Carl Craig - More Songs About Food And Revolutionary Art (Planet E:PE65232CD)
Carl Craig-More Songs About Food And Revolutionary Art
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もうすぐLos Hermanosのアルバム、「On Another Level」が出るので、しばらくデトロイトテクノ関連の紹介をしてみる事にしました。カールクレイグと言えば最もデトロイトテクノを発展させた天才の一人で、テクノをやらせてもハウスをやらせても一筋縄ではいかない曲を作る。実験的であるにもかかわらず、フロアでも機能し色々なアーティストがお世話になっている事間違いない。このアルバムはPaperclip People名義でのハウスや、69名義でのテクノでクラバーを魅了していた後に出された作品。これはフロア受けするよりは室内向きのリスニングミュージックが中心で、4つ打ち的な曲もほぼない。しかしここにはカールの英知の結晶が詰まっている。神々しいまでの研ぎ澄まされた電子音が緻密な構成を成し、それが深淵で穏やかなディープテクノを作り出す。ここにルールはない。カールの自由であり、未来へと進もうとする発想がテクノの概念を壊してしまったのだ。現在を見てもここまで奥深く、美しい作品はそうはないと思う。初期の早すぎた名曲「Domina」、「At Les」、「Suspiria」、「As Time Goes By」収録。21世紀以前に作られたエクスペリメンタルテクノの指標となるフューチャーミュージック。

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| TECHNO1 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Needs - (Not Wants) The Black Edition (Inpartmaint:NBIP-5020)
Needs-(Not Wants) The Black Edition
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去年コンピレーションアルバムを出したNeedsが、その第2弾を発表しました。もちろん全て既出の曲だけどEPのみの曲だし、かのAnthony NicholsonのレーベルClearaudienceからの曲やBoobjazz名義での曲、そして超限定EP「Lost Tracks Vol.1」からの「Piano Groove」まで収録した事には、本当に嬉しい事です。トラック毎の説明はコッチを読んでくれた方が早いです。現在多くの有名なDJがNeedsのレコードをプレイしているが、もうこれはNeedsがハウス界において、避けては通る事の出来ないレベルにまで達している事の証明でしょう。Needsのトラックはどこをとっても隙がない、完璧なのです。ドスの効いて締まった低音に、哀愁漂うギターソロ、流麗なピアノの調べ、パッション弾けるパーカッション等が緻密に練り上げられ、美しくも深くそして壮大な展開を創り上げます。フュージョン、テクノ、ジャズ等を上手い具合に融合させエモーショナルなディープハウスを生み出します、それがNeeds。デビューした当初から既に現在と同様にハイクオリティーでその質を落とさずトラックを作り続ける、完璧なプロダクションチームによる完璧なトラック。今現在最も安心して薦められるハウスアーティストがNeeds、もはやCLASSIC。

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| HOUSE1 | 19:00 | comments(1) | trackbacks(2) | |
2004/12/04 KING STREET SOUNDS PRESENTS KERRI CHANDLER @ Space Lab Yellow
色々イベントに悩んだ挙げ句改装後のイエローに行ってみたい事、そして4つ打ちが聴きたい気分だったので、ケリーチャンドラーに行ってきました。内装はB2ラウンジが改装され小綺麗に、そして休憩スペースが多少増えたのかなと。雰囲気は変わっていなかったので良かったです。12時頃着いて前座の人がオールドディスコみたいなの回してたけど、途中からはあげてきてテックハウスやディープハウスも回し初めて気持ち良く盛り上がれました。Francois K-Enlightmentも回したんだけど、その前の壮大なギャラクシーなディープハウスの曲が良かったな。誰の曲か分からないので残念。その後も意外にもLos Hermanos-Resurrectionや、UR-Hi Tech Jazz(Live version)なんかも回したりして棚からぼた餅な気分でした。
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| EVENT REPORT1 | 21:48 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Throbbing Gristle - Mutant TG (NovaMute:NoMu122CD)
Throbbing Gristle-Mutant TG
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Throbbing Gristleと言う昔のバンドのリミックスアルバム。バンドについては余り詳しくは知らないので、気になる人は→の検索先へどうぞ「Throbbing Gristle」。リミキサーは、Carl Craig、Two Lone Swordsmen、Carter Tutti(Throbbing Gristleのメンバー)等。結局Carl Craigのリミックスが聴きたかっただけなのだが、やっぱ彼は凄い。一時期生音重視の方面に行ってしまったので寂しかったのですが、ここ1、2年は初期と同じ様でも違うエレクトリック路線で素晴らしいリミックス作品を残してきました。そして今回のリミックスは音数をかなり絞ってタイトに仕上げ、鋭いシンセがテケテケリードしてゆくストイックな作品。近未来的な音像が浮かび上がってきます。Two Lone Swordsmenはと言うと、エレクトロ+ロックって感じで最近のエレクトロクラッシュ路線なのかな。あんまりエレクトロクラッシュは好きではないけれど、Two Lone Swordsmenのパンク精神溢れる荒々しいリミックスは好きです。あとRatcliffeって言う人もリミックスをしてて、曲は意外と良かったのだけど誰だか全く分からない。調べた所、Basement Jaxxのメンバーだと言う事。ポップで甘く仕立て上げられ、アルバムに華を添えています。他にもノイジーなリミックスもあったり、色々楽しめるリミックスアルバムです。

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| TECHNO1 | 21:00 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Trionisphere (King Street Sounds:KCD-233)
Kerri Chandler-Trionisphere
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King Street Sounds、Large Records、Ibadan等名だたるディープハウスレーベルからEPを出してきたKerri Chandlerが、2003年に久しぶりに出したアルバム。EP中心のアーティストがこうやってアルバムを出してくれる事には、本当に感謝します。Trionisphereのコンセプトは"TRI"、つまり三つのソウル、パーソナリティー、リズムを融合した物。それが"SPHERE"(球面)をクリエイトするからTrionisphereと言う事らしい。どこをとっても金太郎飴の様に4つ打ちのハウスだけだけど、漆黒の図太いリズムはもう彼のトレードマークであろう。硬く重いボトムに弾けるパッカーションが最高に気持ち良い。そしてソウル、そう彼の曲には本当に熱い気持ちが溢れている。最高のリズムに最高のピースフルなメロディー。BlazeやLouie Vegaとも共振する心温まるメロディーだと思います。アルバムと言う事でフロア対応と言う事だけでなく、もちろん家で聴くのにも適しています。ファンキーでソウルフル、そしてピースフルな盛り上がり必至の一枚です。ガラージ、アフロ、ディープハウスを吸収したハウスの定番と言えましょう。明日のYellowでのプレイには期待せずにはいられません。

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| HOUSE1 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) | |