Burger / Ink - [Las Vegas] (Matador:OLE 334-2)
Burger/Ink-[Las Vegas]
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世の中は広い物で自分の知り得ない音楽と言う物は一杯あります。絶え間なく新しい音楽は発信され続けているので、時として良質な音楽まで見落としてしまう事もあります。今回はたまたまケルンミニマリズム特集を組んでいた「びびんば」さんのHP、acid over the rainbowで良い音楽を発見致しました。

このユニットはJorg BurgerとMike Inkから成るユニットで、ことMike Inkに関して説明すると膨大な量になるので大変だ。本名をWolfgang Voigtと言い、別名義にLove Inc.、M:I:5、Studio 1、Gasなどがあり作品の性質ごとに使い分けているようです。一般的にはLove Inc.のR.E.S.P.E.C.T.なんかはハードアシッド作品でかなり有名なんじゃないでしょうか。またGas名義ではMille Plateauxからスモーキーな音響アンビエントを発表したり、M:I:5名義ではケルンミニマリズムと呼ばれるスカスカなのに独特のグルーヴを感じさせる作品を発表してました。しまいにはKreisel 99と言うレーベルから毎週EPを出し続け、結局一年間で52枚のEPを出すと言う偉業を成し遂げたのであります。

まだまだ彼に関して語ると長くなってしまうので、これ位にしましょう。実際このアルバムに関して言うとハウス+ミニマリズムな感じで、体に響く強烈なビートと言う物はありません。むしろ柔軟で包容力のある音が、心臓の鼓動の様に一定のビートを保ち振動を続けます。ミニマリズムを極めた者こそが出せるこの変化のない繰り返しの高揚感が、いつの間にか思考回路をストップさせ夢うつつな世界に引っ張り込んで行きます。新作と言われても知らなければ気づかない程、現在のKOMPAKTなどとリンクしている音だと思います。早すぎたミニマルハウスの隠れた傑作。

Check "Wolfgang Voigt"
| TECHNO1 | 21:43 | comments(1) | trackbacks(1) | |
Upcoming Event
2005/02/10 (THU) RECLOOSE JAPAN TOUR 2005 @ MODULE
DJ:RECLOOSE, KZA

2005/02/11 (FRI) IN:FLAME @ AIR
DJ:John Tejada, DJ SODEYAMA

2005/02/18 (FRI) ART OF SEDUCTION @ Yellow
DJ:KING BRITT

2005/02/19 (SAT) IAN POOLEY @ Yellow
DJ:IAN POOLEY, Remi, Nako

2005/02/25 (FRI) ROBERT HOOD JAPAN TOUR 2005 @ MODULE
DJ:Robert Hood

2005/03/05 (SAT) DEEP SPACE JAPAN TOUR 2005 @ Yellow
DJ:FRANCOIS K

2005/03/26 (SAT) CLASH06 @ ageHa
DJ:Juan Atkins, Ken Ishii, Hitoshi Ohishi

2005/04/01 (FRI) "The Theory Of Everything" Tour 2005 in Japan @ Liquid Room
Appearance:Octave One / R.N.G (Full Live Set)
featuring Ann Saunderson & P. Gruv

Special VJ:Chuck Gibson a.k.a. Perception

2005/04/02 (SAT) UNITE @ UNIT
Live:Le Petit Orb (Alex Paterson & Thomas Fehlman)
DJ:Alex Paterson ,Thomas Fehlman

未定だが3月AIRにJoe Claussell

とまあパーティーは腐るほどある訳だが、勿論全てに行ける訳じゃない。
個人的に行きたいのはプーリーとフランソワ、ホアンアトキンス、
プチオーブ(他も行きたいのはあるが…)。超やばめがやはりプチオーブか。
フェルマンとのコンビで来るんだし、期待せずにはいられない。
ホアンアトキンス+ケンイシイもデトロイト好きを裏切らない
プレイをするでしょう。
| UPCOMING EVENT | 20:05 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Francois K. - Deep Space NYC Vol.1 (Wave Music:WM50150-2)
Deep Space NYC Vol.1
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待ちわびていた人も多いのではないでしょうか?このFrancois KのMIXCDを。Body & Soulが亡き今、彼の新しい創造性はこの「Deep Space」に向けられています。「Deep Space」と言うのはダブをメインに、ジャンルに拘る事なく良質な音楽を聴ける新しい彼のパーティーであります。そのパーティー名をタイトルに冠したこのMIXCDもやはり幅広い選曲で、新たなる息吹を感じさせます。CDのジャケットにはこう書いてあります-「An Adventure Into The Future Dub,Spacey Vibes And Abstract Grooves」。まさにその文面通りの物がこのMIXCDには詰まっています。ただダブをメインにとは謳ってはいますが、これはジャンル上のダブと言う訳ではなさそうです。実際選曲に関しては、Instant House、Ferrer & Sydenhamと言ったディープハウス、Tres Demented(Carl Craig)、Jeff Millsと言ったデトロイト系、果てはMatrix & Fierceの様なドラムンまであります。音的にダビーで深い物が中心だと言う事なのでしょう。一体Francois Kは何処まで行けば、その足を緩めるのか?彼の深淵なる宇宙の旅は、まだまだ終わりを見せません。Francois Kの新曲も入っているので、要チェック。



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Tracklistは続きで。
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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:17 | comments(6) | trackbacks(2) | |
The Irresistible Force - It's Tomorrow Already (Ninja Tune:ZENCD38)
The Irresistible Force - It's Tomorrow Already
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先日買ったばかりのCDプレーヤーが壊れた話をしましたが、一週間もしない内に新たに新品が送られてきました。早い対応だったので見直しました。ちなみにKENWOODのR-K700と言うプレーヤーです。今までのコンポとは段違いの音の解像度です。素晴らしい〜。。。これでやっとまともに音楽を聴けるようになりました(^^)

さてThe Irresistible ForceことMixmaster Morrisは、The Orbともよく比較されるアンビエントアーティストです。元々はUKの良質なテクノレーベルだったRising High Recordsから作品を発表していましたが、何故かこの3rdではブレイクビーツで有名なNinja Tuneから送り出されました。やはりその影響なのか浮遊感あるアンビエントな上物に、リズムはジャングルで刻まれています。ただリズムはそれ程前面には出てこず、神秘的な上物を上品に飾るような感じです。The Orbとも比較はされますが、The Orbとは僕は全く別物だと思うのですね。The Orbは麻薬的で異次元ワールドを展開し、BGMとしては聴けず正面をもって対峙しなくてはいけない音楽だと思います。しかしThe Irresistible Forceは良くも悪くもライトなアンビエントで、BGMとして垂れ流して聴くような音楽だと思っています。The Orbに比べて毒素が無いと言うか、アンビエントの表層だけを切り取ったと言うか。良く言えばあくまで気持ち良さに重点を置いた音楽だと思います。The Orbを聴くほどのエネルギーが無い時は、こっちの快楽的アンビエントも良いんじゃないでしょうか。

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| ETC1 | 21:30 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Tread - Tread 4 (NORM:nocd-004)
Tread-Tread 4
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先日Unitでワタナベヒロシさんと遂にお会いする事が出来てお話もしたのですが、NORMのスタッフの方ともお目にかかる事が出来ました。このNORMと言うのは、ワタナベヒロシさんとキタハラタケヒコさんのユニット、TREADが所属するレーベルです。TREADは多分キタハラさんが主にビジュアル面を担当し、音楽面をワタナベさんが担当しているのでしょう。TREADの1-4はボーダーシリーズと言う事で、ジャケットは全てボーダーになっています。Tread 3は以前にも紹介した通り緩い温かみのあるリスニングミュージックです。美しい音色にしっとりした感じですが、この最終章Tread 4では以前と似ていて少し異なる物があります。それは音の質感です。元々人間味溢れる温かみのある音だったのですが、今作では更に有機的な質感も持ち合わせより情緒的になりました。実際に生楽器を使っているのかもしれないですね、どうなのでしょう。ドラムの音なども随分湿っぽくなっていますし。このアルバムも評判は上々で、「Last Resolution」と言う壮大でメロディックな曲は眉唾です。Fabrice Ligもフェイバリットに入れていた位です。勿論どの曲も部屋で落ち着いて聴くにはぴったりな、しっとりとしたリスニング向けの音楽です。Tread 4で終わりだと勘違いしている人も結構いるみたいだけど、ボーダーシリーズが終わりなだけなので今後にも期待しましょう。

試聴

Check "Hiroshi Watanabe"
| TECHNO1 | 21:23 | comments(0) | trackbacks(0) | |