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Martin Buttrich - Stoned Autopilot (Planet E:PLE65296-1)
Martin Buttrich-Stoned Autopilot
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更にCarl Craig関連で今度は彼のレーベル・Planet Eから作品をリリースしているMartin Buttrichなるアーティスト。彼についての情報は殆ど知らないのですが最近だとCocoon RecordingsやPoker Flat Recordingsからリリースしたり、また10年以上前から変名で作品をリリースしたりしているそうです。またミニマルシーンで活躍しているLoco Diceがおりますが、Locoの作品の多くで共同プロデューサー兼ライターとして名を連ねております。実はMartin Buttrichってかなりの実力の持ち主なのかしら?紹介はそれ位にして実際に聴いてみましたが、かなり、いや超絶素晴らしいじゃないですか。A面の"Stoned Autopilot"が特に目を見張る内容で、端的に言うと最近のCarl Craig風。音数が少ない展開からじわりじわりとシンセリフでビルドアップし、そして不気味に輝くサイケデリックな雰囲気を醸し出し、いつのまにか闇のどん底に引きずり込むようなダークサイドテクノ。これはCarl Craigにも匹敵する一曲だと断言します。B面の"Cruise Control"はそこまでヘヴィーでもなく、クリックを意識した様なスムースなミニマル調でA面よりノリは良いね。単なる流行のミニマルを追いかけた様な作品ではなく、もっとリズム等も凝っていてグルーヴィーで良い感じ。こりゃ是非ともPlanet Eからアルバムをリリースしてくださいな!(Cocoon Recordingsからじゃなくてね!)

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| TECHNO6 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Hot Lizard - The Theme 2008 (NRK Sound Division:NRK136)
Hot Lizard-The Theme 2008
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Presence、Love From San Francisco名義でも活躍するCharles WebsterもメンバーになっているHot Lizardの1995年作が、ニューリミックスを収録してリイシューされております。注目はやはりデトロイトの天才・Carl Craigのリミックスですが、実は1995年に既に発表されておりまして特に新作と言う訳ではないようです。確かにそう言われてみると昔のCarlの作風に近いアナログ的で柔らかいシンセ音が中心で、ローファイな質感が懐かしくも未来的な予兆を感じさせます。最近の作風よりはモロにデトロイトテクノ風で、やっぱり昔からCarlは才能が突出していたなと再確認。Charles Websterが手掛けた新録の2バージョンは、片方は流行っぽくどぎついシンセが入ったねちっこいエレクトロハウス。ぐいぐいと惹き付けられる締まりのあるリズムトラックは、きっとフロアでも腰を揺らしまくるはず。もう片方は夜を感じさせるムーディーなディープハウスにアレンジされており、叙情を感じさせる内容です。

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| TECHNO6 | 21:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Tony Allen - Kilode (Honest Jon's Records:HJP39)
Tony Allen-Kilode
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多分テクノと言うジャンルにおいて一番の働き者であるであろうCarl Craig。自身の作品も程々には多いのですが、それ以上に他人のリミックスワークを尋常なペースで手掛けております。そして面白いのが彼の才能に目を付けるのは別にテクノシーンのアーティストだけではなく、ジャンルの垣根を越えて彼にリミックスを頼むアーティストが意外にも多いのです。最近だと浜崎あゆみなんかもCarlにリミックスを依頼してたりして、遂にCarlもお茶の間進出か?(んな訳はないわなw)。で本作はゴッド・ファーザー・オブ・アフロビートなんて呼ばれているらしいTony Allenの曲をCarlがリミックスしております。オリジナルは生太鼓がポコポコな土煙の舞うアフリカンな内容ですが、Carlが手をかけると完全にCarlの音楽へと生まれ変わります。まあしかしここ数年の彼のリミックスワークを聴いていると、以前のピュアで荘厳な雰囲気を持ったシンセ音は封印され、むしろどぎつく恍惚を誘う様なサイケデリックな感覚のシンセ音が多いなと思います。どっちが良いとか悪いではないけれど、かなり上物シンセは強烈に響いておりますね。そう言えばオリジナルアルバムをなかなか製作してくれないのでやきもきしますが、リミックスが相当に多いので我慢しちゃるわ。でついでに今までのリミックスワークを全部まとめてCD化してちょ(一体CD何枚組みになるのかしら?)。

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| TECHNO6 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Sven Vath - In The Mix : The Sound Of The Fourth Season (Cocoon Recordings:CORMIX007)
Sven Vath-In The Mix : The Sound Of The Fourth Season
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最近は仕事の都合で行きたいパーティーも行けない事が多く、結構ストレスが溜まり気味。幾ら生活の為に仕事が大事とは言え、自分の趣味が台無しになる様な仕事をしてたんじゃ何の為に仕事をしてるのかと気が重くなります。今年中には今の現場から平日日勤のみの現場に移らせて貰うように上司に懇願でもするかな。

GW前後に行きたいパーティは幾つかあるけれど多分行けなそうで、今の所行けそうなのがSven Vathが出るCocoonのパーティー位なんだよね。率直な意見としてSvenのプレイにはさほど興味が無いのでそこまで行きたい訳じゃないんだけど、これに行かないと他のパーティーには行けなそうだしなー。Svenのプレイはただ最近のヒット曲をぱらぱらと繋げるだけなので、矢継ぎ早で豪快なプレイやらミキサーをぐりぐり弄るプレイが好きな自分としてはそんなにSvenに好感を持ってないんですわ。Cocoonと言うレーベル自体も既に人気のある他のレーベルのアーティストの作品をリリースするだけだし。まあ流行に乗るのは上手いレーベルだとは思いますけどね。でもSvenが手掛けるこの"In The Mix"シリーズの4作目は、意外にも僕は好きだったりします。2枚組みで真夜中の熱狂的なプレイの"Mon"と昼間のアフターアワーズを意識したプレイの"Day"に分かれていて、どちらもメロディーがふんだんに使われた楽曲を多く使用しております。まっとうに4つ打ちを聴かせるだけではなく、ミニマルやダウンテンポやエレクトロニカ、果てはノリノリでロッキンな曲まで回してやたらとテンションの上げ下げが多く盛り上がりますね。特に"Day"の方はディープな雰囲気に元々トランス出身であった事を思わせる情緒的な快楽も滲み出ていて、耽美で狂おしい美しさを感じられるはずです。いまいち統一感の感じられないプレイではあるんだけど、快楽に落とし込むトランス感覚はSvenの得意とする分野ですね。

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| TECHNO6 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Steve Bug - Bugnology 2 (Poker Flat Recordings:PFRCD16)
Steve Bug-Bugnology 2
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近年のミニマル隆盛と共に知名度を上げたPoker Flatのボス・Steve BugのMIXCD。既に結構な量のMIXCDをリリースしていて、本作は2006年にリリースされた物。彼のMIXCDはほぼ全部揃えているのですが、どの作品も淡々としていてクールなプレイが多いのが共通しています。リリースが増えるにつれてどのMIXCDも音が似通ってきているので、個人的にはもっと違ったプレイも聴いてみたくなってきたこの頃。だからと言って決して本作の質が低い訳でもなく、やはりミニマル系のDJでは安定したプレイでぼちぼちの質を保っております。ミニマルと言ってもただヒプノティックな音を追求するのではなくて、もっと肉体的と言うかリズムが直感的に体に来る感じのトラックが中心でしょうか。カチコチ系のパーカッションをベースに不安げで陰鬱なシンセがどろどろ入ってきて、ずーっと暗い夜道を彷徨う様なダークな展開で控えめに言っても派手は展開は無し。音数の少なさや不気味なベース音やら狂気を感じさせる雰囲気やら、そんな所にシカゴアシッドの影響なんかも感じたりしますね。事実他のMIXCDではシカゴハウスも回してますし。しかしまあ本当に地味と言うか淡々と冷たく、まるで能面の如く無表情なプレイですな。体感温度が下がりそうなひんやりとした音楽だね。

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| TECHNO6 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ken Ishii - Jelly Tones [Original recording remastered] (R & S Records:RS95065CD)
Ken Ishii-Jelly Tones
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今日もこの度のR & Sのリイシューシリーズの一つ、純国産の世界基準テクノ"Jelly Tones"(過去レビュー)の紹介です。とにかく初期の頃のケンイシイは凄かったと言うか、唯一無二の音を鳴らしていてオリジナルとは彼の為にあった言葉でしょう。模倣や再構築の繰り返されるテクノの歴史の中で、ケンイシイの音は東京から発せられた未知の音であり未来の音でもありました。何と言っても目を見張るのがその特徴的な音。向こう側が透けそうな位に透明度の高いシンセサウンド、それが彼の音楽を特徴付けていると言っても過言ではない。またデトロイトのエモーショナルさ、ヨーロッパーのエレガンスとも異なる感覚、それは多分日本と言うテクノロジー大国から生まれた未来感なのに違いない。この作品がリリースされた1995年、ケンイシイはまだ25歳。若くしてその存在を世界に知らしめた本当の天才。そして現在もケンイシイはテクノの未来を見据えている。

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| TECHNO6 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Aphex Twin - Selected Ambient Works 85-92 [Original recording remastered] (Apollo:AMB3922RM)
Aphex Twin-Selected Ambient Works 85-92
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さてこの度のR & Sのリイシューシリーズの中でも特に注目すべきは、やはりこの作品、Aphex Twinの"Selected Ambient Works 85-92"でしょう。数年前までは中古で見かけるのも珍しくなかったのですが、いつのまにかレア化していた様で最近ではオークションなどでも高騰していたみたいです。こんな傑作が手に入れづらいなんて、テクノの普及にとっては大変なマイナス要因であり残念な事でありました。なので今回のリイシューは本当に喜ばしい事で、今こそ全世界で一家に一枚普及させる時なのです。内容に関しては過去レビューでも書いているのですが、夢と現実の狭間で快楽と狂気を行き来するテクノって感じでしょうか。今更特に説明なんか必要無い位の歴史的大傑作なので、テクノ好きは必ず買っておけと言うアルバムです。しかしこの作品が世に出てから既に15年が経っているのに、尚もこのアルバムはそのオーラを失うどころか輝き続けております。多分このアルバムは一生聴き続けるんだろうなと僕は思います。

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| TECHNO6 | 20:45 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Model 500 - Classics [Original recording remastered] (R & S Records:RS931RM)
Model 500-Classics
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90年代のテクノシーンに栄光をもたらしたレーベルと言えばR & S、Warp、Rising Highですね。かつてはソニテクが率先してこれらのレーベルの日本盤をリリースしたりしていて、日本でも人気を博しておりました。しかし回転の速いテクノシーンではどんなに大御所レーベルであろうともすぐに廃れてしまう傾向がありまして、今ではWarpしか生き残っていないのはご覧の通り。レーベルが倒産するのは日常茶飯事なものだから、名作と呼ばれる作品もどんどん廃盤となる悲しい始末。

そんな中2006年にはR & Sが復活を遂げておりまして、過去の名作を掘り起こす事を始めています。今日紹介するのは5月にも来日予定があるJuan AtkinsことModel 500の初期ベストアルバム"Classics"です。リイシュー祝いに久しぶりに本作を聴いてみたのですが、意外にも良かった。と言うのは以前に聴いた時の感想は、チープで古臭いエレクトロと言う記憶しか残ってなかったんですわ。なんせ85〜90年位の作品ばかりだから確かに音自体は古いんですよね。でもテクノに慣れた今の耳で聴いてみるとファンキーなベースラインは既に健在だし、ピコピコなシンセサウンドやロボットボイスなどはその当時だとかなり新鮮な音だったに違いないと思わせられます。今でも古臭いと言う印象は変わらないのですが、古臭い事が悪い事では無いと言う事を再認識させられました。むしろ変わらなくて良い物も世の中にはあるのです。ここにはテクノの始まりが詰まっているので、テクノファンでまだ未聴な方には是非とも聴いて欲しいと思います。

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| TECHNO6 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Aril Brikha - Prey For Peace (Music Man Records:MM116)
Aril Brikha-Prey For Peace
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ここ2日話が分断されてしまいましたが、当初の予定通り本日はAril BrikhaのEPを紹介します。先日紹介したEPは2007年に入ってからの比較的新しい音源なのですが、個人的に一番好きなのは2005年に突如としてリリースされた本作。これは本当に最高としか言えない傑作で、"Groove La Chord"と同等、いやそれ以上の高揚感を持った内容です。A面の"Prey For Paece"は覚醒的なシンセリフが特徴的なデトロイトテクノ風ですが、それよりも音はもっとどぎつく強烈に響いております。そして何より近年の作品に比べるとボトムが大変重く鋭い切れ味を持ったリズムトラックが聴け、彼の作品の中でもハードな部類に属すと思います。これはクラブで流れたらフロアが阿鼻叫喚でしょうね。そしてB面の"Dissorganised"もこれがまた名作で、虚ろでドラッギーなシンセと共にアシッディーなサウンドも絡んでくる狂気極まりないトラック。神経にビリビリ来るような刺激的な音がこれでもかと出て来て、中毒的にはまってしまいます。両面とも彼が手掛けた作品中で一二を争う位の出来で、これはテクノ好きならば是非とも手に入れて欲しい傑作だと断言します。

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| TECHNO6 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ricardo Villalobos - Love Family Trax (Goodlife Records:RTD 314.5002.2)
Ricardo Villalobos-Love Family Trax
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先日Ricardo VillalobosのDJプレイを生で体験したのですが、自分が持っている彼のMIXCD三枚全てと実際のプレイに差があり最初は結構驚きました。もちろん生のプレイも良かったしMIXCDも良いので、MIXCDを気に入った人は実際にDJプレイを聴きに行く事をお勧めします。本日紹介するMIXCDはVillalobosの初のMIXCDなのですが、調べた所によると市場での価値が高騰していてとんでもない額で転売されております。自分は丁度日本でクリックハウスなるムーブメントが流行っていた頃に、良く分からずに本作を購入したのである意味運が良かったのかなと。そして内容も彼のMIXCDの中ではピカイチですが、最近の作風とは結構かけ離れていてポクポクな土着系リズムも聴けるのですが、それ以上にトランシーな要素が大きいです。クリクリと丸みを帯びたキックが入るリズムトラックを中心にハウシーなグルーヴを紡いでいくのですが、上物にトランスに近い感じのうっすらと情緒漂う音が入ってきたりして最近のVillalobosからは窺えない音が見え隠れしています。ミニマルとテックハウスの中間位の音と言えば良いでしょうか、なかなかの美メロが聴ける内容です。そう言えば昔は彼もエレガンスなメロディーを多用したトラックをリリースしていたけれど、最近は作風がほぼ土着系に定着してしまってるんですよね。土着系も悪くないけれど彼には本作から窺える耽美でセクシーなトランス要素も期待している訳で、昔の作風の復活をどうしても望んでしまいます。本作は少々音が薄っぺらくて線が細い気はしますが、これ位の方がメロディーがリズムトラックに負けないので丁度良いのでしょう。

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| TECHNO6 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |