPMが特徴ですな。ザクザクッとしたハードかつ鋭い切れ味を持ったトラックの合間に、Technasia関連のスタイリッシュで美しいトラックを差し込み美味く展開を作っていると思います。ターンテーブル3台使用のプレイと言う事もあり、どんどん曲を繋げていくのでテンポよく聴けますね。しかも実際のプレイではBPM140越えも珍しくないらしいですが、そんなに早いと踊るのも一苦労なんじゃないかと…。ここら辺もシカゴハウスのパンピンなMIXに近い物がありますね。まあスカッと爽快になりたければこんな痛快なMIXCDもうってつけなんじゃないでしょうか。

Check "Charles Siegling"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Jeff Mills - Purpose Maker Compilation (Purpose Maker:PMWCD9601)
Jeff Mills-Purpose Maker Compilation
Amazonで詳しく見る

永らく廃盤となっていた素敵なコンピレーションアルバムがリイシューされたんじゃ、紹介しない訳にはいきません。現在のテクノシーンに於けるファンキーでトライバルな流行を作りだしたこのシリーズ、Purpose Maker。「目的を作しり者」とレーベル名からして素晴らしいですが、Jeff MillsがよりファンキーでよりフロアライクでDJ仕様に使いやすい様に創りだしたこのレーベルの音源は、曲自体も本当に素晴らしい物ばかりです。もし今のJeffしか知らない世代の人にはこれらの曲には驚くかもしれないです。現在のJeffとはそれ程全く趣向が異なっているのです。昔からのファンには、きっとこの頃のJeffが好きだったんじゃないかと思いますが。ハードかどうかだけ考えると、現在の他のハードテクノシーンの方が全然ハードなのですが、しかしこの頃のJeffの作曲能力の神懸かりの具合と言ったら言葉も出ません。シンプルでいて体の奥底から揺らす事の出来るグルーヴ、音の隙間の間に感じられるファンクネス、再現なく続くミニマルな展開、どれをとっても最上級の物です。現在でも多くのDJがこの頃の曲を使用し、フロアを沸かしております。DJのみならず曲作りに於いても、想像だに出来ない想像力と完璧なコントロールを持ち合わせているJeff Mills。本当に天才だと思います。惜しむらくは、Purpose Makerの真似をするアーティストが増えすぎた為に、この作風をJeff本人が捨ててしまった事。もう一度この頃のJeff Millsを体験出来たならば…

Check "Jeff Mills"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO2 | 22:00 | comments(5) | trackbacks(0) | |