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Santiago Salazar - Arcade (Macro:MACRO M11)
Santiago Salazar-Arcade
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前述のCarl Craigとは対称的に、精力的に楽曲をリリースしている元UR軍団で元Los Hermanosのターンテーブリスト、現在はIcanとしてCarl CraigのPlanet-EからもEPをリリースするDJ S2ことSantiago Salazar。テクノ、ハウスどちらも器用にこなす優秀な新星ですが、最近はデトロイトにこだわらずにヨーロッパ的な楽曲も作ったりしています。新作はなんとミニマルアーティスト・Stefan GoldmannのレーベルであるMarcoから。オリジナルはメロディアスではあるがどことなく憂鬱を感じさせるシンセが特徴なテック系。DJ S2にしては珍しく、どんより沈み込んでいくようなディープ目のトラックですね。そして今回注目すべきはStefan Goldmannのリミックスで、なんと14分にも及ぶ力作を披露しております。最初はミニマルなのに途中から尺八とか琴?みたいな和風サウンドが入ってくる奇想天外なリミックスで、DJとしては非常に使い所が難しそうな曲ですね。面白いけれど、これで踊れる…のか?終盤ビートレスだし、プレイの最後に使えば良いかもね。

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| TECHNO7 | 09:30 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Carl Craig - Angel Remixes (Planet E:PLE65308-1)
Carl Craig-Angel Remixes
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一向にアルバムや新作を出す気配が無いデトロイトの至宝・Carl CraigのリミックスEP。才能の高さは分かっている、実際にリミックスワークも素晴らしい、ならはよオリジナル音源出せやとどつきたくなりますが、ここは我慢。本作は2005年にリリースしたEPの中から、"Angel"を元スピリチュアルディープハウサーで現テクノ化したJerome SydenhamとKeith Kempって言う誰だか知らない人がリミックス。Sydenhamのリミックスは文句無しのフロアトラックで素晴らしい。ゴツゴツ硬めで重いキックの4つ打ちを強調したテックなミニマルで、疾走感もあるし真夜中のフロアで一気に盛り上がれる感じがします。一方Kempの方はオリジナル音源をそんなに壊さずに、メロウでディープな雰囲気を生かした正にデトロイトテクノ的なリミックス。中盤からジワジワと恍惚のシンセが入ってきて気持ち良いね。どちらも良いよ良いよと思いつつ、Carlさんには早く仕事をして欲しいと切に願います。

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| TECHNO7 | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Miss Djax - Djax-It-Up (United Recordings:UTD7004)

Miss Djax-Djax-It-Up
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シカゴ系のテクノやハウスを量産しているオランダのDjax-Up-Beatsはサスキア嬢ことMiss Djaxが運営する歴史の長いレーベルなんだけど、調べてみたら1989年設立なんで今年で20周年って事になるんですね。移り変わりの速いクラブミュージックの界隈で20年もレーベルを続けると言う事は本当に驚くべき事で、そして今も現在進行形なんだからただただ感嘆するのみ。そんなレーベルのサンプラーとも言えるMIXCDが本作で、Miss Djaxがレーベル音源を使用して超絶勢いのあるミックスを披露しております。いや〜これめっちゃいいわー、テンポは速いしパンピンだしめちゃゴリゴリでアシッディーで糞ファンキー!!!!シカゴハウス…じゃなくてシカゴテクノとでも言えば良いのかな、シカゴの不良っぽいサウンドを直線的なリズムでアッパーに仕上げた荒くれサウンド。余りにも豪快過ぎて思考を挿む余地が無く、ノリノリで一本調子な勢いに吹っ飛ばされてしまうね。しかしこの懐かしい感じは何だろうと考えたら、そう、自分が好きだった頃のJeff Millsみたいなんだ!!!!とにかくテンポも速ければ繋ぎも速いし、全てを薙ぎ倒す嵐の様な攻撃性があるんだわさ。でもこれをプレイしているのがMiss Djaxって言う女性なんだよな、すげー女性だな…。

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| TECHNO7 | 08:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
The Field - Yesterday And Today (Kompakt:KOMPAKTCD72)
The Field-Yesterday And Today
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ドイツKompaktから衝撃のデビューを飾ったAxel WillnerことThe Fieldの2ndアルバムが到着。1stも文句無しの内容でしたが、新作は更にパワーアップし充実した内容。収録曲は六曲と少なめですが一曲が長尺な大作志向で、更にはBattlesのドラマーの参加や様々な生演奏を取り入れた事により、ラフではあるけれど臨場感の感じられるバレアリックでテックな音が響いてきます。例えるならば眩いばかりの真っ白な光が空間に充満し、全てがホワイトノイズにぶわぁ〜っと包まれてしまうような感覚。光の粒子が燦々と輝きながら放射され、真っ白の世界に溶け込んでしまう。そんな風に音が洪水のように空間に満たされ、濃霧の如く北欧の神秘の世界に誘い込まれてしまいます。そしてそこに待ちわびるはノスタルジーな夢幻の悠久。ディスコティックなのに牧歌的、ミニマルなのにポップで、ダンスミュージックなのにロック的、色々な要素が詰まっていてかなりお勧め。

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| TECHNO7 | 08:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Len Faki - Berghain 03 (Ostgut Tontrager:ostgutCD08)
Len Faki-Berghain 03
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現在のドイツテクノの中心の一端を担うOstgut Tontragerから、ベルリンの代表的クラブ・BerghainのオフィシャルMIXCDの第三弾がリリース。新作を手掛けるのは割とソリッドでハード目なテクノを得意とするLen Faki。ミニマル隆盛の現在においても旧ミニマルらしい作風を残してもいるし、去年体験したDJプレイでも激アッパーで勢いを感じさせてくれたので本作にも期待をしておりました。で内容はばっちし、期待を裏切らない硬派なテクノ中心。オープニングはいきなりチルアウトなんでびっくりしましたが、それ以降は硬めで暗黒系ミニマル中心。さほどハードではないけれどメタリックで黒光りする音の響きが深い世界を展開し、中盤で自身やRadio SlaveのトラックでBasic Channelばりのダビーなミニマルに移行、かと思えばそこからはディープハウスやLaurent Garnierのクラシックでぐぐっとエモーショナルに染まるなど、意外にもバラエティーに富んだ展開。相反する金属的な冷たさと人間的な温かさが並んではいるものの、抑揚のある展開や奥行きを感じさせる音響があって飽きないミックスだと思います。ようやくテクノの中心地ドイツからミニマルブーム以降の音が、徐々に増えてきたので個人的には嬉しい限り。

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| TECHNO7 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
The Black Dog - Further Vexations (Soma Quality Recordings:SOMACD077)
The Black Dog-Further Vexations
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インテリジェンステクノを引率してきた大ベテラン・The Black Dogが、前作から一年弱でニューアルバムをリリース。オリジナルメンバー脱退時の低迷期はどこへやら、ここ数年の作品のクオリティーは人気があった頃を軽く上回っており、新作もオリジネーターとしての存在感をびっしばしと感じさせてくれます。知的で荘厳な世界観は変わらずに果てしなく続く未来を喚起させると共に、新作は今までに以上にダンスフロアを意識させる4つ打ちトラックが多め。元々ブレイクビーツを多用していてグルーヴィーと言う点では変わらないけれど、それが直球勝負になった事で更にテクノとしての音が強くなった様に感じさせます。しかし今までの中で底無しに暗い、光が届かない超深海の如くダークである。何故こんなにも彼等は世の中から隔離された音を発するのか、まるで世捨て人の様に。周りでどんな音楽が流行っていようが、The Black Dogの音楽には変わらない一貫性がある。これはまるで彼等の音楽が、永遠の禅問答を繰り返しているのではないか。永遠に謎が解ける事は無く、神秘のヴェールに包まれたままなのかもしれない。電子と知性の鬩ぎ合いの果て生まれたインテリジェンステクノの境地がここにある。

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| TECHNO7 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Slam - Ghost Song (Soma Quality Recordings:SOMA257)
Slam-Ghost Song
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Soma Recordsの主宰者であるSlamのトラックを、大人気Joris Voornとスペインのアーティスト・Promptがリミックス。まずはJorisのリミックスですが、まんまJorisのオリジナルトラックかと思わせるスタイリッシュで綺麗目のシンセリフを使ったメロディアスなテクノです。最近のミニマルっぽいクールな印象もあるけれど、ぐぐっとうねるグルーヴもあるし派手ではないけれど安定感のある作りですね。途中からデトロイトっぽいストリングスも入ってきて、良い感じ。で裏面のPromptのリミックスなんだけど、これはモロに今時のミニマルだねー。う〜ん、ヒプノティックな上物は入っているけれどやっぱり淡々とし過ぎていて味気ないし、のっぺりしたグルーヴしか感じられないんですよね。ツールとして考えると非常にミックスし易いトラックだろうしクラブで聴いても繋ぎとしては良いと思うけれど、似たようなトラックが溢れすぎていてもう個性なんか全く無いじゃん。カチコチカチコチばかりのミニマルはもう止めないか?

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| TECHNO7 | 01:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Vince Watson - Duality Pt1 (Mule Electronic:MULE052)
Vince Watson-Duality Pt1
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ついでにもう一枚、Vince WatsonのEP。こちらは昨年に日本のMule ElectronicからリリースされたEPですが、まあどこのレーベルからリリースしようとそんなに作風に変化は無いのがVinceの持ち味。A面の"Dualism"は彼の中ではそこそこハードめなトラックですが、途中からウニョウニョでどぎつい上物が入ってきて微妙にトランスっぽい感じがします。とは言えぎりぎりトランスに行かずに、幻想的なシンセストリングスで毒を中和して、疾走感のあるデトロイトテクノ風に何とか仕上げたようなイメージ。フロアの爆音で聴けば俄然盛り上がるのは、誰にも予想出来る良作。B面の"Ghost In The Machine"はタイトルが格好良いですが、バーカッシヴなリズムが効いているせいか引き締まってファンキーな仕上がりで、A面の微妙にトランシーなトラックに比べるとこちらの方が普段のVinceっぽいかなと思います。コズミックな上物シンセが散りばめられていて、デトロイトをそのまんま継承した様なハイテックテクノですね。うむ、両面文句無しにお勧め。

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| TECHNO7 | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Vince Watson - My Desire (Planet E:PLE65305-1)
Vince Watson-My Desire
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デトロイト病に冒された人間の一人・Vince Watsonの新譜は、本家デトロイトテクノのパイオニア・Carl CraigのPlanet Eからのリリース。疾走感のあるリズムトラックに美しいシンセサウンドを重ねるVinceの作風はまあ基本的に毎度の事なんだけど、本作はPlanet Eからのリリースと言う事もあってかかなり本気印。A面の"Qualia"はいつものVince節と言うか、テクノな4つ打ちにシンセの薄いヴェールが乗っかった幻想的でロマンティックなデトロイト風テクノ。あくまで"風"が付くのはデトロイトの要素であるファンキーな面が薄いからですが、デトロイトをヨーロッパ的に解釈したテクノと言う意味では非常に素晴らしいトラックだと思います。そして今回の目玉はB面の"My Desire"、これはなんと69(Carl Craig)の"Desire"をビートレスに解釈した曲だそうで。長尺ビートレスな曲なんだけど、これが涙を誘う程の美しさと心を揺さぶる感情的なドラマが詰まっていて、Vinceの才能大爆発なトラックなのです。所々に"Desire"のメロディーらしき旋律が浮かび上がり、そして途中からは泣きのピアノが乱れ打ちし激情の瞬間が待ち侘びるドラマティックな展開。文句無しに泣ける一曲。この勢いでPlanet Eからアルバムも出して欲しいなと思います。

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| TECHNO7 | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Surgeon - Basictonalvocabulary (Tresor:Tresor73)
Surgeon-Basictonalvocabulary
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先日のSurgeonのDJセットは破壊的なインダストリアルサウンドでしたが、彼の作るトラックもひんやりと無機質ながらも硬い金属音が連なるミニマルテクノで男気に溢れています。そう言えばパーティーでの男率は9割超えていたんじゃなかろうか、猛者が集まり過ぎでしたわw。つか間違いなくSurgeonは女の子には受けない。女の子でこの手の音楽が好きな人は、一般的に言えばオタクだろう。いや、俺はそんなオタク女子は大好きですが。しかしこのSurgeonのアルバムは本当に素晴らしいよ、全く以ってして無駄が無い。甘さも無い。感情などここに存在するのだろうか。完全なるマシングルーヴに制御され、理路整然と硬い金属音が組まれた完璧なるミニマル。ここまで来ると好きか嫌いかがはっきり分かれる音なんだけど、好きな人には一生聴き込めるテクノであろう。実用性、機能性を追及した反復のフレーズが際限なく続く単純な構成ではあるが、それなのに何故彼の音はファンキーな感情を呼び起こすのだろうか。今のミニマルとは全く音が異なるのでSurgeonをミニマルと呼ぶと語弊があるのかなと危惧するけれど、これぞかつてはミニマルと呼ばれていた音なのです。

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| TECHNO7 | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |