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Miss Djax - Raw (United:DJAX-CD-20)
Miss Djax-Raw
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オランダのレーベルながらも90年代初頭から積極的にデトロイトテクノやシカゴハウスの作品を発表し、マニアの中では人気を誇っているDjax-Up-Beats。そんなレーベルのオーナーこそ女性アーティスト、Saskia SlegersことMiss Djaxです。レーベル自体は1989年頃からあった様なので、約15年を経て初のアルバムが出る事になりました。しかしこのアルバムは良いねぇ、女性アーティストだと思ってなめてると痛い反撃を食らいます。これでもかと言う位のオールドスクールっぷりで、ノリノリなアッパーテクノ、ノコギリで全てをぶった切るようなゴリゴリで荒々しい音で、有無を言わさぬ攻撃性があります。じっくり練り込んで作ったようには思えず、勢い一発で作り上げた感もありますがそこが逆にカッコいい!アシッド、シカゴハウス、テクノをごちゃごちゃに混ぜて、純度を相当高めたシカゴ系テクノって感じですね。DJ Rushも参加している事でだいたいの予想は付くかと思いますが、初期Dave Clarkeが好きな人にも向いている音ですかね。2005年現在になってこんなのが出てくるなんて、まだまだテクノシーンも終わってなんかないですね。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Chris Liebing & Speedy J - Collabs 3000 Metalism (NovaMute:NoMu160CD)
Chris Liebing & Speedy J-Collabs 3000 Metalism
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マンネリズムなハードミニマルシーンに、メタリズム(金属主義)な二人が旋風を巻き起こす。最凶極悪コンビ、Chris Liebing & Speedy Jの超破壊的ハードミニマル爆弾が遂に落とされた。今までにSpeedy JがCollabs 100で Adam Beyerと、Collabs 200でLiteronと、Collabs 300でChris Liebingと、 Collabs 400でGeorge Issakidisと手を組んできたが、ここに来ていきなりCollabs 3000だ!もうタイトルから想像出来るとおり、ゴリゴリのハードミニマル。目の前に工事現場があるんじゃないかと思う位やかましく、そして荒廃したインダストリアルサウンドだ。密度の高い分厚い金属サウンドが唸りをあげて鳴り響き、容赦無しに硬い音が体に打ち付けられる。流行のトライバルでは味わえない極太さ、音の密度、硬さ、どれをとっても比類無き物である。BMPは抑えめにじっくり聴かしてくれるので爽快感と言うよりも、ただただ重厚な戦車に圧倒される感がある。テンポを抑えめにした事で、重々しさが出ているので個人的には最高!久しぶりに衝撃を受けたハードミニマルなアルバムだ。



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| TECHNO3 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Steve Bug - Bugnology (Poker Flat Recordings:PFRCD13)
Steve Bug-Bugnology
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ドイツには本当に素晴らしいテクノレーベルが一杯あるのですが、テックハウス好きにはPoker Flat Recordingsが頭に浮かぶでしょうか。近年はよりミニマルさを増した作風にシフトしている様な気がしますが、Poker Flatのドン・Steve Bugのプレイは派手ではないものの僕のお気に入りです。以前にもこの人のMIXCDを紹介した事はあるのですが、相変わらずそんなに大人気って訳でもなさそうなので、ここでひとまず紹介しておこうかなと。最初に紹介した通り派手なプレイは特になく、最初から最後までディープめのミニマル、テックハウスで平たく緩やかに延々と聴かされる感じです。このくつろげる程の揺るやかさが個人的にお気に入りなのですが、かといって踊れないって事ではないんですね。アッパーに踊らされるのではなく、自然と体が揺らぐ感じと言うべきなのかな、体に馴染みやすいテンポ・グルーヴなんですよ。こういった所はハウスから音を継承しているのかなと思いますが、透明感が有り流麗な電子音はテクノでもあるかなと。また地味と言えば地味ながらも、中盤では妖艶さを見せるドラマティックな曲も挟んだり、しっかりとヨーロッパ的耽美さを感じさせてくれます(Justin Martin、I-cubeの曲が素晴らしい)。クラブで彼のプレイを聴いた時はガンガン上げていたんですけど、実際の生プレイでもこういった緩やかな展開のプレイを聴いてみたい!と思いますが、まだまだ日本のシーンではこういった音を出すイベントは多くなさそうですね。もちろん激しいプレイも好きなんですけど、緩い音楽を酒を飲みなつつ体をゆらゆら揺らしながら聴きたいな〜って思います。

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| TECHNO3 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Swayzak - Groovetechnology v1.3 (Studio !K7:!K7122CD)
Swayzak-Groovetechnology v1.3
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何故にエレクトロポップやニューウェーブ色の強い音楽を作るSwayzakが、こんなクリックハウス系のMIXCDを出したのだろうか?未だに理解は出来ないが、ほんと良く出来た素晴らしいクリックハウスのMIXCDだと思う。と思って再度聴いてみたら、クリックハウスって何なのだろうと思った。当時はこのMIXCDはクリックハウスなんて呼ばれてたけど、今僕が聴く限りではハウス、テックハウス、ミニマルで片が付いてしまうと感じた。一体クリックハウスとはなんぞや?音楽を言葉で説明するのは非常に難しく、やはり実際に聴いて貰うのが一番なんだと常々思う。このMIXCDではBasic Channel、Round Four、Monolake、Studio 1などのいわゆるベーチャン系や、Herbert、Luomoのハウス系、Ricardo VillalobosやAkufenのクリックハウス系の曲、そしてテクノがざっくばらんに使用されているが、散らばった感は全くなくヨーロッパの耽美な空気に満ちている。沈み込むようなダビーな曲や無機質なミニマルな曲が使用されているにも関わらずだ、揺らめくような美しさがある。上手いミックスかどうかより選曲が命、繊細にゆったりと曲を大事に使い、徐々に引き込んでいく求心力を生み出している。そして美しいだけでなくドラッギーな面が表層に浮かんできて、快楽を増長してゆく。正にトラックリスト見ただけで食い付く人は多いだろうなと思う選曲、ベタだけどこれはこれでアリ。寝ながら聴くと快適な安眠剤だし、爆音で聴けば体にズシンと響いてくるミニマルハウス。あれ、結局ミニマルハウスなの?

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| TECHNO3 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Slam - Nightdrive (Resist Music:RESISTCD54)
Slam-Nightdrive
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近年のテクノの流れの一つにクリック、エレクトロニカ化の傾向があると思います。ハードミニマルテクノのDJもクリックハウスを導入した作品を作ったり、MIXCDでも激しいだけではなくクリックハウスを混ぜた緩いプレイをしたり、とにかくジャンルの垣根が徐々に低くなっているのではないかと思います。…ってそんなん余り僕は好きではありません。ハードミニマルテクノのアーティストがわざわざ他の事やらんでもえーやろと!(そうゆう意味じゃSpeedy JとChris Liebingの共作は、終始ハードに徹していて男気を感じましたが)。

それでグラスゴーのテクノ番長、SLAMの登場ですよ!…と久々のMIXCDを期待してたら、こいつらも路線変更しやがってるぜ。あぁ、おいら寂しいよ、SLAMにはハードでソリッドなプレイを期待してるのに、何でSLAMもクリックハウスやらエレクトロハウスやら回して、そんな流行に乗ってしまうかな?もちろんプレイとしては決して悪くはないし新鮮味もあるんだけど、これをSLAMがやる事に余り意味は感じないかなと。全体的にダークで冷えた曲群の中にも妙に艶のあるポップなメロディーが絡むHiroki Esashikaの曲や、プログレ・テクノシーンでも人気を博しているNathan Fakeの曲など、そこかしこに妖艶で美しい曲を差し込んできて上手い流れはあると思います。ただ個人的にはSLAMにはハードであって欲しい、ストレートな4つ打ちを聴きたい、その思いが強いです。てな訳でこのMIXCDよりも、以前に紹介した「Slam - Fabric 09」の方がお勧め出来ます。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jan Jelinek - Loop-finding-jazz-records (~scape:~scape007cd)
Jan Jelinek-Loop-finding-jazz-records
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Jan Jelinekの出世作、「Loop-finding-jazz-records」。まあこの頃は~scapeと言うレーベルもエレクトロニカシーンで注目を集めていたのかもしれないけれど、とにかくこのアルバムは売れた(と言ってもアンダーグラウンドな視点でだが)。アルバム発表の2001年頃はエレクトロニカやクリックハウス、マイクロハウス、そんな流行の言葉がどんどん生まれてくるご時世で、とにかく新しい音に僕もかぶりついては即購入するような状態でした。その中でもJan Jelinekは特に自分の中に衝撃を残して、流行が去った今でもまだまだ忘れ去られていないGOODなアーティストです。当時は音のみを聴いて良いなぁと感じていたのですが、レビューを書くにあたって調べてみると、なんどジャズの曲をサンプリングして短いループのみでほぼ構築されているアルバムなのだとか。コンピューターもシーケンスのみに用いた程度で、ほぼサンプリングのみしか使用していないそうです。全編ほぼクリックハウス状態ですが、Farben名義に比べると多少リスニング色が強く、つんのめるようなリズムの曲もあったり複雑ですね。派手さは全く無く詫び寂びの美しさ、厳かで深淵、かなりストイックです。クリックハウスなんて今では珍しくもないジャンルですが、シーンが拡大した現在でもこのアルバムの水準に達しているのはとても少ないです。か弱い音の一つ一つを、耳を澄まして聴いてみて欲しい。

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| TECHNO3 | 22:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Farben - Textstar (Klang Elektronik:KLANG CD07)
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テクノ、ハウス、ジャズ、ダブなどを吸収し独特のクリックハウス/エレクトロニカサウンドを聴かせるJan Jelinek。本名名義でも活躍していましたが、よりハウシーな音を強調した名義がこのFarben。とても注目を集めたアルバムなので聴いた事がある人も多いかもしれませんが、やっぱり充実したアルバムなんですよね。赤、青、黄、黒のEPシリーズから曲を集めたベストに近い盤で、チリチリと擦り切れるような音、クリクリポクポクと鳴るリズムトラックに、有機的なシンセサウンドが微妙に乗っかり幽玄的で奥深いです。4つ打ちが強調されて緩いグルーヴが程よく心地良く、すぅ〜っと体に馴染んできます。もろにテクノって音じゃなくて生っぽい音を随所に差し込んで温かみが感じられ、優しく柔らかな世界観にうっとりです。ディープめのマイクロハウス/クリックハウス系としては、他アーティストとは一段階違う場所にいるんではないかと。と言っても最近はFarben名義で活動してないので、復活を希望します。田中フミヤのDJセットとかでも使われそうなトラックが多いですね。

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| TECHNO3 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pop Ambient 2006 (Kompakt:KOMPAKT CD47)
Pop Ambient 2006
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毎年この時期になるとやってくるKompakt必殺のPop Ambientシリーズ。どこがポップなんだよと突っ込みを入れたくなるのですが、やっぱりアンビエントミュージックとしては最高品質のコンピレーションだと思います。基本は相も変わらずノンビートな楽曲で構成されて、これをかければすぐに微睡みに陥る事間違い無しの快楽の世界が待ちわびています。静寂の中に響く幻想的な音が単なるチルアウトとは一線を画す荘厳な世界を創りだし、メロディーはポップなのにシリアスな雰囲気を持たしていますね。今作はいままでより艶やかなアコースティック音が使用され、多少人肌を感じさせる温もりがありますね。ダンスミュージック最前線のKompaktが送り出す、ダンスで疲れた心と体を癒すPop Ambientシリーズ。これを買っておけば間違い無いっ!

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Pop Ambient 2005の以前のレビュー

シリーズ化してるから
「Pop Ambient 2005」
「Pop Ambient 2004」
「Pop Ambient 2003」
「Pop Ambient 2002」
「Pop Ambient 2001」
もどうぞ。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Vince Watson - Echoes From The Future : View To The Past (Bio Music:BIO017CD)
Vince Watson-Echoes From The Future : View To The Past
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近年テクノシーンに於いてJoris Voornと共にヨーロッパで株を上げているのが、このVince Watsonであろう。活動歴は10年位だろうか、その割に日本ではまだまだ地味な扱いだが一部では評価はかなり高い。Joris Voorn同様にスタイリッシュでメロディアスな作風が評判で、Jorisに比べるとアナログシンセの温かいサウンドとストレートな4つ打ちが得意である。EPは結構な量を発表しているのだが、やっとアッパー目のテックハウスアルバムが出たので嬉しい限り(今年上半期にも「Sublimina」と言うアルバムは出しているが、リスニング向けだったりする)。しかしどうだいこのアルバム、どこを切っても金太郎飴の様に変わり映えがないねぇ(笑)薄く透き通るシンセサウンドが全編使われて、浮遊感のある4つ打ちテックハウスが最初から最後までずっと続くんだよね。一曲一曲の水準はかなり高いけれど、この人一本調子なんだなと再認識出来た。どうせならこの道をずっとやり続けてくれよ、そうしたら偉い。けなしてる訳じゃなくて、この道を極めて欲しいだけだよ。UK版デトロイトテクノとも取れる音なので、この手の音が好きな人には一発で好きになれるのではないかな。Vince本人もアルバムライナーの中で「自身の音楽の経歴の中で、この地点に来るまで随分時間がかかった」と書いていた。結構な気合いの入れ様と、ある一つの達成感みたいなのがあるんだろう。なんだかんだ素晴らしいアルバムが、また一つ登場した。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(3) | |
System 7 - Seventh Wave (A-Wave:AAWCD007)
System 7-Seventh Wave
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先日素晴らしいライブを披露したSystem 7の通算7枚目のフルアルバム。GONGの頃からの活動歴を考えると相当ベテランなのですが、未だ持ってテンションが全く落ちないのはほんと凄いです。このアルバムでもアッパーでサイケデリックなテクノ〜プログレッシブハウスを展開しています。元GONGと言う事もあってロックのアグレッシブさもあり、又トランシーでもあります。特にエレクトニック系のユニットにも関わらず、ギターは咆吼して唸りをあげてディレイを繰り返しSystem 7を特徴付ける音を出します。Alex Peterson参加の「Soft Rain」ではやはりダブアンビエントを展開し、「Sal Del Mar」や「The Abyss」ではイビザみたいな快楽的な心象が浮かんでくる。ライブではアッパーな曲しか演奏しないけど、アルバムはバランスが取れていて家で聴くには良い感じですね。90年前半はこういったバレアリック関係のユニットが色々あった感じがするけど、今でも残っているの少ないんではないでしょうか。昔の「Steve Hillage-Rainbow Dome Musick」とかも心地よいアンビエントでお薦めですが、今も昔も実はそんなに音楽性が変わって無い事に気付くでしょう。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |