Jeremy Ellis - Lotus Blooms (Ubiquity:URCD165)
Jeremy Ellis-Lotus Blooms
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デトロイトからの期待のアーティスト、AyroことJeremy Ellisが2枚目(本人名義初)のアルバムをUbiquityから発売。Ubiquityからと言うだけで前作のデトロイトテイストよりも更に生音重視で、よりラテンテイストが強調されたのではないかと予想していた。実際蓋を開けてみれば予想と大した差もなく、すんなり聴く事が出来た。細かに打たれるリズムはJazzanovaとかに近いけれど、Jeremyのキーボード使いはよりファンクでコズミック。やはりデトロイト経由で来たせいもあるのか、この黒さと言うか熱さは失われていない。なのでブロークンビーツやジャズっぽいリズムの曲ばかりで4つ打ちは皆無だけど、デトロイトテクノ好きな人が聴いてもそれ程違和感は無いと思う。ともするとラウンジミュージック的な扱いをされそうな事も頭に浮かんだが、しかしJeremyの粋なキーボードプレイは目を見張る物があるし、真夏の陽気さを思わせるソウルフルでホットな音は決して軽い音楽では無い。過去に紹介した「As One - Out Of The Darkness」と一緒に聴いて欲しい。頭の中に南国の島の風景が浮かんできます。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(5) | |
Ian O'Brien Presents Abstract Funk Theory (Logic Records:74321 69334 2 )
Ian O'Brien Presents Abstract Funk Theory
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まあ、Ian O'Brienが選曲してるんだし、本人の曲も入ってるし間違いないよね?買っちゃう?…買っちゃいました。Abstract Funk Theoryは今までシリーズになっている物でCarl CraigやMixmaster Morrisも参加してるけど、特にIanの選曲は素晴らしい。スピリチュアルジャズと呼べば良いのだろうか?ハイテックテクノを通過して、スペーシーなジャズまで辿り着いたIanならではの選曲だと思う。ここにテクノの面影はないが、彼の宇宙指向がこのコンピレーションに凝縮されていると思って良いだろう。そして最近のURのコンピにはまっている人は、是非ともこちらのソウルフルでロマンティックなジャズを聴くべきだろう。デトロイトの天才たちがテクノから生音重視のジャズへ回帰した様に、Ianのルーツにもジャズと言う物があるのだろう。自身の新曲Midday Sunなんて、惚れ惚れする程ロマンティックだしコンピに収めておくのがもったいない位です。不治の病のAnthony Shakirも参加していて、ハウス風ブロークンビーツを披露。どこか内向的でちょっとダークな雰囲気を思わせます。なんか悲しげ。Jazzanovaはスウィートでゆったり落ち着けるラウンジ的な音楽で、相変わらず質がお高いようで。意外にもClaude Youngも参加していてどんな曲かと思ったら、テック系ジャズって言えば良いのかな。極彩色でパッション弾ける爽快な曲でした。以上の様にこのアルバムは落ち着いて聴けるムーディーな曲から、アップテンポでクラブ仕様な踊れる曲まで良い塩梅で収録されていて、クラブジャズ系のコンピとしては相当質が高いと思います。デトロイトテクノ好きも、クラブジャズ好きも、また宇宙指向?の人も聴いてみてください。最近はKanzleramtからテクノ作品を出したIan O'Brienの向かう先は、テクノかジャズか一体どちらなのでしょう。。。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joey Beltram - Live @ Womb 02 (WOMB Recordings:WOMB-010)
Joey Beltram-Live @ Womb 02
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去年の11月にDeetronと一緒にWOMBでプレイしたJoey Beltramのプレイをそのまま真空パック詰め…と言う訳でもなく、実は後からある程度処理を施したMIXCDがこれ。それはさておきBeltramはNYをハードなテクノで長く生き抜いている素晴らしかったアーティストであり、昔の作品は今でも好きです。と言うのも最近はフィルターディスコ路線なので、ちょっと僕の好みとは違うのですね。フィルターディスコは嫌いじゃないけど、Beltramのはあんま好きじゃないだけ。でこのMIXCDも案の定フィルターディスコ満載で、デンデケベースがメインです。プレイがそんなに上手いとも感じないので、この人の場合とにかく派手な曲で盛り上げる感じだね。歓声を聞く限りでは良い感じで盛り上がっていたのではないでしょうか?しかしイントロはまじ酷い、これは悪夢だ。WOMBを嫌いな理由がここに凝縮されていると言っても過言では無い。いらねーMCをつけるな!TIMELINEの時もそうだったけど、ここは場の雰囲気を読める関係者はいないのかね?これは一体何のパーティーなんだ?とにかく一曲目だけは完璧に閉口です。でBeltramのプレイの話に戻るけど、一番の盛り上がり所はCaliber→Start It Up辺りかなと。やっぱり彼の曲は確かに格好良い。特に今でもKen Ishiiのプレイリストに載るStart It Upは砕岩機の様に、怒濤のパーカッション攻めで破壊力満点のベリーナイスなトラックです。注ですが、CaliberもStart It Upも実は10年以上前の作品です。昔はマジでハードエッジで格好良かったね。で後半はCaveの未発表曲からBen Sims Remixに繋げる辺りのトライバル感も宜しい。でもトライバルはここだけです。全体的に終始アッパーで休む事がないので、とにかく盛り上がりたい人向け。ここまで自分の曲ばかりを回すDJも珍しいけど、彼のエゴは相当な物なのだろう。NYと言う街で今までテクノ一筋で生き抜いてきた彼の、タフなDJのプライドみたいなのが滲み出ている。でも、個人的にはもろにシカゴハウス影響下にあった頃のコンピの「Joey Beltram-Trax Classix」がお薦めです。

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| TECHNO1 | 21:00 | comments(5) | trackbacks(4) | |
Upcoming Event
2005/04/02 (SAT) UNITE @ UNIT
Live : Le Petit Orb (Alex Paterson & Thomas Fehlman)
DJ : Alex Paterson ,Thomas Fehlman ,更にKAITOも追加!

2005/04/10 (SUN) NAGISA @ お台場OPENCOURT
DJ : Carl Craig ,Ken Ishii ,Q`HEY and more.

2005/04/15 (FRI) ESCAPE @ YELLOW
DJ : Carl Craig

2005/04/23 (SAT) VADE feat. MARCO CAROLA @ WOMB
Special Guest : Marco Carola (Zenit)
Guest : Ryukyudisko (DJ Set)

2005/04/28 (THU) Standard 1 in association with REEL UP @ WOMB
DJ : Ken Ishii, Funk D'Void, Bryan Zentz

2005/04/28 (THU) secret service meets kompakt night vol.8 @ UNIT
DJ : MICHAEL MAYER, Toshiya Kawasaki
LIVE : LO SOUL (playhouse), dublee (mule electronic)

2005/05/03 (TUE) MIN2MAX or MINIMIZE to MAXIMIZE tour @ WOMB
DJ : Richie Hawtin

2005/05/06 (FRI) STERNE @ WOMB
DJ : HARDFLOOR ,TAKYUU ISHINO ,TEN

2005/05/14 (SAT): VADE @ WOMB
DJ : Surgeon

Le Petit Orbの時はワタナベヒロシさんの参加も決まり、KOMPAKTの重鎮が揃いました。これはテクノ好きは必ず行くべきイベントですね。
NAGISAはちょっとしけた面子だけど、ケンイシイとカールクレイグで1500円なら問題無し。野外イベントでのんびり楽しめれば良いかな。
WOMBのKen Ishii, Funk D'Void, Bryan Zentzの3人が揃うイベントもかなり強烈。WOMBは行きたくないけど、この面子が揃えば行かねばなるまい。
HARDFLOORは多分ライブだと思います。Surgeonはマニアックラブでプレイしてこそなのだけどね…残念。
| UPCOMING EVENT | 19:40 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Nookie featuring Larry Heard - Paradise (Sony Music Entertainment:AICT-20)
Nookie Featuring Larry Heard-Paradise
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中古レコード屋の良い所は時々掘り出し物が見つかる事、しかも意外と安い時もあったりする。まさにそんな感じだったのが今回紹介するアルバムで、存在自体を知らなかったのだけどLarry Heardの言葉に釣られて即購入しました。Larry Heardをフューチャーって事はNookieがメインなのかな?そもそもNookieとは誰なんだ?解説を読むとNookieとはUKドラムンベースのオリジネイターらしい。そしてNookieは自分が影響を受けたヒーローがLarry Heardであり、レーベルの勧めもあってLarry Heardとコラボーレーションする事になったとか。まあコラボと言ってもお互い会った事もなく、お互いが素材を送り合い曲を形作って行く感じだったらしいが。そして出来たのがこのドラムンベースなアルバムです。ええ、ドラムンですよ…って予想外に良いですよ!リズム帯は完璧ドラムンでこっちはNookieが全面制作に違いない。そしてメロディーや浮遊感のあるシンセは、どう聴いてもLarryが手がけています。ボーカルも相変わらず語りかける様な、全てを許容する優しい声のLarryです。Larryのメロディーがドラムンで合うのかって思うでしょうけど、なんか普通にマッチングしちゃってるんですよね。シャープで引き締まってそれ程激しくないドラムなので、Larryのメロディーを邪魔する事もないし小洒落た音楽になっているんです。いつも程のディープ感は薄いけれどメランコリーでムーディー、静かにじっくりと耳を傾けたくなります。ドラムンは有名なのを何枚か聴いたけれど、このドラムンアルバムが一番良いですよ!もちろんハウス好きの人が聴いてもすんなり入り込めると思うし。中古で見かけたら即買い必至です。

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| ETC1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |